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【ALDS】ディビジョンシリーズ展望@ア・リーグ  




現地10月8日、アメリカン・リーグ地区シリーズ(ALDS)が開幕した。6日に行われたワイルドカードゲームでは、アストロズがヤンキースに3-0で勝利し、ALDS進出を決めた。アストロズは、リーグ最高勝率のロイヤルズと対戦する。


★カンザスシティ・ロイヤルズ(中地区優勝) vs.ヒューストン・アストロズ(西地区2位)


万年Bクラスの田舎のチームというイメージの強かったロイヤルズ。しかし、昨年、ワイルドカードで29年ぶりプレイオフ出場を決めると、アスレチックスとのワイルドカードゲームで劇的な逆転サヨナラ勝利。

勢いに乗ったチームはDS3勝、リーグ優勝決定シリーズ(ALCS)を4勝し、7連勝で一気にワールドシリーズまで昇りつめた。

機動力を駆使したスモールベースボールで自信をつけたチームは、今季は開幕から地区首位をキープし、2位のツインズに12ゲーム差をつける独走。リーグ最高勝率(.586/95勝67敗)で30年ぶりの地区優勝を果たした。

「機動力」がこのチームのキーワードだが、今シーズンもAL2位の104盗塁をマーク。

さらに、得点力も向上。
2013年は648得点(AL11位)
2014年は651得点(同9位)
2015年は724得点(同6位)

そのファクターは、勝負強くなったバッティングで、今シーズンの得点圏打率.281はメジャー2位。とくにツーアウトからの得点圏打率.278はメジャートップ。

今シーズン補強したキューバ出身のモラレスが、強打のスイッチヒッターとして中軸を打ちチームトップの22本塁打・106打点をマークし、見事に周囲の期待に応えた。

もちろん、ロイヤルズが昨年魅了した守備面も衰えておらず、昨シーズンにゴールドグラブ賞を獲得した3人――

サルバドール・ペレス/C、
エリック・ホズマー/1B、
アレックス・ゴードン/OF
も健在。

短期決戦を勝ち抜くための大事なファクター「機動力」と「守備力」を備えるロイヤルズは、今回のDSでも有利といえそうだ。


対戦相手は、開幕直後から大方のメディアの予想を覆し開幕ダッシュに成功したのがアストロズ。ワイルドカードゲームでヤンキースを下し、勢いをつけてカンザスシティに乗り込んでくる。

今シーズンはMLB2位の230本塁打。20本以上が5人いる打線は驚異。パークファクターという点からすればロイヤルズのホーム、カウフマンスタジアムは、投手有利の球場だが、機動力もア・リーグ1位の121盗塁をマークするなど、パワーとスピードにあふれている。

その象徴的なプレイヤーが、「不動の1番バッター」としてアストロズ打線を牽引するホセ・アルトゥーベ。昨秋の日米野球でも来日した“小さな巨人”だ。

今シーズンも38盗塁をマークし、2年連続でア・リーグの盗塁王に輝いた。また、球団史上初となる2年連続200安打も達成するなど、メジャー屈指のリードオフマンの活躍がシリーズの行方を左右するかもしれない。

このカードはチーム防御率リーグ1位のアストロズと3位のロイヤルズによる対戦。昨シーズンのア・リーグ覇者・ロイヤルズに対し、勢いに乗るアストロズがどこまで食らいつくことができるのかが見もの。

1点を争うロースコアの投手戦という予想が多いが、アストロズはエースのカイケルがワイルドカードゲームに先発したため、地区シリーズの先発は3戦目以降になるのが痛いところ。


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Posted on 2015/10/09 Fri. 12:30 [edit]

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