メジャーリーグ物語 海を渡った野球人
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0831
ナショナルズのストラスバーグが完封!スタントンの月間19本塁打は明日に持ち越し? 
ナショナルズの右腕スティーブン・ストラスバーグが6安打8奪三振、無失点の完封で11勝目を飾った。ナショナルズは4対0で勝利し、4連勝。今季81勝51敗(勝率.614)で優勝マジックを16にした。
ストラスバーグは打撃面でも活躍し、5回に先制のホームランを自らのバットで叩き出し、7回にもセンター前ヒットで、この日4打数2安打だった。
9回110球(ストライク78)で1四球完封の快投を演じた剛腕は、これで今季23試合の先発で11勝4敗、防御率2.90、WHIP1.07、164奪三振、奪三振率(K/9)10.35。
If you're reading this, Stephen Strasburg threw a complete game shutout.
— Washington Nationals (@Nationals) 2017年8月30日
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被本塁打も13本しかなく、9イニング換算(HR/9)で0.82。パークファクターがあるので比べるのはかわいそうな気もするが、ヤンキース田中将大の被本塁打29、HR/9の1.77に比べるとこの数字の素晴らしさが分かるはずだ。
防御率でNL4位、K/9で同3位、奪三振数で同8位。上にクレイトン・カーショー(ドジャース)とマックス・シャーザー(ナショナルズ)がいるので「サイ・ヤング賞」は厳しいが、どの項目でもトップ10にランクインしている。
この好投にさすがのジャンカルロ・スタントンも4打数ノーヒットで、期待されたメジャー月間本塁打記録(29本)の更新はならなかった。(まだ、1試合あるので期待したい)
イチローも代打で8回に登場したが、低めのチェンジアップにタイミングが合わず、空振り三振に倒れた。イチローは代打での年間安打数(28本)のメジャー記録更新まで、あと5安打。打率.253。
マーリンズは3連敗でワイルドカード(WC)争いでもWC2位と5.5ゲーム差に後退してしまった。


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Posted on 2017/08/31 Thu. 12:00 [edit]
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0830
レッドソックスのC.セールが15勝目、MLB最速で1500奪三振到達  
レッドソックスのデーブ・ドンブロウスキー野球運営部門社長は、その手腕が評価されている一人だが、2015年オフに大枚をはたいて契約した先発左腕デービット・プライス(7年総額2億1700万ドル=約238億円)は、今季11試合に登板しただけで現在も故障者リストに入り、この2年間で296イニングで、ここまで年俸に見合う結果を出していない。
それに比べて昨年12月にマイナー選手4人と引き換えにホワイトソックスから獲得した先発左腕クリス・セールは、「サイ・ヤング賞」当確のような好投を続け、チームの地区首位に貢献している。
現地29日のブルージェイズ戦では7回を投げて被安打3、奪三振11、無四球、無失点。今季185回1/3イニング、防御率2.77、WHIP0.91。
レッドソックスは3対0で勝利し、セールは15勝目(6敗)を飾ると共に通算1500奪三振に到達した。通算1290イニングでの到達は史上最速記録ということだ。
セールは、この日の11奪三振で今季264奪三振。300奪三振まで、あと34まで迫っている。
この「シーズン300奪三振」も凄い記録で、達成すれば同じレッドソックスの右腕ペドロ・マルティネスが1999年に記録した313奪三振以来18年ぶりになる。
メジャーリーグファンならご存知だと思うが、ナショナルリーグに比べ「指名打者制」があって投手が不利とされているアメリカンリーグ。しかも、東部地区は「バッターズ・ヘブン」といわれるぐらい打者有利の球場が多い。重みが違う数字といえる。


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Posted on 2017/08/30 Wed. 18:00 [edit]
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0829
ハリケーン「ハービー」直撃でMLB、NFLとも主催試合を変更 
米南部テキサス州に25日、大型ハリケーン「ハービー」が上陸、被災地には米軍のほか、警察、消防などが出動。救助活動や安否不明者の捜索などが続いている。
メジャーリーグ機構(MLB)は現地28日、テキサス州ヒューストン周辺に大型ハリケーン「ハービー」が直撃して壊滅的な被害が出たことを受け、29日から予定されていたヒューストン・アストロズ対テキサス・レンジャーズの3連戦の開催地変更を発表した。
アストロズの本拠地ミニッツメイド・パークで開かれる予定だった同シリーズは、フロリダ州にあるタンパベイ・レイズの本拠地トロピカーナ・フィールドで行われることになる。
さらに、9月1日から予定されているアストロズ対ニューヨーク・メッツの3連戦もミニッツメイド・パークからトロピカーナ・フィールドへ移す可能性があることも発表した。

