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【WS-G5】カーショー、カイケル崩壊で乱打戦、前田、ジャンセン打たれサヨナラ負け  



カイケル、カーショーの両先発が打ち込まれ両軍で7本のホームランが乱れ飛ぶ乱打戦になった。

最後は10回裏、昨日もジャンセンからホームランを放っている若手の2番ブレグマンが、2イニング目のジャンセンから初球をレフト前にサヨナラヒットして5時間を超える試合に終止符を打った。13対12でアストロズがワールドシリーズ第5戦を制し3勝2敗で王手をかけた。

WS-G5


カーショーの先発で、1回にカイケルを攻略して3点を先制したドジャースにモメンタムがあるように見えた。

ドジャースは1回、2死満塁から6番フォーサイスのレフト前2点タイムリーで先制。さらに、一三塁で、投手のけん制に一塁走者が飛び出し、これを一塁手グリエルが二塁へ悪送球、この間に三塁走者が生還して3点目をあげた。

ドジャースは4回にも1点を追加して4対0とリード。

ところが大エース、カーショーが4回に捕まる。アストロズは1死一二塁で4番コレアがレフトタイムリー二塁打を打ち、まず1点。なお二三塁から5番グリエルがレフトスタンドに3ランを運ぶ。試合は振出しに戻った。

5回、この日は4番から5番に変わったベリンジャーが勝ち越し3ラン。ドジャースが7対4とリード。

その裏、2死一二塁でドジャースは先発カーショーを諦めて、第3戦もロングリリーフで好投した前田がマウンドへ。しかし、エースを早めに降板させたこの継投が裏目に出た。

前田は、3番アルトゥーベに、まさかの同点3ランを浴びせられ、7対7の同点。前田はポストシーズン8試合目で初失点。

ドジャースは7回ベリンジャーのタイムリー三塁打で1点を勝ち越し。しかし、ドジャース4人目リリーフのモローも1番スプリンガーにソロを献上して三たび同点。

このあと無死一塁としてアルトゥーベが左中間を破るタイムリー二塁打を放ち、アストロズが、この試合で初めてリードを奪う。さらに無死三塁から4番コレアがレフトに2ランを叩き込んで、この回4点を挙げる大逆転。

8回にも両軍1点ずつを加え、12対9で迎えた9回表。ドジャースは1死から7番プイーグに2ラン、2死から1番テイラーにセンター前にゴロで抜けるタイムリーで同点。この土壇場の一打で延長へ。

ドジャースは守護神ジャンセンを9回から投入。ジャンセンは第2戦、4戦でもホームランを被弾している。とくに高めに浮く140キロ台中盤のカットボールは第2戦に29中27球も投じてアストロズ打線にボールの軌道を見究められている。

それでも1イニングなら球威で何とか凌げるが、イニングを跨ぐと案の定つかまった。

ジャンセンは10回、二死走者なしからマッキャンに死球、スプリンガーに四球を与えて2死一、二塁。ここで昨日もホームランを打たれたブレグマンがレフトへのヒットを放ち、代走フィッシャーが二塁から生還。5時間17分の死闘に終止符を打った。



打たれたジャンセンを責めることはできないだろう。彼はポストシーズン11試合目の登板。レギュラーシーズンと合わせれば76試合目。疲れはピークに来ていてもおかしくない。本来なら勝ちゲームで起用する投手だ。

この試合では前田健太が2/3イニングで降板、モローも4失点するなど、強力だったブルペン陣の誤算が指揮官の継投策を狂わせた。

ミニッツメイドのアストロズは強い。このポストシーズンでホームでは8勝1敗。「ヒューストン・ストロング」というハリケーンで傷ついた市民の願いがチームの背中を押しているのかもしれない。

なお、今日の7本塁打でワールドシーリーズ計22本になり、これまでの7試合で21本塁打のワールドシリーズ歴代最多記録を更新。このポストシーズンでも累計101本が記録され、これも歴代最多になっている。


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Posted on 2017/10/30 Mon. 18:00 [edit]

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【WS-G4】若き4番C.ベリンジャーに快音、9回の猛攻で2勝2敗に  

 

ワールドシリーズ第4戦は、1対1の同点から9回にドジャースが猛攻で5点を入れて勝利。シリーズの通算成績を2勝2敗のタイに戻した。

第3戦に右のエース、ダルビッシュ有で落としたドジャースだったが、この日は先発の左腕アレックス・ウッドが好投。6回途中までホームランによる1安打、1失点で、中継ぎの右腕モロー、左腕ワトソンと繋ぎ、最後はクローザーのジャンセンが第2戦に続き本塁打を許したが、強力アストロズ打線を2安打に抑え込んだ。

アストロズも先発モートンが7回途中まで3安打1失点と好投したが、4番手のクローザーのジャイルズがつかまって3失点。ジャイルズは1死も取れずに降板。ポストシーズンのブルペン防御率4.50だったアストロズの欠点がもろに出た結果になった。

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ドジャースの攻撃陣はWSで14打席ノーヒットだった若き4番ベリンジャーが7回に二塁打を記録。不振だったベリンジャーは試合前の練習で左方向への打球にこだわって練習した。

その効果があって左中間の二塁打につながった。しかし、高く上がった打球は、ミニッツメイドの変形した左中間に上手く飛んだのが良かった。通常のフィールドならフェンス前で取れていたかもしれない打球だった。

これで感触を取り戻したベリンジャーは9回に勝ち越しの鮮やかなレフト前タイムリーを放った。練習の成果が出たのか、この打球も反対方向への打球だった。



その後に指名打者ピーダーソンの2ランなどが飛び出してドジャースが6対2で勝利した。

第3戦では4三振に終わったベリンジャーは、「ポストシーズンでは力み過ぎてしまうことがある。自分はまさにそれだった」とコメント。「今日は力まないように努めたんだ。そうすると2安打を記録したりする。クレイジーな試合だったよ」と振り返った。

第5戦は29日に引き続きアストロズの本拠地ミニッツメイド・パークで開催。ドジャースはクレイトン・カーショー投手、アストロズはダラス・カイケル投手の両左腕が先発予定となっている。


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Posted on 2017/10/30 Mon. 01:00 [edit]

