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0219
【MLB契約情報】M.ムスターカスがブルワーズと再契約へ 
昨年163試合目でカブスから地区の覇権を奪ったミルウォーキー・ブルワーズが、同チームをフリーエージェント(FA)になっていたマイク・ムスターカス三塁手と再契約した。
再契約の内容は、1年1000万ドルで、来季(20年)は選手と球団側のミューチュアル・オプション(Mutual Option)とMLB公式サイトが伝えている。
30歳のムスターカスは、オールスターゲームに2度選出。15年のロイヤルズのワールドシリーズ制覇にも貢献した。
今季のFA三塁手は下記だが、マチャドやドナルドソンに次ぐ有力選手で、この再契約により水面下でマチャド争奪戦を繰り広げている各球団にも影響するということだ。
《三塁手》
マイク・ムスターカス(ブルワーズ)
マニー・マチャド(ドジャース)
エイドリアン・ベルトレイ(レンジャーズ)
ジョシュ・ドナルドソン(インディアンス)
パブロ・サンドバル(ジャイアンツ)
チェイス・ヘッドリー
ダニー・バレンシア
ホセ・レイエス(メッツ)
ルイス・バルブエナ
昨季はロイヤルズとブルワーズで自己最多の152試合に出場。2チームで打率.251、28本塁打、95打点(自己最多)、4盗塁、OPS.774、fWAR2.4。
17年のオフにはロイヤルズからクオリファイング・オファー(QO)の提示を受けたが、これを拒否。さらに条件の良い契約先を模索したが、それが裏目にでて結局1740万ドル(当時のレートで約19億9300万円)のQOオファーをはるかに下回る1年550万ドル+出来高払いでロイヤルズと再契約した。これは前年(16年)の870万ドルをも下回った。
そう言う経緯から今回の再契約1000万ドルは、キャンプ直前のこの時期でもあり、彼にとっては胸をなでおろすような契約になったかもしれない。


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Posted on 2019/02/19 Tue. 09:00 [edit]
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0218
B.ハーパー、M.マチャドのFA契約金は?大リーグの巨額契約ランキング 
ブライス・ハーパーとマニー・マチャドのフリーエージェント(FA)契約交渉がいよいよ大詰めを迎えている。
これらの選手は長期契約でどれだけの金額になるのか、これまではジャンカルロ・スタントン外野手がマーリンズ時代に交わした13年という今では信じられない長期契約による3億2500万ドルが最高額だが、ハーパーに関してはフィリーズが10年3億ドルという情報が流れている。
Padres Reportedly Offering $250MM Or More To Manny Machado, Bryce Harper https://t.co/D7A9gR22VR pic.twitter.com/fdr6cZjjjZ
— MLB Trade Rumors (@mlbtraderumors) 2019年2月18日
Bryce Harper, who has been waiting for someone to meet his price, appears to have found that team in the #Phillies. There is no deal yet but he will ultimately receive more than the 10-year, $300 million contract he turned down from the #Nats in September.
— Bob Nightengale (@BNightengale) 2019年2月17日
ここでは、これまでに1億ドル(約110億円)以上の巨額契約を結んだ選手たちを紹介する。(スマホでは表が見にくいかもしれないがご了承願いたい)
選 手 | 総 額 | 年数 | 球 団 | 契 約日 |
ジャンカルロ・スタントン | 3.25億ドル | 13年 | マーリンズ | 2014.11.17 |
アレックス・ロドリゲス | 2.75億ドル | 10年 | ヤンキース | 2007.12.13 |
アレックス・ロドリゲス | 2.52億ドル | 10年 | レンジャーズ | 2000.12 |
ミゲル・カブレラ | 2.48億ドル | 8年 | タイガース | 2014.3.28 |
ロビンソン・カノー | 2.40億ドル | 10年 | マリナーズ | 2013.12.6 |
アルバート・プホルズ | 2.40億ドル | 10年 | エンゼルス | 2011.12.8 |
ジョーイ・ボット― | 2.25億ドル | 12年 | レッズ | 2012.4.2 |
デヴィド・プライス | 2.17億ドル | 7年 | レッドソックス | 2015.12.4 |