アメフトのプロリーグ、ナショナル・フットボールリーグ(NFL)でも現地31日に予定されていたプレシーズンマッチ、ヒューストン・テキサンズ対ダラス・カウボーイズ戦をテキサス州アーリントンにあるAT&Tスタジアムへと移す事を発表した。
地元紙「ヒューストン・クロニクル」はテキサンズ本拠地であるNRGスタジアムに被害はなかったものの、スタジアム近郊で洪水被害が出ているとも伝えている。
NFL公式サイトでは、地元のテキサンズが100万ドルを「ヒューストン洪水基金」に寄付。テキサンズのスター選手、J.J.ワットはすでに洪水救済基金への50万ドルの寄付を集めているとも報じている。
ほかにもNFL財団やニューイングランド・ペイトリオッツのオーナーであるロバート・クラフト氏からもおよそ同額が被害地域の米国赤十字へと寄付されてことを伝えている。
このハリケーンの勢力の強さは5段階分類で上から2番目に威力が強い「カテゴリー4」。2005年8月、米南部を直撃し1,500人以上の犠牲者を出したハリケーン「カトリーナ」の上陸時の威力はカテゴリー3だった。


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Posted on 2017/08/29 Tue. 17:00 [edit]
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0829
青木宣親がDFA 来季は日本球界復帰の可能性もある 
ブルージェイズに電撃トレードされた後も12試合で32打数9安打、打率.281、3本塁打、8打点と活躍していた青木宣親が、突然、40人枠から外された。いわゆるDFA(Designated For Assignment)になった。
ブルージェイズは今後、青木をウエーバー公示して、他球団からクレーム(獲得申し出)があれば、その球団への移籍が決まる。この青木のDFAで代わりに傘下のバッファロー・バイソンズからリオネル・カンポス投手が昇格した。
しかし、この措置は複雑なメジャーリーグ機構(MLB)の制度が影響したもので、単なる「戦力外」ではない。
ご存知の方も多いが、MLBでは、25人枠の選手を40人枠の中から自由に入れ替えることができないという規則がある。MLB在籍3年以上の青木のような実績のある選手は、選手個人の権利が守られていて簡単にマイナーに降格させることができない。だからDFAを行うしかない。

このあたりの複雑なMLB規定やそれに伴う青木の今後の動向は、現地で取材されているスポーツライター、菊池慶剛さんの報告を紹介したい。
だから日本のプロ野球で考えるような「戦力外」ではない。
地元メディアにとっても青木のDFAは予想しない措置で、ファンからは球団SNSに驚きとクレームが多かった。
ジョン・ギボンズ監督の説明では「簡単(な判断)ではなかった。彼はチームのためによくやってくれていた。ただ我々は投手の補強が必要だった。(MLB球界では)こうした事態が繰り返されてきたように、どうしても中継ぎ陣がもう1人必要になった。だが数日後にはロースターが拡大されるからね」ということで、9月のロースター拡大(25人から40人)で、再び戻ってくる可能性は十分ある。
ただ、青木がブルージェイズに戻っても若手の起用を優先するような起用法を首脳陣は考えており、青木の出場機会は減る事が予想される。
青木選手はウェーバーがクリアになった時点でチームに残留する必要は無く、自らの意志でFAになる道も選択できる。
考えてみれば青木の場合は不運だった。あのジャイアンツ時代にも1番レフトでレギュラーを獲得し、オールスターの中間発表で外野手部門4位に選ばれるほど活躍した。しかし、2発の死球で欠場し、故障者リスト入りした。
次の年のマリナーズでは前半不調で定位置を獲得できなかった。16年オフでもアストロズは早々と青木の獲得に乗り出した。
メジャー6年間の通算で打率.285、出塁率.350、OPS.738、33本塁打、211打点、93盗塁は、多くのチームのレギュラー選手と比較しても遜色ない。
たとえば、同じブルージェイズのセンター、ケビン・ピラーはメジャーキャリア5年で打率.263、出塁率.302、OPS.702。守備力ではピラーが上だが、打撃成績では青木の方が上回っている。
レフトのプレイヤーで比べるとヤンキースのブレット・ガードナーはキャリア10年と長いが通算打率.263、本塁打も83本。
青木ほど評価されていない選手も珍しいかもしれない。場合によっては、来季に日本球界復帰もあり得ると予想したい。今後の動向に注目したい。


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Posted on 2017/08/29 Tue. 12:00 [edit]
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0828
フィリーズの新人ホスキンスがまた記録更新!上原浩治から5試合連続の11号 
ここでも先日紹介したフィラデルフィア・フィリーズの新人リズ・ホスキンス左翼手が記録を更新するデビュー18試合で11本のホームランをマークしている。
8月10日にメジャーデビューした24歳のリズ・ホスキンス。デビューから3試合は無安打だったが、5試合目のパドレス戦で2本の本塁打を放ち、19日のジャイアンツ戦からは3試合連続ホームランをマークした。