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【MLB裁定】グリエルの差別行為に来季開幕から5試合の出場停止処分  



アストロズのユリエスキ・グリエル選手の差別行為に対する裁定が下った。

メジャーリーグ機構(MLB)のロブ・マンフレッド・コミッショナーは28日(日本時間29日)、ワールドシリーズの試合前に緊急会見を開き、前日のシリーズ第3戦でドジャースのダルビッシュ有投手から本塁打を放った後、ベンチ内でアジア人を差別するようなジェスチャーをしたアストロズのユリエスキ・グリエル内野手に対し、来季の開幕から5試合の出場停止処分を科すと発表した。

人種が入り混じる米国で、きわめて影響力のあるメジャーリーガーの選手として、品位とプライドがないのか!と言いたい。グリエル個人の問題ですが、モラルの低い、幼稚で恥ずかしい行為としか言いようがありません。




もう少し具体的に紹介すると、ワールドシリーズ第3戦。グリエルが2回の打席でダルビッシュから先制ソロを放った後、ベンチ内で自身の両目尻を釣り上げるしぐさをした行為が問題視されていた。

コミッショナーは、両選手と個別で話し合い「昨夜、我々が目撃した行為は絶対にあってはならないことだ。そこに言い訳、釈明は存在しない」と厳しい口調で断罪。

「グリエル氏はすぐに自分の過ちを認識し、深く反省していた」としながらも来季開幕5試合の出場停止と、球団を通して5試合分の給料が慈善団体に寄付されることを発表した。

ダルビッシュとの会話については「この困難な状況の中で彼の考え方は模範となるほど素晴らしかった。中でも特筆すべき点は、このネガティブな出来事を人々が学び、深く理解するための機会にしたいという意見だ」と称賛。

さらに出場停止処分のタイミングがシリーズ期間中ではなく、来季にした理由の一つとして「ダルビッシュ氏との会話の中で前に進みたいという彼の気持ちに心を動かされた。(グリエルの)処分の時期を今ではなく、来季にする後押しになった」と説明した。

グリエルは来日して日本でもプレイしていた、反省しているという話だが、ハッキリ言って忘恩のクズみたいな野郎だ。


◇記事引用
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171029-00000046-dal-spo



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Posted on 2017/10/29 Sun. 17:45 [edit]

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【MLB契約情報】ブルワーズは先発右腕C.アンダーソンと契約延長に合意  

 


ナ・リーグ中部地区で地区2位(86勝76敗)と健闘したブルワーズが、先発右腕チェイス・アンダーソン投手と2年1175万ドルで契約延長に合意した。これにはサインボーナス100万ドルと2020年、2021年のチームオプションが付く。

18年425万ドル+50万ドル(サインボーナス)計475万ドル
19年600万ドル+50万ドル(サインボーナス)計650万ドル
※1年平均587万5000ドル、バイアウトが50万ドル



来季の開幕を30歳で迎えるアンダーソンは2016年にダイヤモンドバックスから複数トレードで移籍。メジャー4年のキャリアで今季はキャリアハイの12勝(4敗)をマーク。

6月下旬に左腹斜筋を痛めて故障者リスト入り。25試合の先発にとどまり規定投球回数には達しなかったがキャリアハイの防御率2.74、WHIP1.09のスタッツを記録し、中盤までのブルワーズ躍進を支えた。

被本塁打数が16年の28本から14本に半減。四球数も53から41に減らし、1.371だったWHIPも好投手の指標である1.20をきって1.09まで改善されたことが好成績につながった。

来季は、ザック・デイビーズ、ジミー・ネルソンに続くローテーションの3番手から4番手として期待される存在になった。

なお、球団オプションは2020年が年俸850万ドル、2021年が年俸950万ドルとなっており、2021年の球団オプションが破棄された場合にもバイアウト50万ドルが支払われる。

さらにブルワーズは、今季、二塁を中心に三塁、遊撃、レフトを守ったエリック・ソガード(31)と年俸240万ドルの1年契約を結んだ。別に最大65万ドルのインセンティブが付属した契約になる模様。



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Posted on 2017/10/28 Sat. 07:00 [edit]

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【球団人事】ヤンキースのジョー・ジラルディ監督が今季限りで退任  



ヤンキースの指揮官ジョー・ジラルディが今季限りで退任することが複数のメディアで報じられている。

MLBネットワークのジョン・ヘイマンによるとジラルディは10月26日の木曜日にブライアン・キャッシュマンGMと会談の場を設け、今後について話し合った。



そこでヤンキースのキャッシュマンGMはヤンキースを10年間率いたジラルディ氏に意思を確認し、来季以降の契約を結ばないことを伝えたと思われる。

キャッシュマンGMは「熟慮の末、来季の監督について他の選択肢を取ることにした。10年間、監督を務めてくれて感謝している」との声明を出した。 

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ジラルディ氏も「球団が私を戻さない決断をしたことに心が沈んでいる」としながらも、スタインブレナー家やキャッシュマンGM、ファンや選手、チームスタッフに感謝しながら。特にプレイオフでの戦いぶりについて「永遠に私の心に残るだろう」とコメントしている。

捕手出身のジラルディ氏は53歳。2003年に現役引退後、06年にはフロリダ・マーリンズの監督を務めナ・リーグの最優秀監督賞にも選ばれた。

08年からは10年間ヤンキースを率い、プレイオフに6度、チームを導いた。その間、09年にはワールドシリーズを制覇した。ヤンキースの監督としては歴代6位となる通算910勝710敗。ポストシーズンは28勝24敗の記録を残している。

健康管理には厳しく、クラブハウスからアイスクリームやソーダなどの甘いものを全て撤去したという逸話が残っている。

ジラルディ監督のもとでは、松井秀喜、黒田博樹、イチロー、田中将大らがプレイしている。

ワシントンポスト紙は「ジラルディはヤンキースを去るが、ナショナルズの監督職がちょうど空いている」という見出しをつけて、退任したジラルディ監督が、ナショナルズの監督に電撃就任する可能性があることを報じた。


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Posted on 2017/10/27 Fri. 01:30 [edit]

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【WS-G2】両軍の守護神が炎上!延長戦をアストロズが制して歴史的1勝挙げる  



