2022 · 11 · 03 (Thu)
07:00
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空席だったホワイトソックスの新監督が内定したようだ。これで来季に向けて7球団に新監督が誕生したことになる。
30球団もあれば下位に沈んだ球団の2割ぐらいが毎年入れ替わるので珍しくない光景だが、来季はフルシーズン初采配の監督が多いように感じる。
球団人事
ホワイトソックスの新監督も決定!
ESPNのバスター・オルニー記者が報じているが、ホワイトソックスはロイヤルズのペドロ・グリフォル・ベンチコーチを新監督に招聘する方針を固めたようだ。
公式な発表は今週後半に予定されているみたいだが、新監督を補佐するベンチコーチには前ブルージェイズ監督で57歳のチャーリー・モントーヨ氏の起用も内定しているという。
The newser on Pedro Grifol's hiring. https://t.co/sIUpRJ2H8f
— Buster Olney (@Buster_ESPN) November 1, 2022
ラルーサ監督の退任から始まった監督探し
ホワイトソックスはトニー・ラルーサ監督が任期満了を前に引退を表明したことが想定外だったのか新監督探しに意外と時間がかかっていた。
メディアの報道では、アストロズのジョー・エスパーダ氏、ヤンキースのカルロス・メンドーサ氏、ラルーサの代行を務めたミゲル・カイロ・ベンチコーチらも候補に挙がっていたが、ペドロ・グリフォル氏に決まったようだ。
グリフォル新監督の経歴
グリフォル氏は1991年にツインズからドラフト6巡目(全体154位)指名を受けプロ入り。99年までツインズとメッツのマイナーでプレーした。
引退後はマリナーズでマイナーの編成部門に従事。2013年からロイヤルズでコーチを務め、20年にベンチコーチに昇格していた。
グリフォル氏は、今月後半に53歳になるがホワイトソックスのOBでもなければ在籍経験もない。
ホワイトソックスのリック・ハーンGMはシーズン終了後の記者会見で「これまで監督の人選の幅が狭すぎた」ことに言及していたが、今回の選考ではチームの在籍経験の有無にかかわらず、クラブハウスでの選手とのコミュニケーション能力など人物本位、能力重視で選考したようだ。
グリフォル氏は、2013年からロイヤルズの組織に所属しており、その過程でキャッチングコーチ、ベンチコーチを務めてきた。
メジャーでの監督経験はないがロイヤルズのコーチ時代(2014年)にリーグ優勝、2015年にはワールドシリーズ制覇の経験があり、そうしたことも選考の決め手になったようだ。
新監督の顔ぶれ
先日は、ロイヤルズのマット・クアトラーロ新監督の就任を紹介したが、これで7球団の新監督が誕生した。
- ブルージェイズ ➡ ジョン・シュナイダー監督
- エンゼルス ➡ フィル・ネビン監督
- フィリーズ ➡ ロブ・トムソン監督
- レンジャーズ ➡ ブルース・ボウチー監督
- マーリンズ ➡ スキップ・シューマッカー監督
- ロイヤルズ ➡ マット・クアトラーロ監督
- ホワイトソックス➡ ペドロ・グリフォル監督
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Last Modified : 2022-11-03