ホスキンスはそこから1試合をあけて、23日のマーリンズ戦からこの日のカブス戦まで5試合連続ホームランをマーク。
この日は、8回から登板したカブス上原浩治のフルカウントからのフォーシームをレフトスタンドに運んだ。
メジャーデビュー18試合で11本塁打。64打数で11号は、昨年のヤンキース捕手ゲーリー・サンチェスの81打数を大きく塗り替える驚異の記録となった。
これで打率.297、出塁率.408、長打率.828、OPS1.236と凄い数字で、三振数が13試合とアーロン・ジャッジに比べて少ないのも評価できる。
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Posted on 2017/08/28 Mon. 18:38 [edit]
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0828
田中が今季10勝目!苦手のデイゲームでやっと勝利 
現地27日、ヤンキース田中将大投手が日曜日のデイゲームで好投、10勝目をあげた。
本拠地でのマリナーズ戦で7回を投げて被安打6、10奪三振で1失点(自責1)というハイクオリティースタート。苦手だったデイゲームで、今季8回目の登板で初勝利だった。
宝石のような投球!「マサ」・田中将大が自身100試合目の先発マウンドに立ち、7回1失点10奪三振で今季10勝目をマークした!@t_masahiro18 #日本人選手情報 pic.twitter.com/60t7eMmXPm
— MLB Japan (@MLBJapan) 2017年8月28日
田中は今季25試合目の登板。そのうちナイターでは、ここまで17試合の登板で、9勝4敗、防御率3.24。それに引き換えはデイゲームでは、ここまで7試合で0勝6敗、防御率11.81と散々なスタッツだった。
ヤンキースが前半戦好調だった時は目立たなかったが、前半戦が終わッた時点での田中は、7勝8敗で負け越し、防御率5.47と規定投球回数以上の投手の中で最低クラスの成績だった。その大きな原因がデイゲームでの極端に打ち込まれるパフォーマンスだった。

しかし、故障者リストから復帰後は2試合で合計14イニング投げて4失点。四球1、被本塁打1。デイゲームでも勝利して10月に向けて明るい兆しが出てきた。
区切りとなるこの勝利で、メジャーデビューから4年連続2桁勝利を達成。メジャー通算100試合目の登板で通算600奪三振も記録した。
ヤンキースは相手のミス絡みで勝利したが、これで4連敗の首位レッドソックスに2.5差まで詰め寄っている。ワイルドカード争いでは断トツのトップだ。


Posted on 2017/08/28 Mon. 17:00 [edit]
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0827
フィリーズの新人ホスキンスが新人史上最速の10号本塁打、メジャーは新人が豊作  
ヤンキースのアーロン・ジャッジやドジャースのコディ・ベリンジャーはルーキーでオールスターにも出場。2017年を代表する新人選手だが、新たに凄い選手が現れた。
8月10日にメジャーデビューしたフィリーズのリズ・ホスキンス。デビューから3試合は無安打だったが、5試合目のパドレス戦で2本の本塁打を放ち、19日のジャイアンツ戦からは3試合連続本塁打をマークした。
現地24日、15試合で8本塁打という記録を作ったが、25日のカブス戦では、1回に2ランを打ち、デビュー以来16試合、54打席で9号を放ち、「ベースボールリファレンス」によれば1913年以降でルーキー最速だという。
さらに、26日のカブス戦の1回に相手先発のヘンドリクスから3試合連続の10号を叩き込んだ。メジャーデビュー17試合で10本塁打。試合は、まだ続いている。

カリフォルニア州サクラメント出身の24歳。スイッチヒッターで右投げの左翼手。前日までのスタッツは打率.286、9本塁打、21打点、出塁率.412、OPS1.197。
ホスキンス以外にも、パイレーツの4番ジョン・ベルはルーキー最多の127試合に出場。22本塁打はルーキー3位タイ。76打点(同3位)、OPS.841。オリオールズのトレイ・マンシーニ一塁手も打率.289でルーキー3位タイ。22本塁打、OPS.855。
ほかに、レッドソックスのアンドリュー・ベニンテンディ外野手、ラファエル・デバース三塁手。カージナルスのポール・デヨング二塁手。マリナーズのベン・ギャメル外野手、前半活躍したミッチ・ハニガー外野手。
元DeNAの33歳ユリエスキ・グリエルもアストロズで正三塁手として113試合に出場。彼もルーキー資格がある。
※数字はすべて26日(日本時間)までの数字です。


