メジャーリーグ物語 海を渡った野球人

MLB ベースボールと日本人大リーガー

   

0820

レッズのA.アキーノとは?凄いスラッガーが現れた!  




 ドミニカ出身の25歳、レッズのアリスティデス・アキーノ外野手が、メジャーデビュー17試合で11号本塁打をマークするという新人最速記録を更新している。

 前日の試合で、メジャーデビュー16戦目で10本塁打を達成したメジャー史上初めての選手となったアキーノ。それまでは16戦で9本塁打のリース・ホスキンス一塁手(フィリーズ)が最速記録だったが、その記録を上回った。




 アキーノは2011年1月に、ドミニカン・プロスペクト・リーグからインターナショナルFAでレッズとマイナー契約。その時の契約金は11万5000ドル(約1220万円)。昨年8月にメジャーデビュー。ただし、代打での1打席のみだった。


 今季8月1日にメジャー再昇格し、同日行われたブレーブス戦で「6番・ライト」で初スタメンを飾った。独特のオープンスタンスだが、アキーノが話題になったのは、8日(日本時間9日)のカブス戦の弾丸ライナー。MLB弾道追尾システム「スタットキャスト」によると打球速度118.3マイル(約190.3キロ)の本塁打だった


 これは今季のMLBの最速本塁打に並び、また「スタットキャスト」による計測が始まって以来、これだけの速度の本塁打を放った選手は、ジャンカルロ・スタントン(ヤンキース)、アーロン・ジャッジ(ヤンキース)、ゲーリー・サンチェス(ヤンキース)、ピート・アロンゾ(メッツ)だけだという。




 日本時間20日終了時点で60打数19安打、11本塁打。打率.317でOPSは驚異の1.327。三振数は16でさほど悪くない。


ただ、8月1日デビューという事で「新人王」争いには打席数が足りない。場合によっては「新人資格」を温存するために新人規定であるアクティブロスターが45日以内。打者では打数130以内までの出場に抑えて今季はマイナーへ戻すことも考えられる。


しかし、打球速度がこれだけ早いと以前にも紹介したがバレルゾーンが大幅に広がる。打球速度はスラッガーのひとつの指標だからだ。


バレル
出典:MLB.com「バレルゾーンの説明図」


 メジャー公式サイトMLB.comの基準では、打球角度10度未満がゴロ。10度以上~25度未満がラインドライブ(ライナー)、25度以上~50度未満がフライボール。50度以上がポップフライと分類している。


 膨大な打球データの蓄積により、メジャーリーグでは「バレル」という野球用語を使っている。それは打球速度と打球角度。


Baseball Geeksさんの記事によると、そのゾーンに入った打球は打率5割、長打率1.500を超えるという「打球速度と打球角度の組み合わせ」であり、実際に16年にバレルゾーンに入った打球の成績は、打率8割2分2厘、長打率2.386を超えていたという。


 打球がバレルとなるには、少なくとも打球速度が158キロ以上が必要とされる。その際は26~30度の範囲のみバレルとなるが、打球速度が上がる毎に角度の範囲は広がっていく。187キロに到達すると、なんと8~50度の範囲でバレルゾーンになるという。


アキーノが約190キロの打球速度を計測した時、打球角度20度の弾丸ライナーでもスタンドに突き刺さった。



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Posted on 2019/08/20 Tue. 18:00 [edit]

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0820

【MLB移籍報道】ムーキー・ベッツ放出の背景にあるものとは?  




 衝撃を受けたレッドソックスのムーキー・ベッツ外野手の移籍報道。20年シーズン終了後にフリーエージェント(FA)になるベッツをレッドソックスが放出するかもしれないのだ。




 レッドソックスはトレード交渉に応じる構えだというが、そうなれば間違いなくこのオフの注目選手になる。それは、複数の選手が絡む大型トレードに発展することが予想され、そう簡単には成立せずに、場合によっては20年夏のトレードデッドラインまでもつれ込むことも考えられる。


その背景にあるものは?



昨年のア・リーグMVPでありフランチャイズの顔のような存在のベッツをなぜ放出するのか?

 MLB Networkのジョン・ポール・モロシによるとベッツが契約延長交渉を以前に拒否したことを理由として挙げている。ベッツは17年シーズン終了後にレッドソックスが提示した8年2億ドルという長期の契約延長オファーを拒否している。

 それは18年から19年にかけてのトラウト、ハーパー、マチャドといった巨額の契約で決定的になったのかもしれない。ベッツの成績やプライドから考えても2億ドル程度なら首を縦に振らなかったのは正解だった。ベッツの代理人を含む周辺が騒がしくなるのはわかる気がする。

 ベッツは今季も打率.285、21本塁打、65打点、12盗塁、出塁率.390、長打率.504、OPS.895。rWARで5.0という高い数値を残している。そのため自身の評価を知るためにFA市場で価値を知りたくなるのは当然のことかもしれない。

 考えられる要因として、レッドソックスのファーム層が考えられる。野球専門の米シンクタンク「ベースボール・プロスペクタス(BP)」やMLB公式サイトのランキング、さらに野球専門のデータサイト「ファングラフス(FG)」のランキングでも100位以内にマイケル・チャビス内野手がランクインしているだけだ。

レッドソックスはファーム層が薄い。これでは次の内部育成ができない。

とくに先発投手を中心に若手の投手が育っていない。また、ブルペンは防御率でMLB14位。クローザーが不在で上原や田澤が在籍していた頃のような安定感がない。このため、ベッツを放出する対価として複数のプロスペクトを要求することは十分に考えられる。

 次に考えられるのは、ペイロールが緊迫している事だろう。

 レッドソックスの年俸総額は約2億4050万ドルで「ぜいたく税」(Competitive Balance Tax)の上限額1億9700万ドルをはるかに上回る額だ。レッドソックスとナショナルズが今季は「ぜいたく税」を支払った。

 ドジャース、ヤンキース、ジャイアンツ、タイガースが回避することに成功したようにレッドソックスもリセットしたいだろう。この追徴税のようなシステムは連続で超えると税率が年々アップしていくからだ。ちなみにヤンキースは15年連続で超過してトータルで3億4100万ドル(約350億円)を払ってきたが昨年リセットに成功した。

 ベッツとは今季2000万ドルの契約だが、20年は年俸調停の最終年でロッキーズのノーラン・アレナド(2600万ドル)を超える2600万から3000万ドルぐらいの額が予想される。


