【MLB】イチローのマーリンズ入団会見 一問一答 



「マーリンズの熱い思いに応えたい」イチロー


メジャーリーグのマイアミ・マーリンズは29日、都内でイチロー外野手(41)の入団会見を行った。これには、デイビッド・サムソン球団社長、マイケル・ヒル球団運営責任者、ダン・ジェニングスGM(ゼネラルマネジャー)ら球団幹部がそろって登壇した。

背番号はオリックス、シアトル・マリナーズ時代と同じ「51」に決まり、ユニホーム姿も披露した。以下、記者会見の一部。


――マーリンズで新しいスタートを切る、ありのままの心境を聞かせてください。

まず球団のやたらに熱い思いが伝わってきて、この思いに応えたいという気持ちが、昨日実際に(球団幹部と)顔を合わせて話して、大きく湧いてきました。僕がこの2年間欲していたものというのは、これだったんじゃないかなと思います。選手として必要としてもらえること、これが僕にとっては何よりも大切なもので、大きな原動力になるというふうに思います。今その思いに応えるための準備をしっかりする時期で、そしてこの会見をいかに穏やかに終わらせる、これに集中しています。


――メジャー通算3000安打まで、あと156本です。数字、記録はどのような位置づけにありますか?

数字はもちろん大切なものです。これがなくては現役を続けていくことはできないと思います。ただ、それがすべてではないということがはっきり言えると思います。チャンピオンになること、節目の数字をクリアすることは、とても大事なことではありますけど、その目標があるから、という理由だけでプレーを続けるわけではありません。人はそういった分かりやすい数字、目標を求める傾向にあると思いますけど、それは自由であっていいと思います。人の口に戸は立てられず、という言葉があるように、現代ではいろいろな情報が視覚化されて入ってくるようになりました。その中ではそれを抑えることは難しいので、人がどう思うかは自由であると思いますけど、僕自身はそれがすべてではないというスタンスでいます。


――背番号「51」をつけることには、どんな思いが?

実は昨晩ユニホームをいただきました。そのときの背番号は15でした。どうしてかなと思ったんですけど、米国は右側通行で、日本は左側です。ということで、その解釈もあるのかなと思って、15を今隠し持っています。ただ、サインを書くときは51と記すことができるので。これは僕の本能で(ヤンキースで)31になったときに、一番最初のサインは51と書いてしまったくらい、僕の手は51をよく覚えています。無意識でしっかり51を書けることはすごくうれしいです」


――ファンの皆さんに、メッセージをお願いします。

これは質問ではなく、お願いですね。そして僕が一番苦手としていることの1つです。少し考えます。新しい場所に行って、新しいユニホームを着てプレーすることに決まりましたが、『これからも応援よろしくお願いします』とは僕は絶対に言いません。応援していただけるような選手であるために、自分がやらなければならないことを続けていく、ということをお約束して、それをメッセージとさせていただいてもよろしいでしょうか。


――イチロー選手が最も大切にしている哲学とは何か、聞かせてください。

哲学という言葉はとても難しいですけど、人間が成熟していく段階で、40歳を超えてからというのは、すごく大きな意味を持つのではないかと思っています。自分が一番好きなことを元気にできる間に……(沈黙)。少し整理します。野球選手にとって、40歳という年齢はとても重要なポイントになる年齢です。人間として成熟する前に現役を退かなくてはいけない、ということはとてもつらいことです。その過程の中で、40歳を超えて現役でいられるということは、僕にとってとても大事なことで、現役でないと分からないことがたくさんあります。その哲学を僕は今持っていないですけど、この先、野球を続けていく中で、そういった哲学が僕自身の中から生まれてくることを期待しています。


恐ろしい質問が来ると、咳をする習性があります。

――現役最年長の野手として開幕を迎えることになりそうな状況ですが、どう考えますか?

(咳払いをして)恐ろしいです。野球選手として嫌な年齢に来たなという印象ですね。僕は41歳です。ただ、大変申し訳ないんですが、25歳でも45歳に見える人がたくさんいます。その反対であることができるように、ちょっとずつ前に進みたいと思っています。



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ウエダスポーツ

Author:ウエダスポーツ
学生時代に野球とアメリカンフットボールをしていました。
若き日に「江夏の21球」を大阪球場のライトスタンドで観て、鳥肌が立ったのを覚えています。
スポーツ系専門誌の記者をしていましたので、好きなMLBやプロ野球を中心に筋書きのないドラマ《ベースボール》の魅力を発信しています。

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