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Posted on 2017/08/27 Sun. 10:00 [edit]
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0826
マリナーズに移籍のアロンソが延長11回にチャップマンから代打決勝本塁打 
チャップマンがまた打たれた!
ヤンキースがホームにマリナーズを迎えた試合で、延長11回にマリナーズの代打ヨンダー・アロンソが決勝弾を放って2対1でマリナーズが勝った。マリナーズは、ワイルドゲームでのプレイオフ進出に望みをつなぐ価値のある1勝になった。
ヤンキースは、守護神チャップマンが今季3本目の本塁打を献上。しかも、勝負を決める決勝弾になってしまった。
今月だけで3本の本塁打を献上しているチャップマン。過去にはレッズ時代の13年に7本の本塁打を許したことがあるが、そのシーズンは68試合でのこと。
今季は、ここまで20試合のセーブ機会に登板して4回失敗している。41試合で防御率もワーストの4.23と悪化。昨年の2チームで防御率1.55、36セーブと比べると明らかに低いパフォーマンスといえる。
奪三振率(K/9)も12・21と、ふつうの投手ならハイレベルだが、彼にとってはキャリアワーストの数字になっている。
昨年12月に5年8600万ドルのリリーバーとしては史上最高額で契約しただけに、物足りない結果と、叩かれても言い訳できない数字といえる。
チャップマンは5月に左肩回旋筋腱板の炎症で故障者リスト(DL)に入って5週間近く戦線を離脱。そうした事も影響しているものと思われるが、今後の起用法にも影響するかもしれない。

一方、マリナーズにとっては新加入の嬉しい一発になった。
8月のトレードでアスレチックスから獲得したヨンダー・アロンソ一塁手。30歳のアロンソは今季、115試合に出場して打率.272、出塁率.368、OPS.887、20二塁打、24本塁打、58打点、61得点。
出塁率や長打率はキャリアハイの成績で、この夏のオールスターにも選出された。トレード期限前には一塁手を欲しがったヤンキースへのトレードも噂されていた。
7月以降、やや数字を下げたが、8月は打率.300、出塁率.375と好調。マリナーズの一塁手は、アロンソ獲得前までは、7人の選手を起用したが打率でMLB21位と低迷し、補強ポイントのひとつだった。
アロンソの今季年俸は400万ドルとリーズナブルで、シーズン終了後にFAとなる。


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Posted on 2017/08/26 Sat. 17:38 [edit]
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0825
MLB「プレイヤーズ・ウィークエンド」背中のニックネームにもランク付け? 
MLBとMLB選手会は「プレイヤーズ・ウィークエンド」と題してさまざまなユニークなイベントを今週末に行う。(日本時間26日から28日)
選手たちは自分で選んだニックネームを付けた限定ユニフォームでプレイする。MLBのユニークな話題を扱う「Cut4」では101個のニックネームをランキング形式で紹介している。
「プレイヤーズ・ウィークエンド」まであと少し!さて、101の選手たちのニックネームを見てみよう!みんなの推し選手はこのリストに入っているかな?#エピソード pic.twitter.com/mJIVUhDiaf
— MLB Japan (@MLBJapan) 2017年8月24日
なんでもランキング形式にしてしまう方が、笑えるが、それによれば――
96位は「NINJA」。アレクシー・アマリスタ(ロッキーズ)のことだが、彼は173センチで「リトル忍者」のニックネームがある。
86位は「TSUNAMI」でカルロス・マルティネス(カージナルス)。他に「BIG ○○○」というニックネームが多い。
トップ3は、3位がジョシュ・フェグリー(アスレチックス)の「PTBNL」、2位がトミー・ハンター(レイズ)の「TWO TOWELS」、1位がカイル・シーガー(マリナーズ)の「COREY’S BROTHER」となっている。

ちなみに、別のメディアではワースト4にイチローの「ICHI」が選ばれた。理由は簡単すぎて安直だかららしい。
米データ専門サイト「ベースボール・リファレンス」では、イチローのニックネームは「Wizard(魔法使い)」だと紹介していることから、日本の誇る安打製造機の背中に入るニックネームは「Wizard(魔法使い)」こそ相応しいと提案している。
それは素敵な「称号」ともとれるリスペクトしたニックネームだが、謙虚な日本人プレイヤーたちが自分で自分の事を「魔法使い」とは付けにくいだろう。でも、上原あたりは「雑草魂」とか、漢字を付ければ意外と受けたかもしれない。
ランク付けしたサイトでは、ワースト3も選出。ダメ出しを連発しているから笑えてくる。日本のプロ野球でも「目くじら立てず」に野球を気楽に楽しめるこんな企画に期待したい。
青木宣親:NORI
イチロー:ICHI
岩隈久志:KUMA
上原浩治:KOJI
田澤純一:TAZ
田中将大:MASA
ダルビッシュ有:YU-SAN
前田健太:MAEKEN


