メジャーリーグ物語 海を渡った野球人

MLB ベースボールと日本人大リーガー

   

0820

【MLB移籍報道】ムーキー・ベッツ放出の背景にあるものとは?  




 衝撃を受けたレッドソックスのムーキー・ベッツ外野手の移籍報道。20年シーズン終了後にフリーエージェント(FA)になるベッツをレッドソックスが放出するかもしれないのだ。




 レッドソックスはトレード交渉に応じる構えだというが、そうなれば間違いなくこのオフの注目選手になる。それは、複数の選手が絡む大型トレードに発展することが予想され、そう簡単には成立せずに、場合によっては20年夏のトレードデッドラインまでもつれ込むことも考えられる。


その背景にあるものは?



昨年のア・リーグMVPでありフランチャイズの顔のような存在のベッツをなぜ放出するのか?

 MLB Networkのジョン・ポール・モロシによるとベッツが契約延長交渉を以前に拒否したことを理由として挙げている。ベッツは17年シーズン終了後にレッドソックスが提示した8年2億ドルという長期の契約延長オファーを拒否している。

 それは18年から19年にかけてのトラウト、ハーパー、マチャドといった巨額の契約で決定的になったのかもしれない。ベッツの成績やプライドから考えても2億ドル程度なら首を縦に振らなかったのは正解だった。ベッツの代理人を含む周辺が騒がしくなるのはわかる気がする。

 ベッツは今季も打率.285、21本塁打、65打点、12盗塁、出塁率.390、長打率.504、OPS.895。rWARで5.0という高い数値を残している。そのため自身の評価を知るためにFA市場で価値を知りたくなるのは当然のことかもしれない。

 考えられる要因として、レッドソックスのファーム層が考えられる。野球専門の米シンクタンク「ベースボール・プロスペクタス(BP)」やMLB公式サイトのランキング、さらに野球専門のデータサイト「ファングラフス(FG)」のランキングでも100位以内にマイケル・チャビス内野手がランクインしているだけだ。

レッドソックスはファーム層が薄い。これでは次の内部育成ができない。

とくに先発投手を中心に若手の投手が育っていない。また、ブルペンは防御率でMLB14位。クローザーが不在で上原や田澤が在籍していた頃のような安定感がない。このため、ベッツを放出する対価として複数のプロスペクトを要求することは十分に考えられる。

 次に考えられるのは、ペイロールが緊迫している事だろう。

 レッドソックスの年俸総額は約2億4050万ドルで「ぜいたく税」(Competitive Balance Tax)の上限額1億9700万ドルをはるかに上回る額だ。レッドソックスとナショナルズが今季は「ぜいたく税」を支払った。

 ドジャース、ヤンキース、ジャイアンツ、タイガースが回避することに成功したようにレッドソックスもリセットしたいだろう。この追徴税のようなシステムは連続で超えると税率が年々アップしていくからだ。ちなみにヤンキースは15年連続で超過してトータルで3億4100万ドル(約350億円)を払ってきたが昨年リセットに成功した。

 ベッツとは今季2000万ドルの契約だが、20年は年俸調停の最終年でロッキーズのノーラン・アレナド(2600万ドル)を超える2600万から3000万ドルぐらいの額が予想される。


20年に確定しているペイロールは、一部を紹介すると

  • デビット・プライス 3200万ドル
  • クリス・セール 3000万ドル
  • JDマルティネス 2375万ドル
  • ザンダー・ボガーツ 2000万ドル
  • ネイサン・イバルディ 1700万ドル
  • ダスティン・ペドロイア 1312万5,000ドル


 リック・ポーセロや数人がFAになり約3000万ドルが軽くなるが、その分、戦力バランスを考えると右腕のいない先発陣に不安も残る。

 レッドソックスには「ぜいたく税」の対象外とはいえ7年総額7250万ドルで契約したキューバ出身のルスネイ・カスティーヨ外野手の約1400万ドルやパブロ・サンドバル内野手の500万ドルなどの不良債権が2020年も残っている。

ダスティン・ペドロイア内野手の20年1312万5,000ドル、21年1212万5,000ドルも36歳で60日間の故障者リストに入っている現状から考えても不良債権化する可能性もある。