ワールドシリーズ第2戦は、両軍のクローザーが打ち込まれ11回までもつれる死闘になった。

5回2死まで剛腕ジャスティン・バーランダーの前にノーヒットに封じ込まれていたドジャース打線。

初安打は、LCS第5戦のリグレーフィールドで3本塁打を記録したエンリケ・ヘルナンデスに代わって出場した6番ジョク・ピーダーソン。2-1からの88マイルのスライダーを叩いた当りは左中間スタンドに飛び込む同点ソロ。

さらに、6回には、故障明けで起用している2番コーリー・シーガーがバーランダーから2ランを右翼席に叩き込み逆転。

左打者2人が剛腕を攻略してマウンドから引きずり下ろした。ロバーツ監督の起用が当たったように見えた。

ドジャースは先発のリッチ・ヒルを4回1失点で下げて5回から前田健太につなぎ、前田は右打者相手にこの日も1回1/3を無失点。相手は下位打線になり前田を投げさせて欲しかったが、左打者の6番ブライアン・マッキャンとスイッチヒッターの選手が2人続くので、ここはお約束の交代だった。

ただ、結果論で言えば守護神ケンリー・ジャンセンの8回からの起用は早すぎた。レギュラーシーズンでセーブ失敗がわずか1度しかなかった絶対的守護神にアストロズの強力打線が襲い掛かる。



ジャンセンは8回と9回の2イニングスで29球を投じたがその内、スライダーの2球を除いて全てがカッター(カットボール)という単調な配球で、ほとんどの球が高めに浮いているように見えた。

8回は、4番カルロス・コレアに外角高目のカッターを逆らわずにセンター前へ弾き返されて失点。NLDS第3戦から続いていたドジャースの救援投手陣による連続無失点は28イニングでストップした。

9回には先頭のマーウィン・ゴンザレスに、カウント0-2から真ん中高めの甘いコースに入ったカッターを左中間スタンドに運ばれた。

MLBで1位のチーム得点数、打率、安打数、2位の本塁打数を誇るアストロズ打線を球威だけでねじ伏せるのは、1回が限界かも知れない。

2戦目から3戦目は移動日を挟むために2イニングスを任せたのかもしれないが、カッターの球筋をじっくり見たアストロズ打線は、今日以上に手強くなるはずだ。

試合は3対3の同点で延長戦に突入。ドジャースはジャンセンに代えてジョシュ・フィールズを投入したが、アルトゥーベとコレアに史上初のWS延長戦連続ホームランを許し、アストロズが2点を勝ち越し。

アストロズの守護神ケン・ジャイルズも10回にヤシエル・プイーグにホームランを献上して2失点。その後もドジャースは11回にチャーリー・カルバーソンがホームランを放って意地を見せた。

しかし、WSからロースター入りしたドジャースの右腕ブランドン・マッカーシーから11回に1番ジョージ・スプリンガーが右中間への勝ち越し2ランを放って、これが決勝弾になり7対6でアストロズが2戦目を制した。

この試合では両軍合わせて8本の本塁打が飛び交う記録づくめの展開。これはワールドシリーズ史上最多記録。また、延長戦での5本塁打はレギュラーシーズン、ポストシーズンを含めて史上最多だった。

アストロズは2回目のワールドシリーズ進出だが、前回はホワイトソックスに4連敗。このシリーズでも初戦を落としていただけに、嬉しい球団史に残る歴史的1勝になった。

一方、ドジャースは今季のポストシーズンで本拠地初黒星になった。第3戦はドジャースがダルビッシュ有、アストロズはランス・マカラーズJr.が先発予定となっている。



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Posted on 2017/10/26 Thu. 21:00 [edit]

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【WS-G2】史上初、アルトゥーベ、コレアの延長戦での連続ホームラン  



ドジャース対アストロズのワールドシリーズ(WS)第2戦は、中盤から終盤にかけて両軍で8本のホームランが飛び出す劇的な展開になった。

WSG2

アストロズが9回の土壇場で7番ゴンザレスが同点ホームランを放ち3対3の延長にもつれ込むと今度は延長10回に3番アルトゥーベ、4番コレアのWS史上初の延長での連続ホームランを記録。ドジャースを突き放した。


▶アルトゥーベの延長10回のホームラン


試合は、10回裏にドジャースが5番プイーグのソロ、途中出場の9番ヘルナンデスのライト前タイムリーなどで同点に追いつく死闘に。

しかし、勝負を決めたのはここでもホームランだった。11回表にアストロズの1番スプリンガーの2ランが飛び出して、これが決勝打になって7対6でアストロズが勝利した。



WSの延長戦でアストロズの3本のホームランも史上初。両軍合わせて5本のホームランが延長戦で飛び交った。

今季はレギュラーシーズンでMLB史上最多ホームランが出た年だったが、そんな“ホームランイヤー”を象徴するような試合になった。

アストロズは2回目のWSだが、前回はホワイトソックスに4連敗。このシリーズでも初戦を落としていただけに、嬉しい球団史上ワールドシリーズ初勝利になった。

ドジャースは今季のポストシーズンで本拠地初黒星になった。



◇記事参考
Baseball Reference
https://twitter.com/baseball_ref/status/923394068834652160


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Posted on 2017/10/26 Thu. 14:00 [edit]

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【WS-G1】カーショー快投、C.テイラー先頭打者アーチ、J.ターナー決勝2ランでドジャース先勝  



104勝のドジャース、101勝のアストロズ。両チームが100勝以上というセンチュリー・シリーズになったアストロズ対ドジャースのワールドシリーズ(WS)が開幕。

ドジャースのカーショーが7回を83球(ストライク57)、被安打3、無四球、11奪三振の快投でアストロズの強力打線をブレグマンの1本塁打に抑えてWS1勝目を飾った。

ドジャースがクレイトン・カーショー、アストロズがダラス・カイケルという両「サイ・ヤング賞」投手の先発で始まった大一番。

MLB1位のチーム得点数、最多安打数、最高打率というアストロズの強力打線をナ・リーグ最多勝の18勝4敗、最高防御率(2.31)で7年連続オールスター選出左腕が圧倒した。つけ加えるとMLB最小チーム三振数だった相手から11三振を奪って黙らせた。

