メジャーリーグ物語 海を渡った野球人

MLB ベースボールと日本人大リーガー

   

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MLBとNFLのドラフトで史上初1巡目指名 ハイズマン賞QBカイラー・マレー  



 テネシー州ナッシュビルで開催された全米注目のNFLドラフト2019全体1位指名は、オクラホマ大のハイズマン賞受賞クォーターバック(QB)、カイラー・マレーだった。マレーはMLBドラフト2018でもオークランド・アスレチックスから1位指名を受けており、MLBとNFLで1位指名を受けた史上初の選手となった。

 元テキサス工科大のヘッドコーチ(HC)だったクリフ・キングベリーが新たに指揮をとるNFLアリゾナ・カージナルスが全体1位で指名したわけだが、キングベリー新HCもカレッジ時代にオクラホマと対戦しており、その時のQBが今回指名したマレーで「もし可能なら全体1位で彼を指名したい」とも語っていたという。

 オクラホマ大はアメリカンフットボールでNCAAトップ20の常連校。昨年のNFLドラフトでも同大学出身のQBベイカー・メイフィールドがクリーブランド・ブラウンズの1巡指名(全体1位)を受けており、2年連続で全体1位指名のQB、しかもハイズマン賞受賞QBを輩出するというのは快挙だ。

 ちなみに、NFL中継(録画)をたまたま見ていたがメイフィールドは、昨年の第3週途中から正QBのタイロッド・テイラーが負傷退場により急遽出場して連敗中のチームに635日ぶりの勝利をもたらした。(ブラウンズは前年16戦全敗だった)




 話が脱線したが、マレーは先輩メイフィールドのように活躍できるのかどうか疑問が残る。ハイズマン賞受賞のQBは活躍できないという説もあるが、これはあくまでもジンクス。

 マレーは178センチと小さなQBだ。これが、パス攻撃のネックになる。

 これに対しては、シアトル・シーホークスのQBラッセル・ウィルソンも小さいが活躍しているという評価もある。彼もMLBロッキーズから内野手で4巡指名を受けている。

 ただ、ウイルソンが活躍したのは「リード・オプション」というランニング攻撃主流の時代。その時にモバイルQBとして登場して成功した。しかも、当時NFLで最強と言われたディフェンス陣が相手の攻撃を最少得点に抑えて、ウイルソンのランオフェンスが時間をコントロールしながら後半逆転する展開や僅差での勝利が多かった。

 クリフ・キングベリーが新たに指揮をとるアリゾナ・カージナルスとはわけが違う。キングスベリーHCのエア・レイド・システムに完璧にフィットするというマレーだが、NFLの場合、レギュラーシーズンがわずか16試合しかなく、個人成績よりも「勝てる司令塔QB」が評価される。

 カージナルスはパッシング主流の攻撃スタイルなので総合的に評価すれば、ウイルソンの時とマリーの場合は背景が違いすぎる気がする。

 マレーのアリゾナ・カージナルスとウイルソンのシアトル・シーホークスは同地区ライバルで年間2度対戦するので今から楽しみだ。





◇記事参考
https://nfljapan.com/headlines/40725


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Posted on 2019/04/27 Sat. 08:00 [edit]

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アストロズのアルトゥーベがSI誌「年間最優秀スポーツ・パーソン」受賞  



ア・リーグMVPに輝いたホセ.アルトゥーベ(アストロズ)が、スポーツ・イラストレイテッド誌の「年間最優秀スポーツ・パーソン」に選出された。

今年の8月にアストロズのホームであるヒューストン市がハリケーン「ハービー」により大きな被害を受けた時に、その復興支援活動に積極的に貢献したことが大きな受賞理由になったと考えられる。

この賞は同じヒューストンのNFLヒューストン・テキサンズのディフェスエンド(DE)J.J.ワットにも与えられた。

史上最高クラスの守備選手であるJ.J.ワットは、NFLシーズン第5週のカンザスシティ・チーフスとの対戦で左足の脛骨(けいこつ)プラトーを骨折して早々と戦線離脱している。

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一方、アルトゥーベはポストシーズンでも大活躍してチームを初のワールドシリーズ制覇に導いた。

