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MLB機構と選手会、新たな5ヵ年のCBA締結、来季のぜいたく税ラインは1億9500万ドルに  



12月の1日の期限を前にロックアウトも伝えられたMLB機構側と選手会の労使協定(CBA)ですが、何とか合意に達したようだ。

詳細は、今後、各メディアが報じるものと思われるが、ニューヨークポストの記者ジョエル・シャーマンが伝えたところでは、気になるぜいたく税のラインが2017年の1億9500万ドルからスタートして、5年間かけて2億1000万ドルから2億1500万ドルまで上昇していくことを伝えている。



MLBはアメリカンフットボールのプロリーグNFLのように選手の年俸総額の上限を定めた「サラリーキャップ制度」はない。

しかし、新しいCBAでは、ぜいたく税のラインを大幅に越えたチームには、現状以上のペナルティ(課徴金)になり、サラリーキャップに近い感覚になる。

2003年に1億1700万ドルのラインに決まった「ぜいたく税」ラインは、16年が1億8900万ドル、17年は1億9500万ドルとなり、その後、段階的に上昇して21年には2億1000万ドルから2億1500万ドルまで上昇することになる。



これを超えると課徴金が超過1年目で17.5%、超過2年目30.0%、超過3年目40.0%、超過4年目以降50.0%が球団に課されるルールだったが、これが60%から70%を支払うことに引き上げられる予定だ。

16年の開幕時に一番年俸総額が高かったのは、ロサンゼルス・ドジャースで2億4978万ドル。ドジャースは14年から3年連続トップ。2番目はヤンキースで、14年連続で超過することが確実。課徴金だけでも日本NPB球団の年俸総額より多い。


◆贅沢税(課徴金)

2013 ヤンキース 2800万ドル、ドジャーズ 1140万ドル
2012 ヤンキース 1890万ドル
2011 ヤンキース 1390万ドル、レッドソックス 340万ドル
2010 ヤンキース 1800万ドル、レッドソックス 150万ドル
2009 ヤンキース 2569万ドル
2008 ヤンキース 2686万ドル、タイガース 130万ドル
2007 ヤンキース 2388万ドル、レッドソックス 606万ドル
2006 ヤンキース 2600万ドル、レッドソックス 50万ドル
2005 ヤンキース 3398万ドル、レッドソックス 416万ドル
2004 ヤンキース 2596万ドル、レッドソックス 315万ドル、エンゼルス 93万ドル
2003 ヤンキース 1180万ドル



球団からすれば、なんのプラスにもならない支出が増えるだけで、地区優勝すら金で買えない、それだけの費用対効果がない事ははっきりしており、ヤンキースが昨年オフに唯一、FA獲得がなかったということも納得できる。

ぜいたく税のペナルティは、範囲内に収まれば、リセットされて再び超過した時には1年目の17.5%が課されることになるが、資産的には世界でトップクラスのプロスポーツ球団のヤンキースでも、この数年は、観客動員数が減っており、内部育成に転換せざるを得ない理由は、そういう事情によるものだ。




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Posted on 2016/12/01 Thu. 12:00 [edit]

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