これまでカーショー対アストロズ打線は、今季の夏に移籍してきた控えの外野手キャメロン・メイビンが3打数1安打(通算では30打数4安打)。それ以外に対戦がない。

過去の対戦ではホセ・アルトゥーベ二塁手が15打数6安打(.400)。カルロス・ベルトランが22打数5安打。カルロス・コレア三塁手が3打数1安打など、計7人の打者が81打数19安打(本塁打0、2塁打7)打点2、三振23、打率.235、OPS.605と抑え込まれていた。


WS-G1


カーショーの「12時から6時」と表現されるブレーキングカーブの軌道を初めて体感する打者も多かったに違いない。そのカーブを随所に織り交ぜて緩急自在の投球は見応えがあった。

ミサイルなど追尾する軍事技術を転用したスタットキャストやPITCH FXで集計されたデータによると、カーショーのカーブは、ファーストボールとリリースポイントが同じで、しかもファーストボールと回転数、回転軸がほぼ同じという事から打者が判別しにくいという。

しかも手元では9インチ(約23センチ)の落差があるため打者がスイングしても37.18%が空振り、28.32%がファウルになるなど、フェアゾーンになかなか飛ばないというデータがある。


試合は、カイケルの投げた初球をドジャースの1番打者クリス・テイラーが叩いて先頭打者ホームラン。同シリーズ史上4人目の初戦先頭打者アーチだった。

4回にアストロズの2番アレックス・ブレグマンが同点のソロ。6回にドジャースの2番ジャスティン・ターナーが決勝弾となる2ランを放ち、この2点のリードをカーショーとドジャース・ブルペン陣のブランドン・モロー、9回は守護神ケンリー・ジャンセンが無安打無失点に抑えて完封リレーで初戦を飾った。

2005年にワールドシリーズ進出を果たしたアストロズだが、その時はホワイトソックスに4連敗。これでWS5連敗で、球団初勝利はならなかった。


◇記事参考
http://www.espn.com/mlb/player/batvspitch/_/id/28963/clayton-kershaw
https://baseball.information0.com/major-baseball/why-kershaws-curve-is-almost-unhittable/


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Posted on 2017/10/25 Wed. 18:00 [edit]

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【WS2017】ドジャースはC.シーガーがロースターに復帰、G1から起用  



MLBワールドシリーズ2017に臨む両チームのロースターが発表された。

1988年以来29年ぶりのワールドシリーズ(WS)制覇を目指すドジャースは正遊撃手のコーリー・シーガーをロースターに復帰させ、第1戦から6番で起用する。

メジャーリーグ公式サイトによると、デーブ・ロバーツ監督はナ・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS)ではロースターから外したシーガーを再びメンバーに加える意向を示していた。



指揮官はシーガーについて、指名打者制が適用される敵地での3試合ではシーガーをDHで起用する方針。

1週間前はプレー不可能だったシーガーの状態に信頼を置けるのかとのメディアの質問には、「シーガーがバットを振ることには問題がなく、今日には守備練習もこなした」ということで、順調に回復しているようだ。

WS-G1

現地24日に公表されたシリーズに臨むドジャースの25人は、投手が、クレイトン・カーショー、ダルビッシュ有、リッチ・ヒル、アレックス・ウッドなどのスターターとケンリー・ジャンセン、ブランドン・モロー、前田健太などのブルペン陣。右投手が7人、左投手が5人の計12人。

野手は13人で、内野手(IF)登録が、新人コディ・ベリンジャー一塁手、ジャスティン・ターナー三塁手、ベテランのチェイス・アトリー二塁手ら7人。外野手(OF)がヤシエル・プイーグなど4人。これに内外野のユーティリティ選手クリス・テイラーら2人を含む13人となっている。

先発投手はカーショーが第1戦。ヒルが第2戦、ダルビッシュが敵地での第3戦。第4戦はアレックス・ウッドの起用が予想される。

各選手の詳細はMeet the Players: Get to know the Dodgersで。


GAME1
  1. Taylor CF
  2. Turner 3B
  3. Bellinger 1B
  4. Puig RF
  5. Hernández LF
  6. Seager SS
  7. Forsythe 2B
  8. Barnes C
  9. Kershaw P


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Posted on 2017/10/25 Wed. 05:00 [edit]

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【MLB移籍情報】2017-18シーズンオフのFA選手一覧(先発投手編)  

 


今オフにフリーエージェントになる選手をピックアップ。先発投手編。代表的な先発投手だけでも40人近くいるが、その中から気になる選手をピックアップした。


【先発投手】
(年齢)/17年サラリー/最終所属

C.C.サバシア(37)2500万ドル/ヤンキース
ジェレミー・ヘリクソン(30)1720万ドル/オリオールズ
ジョン・ラッキー(38)1600万ドル/カブス
ジェイク・アリエタ(31)1563万7500ドル/カブス
ウバルド・ヒメネス(33)1350万ドル/オリオールズ
ダルビッシュ有(31)1100万ドル/ドジャース
クリス・ティルマン(29)1005万ドル/オリオールズ
アンドリュー・キャッシュナー(31)1000万ドル/レンジャーズ
ランス・リン(30)850万ドル/カージナルス
ジェイソン・バルガス(34)800万ドル/ロイヤルズ
ハイメ・ガルシア(31)1200万ドル/ヤンキース
ウェイド・マイリー(30)1200万ドル/オリオールズ
タイラー・チャットウッド(27)440万ドル/ロッキーズ
アレックス・コブ(30)420万ドル/レイズ
ジョーリス・チャシーン(29)175万ドル/パドレス


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ダルビッシュ有の契約先が注目される。ヤンキースのマイケル・ピネダ(740万ドル)は7月にトミージョン手術を受けた。オリオールズからFAのウェイド・マイリーはクラブオプションでバイアウトは50万ドルになっている。

ジェレミー・ヘリクソンの1720万ドルは昨年のクオリファイング・オファーの提示額。ヘリクソンはこれを受け入れた。今季は夏のノンウェーバー・トレード期限前にフィリーズからオリオールズに1対2のトレードで移籍している。