 こうした不毛のファーム層の開拓や「ぜいたく税」対策などが絡んで、ムーキー・ベッツのトレード案が持ち上がったと考えるのが大方の見方だ。

いずれにせよベッツの去就が、このオフの話題に一つになりそうだ。




◇記事参考
https://www.nbcsports.com/boston/red-sox/report-red-sox-may-listen-trade-offers-mookie-betts-offseason


 にほんブログ村 野球ブログ MLB・メジャーリーグへ


Posted on 2019/08/20 Tue. 07:00 [edit]

CM: --
TB: --
   

0819

菊池雄星がメジャー初完封!6月23日以来の5勝目  



 マリナーズの菊池雄星が敵地でのブルージェイズ戦に今季26試合目の先発登板。9回を散発2安打に抑え7対0で勝利。8奪三振1四球の力投で6月23日以来の5勝目(8敗)を飾った。

 96球を投げストライクは65球(約68%)。投球フォームを微調整して制球力が増したということだが、それよりもフォーシームの威力が戻ってきたことがプラス要因になった。96球での完封は、チームでは2006年のフェリックス・ヘルナンデス以来、13年ぶり。

 菊池の今季はフォーシームの平均球速が92.5マイル(約149キロ)だったが、この日は4回ごろから球威を増し最速94.7マイル(約152キロ)を掲示していた。そこに、87から88マイルのスライダー、80マイル前半のチェンジアップや75マイル前後のカーブを織り交ぜた緩急のある配給が功を奏した。

 防御率も5.56から5.19に改善。8月に入って3試合の登板では、4回、5回、3回1/3で、6回すら投げられないマウンドが続いていただけに立ち直りのきっかけになる事に期待したい。


【菊池雄星スタッツ】
5勝8敗
135回1/3
103奪三振
WHIP1.44
奪三振率6.85
与支給率2.86
被本塁打率2.06


 被本塁打31はアストロズのバーランダーと並んでALワースト。ただ、バーランダーは被打率.176に対して菊池は.281。バーランダーと比べるのはかわいそうだが、同じ左腕のヤンキース、JA.ハップも29本塁打も浴びて、防御率でも菊池より悪い5.40だが、打線のサポートもあって10勝7敗。勝ち星はチーム事情によるところが大きいので気にする必要はない。





 ただ、大谷翔平がルーキーとしてエンゼルスと結んだ契約金は231万5000ドル(約2億6000万円)、年俸はメジャー最低年俸の54万5000ドル(約6100万円)だった。その程度の契約なら球団側は仕方がないと諦めがつくだろう。

 菊池の場合は、複雑な契約だったが7年最大で126億円とも報道された。3年4300万ドル(約45億5800万円)が最低保証で年平均約1400万ドル(約14億8400万円)。

契約は複雑だったが、3年終了後、菊池側に契約解除(オプトアウト)の権利が与えられ、球団にも4年6600万ドル(約69億9600万円)のオプションが与えられている。球団側がリスクを軽減したミューチュアル・オプションだったと考えられる。

 さらに菊池には、選手側のオプション1年1300万ドル(約13億7800万円)も与えられており、これによって菊池には少なくとも4年5600万ドル(約59億3600万円)が保証されることになる。菊池の顔も立てたわけだ。エース級なら1年20億から25億が相場のメジャーリーグだから菊池の成績次第では(球団からすれば)安い買い物だった。

 最低でも2年間の数字を見てあげなければフェアではない気もするが、ここまでのファクトだけを見れば、マリナーズが契約更新するとは考えにくい。そういった意味でも今回の完封劇は菊池にとってもマリナーズにとってもインパクトを与える出来事だろう。


【日本人先発投手の1年目】

松坂大輔(2007)
32試合、15勝12敗、防御率4.40、奪三振201

黒田博樹(2008)
31試合、9勝10敗、防御率3.73、奪三振116

ダルビッシュ有(2012)
29試合、16勝9敗、防御率3.90、奪三振221

田中将大(2014)
20試合、13勝5敗、防御率2.77、奪三振141


 にほんブログ村 野球ブログ MLB・メジャーリーグへ



Posted on 2019/08/19 Mon. 06:37 [edit]