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Posted on 2017/08/25 Fri. 11:00 [edit]
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0825
【MLB移籍情報】Rソックスがアスレチックスからラジェイ・デービス外野手を獲得 
メジャーリーグでは8月末までの移籍で10月のポスト―シズンに出場できることから、優勝争いを続けるチームは、シーズン最後の補強をする。
ア・リーグ東部地区で首位を走るレッドソックスが外野手を補強した。これはセンターのジャッキー・ブラッドリーJr.が左手親指を捻挫して10日間の故障者リストに登録したため、アスレチックスからラジェイ・デービス外野手を獲得した。
36歳のデービスは今季アスレチックスで100試合に出場して打率.233、5本塁打、18打点、26盗塁、OPS.647。
👋 @rajai11davis!
— Red Sox (@RedSox) 2017年8月24日
So how are your dance moves?
Asking for a friend. pic.twitter.com/oT8pOAuV2s
昨季はインディアンスの一員としてワールドシリーズに出場。どのメディアでも紹介されているが、昨年のワールドシリーズ第7戦の8回にアロルディス・チャップマンから劇的な同点弾を放った。
数字だけを見ると全盛期は過ぎた選手だが、ポストシーズンの経験や勝負強さはレッドソックスの若い外野陣にプラスアルファの効果があるかもしれない。
レッドソックスの外野陣は、ライトがムーキー・ベッツで不動。センターはブラッドリーJr.の後をレフトから新人ベニンテンディが入って、レフトには、ここ数試合、ブロック・ホルト(前日まで打率.200、OPS.518)が入っている。
なお、このトレードでレッドソックスは見返りとして、マイナーのラファエル・リンコネス外野手を放出した。


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Posted on 2017/08/25 Fri. 09:00 [edit]
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0824
リッチ・ヒル好投も劇的幕切れ!これで前田健太のPOベンチ入りは微妙な立場に 
ドジャースは現地23日、ピッツバーグでのパイレーツ戦に左腕リッチ・ヒルが先発。8回までランナーを1人も出さない完全試合。残念ながら9回にローガン・フォーサイス三塁手がエラーを犯して先頭打者の出塁を許したが、それでもノーヒット・ノーランの好投を見せた。
打線のランサポートもなく、ヒルは力尽きたのか延長10回に、先頭のジョシュ・ハリソン二塁手にカウント2-1からの4球目をレフトスタンドに運ばれて0対1で敗戦投手(今季9勝5敗)となった。
しかし、10回途中まで99球を投げて許した安打はこのホームランのみ、被安打1、無四球、10奪三振、1失点の好投も虚しく悲運の負け投手となった。

MLB公式サイトによればヒルは、「1球だけ失投してしまってガッカリしているよ。でも、彼ら(パイレーツ)は素晴らしい試合をしたよね」と零封された味方打線を責めることなく、パイレーツの戦いぶりを称賛した。
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督も「我々は試合を通してランナーを出していた。トレバー・ウィリアムスはしっかり投げ、必要なときにゴロを打たせていたね」と何度もピンチを凌ぎ、8回無失点の力投を見せた相手の先発投手ウィリアムスを称えていた。
ここまではどのメディアも今日のトピックスとして伝えたが、今日のヒルの好投で心配なのが前田健太。
ドジャースは次に勝てば90勝。10月のポストシーズン進出は手中にし、1988年以来、29年ぶりのワールドシリーズ制覇に向けて戦力を充実させている。
カーショー、ダルビッシュに続いてアレックス・ウッドも故障者リスト入りしているが、大黒柱のカーショーが10月に戻ってくることは間違いなく、ダルビッシュも次の日曜日に復帰。最短の10日間で戻ってくる。
リュ・ヒョンジンも7月24日の復帰以来、好投を続け、8月は3試合で無失点が2試合、防御率1.59と好調。
そして、今日のヒルの好投。これは首脳陣に与えるインパクトが強く、勝ち星こそ11勝の前田が上回っているものの防御率などの内容では、リュ・ヒョンジンとヒルの方がいい。
前田は、先日の登板で6回の4失点が悔やまれる。5回までは完璧にゲームを支配したが、課題の打者3巡目につかまって6回の1イニングだけで4失点。首脳陣に与える印象は悪い。
短期決戦のプレイオフでは過去にもレンジャーズ時代の上原浩治やレッドソックス時代の田澤純一がメンバーから外された。
短期決戦での先発は3枚。チャンピオンシップやワールドシリーズは7回戦制なので多くて4枚。ドジャースはブルペンも良くて先発がブルペンに回ることは考えにくい。
ハイレベルの話だが、前田の崖っぷちの先発ローテ争いは、まだまだ続きそうだ。


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- ドジャースのA.ゴンザレスが通算2000本の金字塔
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Posted on 2017/08/24 Thu. 17:00 [edit]
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0824
ドジャースのA.ゴンザレスが通算2000本の金字塔 
ドジャースの“顔”が戻って来た。エイドリアン・ゴンザレス一塁手が現地22日、敵地で行われたピッツバーグ・パイレーツ戦でメジャー通算2000安打のマイルストーンを達成した。
これまで、タフな選手として有名だったが今季初の故障者リスト入りを経験。6月11日以来、約2カ月ぶりに戦線復帰(8月18日に復帰)。6回、パイレーツ2番手の右腕ジョニー・バルバト投手から一塁線を破るツーベースを放って2000本の大台に到達した。現役選手として11人目の「2000本安打」。
2️⃣,0️⃣0️⃣0️⃣.
— Los Angeles Dodgers (@Dodgers) 2017年8月23日
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35歳のゴンザレスは、2000年のドラフト全体1位指名でフロリダ(現マイアミ)・マーリンズと契約。04年にレンジャーズからメジャーデビュー。その後、パドレス、レッドソックスと移籍し、12年途中からドジャースに移籍した。
メキシコ出身の代表的な選手としてオールスター選出5回、ゴールドグラブ賞4回、シルバースラッガー賞2回などを受賞している。
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メジャー通算では、打率.289、出塁率.360、長打率.488、OPS.848、309本塁打、1171打点。兄はWBCメキシコ代表の監督。


