Rソックス、キューバ19歳新人モンカダと約38億円で正式契約

 


11球団の争奪戦、加熱するキューバ選手の青田買い
レッドソックスに19歳のキューバ人、ヨアン・モンカダ内野手が現地13日正式契約しました。先月24日にもお伝えしましたが、その時の記事を更新して再ポストします。

モンカダには、レッドソックスに加え、ブルワーズ、カブス、ダイヤモンドバックス、ドジャース、ジャイアンツ、パドレス、レンジャース、レイズ、タイガース、ヤンキースと計11球団が争奪戦を展開していたという。

MLB公式サイトによると、レッドソックスの提示した契約金はなんと3150万ドル(約37億5000万円)。現行のルールでは、新人アマチュア史上最高額ですね。

2013年9月にキューバ政府は、「選手の国外プロリーグとの契約を容認」してから、この流れはさらに加速しています。



最新情報でもメジャーリーグ機構(MLB)は2月3日、キューバ国外で永住権を持つキューバ出身選手との契約に関して、政府の許可を得ず所属させても良いとする返答があったと各球団に通達し、メジャーリーグ公式サイトにも掲載しました。

アメリカ政府は昨年12月、バラク・オバマ大統領がキューバ政府と国交正常化する方針を表明、長く続いた冷戦関係に雪解けムードが訪れていました。

既に渡航や送金などの規制は緩和されいていましたが、今回の決定でスポーツ界にも大きな動きがあると見られます。



さっそくカリビアン・シリーズに参加していたキューバの2選手が亡命したと2月4日、米大リーグの公式サイトが伝えています。もちろん目的は、メジャー球団との契約でしょう。  

中南米の5チームで争うカリビアン・シリーズはプエルトリコで開催中で、遊撃手のモレイラと投手のグティエレスという選手が2月3日夜にチームを去ったということです。


○昨年は、開幕ロースターに19人


この記事は、以前にも紹介しましたが、2012年のヨエニス・セスペデス、2013年ヤシエル・プイーグ、2014年ホセ・アブレイユとキューバ人打者の大活躍がブームに火をつけているのかもしれません。

昨シーズン、19人のキューバ選手が開幕ロースター(故障者リスト入りを含む)に名を連ねました。米国出身以外ではドミニカ共和国の82人、ベネズエラの59人に次いで3位。

オールスターも印象的でした。ヤシエル・プイーグ(ドジャース)、ヨエニス・セスペデス(アスレチックス)、ホセ・アブレイユ、アレクセイ・ラミレス(ともにホワイトソックス)、アロルディス・チャップマン(レッズ)の5人が登場しました。

この流れは、日本人選手のとくに実績のないインフィルダー(内野手)にも影響が出るものと予想されます。キューバのトップ選手がMLBに流れてNPB(日本プロ野球機構)でプレイするキューバ人選手の質にも影響がでるでしょうね。

○24歳ヤスマニ・トマスの大型契約


昨年11月にもアリゾナ・ダイヤモンドバックスが、オフのFA市場の注目選手、キューバ出身のヤスマニ・トマス外野手と6年総額6850万ドル(約80億5000万円)で合意、契約に至りました。



24歳のトマスは、2013年に開催されたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にキューバ代表の最年少選手として来日。6試合に出場して打率.375(16打数6安打)、2本塁打、5打点をマークしました。

身長185cm、体重は約104kg。右投げ右打ちの外野手です。キューバでは一塁と三塁も守っていたようですが、三塁の守備はメジャーで使えるレベルではなく外野手として登録されるということです。

キューバリーグの通算成績は5シーズンで291試合、908打数、打率.289、本塁打43本、打点160、出塁率.345、長打率.506、OPS.851となっています。

レフト方向への打球が多く、アベレージヒッターというよりは、パワーヒッターというタイプでしょうか。

WBC2013でキューバが日本とヤフオクドームで対戦した時に、ソフトバンクの大隣憲司から本塁打を打ってますが、広いヤフオクドームの左中間中段まで運ぶ映像を見ると、そのパワーがわかります。

ダイヤモンドバックスは、ホームの標高が高く、打球が良く飛ぶメジャーでも有数のヒッターズヘブンといわれる地域に位置するチームで、本塁打を量産するかもしれません。

トマスは来季、打線の中軸を任される予定で、その地域性にもかかわらずリーグ25位の本塁打数だったダイヤモンドバックスの3番で主砲のポール・ゴールドシュミット一塁手の後を打つ打者として、その長打力が期待されています。






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学生時代に野球とアメリカンフットボールをしていました。
若き日に「江夏の21球」を大阪球場のライトスタンドで観て、鳥肌が立ったのを覚えています。
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