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藤川球児、復活への道。トミー・ジョン手術を乗り越えて  




 シカゴ・カブスの藤川球児は、メジャー復帰後の4試合目の登板(17日)で「1球目からインコースにしっかり投げられたし、徐々にゲームに対する感覚が良いのかなと思いますね」と回復の手応えを口にした。

カブスのリック・レンテリア監督は「しばらくは適正を見極める」と話していたが、復帰後の初登板は鮮烈なカムバックだった。

無死一、二塁という場面。逆転されて4点をリードされた6回だったが、これ以上点を取られたら試合が決まるという場面。

 そこで藤川は先頭打者こそ死球で歩かせて無死満塁としたが、次打者を二塁ゴロ併殺打に。さらに次の打者をレフトフライに仕留め、併殺の間に1点こそ許したが、期待以上の内容を残した。

これには指揮官も「素晴らしい内容。ダメージを最小限にとどめてくれた」と及第点以上の評価を与えた。


復帰に際し、藤川には、確固たる戦術があった。藤川は言う。「ワンバウンドのフォークはもう投げない」「メジャーの選手はワンバウンドのフォークを振らない。となると、カウントを悪くするだけですから」と、その理由を説明した。

フォークを投げるときは、低くても捕手がノーバウンドで捕れるところを意識するという。

「上原(浩治)さんもそう、岩隈(久志)もそう。スプリットを投げるとき、ワンバウンドさせていない。参考になる」復帰のリハビリ中でも彼らの試合を見てイメージを固めた。上原や岩隈の成功を彼なりに分析していた。

「マイナーでは振るんですよ。だから簡単に空振りがとれる。でもメジャーでは無理」。マイナーでリハビリ登板をしているときにそれを徹底したという。ワンバウンドのフォークを投げれば三振が奪える場面でもメジャーの打者との対戦を意識して我慢した。

あのシーン。二塁ゴロ併殺に仕留めたのは、フォークだった。もちろんノーバウンド。そして続く打者をレフトフライに抑えたのもフォーク。やはりノーバウンド。

藤川はただ復帰するだけではなく、メジャーのマウンドに戻るときには以前よりも投球の幅を広げようと心がけて来た。ということは、フォークに加えてSFFの獲得も戦術の一つとして試しているかもしれない。

苦難を乗り越えた男の一球一球には、目が離せない。そんなドラマが隠されているからだ。


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Posted on 2014/08/19 Tue. 07:15 [edit]

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