Posted on 2017/08/24 Thu. 08:00 [edit]
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0823
イチロー勝ち越し3ランでビッグイニングを演出、青木宣親も先頭打者弾 
マーリンズのイチロー外野手が3号3ラン、ブルージェイズの青木宣親外野手が4号先頭打者ホームランを放っている。
イチローは敵地でのフィリーズ戦、ダブルヘッダー第1試合、7回1死一、二塁の場面で代打として登場。右腕ノラのカウント3-1から5球目92マイル(約148キロ)ツーシームを振り抜いて右中間スタンドに決勝弾となる3ランホームランを運んだ。
スタットキャストの計測では432フィート(約132メートル)のホームランだった。

代打ホームランは昨年の9月6日以来、2度目。これで勢いがついたマーリンズ打線は、主砲スタントンの46号ソロ、オズナの28号2ランなどで一挙に6点のビッグイニングを演出して12対8で勝った。
イチローはこれで149打数、37安打(MLB通算3067)打率.243、3本塁打、15打点、出塁率.304、OPS.615。盗塁が0なので、あと数試合ある先発出場時に何とか決めて欲しい。
なお、代打での安打21は、マーリンズの代打安打数のタイ記録らしい。
⚾#イチロー 代打出場で勝ち越しの3号3ラン✨👏🏼
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この試合では、勝ち越した直後に田澤純一が登板したが、1回、被安打2で失点1だった。田澤は40試合、防御率5.45。
奪三振率(K/9)が昨年の9.79から5.92と悪化。フォーシームの球速もメジャー平均以下の91.08マイル(約146キロ)に低下しているのも原因のひとつと考えられるが。レッドソックスでの登板過多など、この数年の疲れが出ているのかもしれない。
一方、ブルージェイズに電撃トレードされて話題になった青木宣親はレイズ戦に1番ライトで先発出場。
1回、相手のエース、クリス・アーチャーの1-0からの2球目93.4マイル(約150キロ)のフォーシームを捉えて右中間に先制の先頭打者ホームランを放った。今月6日以来、今季4本目。試合はまだ続いている。


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Posted on 2017/08/23 Wed. 09:55 [edit]
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0822
ドジャース新加入のグランダーソン外野手が1週間で2本のグランドスラム 
メッツからドジャースに移籍したカーティス・グランダーソン外野手が、この1週間で2本のグランドスラム(満塁本塁打)を放ってチームに貢献している。
ドジャースは1988年以来のワールドシリーズ制覇に向けて、この夏に精力的な補強を行った。その中で最後に外野の弱点だったセンターをメッツからカーティス・グランダーソン外野手を獲得して強化した。
そのグランダーソン外野手が1週間で2本のグランドスラムをマーク。しかも、この2本は移籍前のメッツと移籍後のドジャースで記録するという離れ業をやってのけた。
グランダーソンは、現地8月17日の対ヤンキースのサブウェイシリーズの第4戦でメッツの1番ライトで出場。9回に19号グランドスラムを放った。

その後、東海岸のチームから西海岸のドジャースにトレード移籍。
20日にはドジャースのユニフォームを着てデトロイトでのタイガース戦で剛腕ジャスティン・バーランダー投手からチームで唯一の打点を叩き出す20号ソロホームランを放った。
21日には、ピッツバーグでのパイレーツ戦でゲリット・コール投手から逆転の21号グランドスラムを叩き込んだ。この試合は延長にもつれ込んだが6対5でドジャースが制した。
1週間以内に別のチームでのグランドスラムは、移籍の多いメジャーといえども珍しい記録。バーランダーもコールも相手のエースだけに、この2発でドジャースファンの心を掴んだに違いない。
グランダーソンは試合後、ジャッキー・ロビンソンが活躍した西海岸の名門チームに移籍した喜びをインタビューで語っている。
ちなみに、ドジャースのグランドスラムは今季8本目。シーズン最多は2004年の10本。