アレックス・コブ(カッブ)の今季は15年5月に受けたトミージョン手術から完全復帰をイメージさせるような29先発で12勝10敗、防御率3.66だった。

上記以外にも、田中将大のように残り3年6700万ドルを破棄してFAになることもできるオプションのある選手もそこそこいる。ジョニー・クエト、チェン・ウェインなどもそうした選択権を有した選手。


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Posted on 2017/10/24 Tue. 17:00 [edit]

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【球団人事】メッツに新監督 元インディアンス投手コーチのミッキー・キャラウェイ氏  



この秋は、少なくともメッツ、レッドソックス、フィリーズ、タイガース、ナショナルズの5チームで新監督が誕生する。そのうちレッドソックス、タイガースはすでに新監督の就任が発表された。

70勝92敗で地区4位に低迷したニューヨーク・メッツがテリー・コリンズに代わる新監督として現インディアンス投手コーチのミッキー・キャラウェイと合意した事を複数のメディアが報じている。


メッツ


この数年、主力選手の故障による離脱が相次いでテリー・コリンズには不運だった。若い才能ある投手陣を抱えながらもそういった理由で力を発揮できずMLB30球団中、防御率でスターターが27位、リリーフが28位と低迷した。

メジャーファンならお分かりのように、キャラウェイは、インディアンスの投手コーチ5年間でメジャー屈指の投手陣を築き上げた。

MLB公式サイトでも今季インディアンス投手陣がマークした防御率3.30、1614奪三振、奪三振率10.1、WAR31.7(FanGraphs版)に注目。いずれもメジャートップの数字だ。

13年からテリー・フランコーナ監督のもとで投手コーチを務め、コリー・クルーバー、カルロス・カラスコ、トレバー・バウアーといったスターター達を育てた。

クルーバーは、この5年間で2度のサイ・ヤング賞を受賞した。

インディアンス投手陣はカーブを多用し、緩急をつける配球が特徴のひとつ。メッツは前投手コーチのダン・ワーゼンがスライダーを中心とした組み立てだった。そのことから「キャラウェイの新監督就任によってメッツ投手陣の配球に大きな変化が生まれることは間違いない」とMLB公式サイトは分析している。

メッツは、14年に地区2位となり浮上のきっかけをつかむと、15年はマット・ハービー、ジェイコブ・デグロムらメジャー屈指の若手投手陣が強力ローテを形成。2000年以来となるワールドシリーズ進出を果たした。

ノア・シンダーガード、セス・ルーゴ、スティーブン・マッツ、ザック・ウィーラーに、今季15勝、チームで唯一の期待投球回数を上回る201回1/3イニングスを投げたジェイコブ・デグロムなど、若い才能がひしめくメッツ投手陣をどのように再生するのかも注目が集まる。

また、主力野手を夏のファイアーセールで放出したが、外野手で青木宣親との契約もどうなるのか、気になるところだ。


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Posted on 2017/10/23 Mon. 17:00 [edit]

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【球団人事】タイガースはベテラン監督、レッドソックスは42歳の新監督  



デトロイト・タイガースの新監督が、今季、アリゾナ・ダイヤモンドバックスでベンチコーチを務めたロン・ガーデンハイアー氏に決まった。かつてはタイガースと同じア・リーグ中部地区のミネソタ・ツインズで2002年から2014年まで指揮を執ったベテラン監督。

監督として通算1,068勝1,039敗。6回の地区優勝に導き、2010年には最優秀監督賞に輝いている。メジャーリーグ公式サイトによれば契約期間は3年。

ボストン・レッドソックスとの面談も受けていたと、MLB公式サイトは報じていた。

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そのレッドソックスは、新監督にアレックス・コーラ氏が決定している。

42歳のコーラ氏はプエルトリコ出身で内野手出身。1998年から2011年までMLBプレイヤーとして6球団で内野の各ポジションを務めた。2007年のWBCプエルトリコ代表で世界一のメンバーでもある。

現役引退後は、母国でウインターリーグやWBC代表チームGMなどを歴任。2013年2月よりESPN及びESPN Deportesで野球解説者を務め、2017年はヒューストン・アストロズでベンチコーチを務めた。



レッドソックスは地区2連覇を果たしたものの、2年連続でポストシーズンのファーストラウンドで敗退。その責任転嫁という訳ではないがファレル監督との契約を1年残して解雇した。

ファレル氏の采配、リーダーシップに関してはファンからも不満が多かったが、チーム編成を行ったデーブ・ドンブロウスキー社長が若い42歳の監督を就任させた、ドンブロウスキー体制を固めた事になる。

レッドソックスは2億ドル近い大型補強をしながらポストシーズンで結果を残せず、デビッド・オルティーズが引退後にクラブハウスのリーダーシップの不在などがメディアに指摘されている。


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Posted on 2017/10/23 Mon. 08:00 [edit]

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【ALCS】アストロズがAL移動後リーグ初制覇!MVPはバーランダー  



メジャーは、両リーグのチャンピオンシップが終わった。GAME7までもつれ込んだアメリカンリーグ(AL)は、ヒューストン・アストロズが4対0で制して4勝3敗で、2005年以来となる12年ぶり2度目のリーグ優勝を決めた。

アストロズは、13年にナ・リーグ中部地区からア・リーグ西部地区に編成が移ってからはリーグ初制覇で、24日(日本時間25日)から始まるワールドシリーズでナ・リーグの覇者ロサンゼルス・ドジャースと世界一を争う。

終わってみれば、レギュラーシーズンで101勝(61敗)を挙げたアストロズが、ワイルドカードから勝ち上がったAL東部地区2位(91勝71敗)のヤンキースを最終戦で突き放した。

MVPはジャスティン・バーランダー投手。彼はこのポストシーズンで4試合に登板、3試合に先発し4勝0敗。防御率1.46、WHIP0.93、24回2/3イニングスで24奪三振と、助っ人としての存在感を示し、南部のテキサス州のファンからすればレッドソックスとヤンキースという東部の名門チームを黙らせたピッチングは、胸のすく思いだったに違いない。

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ヤンキースが敗れ去ったことで、田中将大対ドジャースのダルビッシュ有、前田健太のワールドシリーズでの日本人投手対決は無くなった。