今季のアルトゥーベは、春の第4回WBCにベネズエラ代表として参加。

シーズンでは7月に打率.485(99打数48安打)、4本塁打、21打点、OPS1.251で2度目の月間MVPを受賞。

9月27日のレンジャース戦で史上5人目となる4年連続シーズン200本安打(最終204安打)を達成した。

最終的には、153試合に出場して打率.346、24本塁打、81打点、32盗塁、OPS.957の好成績をマーク。打率、OPSなどで自己ベストを更新。、2年連続3回目となる首位打者に輝いた。

また、rWAR8.3はメジャートップだった。

ポストシーズンでも猛打がさく裂して10月5日のディビジョンシリーズ(ALDS)第1戦ではキャリア初、史上9人目となるポストシーズンでの1試合3本塁打を叩き込んだ。

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シーズンオフには新人ながら52本塁打のリーグ本塁打王アーロン・ジャッジ(ヤンキース)を抑えてリーグのMVPを受賞した。

なお、アルトゥーベはAP通信の「年間最優秀男性アスリート」にも選出されている。


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Posted on 2017/12/30 Sat. 12:00 [edit]

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ハリケーン「ハービー」直撃でMLB、NFLとも主催試合を変更  

 


米南部テキサス州に25日、大型ハリケーン「ハービー」が上陸、被災地には米軍のほか、警察、消防などが出動。救助活動や安否不明者の捜索などが続いている。

メジャーリーグ機構(MLB)は現地28日、テキサス州ヒューストン周辺に大型ハリケーン「ハービー」が直撃して壊滅的な被害が出たことを受け、29日から予定されていたヒューストン・アストロズ対テキサス・レンジャーズの3連戦の開催地変更を発表した。

アストロズの本拠地ミニッツメイド・パークで開かれる予定だった同シリーズは、フロリダ州にあるタンパベイ・レイズの本拠地トロピカーナ・フィールドで行われることになる。

さらに、9月1日から予定されているアストロズ対ニューヨーク・メッツの3連戦もミニッツメイド・パークからトロピカーナ・フィールドへ移す可能性があることも発表した。


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アメフトのプロリーグ、ナショナル・フットボールリーグ(NFL)でも現地31日に予定されていたプレシーズンマッチ、ヒューストン・テキサンズ対ダラス・カウボーイズ戦をテキサス州アーリントンにあるAT&Tスタジアムへと移す事を発表した。

地元紙「ヒューストン・クロニクル」はテキサンズ本拠地であるNRGスタジアムに被害はなかったものの、スタジアム近郊で洪水被害が出ているとも伝えている。

NFL公式サイトでは、地元のテキサンズが100万ドルを「ヒューストン洪水基金」に寄付。テキサンズのスター選手、J.J.ワットはすでに洪水救済基金への50万ドルの寄付を集めているとも報じている。

ほかにもNFL財団やニューイングランド・ペイトリオッツのオーナーであるロバート・クラフト氏からもおよそ同額が被害地域の米国赤十字へと寄付されてことを伝えている。

このハリケーンの勢力の強さは5段階分類で上から2番目に威力が強い「カテゴリー4」。2005年8月、米南部を直撃し1,500人以上の犠牲者を出したハリケーン「カトリーナ」の上陸時の威力はカテゴリー3だった。



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Posted on 2017/08/29 Tue. 17:00 [edit]

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元NFLのティーボウ快音なし、ポーセロに見送りの3球三振  



昨秋メッツ傘下のチームとマイナー契約を果たした元NFLデンバー・ブロンコスのQBティム・ティーボウがオープン戦に出場した。

8番指名打者で出場したティム・ティーボウはレッドソックスの右のエース、リック・ポーセロから手も足も出ない見送りの3球三振だった。この後も3打数ノーヒット、2三振だった。




メッツの球団幹部は、現時点でのメッツへのメジャーキャンプ招聘は広告以外のなにものでもない、と断言。

ただし、マイナーリーグでのキャンプ中に著しい改善があった場合は、メッツキャンプへの昇格、そしてオープン戦登場の可能性は否定していなかった。

そのティーボウ。マイナーの若手が参加する「アリゾナ・フォールリーグ」での成績は打率.194、2打点、2塁打3本、8四球。62打席のうち20打席は三振という結果だった。Aクラス、良くてA-Advancedクラスの実力と言ったところだろうか。


ティム・ティーボウって、誰?