CM: --
TB: --
   

0818

メッツの新人ピート・アロンゾがコディ・ベリンジャーと並ぶ新人タイの39号本塁打  



 メッツの新人ピート・アロンゾが凄い記録に樹立しそうだ。コディ・ベリンジャー(ドジャース)が2017年にマークした39本塁打のナ・リーグ新人最多本塁打記録に並んだ。

 同地区首位のブレーブス戦に「3番ファースト」で出場したアロンゾは、第1打席にセンターへ39号先制3ランを放つと5打数5安打6打点の猛打賞だった。



 ここでも4月1日に紹介したが、2016年のMLBドラフトでメッツから2巡指名(全体64位)のアロンゾは開幕ロスターを果たし、開幕から4試合連続安打。4月2日には、メジャー第1号本塁打を記録すると、スプリングトレーニングの好調を維持して打ちまくった。

 24歳のアロンゾは昨シーズンもメッツ傘下ビンガムトンとラスベガスの2チーム合計で132試合に出場し、打率.285、36本塁打、119打点、OPS.975を記録。マイナーリーグの本塁打王にも輝いたプロスペクト。MLB全体の若手ランキングでもMLBが評価51位、BPが40位。

 前半戦30本塁打を記録して出場した7月のMLBホームランダービーでもブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.を抑えて優勝している。

 MLB.comでも紹介していたが、アロンゾは今季の最初の2週間ほどをマイナーで過ごした場合、メッツはフリーエージェントとなるのを1年遅らせることができた。

 しかし、メッツのフロントは「ベストの25人を揃えること」を最優先し、彼を開幕からメジャーのロースターに入れることを決めた。24歳のフロリダ出身の若者はそれくらい大きな期待を背負い、チームに必要な戦力と見なされている。

 また、メッツのシーズン本塁打記録はトッド・ハンドリーとカルロス・ベルトランによる41本塁打だが、この記録を更新するのに時間はかからないだろう。

 ここまで打率.263、39本塁打、91打点、出塁率.368、長打率.591、OPS.960。rWAR4.0。守備はファーストで700イニング以上出場した選手は今季14人の中でDRS-7は14位。UZR/150が1.7(同7位)と今後の課題だろう。



 にほんブログ村 野球ブログ MLB・メジャーリーグへ

Posted on 2019/08/18 Sun. 09:00 [edit]

CM: --
TB: --
   

0816

ダルビッシュ 、悲運!ハーパーから2奪三振もチームは逆転サヨナラ負け  




 カブスのダルビッシュ有がポストシーズンに進出に向けて好投を続けている。この日も7回を無失点10奪三振だった。

 注目のブライス・ハーパーとの対戦も2三振1死球と圧倒した。とくに3回の第2打席では2死二塁の場面で初球カーブ、2球目スプリット、そして3球目は91.1マイル(約146.6キロ)のツーシームでハーパーは、3球ともバットにかすりもしない空振りの三振にねじ伏せた。

 ダルビッシュは、オフの大補強でビッグネームが並ぶフィリーズ打線を散発の4安打、無四球に抑え、ライブ中継を見ていても完全にゲームを支配した印象の投球内容だった。ダルビッシュの2ケタ奪三振はメジャー37回目。勝利投手の権利を持って降板した。

 今季の防御率も前半終了時点の5.01から、後半戦は防御率2.36。WHIP1.16だが、最近の7試合では0.74で、四球を2個しか与えていない。

 奪三振数は、ナ・リーグ8位の168で、チーム最多。それでもキャリア平均の奪三振率11.02より悪い10.88だから、今後、さらに数値がアップする可能性を秘めているとみたい。今後の試合で圧巻の奪三振ショーを見られるかもしれない。



 試合は、9回裏にブライス・ハーパーがカブスの5番手デレク・ホランドから起死回生の逆転グランドスラムで7対5でサヨナラ勝ちを収めた。

 フィリーズは、打撃コーチに元近鉄などNPBで活躍したチャーリー・マニエル氏が就任。その効果が出たのかは分からないが、ハーパーが昨日2本塁打。この試合でも2試合連続の25号本塁打。昨日のJ.T.リアルミュートに続いて2試合連続のグランドスラムが出ている。





 にほんブログ村 野球ブログ MLB・メジャーリーグへ


Posted on 2019/08/16 Fri. 17:00 [edit]