クレイトン・カーショー | 2.15億ドル | 7年 | ドジャーズ | 2014.1.15 |
プリンス・フィルダー | 2.14億ドル | 9年 | タイガース | 2012.1.24 |
マックス・シャーザー | 2.10億ドル | 7年 | ナショナルズ | 2015.1.21 |
ザック・グリンキー | 2.07億ドル | 6年 | Dバックス | 2015.12.5 |
デレク・ジーター | 1.89億ドル | 10年 | ヤンキース | 2001.2.9 |
ジョー・マウアー | 1.84億ドル | 8年 | ツインズ | 2010.3.22 |
ジェイソン・ヘイウォード | 1.84億ドル | 8年 | カブス | 2015.12.11 |
マーク・テシェイラ | 1.80億ドル | 8年 | ヤンキース | 2009.1.6 |
ジャスティン・ヴァーランダー | 1.80億ドル | 7年 | タイガース | 2013.3.30 |
フェリックス・ヘルナンデス | 1.75億ドル | 7年 | マリナーズ | 2013.2.13 |
スティーヴン・ストラスバーグ | 1.75億ドル | 7年 | ナショナルズ | 2016.5.10 |
バスター・ポージー | 1.67億ドル | 9年 | ジャイアンツ | 2013.3.30 |
CCサバシア | 1.61億ドル | 7年 | ヤンキース | 2008.12.10 |
クリス・デヴィス | 1.61億ドル | 7年 | オリオールズ | 2016.1.16 |
マニー・ラミレス | 1.60億ドル | 8年 | レッドソックス | 2000.12.12 |
マット・ケンプ | 1.60億ドル | 8年 | ドジャーズ | 2011.11.18 |
トロイ・トゥロウィツキー | 1.58億ドル | 10年 | ロッキーズ | 2010.11.30 |
田中将大 | 1.55億ドル | 7年 | ヤンキース | 2014.1.22 |
エイドリアン・ゴンザレス | 1.54億ドル | 7年 | レッドソックス | 2011.4.15 |
ジェイコビー・エルズベリー | 1.53億ドル | 7年 | ヤンキース | 2013.12.4 |
ミゲル・カブレラ | 1.52億ドル | 8年 | タイガース | 2008.3.23 |
トッド・ヘルトン | 1.52億ドル | 11年 | ロッキーズ | 2001.3.28 |
ザック・グリンキー | 1.47億ドル | 6年 | ドジャーズ | 2012.12.10 |
マイク・トラウト | 1.45億ドル | 6年 | エンゼルス | 2014.3.28 |
コール・ハメルズ | 1.44億ドル | 8年 | フィリーズ | 2012.7.25 |
カール・クロフォード | 1.42億ドル | 7年 | レッドソックス | 2010.12.8 |
デヴィド・ライト | 1.38億ドル | 8年 | メッツ | 2012.12.1 |
ヨハン・サンタナ | 1.375億ドル | 6年 | メッツ | 2008.2.1 |
エバン・ロンゴリア | 1.366億ドル | 10年 | レイズ | 2012.11.26 |
アルフォンゾ・ソリアーノ | 1.36億ドル | 8年 | カブス | 2006.11.19 |
フレディ・フリーマン | 1.35億ドル | 8年 | ブレーブス | 2014.2.4 |
ジャスティン・アップトン | 1.33億ドル | 6年 | タイガース | 2016.1.9 |
ジョニー・クエト | 1.30億ドル | 6年 | ジャイアンツ | 2015.12.14 |
ジェイソン・ワース | 1.26億ドル | 7年 | ナショナルズ | 2010.12.6 |
バリー・ジト | 1.26億ドル | 7年 | ジャイアンツ | 2006.12.28 |
ヴァーノン・ウェルズ | 1.26億ドル | 7年 | ブルージェイズ | 2006.12.16 |
ライアン・ハワード | 1.25億ドル | 5年 | フィリーズ | 2010.4.26 |
ジョシュ・ハミルトン | 1.25億ドル | 5年 | エンゼルス | 2012.12.13 |
マイク・ハンプトン | 1.21億ドル | 8年 | ロッキーズ | 2000.12.9 |
クリフ・リー | 1.20億ドル | 5年 | フィリーズ | 2010.12.15 |
ジェイソン・ジアンビ | 1.20億ドル | 7年 | ヤンキース | 2001.12 |
マット・ホリデイ | 1.20億ドル | 7年 | カージナルズ | 2010.1.5 |
カルロス・ベルトラン | 1.19億ドル | 7年 | メッツ | 2005.1.9 |
ケン・グリフィー Jr. | 1.17億ドル | 9年 | レッズ | 2000.2.12 |
マット・ケイン | 1.125億ドル | 5年 | ジャイアンツ | 2012.4.2 |
