2023 · 05 · 30 (Tue)
15:00
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3連戦の最初の打席で大谷翔平の足が狙われた!もちろん故意ではないことを祈りたいが、それでもブランドン・ドルーリーが2死からレフトへ3ラン本塁打を叩き込んで3点先制。さらにマット・サイスも2者連続本塁打。エンゼルスが1回に4点をあげて初回から楽勝ムード。6対4でエンゼルスが勝利して連敗を止めた。
MLB2023 GAME DAY
キャニング好投、ジョイスが衝撃デビュー
味方の一発攻勢で大谷にとっては痛む足を無理することなく生還したのは幸いだったかもしれない。3連敗で乗り込んだ敵地シカゴでのホワイトソックス3連戦GAME1。それだけにドルーリーの先制9号3ランは意味があったように感じた。
一方、エンゼルス先発のグリフィン・キャニングは6イニングで3失点、9奪三振と2試合続けての安定感を見せた。これで4勝2敗。最後はカルロス・エステべスが締めて13セーブ目を挙げた。
エンゼルスは連敗が続くと大谷翔平周辺もあわただしくなってくるだけに、ここで予定通り連敗を止めたのは良かった。
ただし、明日は相手の先発がルーカス・ジオリトだけに苦戦するだろう。GAME2に負けが多いエンゼルスにとってはジオリトの調子は良くないとはいえ警戒する必要はある。当たりのないレンフローを休ませてもいいかもしれない。
ベン・ジョイスが衝撃のデビュー
この試合では、大谷、キャニング、エステベス以上に見せ場を作ったのが、先日2Aから昇格してメジャー初登板になった22歳右腕ベン・ジョイスだった。
ジョイスは1イニング12球を投じたが、そのうち11球が100マイルオーバー。先日も紹介したが、テキサス大時代に最速105.5マイル(約169.8キロ)の剛速球を計測しているということだったが、それを感じさせる内容だった。
Ben Joyce's sinkers from his first MLB inning:
— Codify (@CodifyBaseball) May 30, 2023
102 100 102 101 100 102 102 102 101 101 102
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先頭の6番アンドリュー・ボーンに対して初球は名刺代わりの102マイル(約164.1キロ)のシンカーを投げ込むと、ボーンには2ストライクから外角低めのカットボールをレフト前に弾き返されたが、次のギャビン・シーツに対してはカウント1-2から外角高めへの101.8マイル(約163.8キロ)のシンカーでメジャー初の空振り三振。
続くロミー・ゴンザレスにも100.6マイル(約161.9キロ)のシンカーで連続空振り三振に打ち取った。
4人の打者に12球を投じて11球が100マイルオーバーの火の玉デビューだった。最速102マイルのシンカー。球速だけを見ると大谷翔平より速いから驚く。
中継ぎ投手はピンチの場面で三振を取れる能力が評価される。マイナーでもセーブの場面を任せれていた。前半戦で経験を積めばエステベスが疲れてきた時にクローザーとして起用される日が来るだろう。
同じ2022年ドラフト組のザック・ネットも攻守でチームの勝利に貢献している。大谷翔平がどれだけ活躍しても地区優勝どころか何年間もポストシーズン進出もできていないエンゼルス。ネトやジョイスらの昇格したルーキーたちがブレイクスルーのきっかけになるかもしれない。
大谷は何とかフル出場したがノーヒット
みんなが気になる大谷翔平は死球の後も出場。サードへのファウルフライ、空振り三振、空振り三振、ショートゴロだった。この日は、4打数ノーヒット、1死球。打率を.263まで下げた。
打者としての直近5試合は20打数2安打1本塁打、1打点、8三振。ゴロアウトが多いのも目立つし、セカンドゴロ併殺打2も記録している。大谷にしては珍しい。調子が良くないのは事実だ。
しかし、ユニコーン大谷翔平のことだからシカゴがダメでも次節のヒューストンのアストロドームで爆発してくれるだろう。わくわくしながら応援したい。
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Last Modified : 2023-07-28