CM: --
TB: --
   

0805

アストロズ、バーランダーも200奪三振、コールに続き2人目  




 アストロズのベテラン右腕ジャスティン・バーランダー投手が4日(日本時間5日)、同地区最下位のマリナーズ相手に好投。2回を終了時点で今季200奪三振を達成。試合は3対1でアストロズが勝利した。

 バーランダーは15勝目(4敗)。6回を98球、被安打3、失点1、与四球2、奪三振10。7回にコーリー・シーガーに被弾して1失点したところで降板した。2ケタ奪三振は今季7試合。



 今季のMLBで200奪三振(206奪三振)を超えているのは、同僚のゲリット・コール(216奪三振)に続いてで2人目。防御率2.68はアメリカンリーグでトップ。36歳のベテラン右腕は衰えを知らない。

 アストロズの投手陣は先発がMLB全体で30球団中2位の防御率。ブルペンが同4位。ここにダイヤモンドバックスからザック・グリンキー、ブルージェイズからアーロン・サンチェスをトレード期限前に獲得。MLB最高クラスの先発ローテーションを形成してポストシーズンへの備えも万全だ。

 バーランダーの契約は21年終了まで。気になるのは今季終了後にフリーエージェント(FA)になる右腕ゲリット・コールとの契約延長。今季はエリートスターターとしては格安ともいえる1350万ドル。28歳という年齢からマーケットバリューも6年1億7000万ドルから1億8000万ドルあると言われ、これは年平均2900万ドルのクリス・セール(レッドソックス)と3100万ドルのデビット・プライス(レッドソックス)並みの契約になると予想されている。

その他、唯一の先発左腕のウェイド・マイリー(1年450万ドル)も今季終了後にFAになる。


 にほんブログ村 野球ブログ MLB・メジャーリーグへ

Posted on 2019/08/05 Mon. 07:00 [edit]

CM: --
TB: --
   

0718

イエリッチだけじゃない!ブルワーズの日系3世K.ヒウラ二塁手も絶好調  




 昨年に続いて大方の予想通り大混戦のナショナルリーグ中部地区。現地7月16日終了時点で首位のカブスと2位のブルワーズが2.5ゲーム差。3位カージナルスが3ゲーム差。最下位のレッズまでが6.5ゲーム差 の中に ひしめく大混戦になっている。


 その中で注目したいのが、オールスターブレイク後に19打数12安打、2本塁打、6打点と絶好調のケストン・ヒウラ(ブルワーズ)二塁手だ。


 彼は5月14日にメジャーデビューしたルーキー。ここまで、32試合に出場して120打数38安打、打率.317、出塁率.383、長打率.592、OPS.975、9本塁打、18打点、5盗塁。昨日のブレーブス戦でも3打数3安打、1本塁打、2打点、1四球とチームの勝利に貢献している。





 ヒウラはカリフォルニア州ロサンゼルス出身の22歳。日系3世で、父親は日系、母親は中国系。フルネームが、ケストン・ウィー・ヒン・ナツオ・ヒウラ(Keston Wee Hing Natsuo Hiura)。 1996年8月2日の「夏」生まれの男の子だったので、ミドルネームがナツオが付いたらしく、それだけでも応援したくなるバリバリのアジア系選手だ。


 ブルワーズの17年ドラフト1巡(全体9位)。プロスペクトランキングでBP6位、MLB20位。チーム内では1位という若手の超が付く有望株だ。


 ヒウラの活躍で、ブルワーズの内野陣は主砲のマイク・ムスタカスが慣れないセカンドからロイヤルス時代のサードにシフトされ戦力に厚みが増した。


 ただ、フィールディングは、ファングラフスの数値でDRS(守備防御点)が-3。平均的な同じ守備位置の野手と比較して、どれだけチームの失点を防いだかという指標(UZR/150)も-10.2と今後の課題を残している。


 ブルワーズには同じく日系3世で昨年のリーグMVPクリスチャン・イエリッチ外野手がいるが、もう一人の日系人選手にも注目したい。



 にほんブログ村 野球ブログ MLB・メジャーリーグへ

Posted on 2019/07/18 Thu. 07:00 [edit]

CM: --
TB: --
   

0714

エンゼルスが急逝したスキャッグス投手の追悼試合で継投によるノーヒッター  

 