20年に確定しているペイロールは、一部を紹介すると

  • デビット・プライス 3200万ドル
  • クリス・セール 3000万ドル
  • JDマルティネス 2375万ドル
  • ザンダー・ボガーツ 2000万ドル
  • ネイサン・イバルディ 1700万ドル
  • ダスティン・ペドロイア 1312万5,000ドル


 リック・ポーセロや数人がFAになり約3000万ドルが軽くなるが、その分、戦力バランスを考えると右腕のいない先発陣に不安も残る。

 レッドソックスには「ぜいたく税」の対象外とはいえ7年総額7250万ドルで契約したキューバ出身のルスネイ・カスティーヨ外野手の約1400万ドルやパブロ・サンドバル内野手の500万ドルなどの不良債権が2020年も残っている。

ダスティン・ペドロイア内野手の20年1312万5,000ドル、21年1212万5,000ドルも36歳で60日間の故障者リストに入っている現状から考えても不良債権化する可能性もある。

 こうした不毛のファーム層の開拓や「ぜいたく税」対策などが絡んで、ムーキー・ベッツのトレード案が持ち上がったと考えるのが大方の見方だ。

いずれにせよベッツの去就が、このオフの話題に一つになりそうだ。




◇記事参考
https://www.nbcsports.com/boston/red-sox/report-red-sox-may-listen-trade-offers-mookie-betts-offseason


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Posted on 2019/08/20 Tue. 07:00 [edit]

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0819

菊池雄星がメジャー初完封!6月23日以来の5勝目  



 マリナーズの菊池雄星が敵地でのブルージェイズ戦に今季26試合目の先発登板。9回を散発2安打に抑え7対0で勝利。8奪三振1四球の力投で6月23日以来の5勝目(8敗)を飾った。

 96球を投げストライクは65球(約68%)。投球フォームを微調整して制球力が増したということだが、それよりもフォーシームの威力が戻ってきたことがプラス要因になった。96球での完封は、チームでは2006年のフェリックス・ヘルナンデス以来、13年ぶり。

 菊池の今季はフォーシームの平均球速が92.5マイル(約149キロ)だったが、この日は4回ごろから球威を増し最速94.7マイル(約152キロ)を掲示していた。そこに、87から88マイルのスライダー、80マイル前半のチェンジアップや75マイル前後のカーブを織り交ぜた緩急のある配給が功を奏した。

 防御率も5.56から5.19に改善。8月に入って3試合の登板では、4回、5回、3回1/3で、6回すら投げられないマウンドが続いていただけに立ち直りのきっかけになる事に期待したい。


【菊池雄星スタッツ】
5勝8敗
135回1/3
103奪三振
WHIP1.44
奪三振率6.85
与支給率2.86
被本塁打率2.06


 被本塁打31はアストロズのバーランダーと並んでALワースト。ただ、バーランダーは被打率.176に対して菊池は.281。バーランダーと比べるのはかわいそうだが、同じ左腕のヤンキース、JA.ハップも29本塁打も浴びて、防御率でも菊池より悪い5.40だが、打線のサポートもあって10勝7敗。勝ち星はチーム事情によるところが大きいので気にする必要はない。





 ただ、大谷翔平がルーキーとしてエンゼルスと結んだ契約金は231万5000ドル(約2億6000万円)、年俸はメジャー最低年俸の54万5000ドル(約6100万円)だった。その程度の契約なら球団側は仕方がないと諦めがつくだろう。

 菊池の場合は、複雑な契約だったが7年最大で126億円とも報道された。3年4300万ドル(約45億5800万円)が最低保証で年平均約1400万ドル(約14億8400万円)。

契約は複雑だったが、3年終了後、菊池側に契約解除(オプトアウト)の権利が与えられ、球団にも4年6600万ドル(約69億9600万円)のオプションが与えられている。球団側がリスクを軽減したミューチュアル・オプションだったと考えられる。

 さらに菊池には、選手側のオプション1年1300万ドル(約13億7800万円)も与えられており、これによって菊池には少なくとも4年5600万ドル(約59億3600万円)が保証されることになる。菊池の顔も立てたわけだ。エース級なら1年20億から25億が相場のメジャーリーグだから菊池の成績次第では(球団からすれば)安い買い物だった。

 最低でも2年間の数字を見てあげなければフェアではない気もするが、ここまでのファクトだけを見れば、マリナーズが契約更新するとは考えにくい。そういった意味でも今回の完封劇は菊池にとってもマリナーズにとってもインパクトを与える出来事だろう。


【日本人先発投手の1年目】

松坂大輔(2007)
32試合、15勝12敗、防御率4.40、奪三振201

黒田博樹(2008)
31試合、9勝10敗、防御率3.73、奪三振116

ダルビッシュ有(2012)
29試合、16勝9敗、防御率3.90、奪三振221

田中将大(2014)
20試合、13勝5敗、防御率2.77、奪三振141


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Posted on 2019/08/19 Mon. 06:37 [edit]

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0818

メッツの新人ピート・アロンゾがコディ・ベリンジャーと並ぶ新人タイの39号本塁打  



 メッツの新人ピート・アロンゾが凄い記録に樹立しそうだ。コディ・ベリンジャー(ドジャース)が2017年にマークした39本塁打のナ・リーグ新人最多本塁打記録に並んだ。

 同地区首位のブレーブス戦に「3番ファースト」で出場したアロンゾは、第1打席にセンターへ39号先制3ランを放つと5打数5安打6打点の猛打賞だった。



 ここでも4月1日に紹介したが、2016年のMLBドラフトでメッツから2巡指名(全体64位)のアロンゾは開幕ロスターを果たし、開幕から4試合連続安打。4月2日には、メジャー第1号本塁打を記録すると、スプリングトレーニングの好調を維持して打ちまくった。

 24歳のアロンゾは昨シーズンもメッツ傘下ビンガムトンとラスベガスの2チーム合計で132試合に出場し、打率.285、36本塁打、119打点、OPS.975を記録。マイナーリーグの本塁打王にも輝いたプロスペクト。MLB全体の若手ランキングでもMLBが評価51位、BPが40位。

 前半戦30本塁打を記録して出場した7月のMLBホームランダービーでもブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.を抑えて優勝している。

 MLB.comでも紹介していたが、アロンゾは今季の最初の2週間ほどをマイナーで過ごした場合、メッツはフリーエージェントとなるのを1年遅らせることができた。

 しかし、メッツのフロントは「ベストの25人を揃えること」を最優先し、彼を開幕からメジャーのロースターに入れることを決めた。24歳のフロリダ出身の若者はそれくらい大きな期待を背負い、チームに必要な戦力と見なされている。