カレッジフットボール史上最高の選手とも言われたクォーターバックで、強豪フロリダ大で全米優勝を果たしたのは2006年と08年。07年には、当時としては史上最年少でハイズマン賞を受賞した。

その輝かしい経歴を引っ提げて10年にデンバー・ブロンコスにドラフト1巡目で入団。

入団2年目には11試合(年間16試合)に先発出場して、12タッチダウン。パスで1729ヤードを投げて、ランで660ヤードを獲得した。当時低迷していたブロンコスをプレイオフに導いた。

サンディエゴ・チャージャースファンなので同地区ブロンコスの躍進には驚いたが、ただ、そのプレイスタイルがプロ向きでなかったことから、選手寿命的は短命だった。

翌年からブロンコスには、史上最高のQBと言われるペイトン・マニングが入団。弾き出される形で、ニューヨーク・ジェッツにトレード。

ジェッツでは結果を残すことなくリリースされ、その後は、ニューイングランド・ペイトリオッツやフィラデルフィア・イーグルスのキャンプに招待されるにとどまった。

端正なマスクと熱血のプレイスタイルから全米での人気は高く、ここ数年はESPNの大学フットボールの解説者を務めていた。

現在29歳。左投げ左打ち。両親がキリスト教の宣教師であったことから、自身も熱心なクリスチャンで、試合中に見せる、片膝をついて祈る姿は、ティーボーイングと呼ばれ、毎回カメラはその姿を映し出した。



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Posted on 2017/03/09 Thu. 06:06 [edit]

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MLB機構と選手会、新たな5ヵ年のCBA締結、来季のぜいたく税ラインは1億9500万ドルに  



12月の1日の期限を前にロックアウトも伝えられたMLB機構側と選手会の労使協定(CBA)ですが、何とか合意に達したようだ。

詳細は、今後、各メディアが報じるものと思われるが、ニューヨークポストの記者ジョエル・シャーマンが伝えたところでは、気になるぜいたく税のラインが2017年の1億9500万ドルからスタートして、5年間かけて2億1000万ドルから2億1500万ドルまで上昇していくことを伝えている。



MLBはアメリカンフットボールのプロリーグNFLのように選手の年俸総額の上限を定めた「サラリーキャップ制度」はない。

しかし、新しいCBAでは、ぜいたく税のラインを大幅に越えたチームには、現状以上のペナルティ(課徴金)になり、サラリーキャップに近い感覚になる。

2003年に1億1700万ドルのラインに決まった「ぜいたく税」ラインは、16年が1億8900万ドル、17年は1億9500万ドルとなり、その後、段階的に上昇して21年には2億1000万ドルから2億1500万ドルまで上昇することになる。



これを超えると課徴金が超過1年目で17.5%、超過2年目30.0%、超過3年目40.0%、超過4年目以降50.0%が球団に課されるルールだったが、これが60%から70%を支払うことに引き上げられる予定だ。

16年の開幕時に一番年俸総額が高かったのは、ロサンゼルス・ドジャースで2億4978万ドル。ドジャースは14年から3年連続トップ。2番目はヤンキースで、14年連続で超過することが確実。課徴金だけでも日本NPB球団の年俸総額より多い。


◆贅沢税(課徴金)

2013 ヤンキース 2800万ドル、ドジャーズ 1140万ドル
2012 ヤンキース 1890万ドル
2011 ヤンキース 1390万ドル、レッドソックス 340万ドル
2010 ヤンキース 1800万ドル、レッドソックス 150万ドル
2009 ヤンキース 2569万ドル
2008 ヤンキース 2686万ドル、タイガース 130万ドル
2007 ヤンキース 2388万ドル、レッドソックス 606万ドル
2006 ヤンキース 2600万ドル、レッドソックス 50万ドル
2005 ヤンキース 3398万ドル、レッドソックス 416万ドル
2004 ヤンキース 2596万ドル、レッドソックス 315万ドル、エンゼルス 93万ドル
2003 ヤンキース 1180万ドル



球団からすれば、なんのプラスにもならない支出が増えるだけで、地区優勝すら金で買えない、それだけの費用対効果がない事ははっきりしており、ヤンキースが昨年オフに唯一、FA獲得がなかったということも納得できる。

ぜいたく税のペナルティは、範囲内に収まれば、リセットされて再び超過した時には1年目の17.5%が課されることになるが、資産的には世界でトップクラスのプロスポーツ球団のヤンキースでも、この数年は、観客動員数が減っており、内部育成に転換せざるを得ない理由は、そういう事情によるものだ。