アストロズ、ヤンキースともにホームですべて勝った。

変な詮索かも知れないが、アストロズはホーム6勝で、昨年オフから着手したミニッツメイド・パーク名物の「タルの丘」を撤去した改装費用がペイできたかも知れない。昨年までは、センター深部(約132メートル)に勾配と電柱のようなポールがあった。


がんばろう神戸


以前にも紹介したが、スポーツが勇気を与えることもある。

1995年1月17日、阪神淡路大震災で神戸が被災した年も仰木監督(故人)やイチローが活躍して「がんばろう神戸」を合言葉に地元チームのオリックス・ブルーウェーブが優勝した。11年ぶりだった。(私も大阪で被災したから、あの揺れは今でもトラウマになっている。)

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この8月に大型ハリケーン「ハービー」が直撃して、上から2番目に強い「カテゴリー4」の勢力がヒューストンを襲った。最大風速58メートル、24時間で610ミリの雨が降った。

これによりヒューストンは多大な被害を受けた。

そのヒューストン市民を励ます為に「HOUSTON STRONG」を合言葉にアストロズがチャンピオンシップまで駆け上がる姿は、2013年のボストンマラソンの悲惨なテロから立ち上がってボストン市民を勇気づけたレッドソックスや、あの時のオリックスを思い出す。


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Posted on 2017/10/22 Sun. 15:00 [edit]

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【ALCS】剛腕バーランダーに沈黙のヤンキース打線 無策のジラルディ  



アメリカンリーグのチャンピンシップシリーズ(ALCS)は20日(日本時間21日)、第6戦をヒューストンのミニッツメイド・パークで行い、アストロズがヤンキースに7対1で勝利。対戦成績を3勝3敗の五分に戻して最終の第7戦までもつれ込む展開になった。

アストロズの先発は、8月末にデトロイト・タイガースから移籍して以来の無敗のジャスティン・バーランダー。ヤンキースはルイス・セベリーノの両右腕の先発で始まった試合は、中盤まで両エースの息詰まるような投手戦。

この均衡を破ったのはアストロズ。5回に3番ホセ・アルトゥーベの2点タイムリーなどで3点をリード。8回にもアルトゥーベのソロアーチを皮切りに4得点を挙げ、そのまま逃げ切った。

バーランダーは7回99球、被安打5、8奪三振で無失点に抑える力投。このポストシーズンで先発3試合、中継ぎ1試合で4勝目。防御率1.46、WHIP0.93、24回2/3イニングスで24奪三振と、助っ人としての存在感をいかんなく発揮している。



残念だったのは、ヤンキースのゲーム運び。ポストシーズンの経験のない若い選手がほとんどで、強く振って遠くに飛ばすことはできるが、次の塁に走者を進めて得点を重ねていくスモールベースボールが出来ない。

三振の少ない選手を集めて確実性を増したアストロズとは対照的なチーム編成にも問題があるが、この試合でも2回、6回、7回で先頭打者を塁に出したが、結局得点したのはアーロン・ジャッジの第4号ソロホームランの1点のみだった。

とくに3点リードされた直後の6回、先頭の9番チェイス・ヘッドリーがヒットで塁に出て1番ブレッド・ガードナーを迎えたシーンで、左打者のヘッドリーが三塁線にバンドを試みるなり、ヒット・エンドランを仕掛けるなり、剛腕バーランダーを揺さぶるような攻めを見せて欲しかった。

ジラルディ監督からのサインは何もなく、ガードナーは簡単に打ってショートフライ。2番アーロン・ジャッジは、お約束の三振。3番ディディ・グレゴリウスにライト前ヒットが出ただけに、すぐに得点を挙げて追い上げるチャンスを無策で潰してしまった。

狭い球場で、ホームランを打って逃げ切る大味なスタイルが出せなかった。

先発投手やブルペン陣の踏ん張りで、短期決戦を何とか勝ち抜いてきたが、大事な一戦では、総合力の差が露呈してしまった。こういう試合をしていると勝つ確率が減って、地区制覇もできない今季のような結果になってしまう。

ワールドシリーズで田中将大とダルビッシュ有や前田健太の投げ合いを見たいが、こんな試合をするようでは期待できない。

第7戦はヤンキースがCC.サバシア、アストロズはチャーリー・モートンが先発予定。

これは第3戦と同じ顔合わせで、前回はサバシアが6回3安打、無失点。一方、モートンは3回2/3を投げて6安打7失点と打ち込まれ、敗戦投手となった。


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Posted on 2017/10/21 Sat. 17:30 [edit]

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ダルビッシュと前田健太がワールドシリーズへ ドジャースが1988年以来のWS進出   



ダルビッシュ有と前田健太が所属するロサンゼルス・ドジャースが1988年以来、29年ぶりのワールドシリーズ(WS)進出を決めた。

ドジャース2017


カブスのホーム、シカゴのリグレーフィールドで行われたナ・リーグのチャンピオンシップシリーズ(NLCS)第5戦は19日(日本時間20日)、エース左腕クレイトン・カーショーが好投してゲームを作ると、打撃陣では、エンリケ・ヘルナンデスが1試合3本のアーチを架けて7打点。

7回には2番手の前田健太が打者3人を完ぺきに抑え、8回はブランドン・モロー、最後はクローザーのケンリー・ジャンセンが締めて、ドジャースがNLCSの対戦成績を4勝1敗としてナショナルリーグを制覇。リーグ王者としてワールドシリーズにコマを進めた。



カーショーは4回1死からカブスの3番クリス・ブライアントにソロ弾を浴びたものの6回89球を投げて3安打、5奪三振、1四球、1失点の好投。

ディビジョンシリーズではダイヤモンドバックスに4発のホームランを許して、チャンピオンシップシリーズ第1戦でも5回を4安打、2失点(被本塁打1)でピリッとしなかったが、ポストシーズン3戦目の登板では完ぺきではないものの、大量点に守られて、エースとしての結果を残した。