 また、メッツのシーズン本塁打記録はトッド・ハンドリーとカルロス・ベルトランによる41本塁打だが、この記録を更新するのに時間はかからないだろう。

 ここまで打率.263、39本塁打、91打点、出塁率.368、長打率.591、OPS.960。rWAR4.0。守備はファーストで700イニング以上出場した選手は今季14人の中でDRS-7は14位。UZR/150が1.7(同7位)と今後の課題だろう。



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Posted on 2019/08/18 Sun. 09:00 [edit]

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0817

日本と台湾、野球がつなぐ両国の絆、映画「KANO」台湾・嘉義農林高校の活躍  




日本と台湾、野球がつなぐ両国の絆

映画「KANO~海の向こうの甲子園~」


1931年に甲子園で準優勝した

台湾のチーム「嘉義農林高校野球部」の物語



日本統治時代に起きた奇跡のドラマを描く野球映画「KANO」。魏徳聖(ウェイ・ダーション)監督がプロデューサーを務め、彼の日台三部作のトリを飾る作品としても注目されました。2014年開催の第9回「大阪アジアン映画祭」のオープニング作品でした。


KANO


「嘉義農林」の野球部は、日本人と漢族の台湾人、それに高雄の先住民という3つの民族の選手の混成チームというのが特徴で、映画では、民族が違う選手たちが一丸となって勝利を目指す姿が描かれています。




STORY


映画の舞台は1920年代、台湾が日本政府に統治されていた時代に遡ります。この時代、日本の一部だった台湾の高校には全国中等学校優勝野球大会(のちの全国高校野球選手権)、いわゆる「甲子園」への出場資格があり、球児たちは台湾の地から夢の舞台を目指していました。


しかし、実態はどの高校もレギュラーのほとんどを日本人が占め、常勝チームとして甲子園に行くのは、いつも日本人のみで構成された「台北商業高校」だったのです。


ところが1931年、台湾予選大会に劇的な出来事が起きました。日本人と本土の台湾人、原住民による混合チーム「嘉義農林高校」の野球部が甲子園出場を決め、全国大会でなんと決勝戦にまで勝ち進んだのです! 


この奇跡の背景には、近藤兵太郎という日本人監督の存在がありました。日本からやってきた鬼コーチによるスパルタ式の練習は、弱小チームをどんどん変えていきます。「KANO」とは、嘉義農林の略称「嘉農」を日本語読みした当時の呼び名。映画はタイトルどおり、近藤兵太郎を中心にしたチームの成長と、栄光の軌跡を描きます。


TAIPEI NAVI 台湾観光旅行ガイド 台北ナビより


日本の俳優陣は、愛媛県出身の近藤兵太郎監督役に永瀬正敏。近藤の妻を演じるのは、こちらも実力派の坂井真紀。


そして嘉義農林野球部が活躍した同じ時代、台南に当時としてはアジア最大規模のダムを作り現地では英雄として語り継がれている八田與一技師役には大沢たかお。


大沢は、映画「藁の楯」撮影のため台湾に滞在した際、台湾をすっかり気に入り、また八田技師に強い興味を持ったそうで、今回のキャスティングはなんと大沢側から制作サイドに連絡して志願したという。


もう一人の日本人キャストは、ロンドンを拠点に活躍するベテラン俳優・伊川東吾。馬志翔監督自らが彼の演技にほれ込んでオファーし、近藤の恩師を演じることになった。


さらに、試合シーンの実況を、文化放送ライオンズナイターでおなじみの斉藤一美アナウンサーが担当しているなど、野球ファンにとっても見どころ満載の映画でした。


猛特訓のスパルタ指導の一方で、当時は暗黙の格差があった日本人と台湾人に分け隔てなく接したという近藤兵太郎。深みのある野球人を、役者デビュー30周年の永瀬が演じました。



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Posted on 2019/08/17 Sat. 12:00 [edit]

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0817

大谷翔平 8月は打率.319、欲しいのは打球角度、ビッグフライ!  




 昨年同様、8月の大谷翔平は凄い!8月と9月はメジャーリーガーにとって最も重要な月だ。活躍すればポストシーズンへ導いた貢献者として称賛もされる。下位チームの選手ならストロングフィニッシュで来季への契約更改のプラスになる。

 エンゼルスの大谷翔平が15日(日本時間16日)、本拠地エンゼルスタジアムでのホワイトソックス戦に「3番・DH」でスタメン出場。初回の第1打席で6試合連続安打となる二塁打を放った。相手先発ロペスが投じた初球、98.2マイル(約157キロ)の内よりのフォーシームをクリーンに捉えた打球は左中間を破る一打だった。

 昨年の大谷は7月の月間打率が.203、3本塁打、23三振と不振だったが、8月は打率.328、6本塁打、出塁率.423、長打率.672、OPS1.095と打ちまくって9月も好調を維持。このストロングフィニッシュで新人賞にも輝いた。

 15日は、第2打席でもライト前へ上手く運んで3試合連続のマルチ安打を記録。第5打席は角度が付いたライト方向への打球だったが、打球角度41度、上がり過ぎて失速した。


バレル
出典:MLB.com「バレルゾーンの説明図」


 メジャー公式サイトMLB.COMの基準では、打球角度10度未満がゴロ。10度以上~25度未満がラインドライブ(ライナー)、25度以上~50度未満がフライボール。50度以上がポップフライ。

 大谷に期待するのは、30~35度の打球角度。40度を超えると本塁打になるためには打球速度が時速110マイル(約177キロ)以上が要求されるから、さすがの大谷でも苦しくなる。

大谷の18年度は、平均打球速度でトップ10に次ぐ11位の時速149.0キロ。最高打球速度183.3キロだった。ちなみに1位はアーロン・ジャッジ(ヤンキース)の152.5キロだった。

 膨大な打球データの蓄積により、メジャーリーグでは「バレル」という野球用語を耳にするようになった。それは打球速度と打球角度。

Baseball Geeksさんの記事によると、そのゾーンに入った打球は打率5割、長打率1.500を超えるという「打球速度と打球角度の組み合わせ」であり、実際に16年にバレルゾーンに入った打球の成績は、打率8割2分2厘、長打率2.386を超えていた。

 打球がバレルとなるには、少なくとも打球速度が158キロ以上が必要とされる。その際は26~30度の範囲のみバレルとなるが、打球速度が上がる毎に角度の範囲は広がっていく。187キロに到達すると、なんと8~50度の範囲でバレルゾーンになるという。