 エンゼルスは7月1日に遠征先のテキサスで急逝したタイラー・スキャッグス投手(享年27)をしのび、本拠地初戦となった試合前に追悼セレモニーを行った。

この日は、エンゼルスナインが全員、スキャッグスの背番号「45」のユニホームを着用。生前の映像が流され両軍が、黙とうをささげた。




 エンゼルス打線は初回から奮起した。先発右腕マイク・リークを1回に早々と攻略。2番マイク・トラウトの29号追悼弾で火が付いた打線は、いきなり打者一巡の13人の猛攻で7点を奪った。

3番大谷も1回だけで2度打席が回り、1打席目には左前安打を放ってメジャー自己最長8試合連続安打をマークすると、2打席目は四球を選んだ。

エンゼルスは7回までに13得点を奪うと、投手陣も2回を投げたタイラー・コール、3回から投げたフェリックス・ペーニャが無安打の継投で、2人の投手による継投のノーヒットノーランを記録した。


劇的、奇跡の数字が並んだ!

 メディアは、この劇的な試合の「奇跡の数字」を紹介。スキャッグスは7月13日が誕生日。翌日には28歳のバースデーを迎えるはずだった。誕生日を前にした追悼試合で、エンゼルス打線は初回に“7”得点を奪い、計“13”安打“13”得点で圧勝。

試合後、トラウトも「信じられないよ。初回に7点入れ、13点で勝利した。タイラーの誕生日は7月13日なんだ。明日だよ。13点、13安打、もちろん明日は13日。彼は間違いなく僕たちのことを見ているね」と驚きを口にしていた。

 さらに継投でのノーヒットノーランはMLB史上“13”度目のことで、ここにも“13”が。

また、米データ分析会社「STATS」は公式ツイッターで「前回カリフォルニア州で継投でのノーヒットノーランが達成されたのは? 1991年7月13日のオークランドでのアスレチックス対オリオールズ戦だったらしい。




 試合後、エンゼルスナインは着用していた背番号「45」のユニホームを脱ぎ、マウンドへ。その光景にファンはしばらく帰らず、スタンディングオベーションで勝利を祝福した。

 オースマス監督は「すごく特別だった。25年、メジャーのフィールドにいる中で、もっとも特別な瞬間の1つ。みんなでつないだノーヒッター。スキャッグスが達成したようなノーヒッターとも感じる」と感慨深そうに振り返った。

 無安打無得点試合は球団では2012年の5月2日以来7年ぶり11度目で、継投で達成は1990年の4月11日以来29年ぶり2度目。メジャー全体ではドジャースが昨年5月4日に達成して以来、13度目の継投でのノーヒットノーランとなった。






◇記事参考
https://full-count.jp/2019/07/13/post438707/


 にほんブログ村 野球ブログ MLB・メジャーリーグへ


Posted on 2019/07/14 Sun. 00:00 [edit]

CM: --
TB: --
   

0709

ルクロイ捕手が凶悪タックルで退場!MLBは厳正な処分を下すべきだ  




 エンゼルスの正捕手ジョナサン・ルクロイが本塁上でのクロスプレイで激突し、一時は起き上がることもできないほど意識朦朧の状態だった。CTスキャンを受けたところコンカッション(脳震盪)と鼻骨骨折の恐れがあると診断されている。


 事故が起きたのは、前半戦の最終戦。アストロズの本拠地。10対10で迎えた終盤の8回裏、アストロズの攻撃。1死満塁からライトフライを打ち上げて三塁走者ジェーク・マリスニックがタッチアップで逆転を狙ったシーン。


ライトのカルフーンは強肩で有名。このシーンでも好返球でタイミングは完全にアウト。それを感じた走者のマリスニックがホームベースの前方内側で構えるルクロイに向かって肩からタックルをしたように見えた。


アメリカンフットボールではよく見るシーンで、走者は、ホームベースではなく禁止されている捕手に向かってショルダータックルをしたように見えた。


 MLB.comの記事では、エンゼルスのブラッド・オースマス監督のコメントを紹介。元捕手の指揮官は「クリーンなプレイには到底見えなかった。実際に何が起きたのか分からないが、マリスニックは左に1歩踏み出し、腕をあげたまま突っ込んでいったように見える。MLBは再確認すべきだ。率直に言えば、何か処分を下すことを検討すべき」と話したという。