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Posted on 2016/12/01 Thu. 12:00 [edit]

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メジャーリーグも「ロンドンゲーム」開催か!?クリケットの本場で・・・  



NFL、NBA、NHLが行っている、いわゆる「ロンドンゲーム」が、メジャーリーグでも実現するかもしれない。クリケットの本場でベースボールの試合が開催されるのだろうか。


メジャーリーグ機構(MLB)のロブ・マンフレッド・コミッショナーが26日、2017年に英国のロンドンで公式戦を行う方針であることを明かした。

マンフレッド氏は「私たちはロンドンでの試合実施に興味があり、実現に向け動いている」と話すとともに、「気候の問題で開幕戦を行うのは厳しい。シーズン後半になるだろう」との見方を示している。

対戦を行うチームについては未定だが、開催地はロンドンのオリンピックスタジアムが候補としてあがっているもよう。

アメフトのプロリーグNFLでは2007年から英国のロンドンで「ロンドンゲーム」として実施。国際戦略の一環として企画されたこの「インターナショナルシリーズ」は、16年も3試合の公式戦が予定され、レッドスキンズ対ベンガルズはおなじみの“サッカーの聖地”ウェンブリースタジアムでの開催。

加えて今年は、ラグビーの聖地として知られるトゥイッケナム・スタジアムでも行うという。

実現すれば、初のNFL公式ゲームとして実施されることになる。日程は、3試合ともNFLシーズンの序盤である10月に予定されている。

MLBのロンドンでの試合開催は、NFLの成功などを踏襲してカードが組まれることになりそうだが、公式戦ではなく最初はエキシビジョンマッチの形になるかもしれない。

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Posted on 2016/01/27 Wed. 14:58 [edit]

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コンカッションから復帰の青木、全快の猛打賞で存在感をアピール  




NFLファンやアメフトファンにはおなじみだが、コンカッション(脳振とう)は、選手生命を脅かすぐらいの障害だ。頭部のデッドボールによるコンカッションの故障者リスト入りから復帰2戦目となった青木が、前日はの「6番」から、この日は定位置の1番に戻り全快ぶりをアピールした。

1試合3安打以上は、6月10日のメッツ戦で4安打を放って以来。今季7度目。約2か月半ぶりの“猛打賞”で存在感をアピールした。

この活躍でジャイアンツは連敗を2で止め首位争いを演じているドジャースが3連敗したことからゲーム差を1.5差に縮めた。

12日にコンカッションの症状が出て7日間の故障者リスト(DL)入りした青木は、前日の20日に復帰。復帰初戦は6番に入り、3打数1安打1四球1盗塁と結果を残すと、この日はリードオフマンとして起用された。

初回の第1打席、相手先発左腕ロックの2球目をレフト前に運び、2試合連続のヒットで出塁。その後、1死二、三塁からポージーの犠牲フライで先制のホームを踏んだ。ジャイアンツは続くバードの20号2ランでこの回3点を奪う。

2回にはこの日先発のバムガーナーが1死二塁の場面でレフトへ5号2ランを運び、2点を追加。その直後に2打席目を迎えた青木はまたもレフト前に運び、今季29度目のマルチ安打をマークした。

4回1死一塁の第3打席はセカンドフライに倒れたが、6-2で迎えた6回1死走者なしの場面では右中間を深々と破る二塁打をマーク。

8回の5打席目は空振り三振に倒れたものの、この日は5打数3安打1得点とリードオフマンとしての役割を果たした。

ジャイアンツは、バムガーナーが7回途中6安打6奪三振3失点で15勝目(6敗)。3安打の青木は打率.307となっている。

チ-ム打率でリーグトップ(.270)のジャイアンツだが、その中で青木は打率でチーム3位(50試合以上出場の選手によるランキング)、出塁率も.373もポージー、パニックに次いでブランコと並んで3位タイと主軸としての数字を残している。

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Posted on 2015/08/22 Sat. 20:00 [edit]

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NFLの“空気圧問題”がMLBにも飛び火!試合球を厳重管理  

 

NFLのニューイングランド・ペイトリオッツが、昨季プレイオフで空気を故意に抜いたボールを使用したとして、リーグからチームとクォーターバック(QB)トム・ブレイディが制裁を受けた「デフレートゲート」事件の波紋が、MLBにも広がっています。