要するに強い打球を打てる打者は本塁打になる角度が広がり、例えば打球角度45度を超えるようなムーンライトショットが打てるということだ。

 大谷翔平のこの日の第5打席を振り返りたい。ライトフライに終わったものの打球角度は41度だった。3度違って38度ならフェンスまで届いていた打球だった。

この打席がキッカケとなってビッグフライの量産を期待する。




◇記事参考
https://www.baseballgeeks.jp/?p=1342


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Posted on 2019/08/17 Sat. 07:00 [edit]

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0816

ダルビッシュ 、悲運!ハーパーから2奪三振もチームは逆転サヨナラ負け  




 カブスのダルビッシュ有がポストシーズンに進出に向けて好投を続けている。この日も7回を無失点10奪三振だった。

 注目のブライス・ハーパーとの対戦も2三振1死球と圧倒した。とくに3回の第2打席では2死二塁の場面で初球カーブ、2球目スプリット、そして3球目は91.1マイル(約146.6キロ)のツーシームでハーパーは、3球ともバットにかすりもしない空振りの三振にねじ伏せた。

 ダルビッシュは、オフの大補強でビッグネームが並ぶフィリーズ打線を散発の4安打、無四球に抑え、ライブ中継を見ていても完全にゲームを支配した印象の投球内容だった。ダルビッシュの2ケタ奪三振はメジャー37回目。勝利投手の権利を持って降板した。

 今季の防御率も前半終了時点の5.01から、後半戦は防御率2.36。WHIP1.16だが、最近の7試合では0.74で、四球を2個しか与えていない。

 奪三振数は、ナ・リーグ8位の168で、チーム最多。それでもキャリア平均の奪三振率11.02より悪い10.88だから、今後、さらに数値がアップする可能性を秘めているとみたい。今後の試合で圧巻の奪三振ショーを見られるかもしれない。



 試合は、9回裏にブライス・ハーパーがカブスの5番手デレク・ホランドから起死回生の逆転グランドスラムで7対5でサヨナラ勝ちを収めた。

 フィリーズは、打撃コーチに元近鉄などNPBで活躍したチャーリー・マニエル氏が就任。その効果が出たのかは分からないが、ハーパーが昨日2本塁打。この試合でも2試合連続の25号本塁打。昨日のJ.T.リアルミュートに続いて2試合連続のグランドスラムが出ている。





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Posted on 2019/08/16 Fri. 17:00 [edit]

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0815

レッドソックス、R.デバースが1試合6安打の快挙  





 日本にも数多くのファンがいるレッドソックス。そのレッドソックスのフランチャイズプレイヤーともいうべきムーキー・ベッツの移籍報道は衝撃のニュースだった。その件に関しては、先日紹介したのでお時間があれば参考にしていただきたい。


【MLB移籍情報】ムーキー・ベッツがこのオフの注目選手になる?



 ヤンキース同様、若手の野手たちの成長が著しいレッドソックスだが、MLBの在籍期間を示すMLBサービスタイム1.070(1年と70日間)という22歳のラファエル・デバース三塁手が1試合6安打、その内4本が二塁打というメジャー史上初の快挙を達成している。

これで今季は、日本時間8月14日終了時点で、490打数160安打。

  • 打率.327(AL3位)
  • 本塁打25
  • 打点94(AL1位)
  • 出塁率.375
  • 長打率.580(AL4位)
  • OPS.954(AL5位)
  • 得点99(AL2位)


 本塁打数はア・リーグ18位だが、二塁打だけを見ると43本は1位。MLB全体1位のチーム打率を誇るレッドソックス打線の中にあって「2番打者」を任されている逸材だ。



 デバースはドミニカ出身の右投げ左打ち。17年7月のメジャーデビュー。デビュー当時はポチャッとした体型だったが、昨年あたりからずいぶん絞られた体型になった。

 記憶に残るのは、8月にヤンキースのアロルディス・チャップマンの102.8マイル (時速165.4 キロ)という豪速球を左打者で逆方向に本塁打を叩き込んだことだ。あれには度肝を抜かれた。パワーヒッターというイメージだったが、正三塁手になった18年は、21 本塁打をきろくしたものの打率は.240、OPS.731とやや物足りない数字に終わった。

 ただ、ポストシーズンでは、ALDS第5戦で6回に勝ち越しスリーランホームランを放ち、ワールドシリーズ第4戦ではサヨナラヒットを放った。これは、1997年のワールドシリーズ第7戦でエドガー・レンテリアが記録して以来となるワールドシリーズでの9回裏サヨナラヒットの最年少記録になった。

 守備でもUZR/150で18年が-5.2から+2.3に向上してレベルアップしたが、三塁手部門では11位。1位のマット・チャップマン(アスレチックス)11.1、ノーラン・アレナド(ロッキーズ)10.6に比べると雲泥の差があり、今後の課題を残している。




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Posted on 2019/08/15 Thu. 08:45 [edit]

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【MLB移籍情報】グレッグ・ホランドがナッツとの契約に合意  




 先日もお伝えしたダイヤモンドバックスをDFAになったリリーフ右腕グレッグ・ホランドがナショナルズとマイナー契約で合意した。

 33歳のホランドは今季、40試合に登板。1勝2敗17セーブ(22回のセーブ機会)、防御率4.54、奪三振率10.3だが、7月に打ち込まれる事が多く成績は急激に悪化していた。

 ロイヤルズ時代の13年に球団新の47セーブを記録。その印象が強いが、個人的には、トミー・ジョン手術を経てロッキーズで復活した17年のシーズンが記憶に残る。

あの年は、ロッキーズが開幕ダッシュに成功。4年ぶりのポストシーズン進出にクローザーとして大きく貢献した。最終的には、41セーブでカムバック賞を受賞している。

 昨季は、カージナルスで32試合に登板して防御率7.92と結果を出せなかったが、夏以降にナショナルズに移籍して24試合の登板で防御率0.84をマークしてバウンスバック。その実績を買われて今季も再びナショナルズのブルペンに返り咲こうとしている。



 ナショナルズは防御率でMLB3位の先発陣に対してブルペンは同29位と崩壊している。これは、ほぼ毎年の傾向だが、ナショナルズがポストシーズンで結果を出せていない要因にもなっている。

 今季も7月末にダニエル・ハドソン、ハンター・ストリックランド、ロエニス・エリアス(10日間IL)を獲得したが、ほかにも42歳に大ベテラン、フェルナンド・ロドニーなど、短期レンタル選手たちをかき集めている。

 ナ・リーグ東部地区でブレーブスを6.5差で追いかけるナショナルズ。地区優勝はできなくてもワイルドカード圏内でポストシーズン進出は視界良好だ。急ごしらえのブルペンが機能するかに注目だが、今季終了後には9人がフリーエージェントになり、クラブオプションなどの選手が5人いる状況。このオフは、ブルペン強化を中心に編成する良いチャンスかもしれない。




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Posted on 2019/08/14 Wed. 07:00 [edit]

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0813

【MLB移籍情報】ムーキー・ベッツがこのオフの注目選手になる?  