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Posted on 2017/08/22 Tue. 20:56 [edit]
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0821
MLB最年長バートロ・コローン投手が全30球団から勝利! 
44歳の腹の出た中年右腕が30球団から白星を挙げる金字塔を達成した。
現役最年長選手であるツインズのバートロ・コローン投手が現地8月20日のダイヤモンドバックス戦で勝利。MLB通算238勝目は全球団からの勝利というメモリアルな1勝になった。これは、史上18人目の快挙だ。
MLB.comによれば現役ではカブスの左腕ジョン・ラッキーとナショナルズの右腕マックス・シャーザーに次いで3人目らしい。
44歳にして素晴らしい活躍を魅せるバートロ・コローン!
— MLB Japan (@MLBJapan) 2017年8月21日
6回6奪三振で、史上18人目のMLB全球団勝利を達成! https://t.co/MdNBSrjWYM pic.twitter.com/vHcTxEmiXz
ドミニカ共和国出身で97年にインディアンスでメジャーデビュー。これまで10球団を渡り歩いた。
個人的には、アスレチックス時代に同地区のマリナーズ、イチローと対戦していた時のイメージが強いが、2012年にはMLBの薬物検査でテストステロンの陽性反応が出たため、50試合の出場停止処分を受けた。翌年にもバイオジェネシス・スキャンダルで禁止薬物の購入が発覚したため、ダーティーなイメージが残っている。
今季はブレーブスで13試合に先発して防御率8.14と打ち込まれ、7月上旬に解雇されたが、プレイオフに望みをつなぐツインズが契約し、移籍後は7試合の先発で3勝2敗、防御率4.46と往年の球速はなくなったが先発ローテーションの一角を担っている。


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Posted on 2017/08/21 Mon. 17:00 [edit]
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0820
ドジャースの視界はポストシーズン ダルビッシュ有も10月を見据えて10日間DL入り 
ドジャースにトレード移籍したダルビッシュ有が腰の張りにより故障者リスト(DL)入りすることが球団から発表された。
16日(日本時間17日)のホワイトソックス戦で本拠地デビューを飾ったが6回90球で降板。被安打8、与四球1、失点3とクオリティースタートは達成したものの3本塁打を浴び、これまでの2試合とは明らかにコンディションが悪いという印象を与えた。
野球専門サイト「full-count」の記事では、地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のペドラ・モウラ記者をツイッターを引用して、「6イニングを終えた後、クレイトン・カーショーが降板するように説得したと、ユウ・ダルビッシュは語った。『6週間後、僕たちは君がひどく必要になる』。カーショーはダルビッシュにこう言った」と伝えた。降板の裏にはエースの説得があったという。

チームを率いるデーブ・ロバーツ監督によれば「ダルビッシュ本人は投げられると言っていたが、チームとしてはムリをさせずに万全な状態で戻ってきてほしいと思っている」と大事を取らせる方向性を示した。このDL入りの措置はダルビッシュを休養させ、先発ローテーションを1度飛ばすためのものだという。
昨年の労使協定で、今季から故障者リストの期間が15日から10日に短縮され、現場では好評だという。ちょっと選手を休ますときに便利だからというのがその理由だが、ダルビッシュの場合も1回登板を飛ばすだけで、最短では日本時間8月28日に復帰予定。
とは言え、これまで10日間のDLに入って長引いた選手がいることも事実なので、すんなり戻って来れるのか、今後が注目だ。
ドジャースの視界は完全にポストシーズン。先発陣の大黒柱であるクレイトン・カーショウやブランドン・マッカーシーらの復帰を見ながら、先発3本柱のダルビッシュに休養を与えながら10月決戦に臨むという戦略だ。


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Posted on 2017/08/20 Sun. 11:11 [edit]
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0820
アルバート・プホルスが通算609号、サミー・ソーサと並ぶ 
6月3日のツインズ戦で史上9人目の通算600本塁打の金字塔を達成したアルバート・プホルス(エンゼルス)が通算609号に到達した。
37歳のプホルスは、マーリンズのイチローと同じ2001年にカージナルスでデビュー。それ以降、2010年まで打率.300、30本塁打、100打点を10年連続で達成した。

ドミニカ共和国出身のメジャー選手としてマニー・ラミレスの最多打点記録だった通算1831打点を抜き、歴代ドミニカ共和国出身選手の最多打点記録を持っている。
さらに、この609号は、ドミニカ共和国生まれのソーサの本数に並んだことになり、MLB.comによればアメリカ生まれの選手以外では最多の本塁打となった。
.@PujolsFive rips career HR No. 609, tying Sammy Sosa for most by a foreign-born player. pic.twitter.com/rVpwhuu8EI
— MLB (@MLB) 2017年8月19日
通算安打数も2926本で、3000安打まで74本。今季の達成は難しいかもしれないが、達成すれば、これまで「600本塁打&3000安打」を達成したのは、ハンク・アーロン(755本塁打、3771安打)、ウィリー・メイズ(660本塁打、3283安打)、アレックス・ロドリゲス(696本塁打、3115安打)の3人だけだから、彼を入れて4人目という大記録になる。
来年のオールスター前ぐらいには、イチロー、ベルトレイ、プホルスの「3000」を超えた頂上安打数争いが話題になるかもしれない。


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Posted on 2017/08/20 Sun. 09:55 [edit]
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0819
【MLB移籍情報】ドジャースがメッツからグランダーソン外野手を獲得 
1988年以来のワールドシリーズ制覇を目指すロサンゼルス・ドジャースとニューヨーク・メッツのトレードが成立している。
このトレードでドジャースはメッツの元オールスター外野手カーティス・グランダーソンを獲得した。