MLBでは今季より、試合で使用するボールに関して、審判室から球団スタッフが運び出す際に必ず監視をつけるなど、セキュリティーを強化しました。

これまでは1試合につき通常96球を用意し、必要に応じて試合中にボールボーイやボールガールが補充していた。しかし、今後はMLBの担当者が行うということです。

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MLBでは、試合球の取り扱いについては、昨年12月に行われたウィンターミーティングで議論されていたという事で、ペイトリオッツが引き起こした空気圧問題を受け、今シーズン開幕から新ルールを適用しているようですね。

野球のボールの場合「空気圧」というより「反発係数」が問題ですよね。

確かに、空気が少し抜けた状態の方がボールを握りやすくなるというのは、一般的な見解。ただ、それも選手個人によるということで、この「デフレートゲート」事件も試合中に相手チームによって発見されましたが、正常値に戻した後半の方がスタッツは良かったので、そこまで事件に発展するとは思いませんでした。

ゴルフボールのように温めると飛ぶとか、野球のボールやバットのように良く弾くと言った問題よりも、やや握りやすくなりますが、あくまでもフィーリングのような気がしましたけど。

このことで、ブレイディというNFLの殿堂入り確実な選手の経歴に“黒い”もの残るとしたら、ちょっとかわいそうな気もします。



「デフレートゲート」と名付けられた試合球減圧疑惑とは?

アメフトファンなら有名な疑惑で、ここでも紹介しましたが、AFC決勝の前半に対戦相手のコルツ側から、ペイトリオッツの試合球の空気圧が異常に低いのではないかとの申し出があり、ハーフタイムに審判団が検査した。

その結果、ペイトリオッツが提供した試合球12個のうち11個のすべてで空気圧がルールで定められた、1平方インチあたり12・5~13・5ポンドを下回っていた。

調査されなかった1個はコルツ側がインターセプトし、減圧球の証拠として確保していた。

反対にコルツ側が提供したボールは4個検査され、すべてが規定通りの空気圧だった。コルツが提供したボールもあと8個あったが、これは検査する時間がなかったという。

ハーフタイム中に試合球はすべて規定通りに空気圧に修正されて後半が再開。

試合はペイトリオッツが45―7と大勝してスーパーボウル出場を決めました。疑惑の渦中の人QBブレイディ個人の成績は、減圧したボールを使用していた前半よりも正常値に戻した後半の方がスタッツは良かった。

以前からペイトリオッツにはボールを減圧しているとの疑惑があり、コルツはインターセプトしたボールをあえて返還せずに告発の証拠として使ったとも報じられた。

審判団はチームから提供される試合球の空気圧が適正かどうかをゲーム前に調べる規則になっている。この試合でもそれは行われ、すべてのボールで異常は見られなかったと当日の主審ウォルト・アンダーソン氏が証言している。検査された試合球は審判のロッカールームに保管される。

NFLはすぐに疑惑解明のための調査を開始。ペイトリオッツの用具係やロッカールームにアクセスのある職員、選手からの聞き取り調査などを行う一方で、施設内の防犯カメラなどの解析に努めてきた。  

さて、この報告書ではチームのロッカールーム担当のジム・マクナリー氏と用具係アシスタントのジョン・ジャストレムスキー氏の二人が減圧行為を実行したとしている。

防犯カメラにはマクナリー氏が試合球を審判のロッカールームから無断で持ち出す姿が映っていた。

また、証拠として提出されたマクナリー、ジャストレムスキー両氏の携帯電話の通話記録、メールのやり取りも報告書は詳しく取り上げている。

そのなかで、二人はブレイディが空気圧の低いボールを好むことを知っており、恒常的に減圧行為を行っていたと思われる連絡のやり取りがあったということも明るみに出ています。

ある時には、「ブレイディにサインをしてもらうグッズを持ってくるのを忘れるなよ」などという文面もあり、あたかもブレイディの指示によって減圧行為を行い、その見返りとしてサインをもらっていたかのようにも受け取れる。

ただし、報告書はこれを裏付ける証拠を提示できていない。


長くなるので、この辺りにしますが、結果、チーム職員の関与が決定的だと判断したNFLはペイトリオッツの責任も追及する意味で罰金(1億2,000万円)とドラフト指名権の没収を科した。ブレイディは、開幕から4試合の無給出場停止。