 すでに複数の報道が伝わっているレッドソックスのムーキー・ベッツ外野手の移籍報道だ。20年シーズン終了後にフリーエージェント(FA)になるベッツだから、今頃から噂が出ても不思議ではないだろう。



 間違いなくこのオフの注目になるだろうが、複数の選手が絡む大型トレードに発展することが予想され、来期の夏のトレードデッドラインまでもつれ込むことも考えられる。

昨年のア・リーグMVPでありフランチャイズの顔のような存在のベッツをなぜ放出するのか?


 MLB Networkのジョン・ポール・モロシによるとベッツが契約延長交渉を以前に拒否したことを理由として挙げている。ベッツは17年シーズン終了後にレッドソックスが提示した8年2億ドルという長期の契約延長オファーを拒否している。

それは18年から19年にかけてのトラウト、ハーパー、マチャドといった巨額の契約をみれば、ベッツの代理人を含む周辺が騒がしくなるのはわかる気がする。

ベッツは今季も打率.283、20本塁打、62打点、12盗塁、OPS.882。rWARで4.8という高い数値を残している。そのため自身の評価を知るためにFA市場で価値を知りたくなるのは当然のことかもしれない。

 レッドソックスはファーム層が薄い。BPと訳されることが多い野球専門の米シンクタンク「ベースボール・プロスペクタス」やMLB公式サイトのランキング、さらに野球専門のデータサイト「ファングラフス(FG)」のランキングでも100位以内にマイケル・チャビス内野手がランクインしているだけだ。

とくに先発投手を中心に若手の投手が育っていない。また、ブルペンは防御率でMLB14位。クローザーが不在で上原や田澤が在籍していた頃のような安定感がない。このため、ベッツを放出する対価として複数のプロスペクトを要求することは十分に考えられる。

 レッドソックスの年俸総額は約2億4050万ドルで基準額の1億9700万ドルをはるかに上回る額で「ぜいたく税」を払っている。ヤンキース、ドジャース、ジャイアンツが回避することに成功したようにレッドソックスもリセットしたいだろう。


ベッツとは今季2000万ドルの契約だが、20年は年俸調停の最終年でロッキーズのノーラン・アレナド(2600万ドル)を超える2600万から3000万ドルぐらいの額が予想される。


20年に確定しているペイロールは、一部を紹介すると

  • デビット・プライス 3200万ドル
  • クリス・セール 3000万ドル
  • JDマルティネス 2375万ドル
  • ザンダー・ボガーツ 2000万ドル
  • ネイサン・イバルディ 1700万ドル
  • ダスティン・ペドロイア 1312万5,000ドル


 リック・ポーセロや何人かがFAになり約3000万ドルが軽くなるが、その分、戦力バランスを考えると右腕のいない先発陣に不安も残る。


レッドソックスには「ぜいたく税」の対象外とはいえ2020年も7年総額7250万ドルで契約したキューバ出身のルスネイ・カスティーヨ外野手の約1400万ドルやパブロ・サンドバル内野手の500万ドルなどの不良債権が残っている。ダスティン・ペドロイア内野手の20年1312万5,000ドル、21年1212万5,000ドルも36歳で60日間の故障者リストに入っていることから考えても不良債権化する可能性もある。


こうした不毛のファーム層の開拓や「ぜいたく税」対策などが絡んで、ムーキー・ベッツのトレード案が持ち上がったと考えるのが大方の見方だ。


いずれにせよベッツの去就が、このオフの話題に一つになりそうだ。



◇記事参考
https://www.nbcsports.com/boston/red-sox/report-red-sox-may-listen-trade-offers-mookie-betts-offseason


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Posted on 2019/08/13 Tue. 17:00 [edit]

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0812

ドジャース 前田健太 が7回零封で8勝目!  




 ドジャースの前田健太投手は10日(日本時間11日)、本拠地でのダイヤモンドバックス戦で7回を被安打3、無失点、奪三振6、無四球と快投し、今季8勝目(8敗)を挙げた。試合はドジャースが4対0で勝ち、前田投手は5月31日(同6月1日)以来の勝ち星を挙げた。

 前田は3回終了までパーフェクト・スタート。4回に2安打を浴びて盗塁と暴投も絡んで2死三塁まで走者を進めたが、無失点で凌ぐと、5回からの3イニングは、クリスチャン・ウォーカーの単打のみに抑えるという安定感のある93球だった。

 この日の前田は、投球メカニックを修正したという。その結果、フォーシームの回転数が、平均を上回る2328回転をマーク。

フォーシーム35
チェンジアップ18
スライダー16
ツーシーム13
カーブ11

93球中、ストライクは63球(67.8%)。フォーシ-ムを軸に多彩な変化球を織り交ぜた的を絞らせない配球だった。

 前田は24試合で防御率4.12、WHIP1.09、被打率2.09、奪三振率9.42。17年以来の10勝、25先発以上も見えてきた。

 7年連続の地区優勝は確実で1988年以来31年ぶりのワールドチャンピオンが目標のドジャース。先発陣はMLB1位の防御率。リュ・ヒョンジン、クレイトン・カーショー、ウォーカー・ビューラーの3枚がポストシーズンでの軸になりそうだが、前田は4番手、またはロングリリーバーとしての存在感をアピール出来たことは大きいだろう。



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Posted on 2019/08/12 Mon. 07:00 [edit]

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0810

【MLB契約情報】SFジャイアンツからDFAのジョー・パニックがメッツと契約  




 サンフランシスコ・ジャイアンツで、かつてのドラフト1巡指名選手ジョー・パニック二塁手が成績不振でDFAの後、フリーエージェント(FA)を経て現地9日、ニューヨーク・メッツと契約している。


ジャイアンツはトレードデッドラインにスクーター・ジェネットをレッズから獲得。パニックは追い出される形で8月6日にDFAとなり、翌7日にFAを選んだ。


 14年にメジャーデビューしたパニックは、15年オールスター出場、16年ゴールドグラブ賞を受賞するなど、デビュー以来の華々しさからジャイアンツ生え抜きのスター候補だったが、15年から腰痛、脳震とう、股関節など、毎年のように故障に苦しみ、この2年間は100試合程度しか出場できない状態が続いていた。その結果、今季は打率.235、3本塁打、出塁率.310、長打率.317、OPS.627と低迷していた。