この流れではワールドシリーズ第1戦にカーショーが中4日で登板する可能性が強くなった。

前田健太


2番手の前田健太も好投した。わずか10球で3者凡退に仕留める完璧な内容だった。

このポストシーズンでは5回目の登板。計5イニングスを無安打、無四球、無失点の完璧なリリーフでロバーツ監督の起用に応えている。

前田で注目したいのは5試合で15人中、左打者との対戦は1人のみ。応援している側としてはもっと見たい気もするが、対右打者の被打率.214、三振も今季140のうち91三振が右打者。そうしたデータを生かした起用法が功を奏しているのかもしれない。

ワールドシリーズでは、アストロズとヤンキースのどちらになるかわからないが、アストロズでは主力にアルトゥーベ、コレア、スプリンガー、グリエル、ブレグマンなど、コアな選手に右打者が多い。ヤンキースもジャッジ、サンチェス、カストロ、フレイジャーが右打者で、彼らと前田健太との対戦も楽しみだ。

ここまで2017年のポストシーズン2戦2勝のダルビッシュ有の存在も大きい。いまさら紹介するまでもないが、2戦で11回1/3イニングスを投げて失点2の防御率1.59。被打率.195でWHIP0.79だから、2本塁打を献上しているとは言え、それ以外は、打たれたというイメージがない。

アストロズのバーランダーと同様に優勝請負人として夏に補強しただけに、その期待に応えた内容だと言える。

シーズン終了後にはフリーエージェントになるダルビッシュだが、何とか引き留めて契約して欲しいというドジャースファンの声が高まっているという。



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Posted on 2017/10/20 Fri. 15:00 [edit]

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【NLCS】母国のために!ドジャースのヘルナンデスがグランドスラム含む3発7打点  



ナ・リーグ・チャンピオンシップ(NLCS)の第5戦は、シカゴ・カブスのリグレーフィールドで行われ、11対5でドジャースが勝利。シリーズの通算成績を4勝1敗としてワールドシリーズの切符を手にした。

カブスが、ホセ・キンタナ。ドジャースが、クレイトン・カーショーという左腕対決となったが、初回からドジャース打線がキンタナを攻略。

ドジャースは、相手が左投手ということで右打者を並べた打線。第1戦、第2戦以来のスタメン起用となった6番エンリケ・ヘルナンデスが2回に先頭打者で初球を叩いてソロホームラン。

3回に4連打で1点を追加し、なおも1死満塁の場面では、ヘルナンデスが2打席連続弾となるグランドスラムを右翼スタンドに叩き込んだ。


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ヘルナンデスは9回にも2ランを放ち4打数3安打、7打点の猛打賞だった。第1戦、2戦では4番で起用されてノーヒットに終わったヘルナンデスが、ここでは結果を出した。

シーズン中は、1番のクリス・テイラーと共に内外野で起用されてきたユーティリティプレイヤーのヘルナンデス。彼らの存在が、ドジャースのロースターに厚みを出している。

3回途中にキンタナを引きずり下ろしたドジャースが大量得点、投げてはカーショー、前田健太、モロー、ジャンセンの必勝リレーで29年ぶりのワールドシリーズ進出を決めた。



ヘルナンデスは、プエルトリコ代表として春の第4回WBCにも出場。しかし、その母国が8月にハリケーンで甚大な被害を受け、ヘルナンデスも支援活動を行っていた。苦しむ母国の人々のために、という気持ちが彼のモチベーションになっているのかもしれない。


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Posted on 2017/10/20 Fri. 13:00 [edit]

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【ALCS】田中将大が雄叫び!ニューヨーク・ポストも「最高傑作」と絶賛  



大試合に力を発揮する田中将大の本領が発揮された試合だった。

打率、出塁率、OPS、得点でMLB30球団中トップ、チーム本塁打数で2位のアストロズ強力打線を相手に7回零封。103球(ストライク68)、被安打3、1四球、8奪三振のマウンドだった。

対アストロズは通算6試合で0勝4敗、防御率7.62だっただけに胸のすく会心の投球だった。



このチャンピオンシップの第1戦でも相手の本拠地ミニッツメイド・パークで負け投手になったものの『FOX SPORTS1』でヤンキース@アストロズ戦の解説を務めたジョン・スモルツも、「田中はこのスタジアムで凄い仕事をしている。スプリットに頼ることなく、速球とスライダーで打者を攻めることができている」と絶賛していた。

90年代に活躍し、通算213勝、154セーブを挙げた名投手スモルツの言葉だけに重みがある。

試合後の記者会見では「率直に今日は自分を褒めてあげたいと思います」と振り返った田中。日本でも大切なゲームの前には抜群の集中力で力を発揮する。10代の頃からあの甲子園の舞台で培ったものは、彼の大きな財産かも知れない。

これで2017年のポストシーズンは、20イニングスで2勝1敗、防御率0.90、WHIP0.65、18奪三振と圧倒的な数字をマーク。

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ミニッツメイド・パークとヤンキースタジアムという典型的な打者有利のボールパークで、心配したシーズン35本も打たれた本塁打を1本も献上していないところが安定感の象徴だと感じる。

ふり返れば、何度も見た被弾のシーン。その度にチャンネルを変えたが、キャリアワーストだったシーズンの掉尾にその存在感を発揮している。

辛口のニューヨークメディアも、たとえばニューヨーク・ポスト紙も「最高傑作」と、そのマウンドを称えた。49,647人の観客もそれを感じたに違いない。


◇記事参考
https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/baseball/mlb/2017/10/15/___split_16/index.php
http://nypost.com/2017/10/18/yankees-game-away-from-world-series-after-tanaka-masterpiece/



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Posted on 2017/10/19 Thu. 17:00 [edit]

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レッドソックスの主力2人が手術、JDマルティネス待望論もありチーム編成に影響か!?  