 筆者も全くの同意見だ、走者は明らかに内側に入っている。信じられない行為だ。野球をやっていた人ならわかるが、通常はライン上か、その外側を走る。ところが走者のマリスニックは内側(左側)を選んだ。故意ではないかもしれないが、過失を問われても仕方がないだろう。MLB機構は、15年制定した「コリジョンルール」に則って厳正な処分を下すべきだ。


 同じ捕手でもあるカージナルスのヤディアー・モリーナは自身のインスタグラムでこのプレーに対して、放送禁止用語も乱発して「ふざけるな!!! MLBはこのふざけたプレーに対して動くべきだ! クソ! ルクロイのために祈る!」とし、走者のマリスニックを猛烈に批判した。





 当事者のマリスニックも走路変更の判断の拙さを認め反省のコメントをしているが、何らかの処分は避けられないだろう。MLBは規定に従って処分しなければ、「故意でなければ、何でもしていい」という事になる。


 NFL(ナショナル・フットボール・リーグ)ではコンカッションと診断されて選手は試合に出ることができず、結果的に早期引退に追い込まれる選手も少なくない。


 この問題は、NFLを相手取った元選手側からの訴訟問題にまで発展し、米国の控訴裁判所は16年4月、脳疾患を抱えるアメリカンフットボールの元選手らが、NFLに補償を求めていた訴訟で、NFL側が推定10億ドル(約1090億円)を支払うという和解案を支持している。



◇記事参考
https://www.afpbb.com/articles/-/3084418





コリジョンルール(collision rule)とは?

 11年に本塁上での激突でサンフランシスコ・ジャイアンツのバスター・ポージー捕手が左足首じん帯を切る重傷を負った。この事故をきっかけに本塁上でのクロスプレーに関する議論が高まり14年に禁止事項としてルールに加えられた。14年9月にMLB機構の野球運営部門が「捕手がボールを持っていない状態で本塁をブロックしたとしても、意図的に走路を妨害した明らかな証拠がなければ、走者をセーフにしないように」と通達し曖昧なルールに一定の基準が設けられた。16年にはNPBでも採用されている。



 にほんブログ村 野球ブログ MLB・メジャーリーグへ

Posted on 2019/07/09 Tue. 07:00 [edit]

CM: --
TB: --
   

0629

《GAME DAY》大谷、2塁打含む3安打、田中はあすロンドンで先発  

 


大谷翔平が二塁打を含む3安打で打率を3割台に乗せた。

 大谷は本拠地での同地区ライバル、アスレチックス戦に「3番指名打者」で先発。4打数3安打で今季5度目の3安打以上をマーク。相手の先発が今季3打数1安打、昨年も2打数2安打と相性の良い右腕マイク・ファイアーズという事もあったが、この日も3打数2安打。レフトライナーに終わった第1打席も上手く捉えたあたりだった。

4打席目には4番手左腕ライアン・バクタ―から右中間をライナーで破る時速177キロの打球を放ち、スタンディングの二塁打だった。フロントドアのフォーシームを上手くさばく技ありの打席だった。

これで5試合連続の安打。今季通算で166打数50安打、打率.301となり、打率が3割を超えた。



 大谷は昨日、同カード3回の第2打席に10号2ランを放ち、日本人選手の史上5人目となるメジャーでの2年連続2桁アーチを達成。また、自己最多タイ月間7本塁打、月間30安打は自己新を更新中。

 5連勝を狙ったエンゼルスだったが試合は残念ながら2対7で破れた。オープナー制で先発したラミレスと2番手のペーニャが4番オルソンに2本塁打5打点を献上。その投手陣の早い段階での失点と安打数では8安打で、6安打のアスレチックスを上回りながら得点圏へ走者を進めることのできない拙い攻めが目立った。


田中将大、ロンドン・シリーズで先発

 

 ヤンキースは、現地29日と30日にイングランドのロンドン・スタジアムで宿敵レッドソックスと2連戦を行う。MLB公式戦はこれまで日本、オーストラリア、メキシコ、プエルトリコに次いで5か国目、ほかにキューバでも開催している。