 28歳のパニックはMLBキャリア6年(MLBサービスタイムは4.100)で打率.271、出塁率.334、長打率.383、OPS .717、36本塁打、221打点、WAR6.65。守備には定評があり、ヘルシーなら戦力になるはずだ。


 

 7月に19勝6敗の快進撃でポストシーズンの可能性が出てきたジャイアンツは、監督通算1983勝のブルース・ボーチー監督が今季で勇退するという事もあって主力を温存して補強に乗り出した。その結果、ジェネットの獲得、パニックの放出という事になったようだ。

 
メッツに移籍したパニックは、さっそく現地9日から始まる同地区対決のナショナルズ戦にスタメン「8番二塁手」で起用されている。



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Posted on 2019/08/10 Sat. 07:00 [edit]

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0809

【MLB移籍情報】後半絶好調のメッツが救援右腕ブラッド・ブラックと契約  




 オールスターブレイク後、19勝6敗と快進撃を続けているニューヨーク・メッツがリリーフ右腕のブラッド・ブラックと契約に合意した。メッツは現在も6連勝中で、ワイルドカード圏内まで0.5差につけている。

 メジャー9年目、33歳のブラックは今季、シカゴ・カブスと1年300万ドル(2020年のミューチュアル・オプション付き)で契約。カブスでは42試合に登板、39回2/3で防御率6.13、WHIP1.765で不振に陥り、現地8月3日にDFA、5日に自由契約となっていた。


 

 オリオールズ時代の2016年に71試合に登板して10勝4敗、2セーブ、24ホールド、防御率2.05。キャリア通算では466試合、防御率3.32、FIP3.72、33セーブ、82ホールド、奪三振率9.57、与四球率4.19をマークしている。先発陣はジェイコブ・デグロム、ノア・シンダガード、ザック・ウィーラーを中心にMLB9位の安定感を誇るが、ブルペンが同26位と低迷している。

 前半戦不振だったブラッド・ブラックの経験と後半戦のバウンスバックに期待して獲得したものと思われる。メッツは救援左腕のドニー・ハートをAAA級ノーフォークへ降格させ、ブラックを25人ロースターに登録。

 また、40人ロースターの枠を空けるために、外野手のブランドン・ニモを10日間の故障者リストから60日間の故障者リストへ移している。ブラックは現地8月9日からのナショナルズとの3連戦から合流し、出場が可能になる。



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Posted on 2019/08/09 Fri. 07:00 [edit]

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0808

Dバックスが通算206セーブのグレッグ・ホランド投手をDFA  

 


 アリゾナ・ダイヤモンドバックスは7日(日本時間8日)、救援右腕グレッグ・ホランドを40人枠から外した。ホランドは今季、40試合に登板。1勝2敗17セーブ(22回のセーブ機会)、防御率4.54、奪三振率10.3だった。

 33歳のホランドは、ロイヤルズ時代の2013年に球団新の47セーブを記録。その印象が強い投手だが、個人的には、トミー・ジョン手術を経てロッキーズで復活した2017年のシーズンが記憶に残る。ロッキーズが開幕ダッシュに成功。4年ぶりのポストシーズン進出にクローザーとして大きく貢献した。この年は、41セーブでカムバック賞を受賞している。

 9年目の今季は、1月31日にアリゾナ・ダイヤモンドバックスと1年350万ドル(出来高350万ドル)で契約した。

 6月終了時点では防御率も2点台前半だったが、7月に打ち込まれることが多く、4シームの球速が下降線をたどり、空振りを取れる率が減少したとも伝えられていた。



 
 DFA(Designated For Assignment)扱いになった背景には、MLBサービスタイム5年以上の選手は、一度25人枠に入ると40人枠に入ったままマイナーに降格させることが禁止されていることが影響している。ホランドは40人枠に残したままマイナーに降格させるオプションがなかったため、DFAを利用され40人枠から外されたと考えられる。

以前ならDFAになった選手は下記の4パターンを選択できた。

①他チームへのトレード 
②ウェーバー公示 
③チームからの解雇
④マイナー行き

 メジャーに在籍していた当時の青木宣親は、敢えて③を選択してFAでの移籍の道を選んだように記憶している。ホランドが10日以内にどのコースを選ぶのかは、わからない。通算206セーブの救援右腕の今後に注目したい。



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Posted on 2019/08/08 Thu. 07:00 [edit]

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0807

【MLB契約情報】球宴2度選出のA.カブレラがナショナルズとメジャー契約  




 ベネズエラ出身のアスドルバル・カブレラ内野手がワシントン・ナショナルズとメジャー契約を結んだ。

 カブレラはメジャー13年目のベテラン内野手。1月にレンジャーズと1年350万ドルで契約を結び、レンジャーズでは正三塁手として93試合に出場。打率.235、出塁率.318、長打率.393、OPS.711、12本塁打、51打点。11年と12年のインディアンス時代にオールスターに選出されている。

 レンジャーズを8月1日にDFAとなり、3日に自由契約となっていた。これで6球団目の移籍。ナショナルズでは14年夏のトレードで移籍して49試合に出場。それ以来の復帰になった。



 キャリアでは遊撃手としての出場が1000試合を超え、次が二塁手、三塁手となっているが、各ポジションともDRSはマイナス。年齢から考えても体力のピークを過ぎたという印象が強い。15年から17年にかけて短期ではあるが毎年故障者リストに入っている。

 ナショナルズの内野陣は、一塁がマット・アダムス、二塁ブライアン・ドージャー、遊撃トレイ・ターナー、三塁アンソニー・レンドンで固定されているが、これまでの経験値を買って、14年同様に控えの内野手としての補強だろう。

 ナショナルズは、首位のアトランタ・ブレーブスとは6.0ゲーム差の2位だが、ワイルドカード争いでは圏内1位でポストシーズン進出への可能性が十分ある。 


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Posted on 2019/08/07 Wed. 21:00 [edit]

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ヤンキース野戦病院にまた入院患者 エンカーナシオンが右手首骨折  




 レッドソックスの出遅れなどもありシーズン前期から10数人の負傷者を出しながらも首位を独走中のニューヨーク・ヤンキース。

故障者リスト(IL)には10日間ILに6人、60日間ILに8人が入っている状態だったが、エドウィン・エンカーナシオンが15人目の患者として「ヤンキース野戦病院」に入院した。これで今季24人がILに入ったことになる。