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Posted on 2015/05/13 Wed. 17:36 [edit]

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レッドソックスのホーム開幕戦にはNFLペイトリオッツのブレイディ、ベリチック監督らが  


ボストン、フェンウェイパークの開幕戦に
NFLでSUPER BOWLを制した選手、監督らがトロフィーを持って報告


レッドソックスのホーム開幕戦には、華やかなゲストたちが登場しました。NFLで今年2月のプロフットボールナンバー1を決める頂上決戦「第49回スーパーボウル」を制したニューイングランド・ペイトリオッツの中心選手トム・ブレイディやベリチック監督、クラフト・オーナー親子が、地元のボストンの観客を前に優勝の報告をしました。

さらに、日本でも話題になったアイスバケツチャレンジを流行らせ、ALS治療研究へ多大な募金を集めたALS患者のピート・フレーテスさんの姿もありました。


ペイトリオッツのクォーターバック(QB)ブレイディは始球式にも参加、オルティーズと熱いハグをしています。

フェンウェイ開幕戦、そしてボストンマラソンが終わればアメリカ北東部ニューイングランド地方に春がやってきます。


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Posted on 2015/04/14 Tue. 07:37 [edit]

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ジョン・レスターを軸にシカゴ・カブス。 台風の目になるか!?  




5年連続最下位に沈んだカブスが本気の補強!  



5年連続ナ・リーグ中地区の最下位に沈んでいるシカゴ・カブス。

この和田の所属するカブスが、このオフの目玉の一人、メジャー屈指の左腕レスターと6年総額1億5500万ドル(約183億円)で契約。再建期のカブスが、今オフは、着々と補強を成功させています。

レスター争奪戦も彼の古巣レッドソックスとの競合を制しました。それだけ本気ということでしょうか。

今回は、その和田所属のシカゴ・カブスにスポットを当ててみました。

カブスは、レスターのほかに先発ジェイソン・ハメル投手を2年2000万ドルで獲得。さらに、女房役としてミゲル・モンテーロをトレードでDバックスから獲得しています。



これで、リーグ12位だった先発陣に厚みが出ました。このまま行けばカブスの予想される2015年の先発ローテーションはこのような編成でしょうか。和田投手は4、5番手を争うことになります。

  • ジョン・レスター(LHP)防御率2.46、16勝11敗、WHIP1.10
  • ジェイク・アリエッタ(RHP)防御率2.53、10勝5敗、WHIP0.99
  • ジェイソン・ハメル(RHP)防御率3.47、10勝11敗、WHIP1.12
  • カイル・ヘンドリックス(RHP)防御率2.46、7勝2敗、WHIP1.08
  • 和田 毅(LHP)防御率3.25、4勝4敗、WHIP1.24


レスター以外は右腕で、ヘンドリックスはMLBで1年のキャリアしかなく。左腕の和田が4番手のような扱いになると思われます。


その他には、メジャー通算84勝のエドウィン・ジャクソン(防御率6.33、6勝15敗、WHIP1.64)なども先発候補で和田と競うと思われます。

先発の防御率4.11に比べリリーフ陣の防御率は3.61とリーグ8位ですが、和田の調子しだいでは先発からロングリリーフ要員に回る可能性も考えられます。それぐらい充実してきたとも考えられます。

カブスの補強策は、「野手は育成で、投手は外部から」という方針のようですね。


打線も5年目になる若手のアンソニー・リッゾ(25歳:率.286/本32/点78/OPS.913)を中軸に20代の若いメンバーが多く、波に乗れば台風の目になりそうな布陣です。

打てるSSのスターリン・カストロ(24歳、率.292/本14/点65/OPS.777)もいます。2人ともオールスターに出場。チームとは長期契約で、今後ともチームの顔として活躍が期待されています。

あとは、昨年のロイヤルズの42歳ラウル・イバネスのようなベテランの存在があれば、一気に10月のポストシーズンも夢ではありません。

いずれにしてもナショナルリーグを代表する人気チームですが、今季は、和田の存在もあって日本でもテレビ中継が増えそうなので楽しみです。メジャーで2番目に歴史のあるリグレーフィールドは雰囲気も有りますからね。




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Posted on 2015/02/10 Tue. 18:45 [edit]

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筋書きのないドラマ《スポーツ》の魅力を発信しています。

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