ジョーダン・ジマーマン | 1.10億ドル | 5年 | タイガース | 2015.11.29 |
ヨエニス・セスペデス | 1.10億ドル | 4年 | メッツ | 2016.11.29 |
ホセ・レイエス | 1.06億ドル | 6年 | マーリンズ | 2011.12.7 |
ライアン・ブラウン | 1.05億ドル | 5年 | ブルワーズ | 2011.4.21 |
ケヴィン・ブラウン | 1.05億ドル | 7年 | ドジャーズ | 1998.12.13 |
ホーマー・ベイリー | 1.05億ドル | 6年 | レッズ | 2014.2.19 |
カルロス・リー | 1.00億ドル | 6年 | アストロズ | 2006.11.24 |
アルバート・プホルズ | 1.00億ドル | 7年 | カージナルズ | 2004.2.18 |
ライアン・ジマーマン | 1.00億ドル | 6年 | ナショナルズ | 2012.2.26 |
エバン・ロンゴリア | 1.00億ドル | 6年 | レイズ | 2012.11.26 |
カイル・シーガー | 1.00億ドル | 7年 | マリナーズ | 2014.12.3 |
◇参考
http://www.tsp21.com/sports/mlb/feature/contracts.html


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Posted on 2019/02/18 Mon. 17:00 [edit]
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0217
【MLB契約情報】セベリーノが年俸調停回避4年4000万ドルで合意 
ヤンキースの若きエース、ルイス・セベリーノが年俸調停を回避して契約合意したことを複数のメディアが伝えている。
契約内容は、の伝えたところによると4年4000万ドルで5年目はクラブオプションで1500万ドル(バイアウト275万ドル)。ちなみに、昨年のセベリーノの年俸は60万4975ドル。
年俸調停1年目でセベリーノ側が525万ドルを希望。それに対してヤンキースは年俸440万ドルを提示していたという。
両者はこれを回避して合意内容は
2019年 400万ドル+サインボーナス50万ドル
2020年 1000万ドル+サインボーナス50万ドル
2021年 1025万ドル+サインボーナス50万ドル
2022年 1100万ドル+サインボーナス50万ドル
これに5年目契約破棄(バイアウト)の場合275万ドル。
The New York Yankees will save money with the Luis Severino extension - Major League Baseball News - https://t.co/9H8sd73U7x pic.twitter.com/5Rebwcxk8R
— NY Sports News (@NYSportsNews365) 2019年2月16日
2023年は1500万ドル(バイアウト275万ドル含む)のクラブオプション。先日、フィリーズのアーロン・ノラが4年4500万ドルで合意したが、セベリーノの場合は、ノラを超える実績や存在感がある。
レッドソックスのムーキー・ベッツが調停2年目で2000万ドル、ロッキーズのノーラン・アレナドが2600万ドルで契約を結んだ。
これに対してローテーションの1番手や2番手のエリートスターターに支払われている金額を見ても、さらに、この2年間の実績(WAR10.12)を考慮しても球団側からすれば格安の契約になった。
昨季、MLB全体で14位だったヤンキースの今季の先発ローテーションは下記。ここ数年では一番充実しているのではないだろうか。
SP1:ルイス・セベリーノ
SP2:ジェームス・パクストン
SP3:田中将大
SP4:J.A. ハップ
SP5:CC サバシア
サバシアは今シーズン限りで引退を表明している。左腕のジョーダン・モンゴメリーはトミー・ジョン手術で19年は戦力外。ほかに26歳のルイス・セッサやプロスペクトのニカラグア出身の24歳右腕ジョナタン・ロアイシガなどが控えているが、5枚目がやや心配な分、ブルペンでザック・ブリットンと再契約。FAでアダム・オッタビーノを追加して厚みを持たせている。


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Posted on 2019/02/17 Sun. 08:00 [edit]
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0215
ドイツ代表のマックス・ケプラー(ツインズ)が5年3500万ドルで契約延長 
ドイツ・ベルリン出身のメジャーリーガー、ツインズのマックス・ケプラー外野手が契約延長にサインした。契約内容は5年3500万ドルで6年目の24年はクラブオプション1000万ドル(バイアウト100万ドル)。