 8月3日(日本時間4日)のレッドソックス戦ダブルヘッダー第1戦の8回裏に死球を受けたエンカーナシオン。アーロン・ブーン監督は当初、X線検査では骨折は見つからなかったと話していたが、直後のニューヨーク市内の病院で受けたCTスキャンで骨折が判明した。チームは彼を10日間の故障者リストに登録した。

 ロードに出るエンカーナシオンは、ニューヨークに残り、今後7~10日以内に再検査を受ける予定らしいが、ギブスをして少なくとも4週間から6週間。そこからリハビリを経て戦列復帰になるため10月のポストシーズンでのロスター登録が微妙なラインになってきた。骨折が酷ければシーズンエンドという事も考えられる。

 アメリカンフットボールのNFLの場合だと、攻撃ラインの選手などギブスをしたままプレイするのをよく見かけるが、さすがにMLBの場合はそれはないだろう。


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 36歳のエンカーナシオンは、ジャンカルロ・スタントンやアーロン・ジャッジの負傷などもあって6月15日(同16日)にトレードでマリナーズから移籍してきた。ヤンキース移籍後は、36試合に出場して打率.238、9本塁打、27打点、OPS.824をマークし、シーズン通算では、合計101試合に出場して打率.240、30本塁打、76打点、OPS.864という成績だった。

 トレード期限を過ぎたこの時期に8年連続30本塁打を達成しているスラッガーを失うことは大きな戦力ダウンになる。エンカーナシオンの場合、ブルージェイズに所属していた頃から東部地区のチームとの対戦が多くその破壊力は地区内で証明済み。

 対レッドソックスの対戦成績を見てもはクリス・セールから3本塁打、打率.346、リック・ポーセロには3本塁打、打率.280、デビット・プライスには4本塁打、打率.250という実績があるだけに大き過ぎる離脱となった。



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Posted on 2019/08/06 Tue. 07:00 [edit]

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0805

アストロズ、バーランダーも200奪三振、コールに続き2人目  




 アストロズのベテラン右腕ジャスティン・バーランダー投手が4日(日本時間5日)、同地区最下位のマリナーズ相手に好投。2回を終了時点で今季200奪三振を達成。試合は3対1でアストロズが勝利した。

 バーランダーは15勝目(4敗)。6回を98球、被安打3、失点1、与四球2、奪三振10。7回にコーリー・シーガーに被弾して1失点したところで降板した。2ケタ奪三振は今季7試合。



 今季のMLBで200奪三振(206奪三振)を超えているのは、同僚のゲリット・コール(216奪三振)に続いてで2人目。防御率2.68はアメリカンリーグでトップ。36歳のベテラン右腕は衰えを知らない。

 アストロズの投手陣は先発がMLB全体で30球団中2位の防御率。ブルペンが同4位。ここにダイヤモンドバックスからザック・グリンキー、ブルージェイズからアーロン・サンチェスをトレード期限前に獲得。MLB最高クラスの先発ローテーションを形成してポストシーズンへの備えも万全だ。

 バーランダーの契約は21年終了まで。気になるのは今季終了後にフリーエージェント(FA)になる右腕ゲリット・コールとの契約延長。今季はエリートスターターとしては格安ともいえる1350万ドル。28歳という年齢からマーケットバリューも6年1億7000万ドルから1億8000万ドルあると言われ、これは年平均2900万ドルのクリス・セール(レッドソックス)と3100万ドルのデビット・プライス(レッドソックス)並みの契約になると予想されている。

その他、唯一の先発左腕のウェイド・マイリー(1年450万ドル)も今季終了後にFAになる。


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Posted on 2019/08/05 Mon. 07:00 [edit]

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0804

菊池雄星はメジャーで通用しない!?残り10試合でストロングフィニッシュを!  



 今季から、ポスティングシステムを利用して渡米。下位低迷とはいえメジャーリーグ所属球団で先発ローテーションの一角を担う菊池雄星。今日は、オールドメディアでははっきりと書けないことを記事にしたい。

テーマは「菊池はメジャーで通用するのか?」。

 ここまでは通用していない。rWAR0.0,(fWARも同じ)、23試合118イニング、防御率5.49、FIP5.95、WHIP1.483。奪三振率6.4。本塁打の被打率2.1。どの数値を見ても先発5番手クラスのパフォーマンスでしかない。費用対効果を考えると物足りない。メジャーはシビアな世界だ。

 甘口のメディアで擁護は何とでもするかもしれないが、ファクトを直視してほしい。菊池の1年目は課題が残る。おそらく30試合以上は登板できそうなので、その部分は評価できる、200イニングは達成できるか微妙だが、200近く投げると、イニングイーターとしての存在感はあるかもしれない。

 ただ、仮にこのままで今季が終了して、来季の前半もこのペースで終わると、GMが動かすことの好きなジェリー・ディポトなので、ゴソゴソとカバンの中を漁って、パソコンをたたいて誰かとパッケージでトレード要員にされてしまうこともある。左腕のリリーバーとしてなら生きていけるかもしれない。

 ルーキーとして大谷翔平がエンゼルスと結んだ契約金は231万5000ドル(約2億6000万円)、年俸はメジャー最低年俸の54万5000ドル(約6100万円)だった。その程度の契約なら球団側は仕方がないと諦めがつくだろう。

 菊池の場合は、複雑な契約だったが7年最大で126億円とも報道された。3年4300万ドル(約45億5800万円)が最低保証で年平均約1400万ドル(約14億8400万円)。契約は複雑だったが、3年終了後、菊池側に契約解除(オプトアウト)の権利が与えられ、球団にも4年6600万ドル(約69億9600万円)のオプション(契約選択権)が与えられている。球団側がリスクを軽減したミューチュアル・オプションだったと考えられる。

 さらに菊池には、選手側のオプション1年1300万ドル(約13億7800万円)も与えられており、これによって菊池には少なくとも4年5600万ドル(約59億3600万円)が保証されることになる。菊池の顔も立てたわけだ。エース級なら平気で1年20億から25億は契約できるメジャーの世界だから。菊池の成績次第では(球団からすれば)安い買い物だった。

 最低でも2年間の数字を見てあげなければフェアではない気もするが、ここまでのファクトだけを見れば、マリナーズが契約更新するとは考えにくい。今季、もう少し活路を見出して、残り10試合ほどの登板機会でストロングフィニッシュして、来期の夏頃まで好調をキープしたい。そうでなければ「菊池は通用しない」と烙印を押され、後半には様々な噂がつぶやかれることだろう。


【日本人先発投手の1年目】

松坂大輔(2007)
32試合、15勝12敗、防御率4.40、奪三振201

黒田博樹(2008)
31試合、9勝10敗、防御率3.73、奪三振116

ダルビッシュ有(2012)
29試合、16勝9敗、防御率3.90、奪三振221

田中将大(2014)
20試合、13勝5敗、防御率2.77、奪三振141


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Posted on 2019/08/04 Sun. 07:00 [edit]

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0803

【MLB移籍情報】WC圏内のフィリーズは投手4人を獲得したが...  