レッドソックスの主力選手2人が手術を受けた。

ボストン・レッドソックスの指名打者ハンリー・ラミレスと先発左腕エデュアルド・ロドリゲス投手が現地17日、手術を受けた。MLB公式サイトによると両選手ともフロリダ州ペンサコーラのジェームズ・アンドルーズ医師が執刀した。

このうち復帰まで時間を要するのはロドリゲス。メジャー3年目の今季は25試合(うち先発24試合)に登板し、6勝7敗、防御率4.19。膝の痛みで6月に故障者リスト(DL)に入るまでの11試合は、4勝2敗で防御率3.59。

クリス・セール、ドリュー・ポメランツ、リック・ポーセロらと共にローテーションの一角を担っていたが、オールスターブレイク後に復帰した後は14試合の先発で2勝5敗、防御率4.72と振るわなかった。

もうひとりの主砲ラミレスの方は、左肩の関節鏡視下手術などで、比較的早めの復帰が期待され、来季の開幕には間に合う見通しだという。



33歳のラミレスは今季、キャリアワーストの打率.242にとどまり、23本塁打、62打点。来季は4年総額8,800万ドル(約98億7,000万円)の契約最終年になる。

レッドソックスは、デビッド・オルティーズが引退したことでシーズン前から懸念されていた長打力不足が露呈。前年208本だったチーム本塁打もア・リーグ最低の168本まで減った。

その影響もあり59本塁打を放ったマーリンズのジャンカルロ・スタントンの獲得を期待する声もあるが、巨額の契約が残っている事や平均で121試合しか出場できていない事などが理由で、地元メディアでは獲得に否定的な論評がある。

そこで浮上しているのは17年45本塁打のJ.D.マルティネス。マルティネスは夏にタイガースからダイヤモンドバックスに移籍後に本塁打を量産。ポストシーズン進出へチームをけん引した。

年間トータルで打率.303、出塁率.376、長打率.690、OPS1.066、103打点という数字はオルティーズ引退後の長距離砲として期待でき、スタントンほど高額契約でもないという。

レッドソックスの外野陣はベッツ、ブラッドリー・ジュニア、ベニンテンディの若い3人が今季のレギュラーだったが、やや迫力不足。

そこに、ライトが定位置のマルティネスを一塁や指名打者、外野を併用させてハンリー・ラミレスと併用してはどうかという案が浮上している。



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Posted on 2017/10/19 Thu. 08:00 [edit]

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【ALCS】ジャッジが点火 ヤンキースが8回逆転で2勝2敗のタイブレークに  



7回までアストロズの先発ランス・マッカラーズJrに1安打に抑えられていたヤンキース打線だったが、7回にアーロン・ジャッジの本塁打で目を覚ますと、8回に2点ビハインドを逆転。6対4で勝利し、ア・リーグ・チャンピオンシップ(ALCS)の対戦成績を2勝2敗にした。

ヤンキースは今シーズンの躍進の象徴だったジャッジが、この試合の前までポストシーズン34打数5安打、打率.147(OPS.646)と不振を極めていた。

しかし、第3戦の2本目から感触を取り戻したのか、この試合でも7回先頭打者で回って来た第3打席、初球の甘く入ったナックルカーブを捉えて、シーズン中に何度も見たセンター・バックスクリーンに叩き込む反撃の一打を放った。



これでホーム無敗のヤンキースに火がついた。8回裏、ヤンキースは8番トッド・フレイジャーと代打チェイス・ヘッドリーの連打でノーアウト二、三塁のチャンスメイク。

ここでアストロズはクローザー、ケン・ジャイルズを投入。

1番ガードナーの二塁ゴロでまず1点を返し3対4。1死三塁からジャッジが左翼フェンスを直撃するタイムリー二塁打で同点。

押せ押せムードのヤンキースは3番グレゴリウスがヒットで繋いで1死一、三塁とし、4番サンチェスが右中間を破る二塁打を放って2点を勝ち越した。

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今季のアストロズ・リリーフ陣は30球団中、防御率で17位。弱点とされたブルペンがヤンキースの勢いを止められなかった。

明日行われる第5戦は、ホームで強い田中将大と左腕ダラス・カイケルが先発予定。


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Posted on 2017/10/18 Wed. 12:30 [edit]

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【ALCS】ベテラン左腕サバシアが意地の6回無失点 ヤンキースが反撃で1勝2敗に  



ニューヨークに舞台を移したアメリカンリーグのチャンピオンシップ(ALCS=リーグ優勝決定戦)はヤンキースが8対1で勝利して対戦成績を1勝2敗とした。

これで4連敗は無くなったわけで、初戦に登板した田中将大の第5戦が待ち遠しくなった。

ヤンキースの連敗をストップしたのはメジャー17年目、37歳左腕CCサバシア。この数年は膝の故障とアルコール依存症などが伝えられ、かつての輝きは失われていた。

体調が戻った今季は、27試合で148回2/3、14勝5敗、防御率3.69、120奪三振、被本塁打22と復調。メディアによれば今季チームが負けた直後の登板で9勝0敗、防御率1.71と「連敗ストッパー」になっていた。


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今季は契約最終年。オフにはフリーエージェントになるだけに、ダメなら即引退という崖っぷちの1年がベテランに火をつけたのかもしれない。

サバシアは、6回99球(ストライク64)、3安打4四球5奪三振、無失点で連敗のチームを勝利に導いた。

打線もベテランの好投に報いた。2回裏二死走者なしから6番スターリン・カストロ、7番アーロン・ヒックスの連打で一、二塁のチャンスを作り、ここで8番トッド・フレイジャーが外角低めの球を上手くバットに乗せてライトスタンドへ運ぶ先制スリーランを放った。

今季27本塁打で夏に補強したフレイジャーが持ち味を出して、欲しかった先制点を叩き出した。

4回裏には二死一、三塁から9番チェイス・ヘッドリーのタイムリーで1点を追加。1番ブレット・ガードナーが死球を受けて満塁となったところで暴投によりさらに追加点。5対0にすると、2番の悩めるア・リーグ本塁打王アーロン・ジャッジがポストシーズン2本目の3ランをレフトスタンドに突き刺した。

ジラルディ監督は「これ以上ないという投球だった。シーズンでもいいピッチングを続けていたので驚きはないよ」と称えると、守備でも貢献したジャッジが「両サイドを突いて緩急を巧みに操っている。後ろで守っていて楽しい」とコメントしている。





ディビジョンシリーズでは、あの強豪インディアンス相手に2連敗から3連勝しただけに、もしかして?を感じさせる1勝だった。明日の第4戦の先発はヤンキースがソニー・グレイ。アストロズは発表されていないが、右腕ランス・マッカラーズJrが予想される。


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Posted on 2017/10/17 Tue. 16:00 [edit]

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