ただ、これまでは野球が浸透している国々で、野球文化のない欧州では初開催となる。

 MLBのNFLやNBAに続く欧州の市場拡大戦略の一環だが、アメリカンフットボールはサッカーフィールドを使うために問題なく開催できるが、野球の場合は開催するフィールドの問題があった。

 ここでも紹介したが14年にオーストラリアで開催したときは円形のクリケット・スタジアムを改造して公式戦が開催された。今回は12年のロンドン五輪でも使用した長方形のオリンピックスタジアムにフランスから輸入した14万平方メートルの人工芝やアメリカから空輸した345トンの土を入れて2試合だけのボールパークを造成したという。

 21ヶ国613のメディアパスが発行されたという事だが、複数のメディアが伝えたところによるとヤンキース田中将大は現地28日、レッドソックスとの「歴史的」一戦に登板することについてコメントしている。

 田中はインタビューに答えて「投げる予定がないなら少しは楽しんだかもしれない」、「日本からMLBの世界に来たのも自分にとってはビジネストリップなので、全く楽しもうという気はなかった」、「来るのは初めてで、街並みとか風景は車で移動しているときしか見ていないけれど、自分にとっては新鮮だった」とコメントした。

 ローテーションの巡り合わせだが、個人的には、体への負担も考えてゆっくりロンドン旅行を楽しませてやりたかった。


記事参考
https://stadium-hub.com/00404.html



 にほんブログ村 野球ブログ MLB・メジャーリーグへ

Posted on 2019/06/29 Sat. 14:17 [edit]

CM: --
TB: --
   

0624

《GAME DAY》前田が7回2失点、菊池4勝目、大谷は代打初安打  




前田健太、7回2失点(自責点2)好投


 ナ・リーグ西部地区首位のドジャースは23日(日本時間24日)、同地区2位のロッキーズと対戦。前田健太が15試合目の先発登板で7回86球を投げ、奪三振6、被安打7、与四球2、失点2(自責点2)で今季初のハイクオリティースタートをマークして勝利に貢献した。


前田は今季最長イニング。7勝4敗、防御率3.76、WHIP1.10。奪三振率8.93、与四球率3.01。


試合は、同点の9回裏、ルーキーのウィル・スミス捕手の代打3点本塁打で劇的なサヨナラ勝ちを収め、これで3日連続のサヨナラ本塁打となった。しかも、ルーキーが3日連続のサヨナラ本塁打というメジャー珍記録になった。





菊池雄星、6回3失点(自責点3)4勝目


 マリナーズの菊池雄星も同日、本拠地のオリオールズ戦で先発し、6回を被安打5、3失点。味方の大量点に守られて自身の連敗を4で止め、35日ぶりの白星となる今季4勝目(5敗)を挙げた。

 菊池は17試合目の先発、6回94球、奪三振3、被安打5、与四球5、3失点。4勝5敗、防御率5.11、WHIP1.49。奪三振率6.54、与四球率3.02。この日の最速は93.7マイルだった。
94球中ストライクは56球(59.5%)で、まだまだ球威、制球とも本来のパーフォーマンスを発揮していない。

大谷翔平、代打で今季初安打

 エンゼルスの大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、プホルスの古巣凱旋で沸く敵地でのカージナルス戦の6回に代打で出場。右前打を放ち、4試合ぶり安打をマークした。代打では今季5打席目で初安打となった。試合は6対4でエンゼルスが勝利。4連敗は免れた。

 相手投手は3年目の左腕タイラー・ウェブ。高めに浮いたチェンジアップを捉えた打球は打球速度105マイル(約169キロ)の弾丸ライナーだった。当たりがよすぎて二塁ランナーが帰れなかった。角度がつけば確実にスタンドインする打球だった。

 大谷はこれで打率.272、9本塁打、30打点、3盗塁、出塁率.337、OBP.827。


▽GAME2で古巣での凱旋本塁打を放ったA.プホルス。3戦とも盛大なスタンディングオベーションでセントルイスのファンに迎えられた。




 にほんブログ村 野球ブログ MLB・メジャーリーグへ

Posted on 2019/06/24 Mon. 18:00 [edit]

CM: --
TB: --

筋書きのないドラマ《スポーツ》の魅力を発信しています。

最新記事

TAG LIST タグリスト

Category

カテゴリークラウド