 どのチームも成功するためには信頼できるブルペンの構築は欠かせないだろう。とくに10月を戦う可能性のあるチームにおいては、その重要度は増す。救援投手の質と量が結果を大きく左右することに異論を唱える人はいないはずだ。

そこを強化しないゼネラルマネージャー(GM)は結果にコミットしたことにならない。  

7月31日のトレードデッドラインが過ぎたが、10月を戦うチームは、場合によっては複数のピースを追加するなどブルペンをアップグレードする必要がある。  

 MLB.comの記事によるとアメリカンリーグ、ナショナルリーグの両リーグとも12球団に拡張し、東西2地区に分けて優勝を争うようになった1969年のディビジョン制が始まって以降、4.85を超える防御率でプレイオフに進出したチームは5チームしかなく、4.55を超える防御率でワールドシリーズを制したのは1987年のツインズだけだという。


ここでは、プレイオフの可能性があるチームでブルペンの補強を必要とするチームを見ていきたい。

フィリーズ(NL東部地区3位)  

 首位ブレーブスとは7ゲーム差に開いたが、ワイルドカード圏内のフィリーズ。リリーバーの防御率はMLB23位。今季25人のリリーバーを起用している。それはドジャースの15人、ヤンキースの18人と比較しても多い。

 最終日にそれほど派手な動きはなかったが、左投手のいなかった先発ローテーションにベテラン2名を追加。リリーバーも2名を加えている。
 

【フィリーズ獲得】
コリー・ディッカーソン外野手 30歳
44試合 打率.315 4本塁打 25打点 1盗塁 OPS.924

ダン・ストレイリー投手 30歳
14試合(8先発) 2勝4敗0セーブ 防御率9.82 33奪三振

ジェイソン・バルガス投手 36歳
19試合(18先発) 6勝5敗 防御率4.01 81奪三振

ブレイク・パーカー投手 34歳
38試合 1勝2敗 防御率4.10 36奪三振

マイク・モーリン投手 28歳
26試合 防御率2.96 WHIP0.878 16奪三振


 ジェイソン・バルガスは今季開幕前の2月18日にメッツと2年1600万ドルとインセンティブ最大300万ドルで契約。2020年は800万ドルのクラブオプションでオプトアウトが200万ドル。

 今季は先発ローテーションの5番手当たりから実績を積んで18試合の先発登板で6勝5敗、防御4.01、WHIP1.272。キャリア14年で、98勝95敗、防御率4.26。ロイヤルズ時代の17年には18勝(11敗)で最多勝にも輝いた。

 ドリュー・スマイリー投手の獲得に続き2人目の左腕をアクティブロスターに加えたことになる。11年以来のポストシーズン進出まで望みをつないでいる。

 リリーフ右腕のブレイク・パーカーはエンゼルスで大谷翔平と同僚だったことからなじみが深い投手だが、7年目でキャリア267試合で通算防御率が3.41と安定感がある。金銭トレードでロイヤルズから獲得したマイク・モーリン投手も元はエンゼルス出身。

 クローザーのヘクター・ネリスは防御率3.66、19セーブ。17年からクローザーだが、この3年間、72回のセーブ機会で14回もセーブを失敗している。セーブ成功率80・6%はフィリーズの脆さを象徴している数字で、フィリーズのアキレス腱。この部分が結局補強されなかった。


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Posted on 2019/08/03 Sat. 08:00 [edit]

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0802

【MLB移籍情報】NL東部地区首位ブレーブスの補強状況  




 再建期にかかわらず若手が台頭して5年ぶりの地区優勝を遂げた昨年に続き、今季も順調に首位独走中のアトランタ・ブレーブス。

 それにはワシントン・ナショナルズの出遅れ、フィラデルフィア・フィリーズの失速なども原因として考えられるが、そんなブレーブスのトレードデッドライン前の補強状況を整理してみた。

 攻撃陣はMLB7位の打率、6位の得点力に対し、先発陣がMLB14位の防御率、リリーフ陣は同8位。その先発ローテーションには6月にダラス・カイケルを追加、今回は、ポストシーズンでの依存度が高まるリリーフ陣の強化に努めたようだ。

 ブレーブスは、タイガースからシェーン・グリーン投手、ジャイアンツからマーク・マランソン投手を獲得。

 シェーン・グリーンは17年の後半ごろからクローザーを任され18年は32セーブをマーク。今季22セーブ、防御率1.18。代償としてMLB公式サイトのプロスペクト・ランキングで球団7位の左腕ジョーイ・ウエンツと13年レンジャーズから1位指名のトラビス・デメリット内野手をタイガースへ放出している。

 マーク・マランソンは34歳。通算560試合、183セーブのベテラン。今季は43試合、防御率3.50、5ホールド。マランソンの代償としてはダン・ウィンクラー投手と若手のトリスタン・ベック投手を差し出した。同時に来季まで残っているマランソンの残り契約(およそ1870万ドル)をそのまま引き受けた。

代償が大きすぎる気がするが、ブレーブスのファームには今季メジャーデビューした2選手を含めてMLBプロスペクトランキング100位以内に7人が名を連ねるという充実ぶりだ。

 ブレーブスはすでにレンジャーズから救援右腕のクリス・マーティン(元日本ハム)を獲得しており、グリーンやマランソンがこれまで通りの活躍をすれば来季もブレーブスに契約が残り、大幅なグレードアップに成功したことになる。


【ブレーブスの補強状況】

クリス・マーティン投手 33歳
38試合 4セーブ 防御率3.08 43奪三振

ジョン・ライアン・マーフィー捕手 28歳
25試合 打率.177 4本塁打 7打点 OPS.669

シェーン・グリーン投手 30歳
38試合 22セーブ 防御率1.18 43奪三振

マーク・マランソン投手 34歳
43試合 1セーブ 防御率3.50 44奪三振


◇記事参考
http://www.mlb.jp/category/news/#28763



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Posted on 2019/08/02 Fri. 17:00 [edit]

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