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「スポーツ庁」10月発足 初代長官は誰に!選手のために予算を使ってくれ!  


日本は前回のロンドン五輪で史上最多38個のメダルを獲得しましたが、金メダル数は「7」で世界10位でした。そのことを踏まえて日本オリンピック委員会(JOC)は昨秋11月28日、2020年東京五輪の目標を「金メダル数で世界3位」と「全28競技で入賞」とすることに決めました。(文科省は5位以内)

目標達成に必要な金メダル数は、前回のロンドン五輪でイギリスが獲得した金メダル数が29個で世界3位でしたので、この30個前後が目安になります。銀メダルや銅メダルを合わせた総数も70から80個程度が必要だと分析しています。イギリスも8年前のアテネ大会では、今の日本と同じ状況でしたので、不可能な数字ではありません。


メダルの数より大事なものがある!


NHKの解説員によれば「ロンドン五輪の組織委員会も、あれだけのメダル数を増やしながら、オリンピックの成果としてメダル数にはほとんど触れませんでした。イの一番に胸を張ったのは、イギリス国民の健康への意識が劇的に変わったこと、そしてスポーツに親しむ人口が倍増したことを上げました。」 と解説しています。

なんでも欧米が素晴らしいとは思えませんが、ロンドン五輪組織委員会の「健康促進とスポーツの振興発展」に胸を張るという観点は大前提として必要で、単にメダルの数よりも、今こそ、高齢化に向けた健康促進のために幅広いスポーツ文化の発展が大事で、そのための「スポーツ庁」発足だと期待したいですね。


団体ではなく、選手のためにお金を使ってくれ! 
役所が1つ増えただけ、と言われないように予算配分や長官人事も重要!



政府は2月20日、既にスポーツ庁設置のための「文部科学省設置法改正案」と「東京五輪・パラリンピック特別措置法案」などを閣議決定していました。

これにより成立は決まっていましたが、「スポーツ庁」発足で、8つの府省のおよそ120人の職員を集めた組織になるという報道もありました。

「庁」設置となれば、関連予算も増加が見込まれ、15年度の文科省のスポーツ関連予算案は、前年度比34億円増の290億円ですが、今後はさらに増加が期待できるという(文科省は概算要求でおよそ540億円を計上)。

それでも欧米より少ないという数字も有ります。しかし、問題は「選手のため」に予算が使われるか?が大事なポイントで、競技団体の役員や文科省の天下り機関に成るようなら困ったものです。

指摘されてるように健康増進や地域活性化などが、省庁間にまたがり、バラバラに行われているスポーツ関連の政策を司令塔的な立場で一元化してスポーツ振興につなげられるかどうかもポイント。

一方でスポーツ界では「国の関与が強まり、自主性が脅かされる恐れもある」との声もあります。 このバランスが難しいところで、関係省庁を束ねる強いリーダーシップが求められるスポーツ庁の初代長官が誰が務めるかも大事なポイントではないでしょうか?


それを踏まえて「スポーツ庁」がやって欲しいこと

スポーツと学校を切り離す改革


「スポーツ環境そのものの改革と整備が必要」というNHK解説員の提案も傾聴に値する意見です。→http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/100/201189.html

それによれば、「部活動中心のスポーツは、複数のスポーツに触れるチャンスを制限し、卒業とともにスポーツの場所は無くなります。スポーツは全て地域のクラブで行い、施設は学校の体育館やグランドを開放したり、ショッピングセンターの中にスポーツ用具を配備したりして、それぞれ複数の競技の指導者を配置します。」

ヨーロッパのスポーツクラブにはそういう役割があり、その頂点にサッカーのトップチームがあったりしますね。単に企業の宣伝目的のチームではなく地域社会と密接な関係性があります。

さらに、「そうすれば卒業しても近くのクラブでスポーツを継続できます。複数の競技に触れ合うこともでき、1人1人の可能性が広がります。大人の視線も増え、いじめや体罰の監視にもなりますし、社会人のスポーツの機会も飛躍的に増えるはずです。」という。

ママさんバレーに中学生や高校生が入ってくれれば、大変な戦力でしょう。チームのスター扱いで大事にしてもらえますよ。すべての選手がプロやオリンピックを目指してるわけじゃないからね。

20年前から各地で「総合型地域スポーツクラブ」の設立が進み、全国でおよそ3500のクラブが生まれました。学校の部活動に指導者を派遣したり、部活動を補う形で子どもたちがスポーツを楽しんだりするクラブもあります。

しかし、そうしたクラブは一部にとどまり、多くがサッカーくじの助成金に頼って細々と運営を続けているのが現状です。その助成金も大幅にカットされつつあるらしい。

2020年に向けたエリート主義の強化政策が逆にスポーツの裾野を広げることにブレーキをかけるようでは、本末転倒です。


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Posted on 2015/05/13 Wed. 19:00 [edit]

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