36歳のグランダーソンは今季終了後にフリーエージェントになるが、今季はここまで打率228、出塁率.334、OPS.815、19本塁打、52打点。
残りの負担額は約500万ドルほどで、メッツは金銭もしくは渡した選手のリストから後日指名するものと思われる。
グランダーソンは、センターに入るものと予想され、若手25歳のジョグ・ピーダーソン(打率.215、11本塁打)が、マイナー落ちか控えに回る。相手投手によっては、右打席のピーダーソンと左のグランダーソンというツープラトンでの起用も予想される。
これまでプレイオフに6度出場し、3本塁打を記録しているグランダーソンの経験値も世界一を目指すチームには必要かもしれない。
ドジャースは、エイドリアン・ゴンザレス一塁手が戦列に復帰しているが、コディ・ベリンジャーが好調なことから一塁に残し、もともと内野手だったクリス・テイラー(打率.310、17本塁打)がレフト、ヤシエル・プイーグがライトを守る布陣になっている。
今後、ゴンザレス一塁手の調子が上がって来た場合に、一塁のベリンジャーをレフトに戻し、クリス・テイラーをレフトから二塁手へコンバートすることも考えられ、打線だけ見れば厚みのあるものになる。
メッツはジェイ・ブルース、カーティス・グランダーソン、アズドルバル・カブレラを8月のトレード市場で動かせると判断し、アディソン・リードのトレードで最大の見返りを得ることに集中していたという。


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Posted on 2017/08/19 Sat. 21:00 [edit]
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0819
【悲報】カブスのJ.レスター、カージナルスのT.ローゼンタールらがDL入り 
10月のポストシーズン進出に向けて熾烈な覇権争いをしているナ・リーグ中部地区の2チームに暗雲が漂っている。
首位に立つカブスは、エース左腕のジョン・レスターが左広背筋の張りで2回途中に降板。10日間の故障者リスト(DL)に登録された。

MLB公式サイトによるとジョー・マドン監督は「才能ある投手が故障したかもしれないときは、もちろん心配だよ」とエース左腕の状態を心配した一方、「でも、焦って結論を出すようなことはしたくない。適切な手順を踏まないといけない。まずは医者に診てもらって、とにかくそれからだ。ネガティブな結論を出すような段階ではないよ」と慎重な姿勢を示した。
降板後、レスターはシカゴのダウンタウンにあるノースウエスタン・メモリアル病院へ向かい、球団の整形外科医による診察を受けたという。
カブスを1.5ゲーム差で追撃するカージナルスも守護神トレバー・ローゼンタールが右肘の炎症により10日間のDLに入った。
カージナルスは現地8月5日からの8連勝で一気に首位に迫った。そんな中での守護神の離脱は厳しい状況に追い込まれた。
トレバー・ローゼンタールは今季、50試合3勝4敗、防御率3.40、76奪三振、11セーブ。K/9は14.35。
昨年クローザーを務めた元阪神タイガースの呉昇桓(オ・スンファン)からその座を取り戻し、7月下旬からの7度のセーブ機会をすべて成功させていた。
この措置に伴い呉昇桓がクローザーに復帰する。呉は今季52試合1勝5敗、防御率3.74、51奪三振、10ホールド、18セーブ。79試合で防御率1.96だった昨年ほど安定感はない。
なお、カージナルスは先発ローテの一角を担っていた今季12勝のアダム・ウェインライトが現地18日より10日間DLに登録された。


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Posted on 2017/08/19 Sat. 07:52 [edit]
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0816
パクストン離脱のマリナーズがブラジル人右腕チアゴ・ビエイラをコールアップ 
7月に球団新記録の月間6勝を挙げた左腕ジェームス・パクストンが故障者リスト入りしたマリナーズ。今季は、ヘルナンデス、岩隈ら先発陣の相次ぐ故障に泣かされたシーズンだったが、ブラジル・サンパウロ出身の24歳右腕チアゴ・ビエイラをコールアップした。
今夏のマイナー・オールスター「フューチャーズゲーム」の世界選抜にも選出された逸材で、14日(日本時間15日)のオリオールズ戦の9回に3番手としてメジャー初登板を果たし、1回を無失点に抑えた。
MLB公式サイトによると最速102マイル、一部メディアの報道では最速104マイルを計測したという。
同サイトの報告では、マイナー通算与四球率4.62という制球難は大きな課題だが、先発からリリーバーに転向してから安定し、今後出場機会が増えるものと思われる。
マリナーズでは、昨年デビューして、現在クローザーとして活躍中のエドウィン・ディアスの前を投げるセットアッパーとして期待されている。マリナーズは、60勝61敗でワイルドカード圏内まで1.5ゲーム差の位置につけている。


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Posted on 2017/08/16 Wed. 18:00 [edit]
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