先日の2月10日に26歳になったケプラー。「スーパー2」の制度により今オフが年俸調停1年目だが、調停3年分とFA期間の2年分の契約でツインズは年平均700万ドルで、選手として旬とも言える5年間をコントロールできることになった。
Read up on Max Kepler's new deal with #MNTwins: https://t.co/uUMAAMeBkT pic.twitter.com/F6uxT2kUur
— MLB Trade Rumors (@mlbtraderumors) 2019年2月15日
父がポーランド系、母がアメリカ人でベルリンのインタースクールで野球を覚えたというケプラー。12年9月に開催されたWBCのドイツ代表にも選出。
09年7月に海外FAでツインズに入団。15年9月にメジャーデビュー。16年8月にはインディアンス戦で1試合3本塁打をマーク。外野のレギュラーに定着した。18年は、打率.224、20本塁打、58打点、出塁率.319、長打率.408、OPS.727、fWAR2.6。
アベレージはキャリア通算で.233と低いが、長打力が持ち味の選手で、昨年はチーム本塁打数がMLB全体で22位だった打線で、チーム2番目の20本塁打(通算56本)をマークしている。
ライトの守備では定評があり、昨年は800イニング以上出場した選手の中でレッドソックスのムーキー・ベッツに次ぐ守備防御点+3.9、UZR+8.5をマークしている。
なお、ツインズは同じく若手のドミニカ出身25歳のホルヘ・ポランコ遊撃手とも5年2575万ドルで契約延長に合意している。


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Posted on 2019/02/15 Fri. 17:00 [edit]
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0215
【MLB契約情報】アーロン・ノラがフィリーズと契約延長 ベース1125万ドルで割安感 
昨年ブレイクしたフィリーズの右腕が契約を延長した。25歳のアーロン・ノラがフィリーズと4年4500万ドル(サインボーナス200万ドル)で契約を延長している。
この契約でフィリーズはノラの年俸調停期間3年とフリーエージェント権取得後の1年の22年、さらに23年は1600万ドル(バイアウト425万ドル)のクラブオプションで、最長23年まで5年間コントロールできる。
ノラは15年にデビュー。メジャーキャリア4年で昨季は33試合212回1/3イニングに先発して17勝6敗、防御率2.37、奪三振率9.5、WHIP0.975。rWAR10.0とキャリアハイの成績でリーグの「サイ・ヤング賞」投票でも3位に入った。
今季26歳になる若さを考えてもベースサラリーで1125万ドルは安い契約かもしれない。フィリーズの14年ドラフト1巡ピック(全体7位)でチームの顔になれる選手だ。
センターから見ていると肘を下げたマックス・シャーザーのようなフォームで、最速でも田中将大ぐらいの球威(約95マイル)しかないが、低いリリースポイントから投げる球(とくにツーシーム)は打者からすれば捉えにくい軌道のようだ。
今季のフィリーズは、リアルミュートやジーン・セグラ、外野にもアンドリュー・マカッチェンらを加えた戦える布陣になったが、先発ローテーションがコマ不足。MLB全体で18位だったブルペンもデビット・ロバートソン、ホセ・アルバレスらを追加したが、絶対的クローザーがいないのが不安材料だ。


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Posted on 2019/02/15 Fri. 07:00 [edit]
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0212
メジャーリーグ 年俸ランキング・トップ10 ここにハーパーやマチャドが入ってくる 
ホワイトソックスがマニー・マチャドに8年2億5000万ドルを提示しているというニュースが流れたが、もし、このニュースが精度の高いものとするならば総額でジャンカルロ・スタントンの3億2500万ドル、アレックス・ロドリゲスの2億7500万ドルと2億5200万ドルに次いで歴代4番目の高額契約になるらしい。
ただ、スタントンは13年という長期のため年平均の年俸となるとザック・グリンキーの3440万ドルに次ぐ歴代2位になる。長期契約を避ける傾向のメジャーで8年でも長いが、当初言われていた3億ドルは厳しいかもしれない。

そのハーパーやマチャドの契約交渉の参考にもなるので、今回は1年平均でメジャーの選手たちがどれぐらいのサラリーがあるのか、年俸ランキングを紹介したい。
■MLB Salary Rankings Top10
01位 ザック・グリンキー 3441万6667ドル
6年2億65万ドル
02位 デビット・プライズ 3100万ドル
7年2億1000万ドル
02位 クレイトン・カーショー 3100万ドル
02位 ミゲル・カブレラ 3100万ドル
05位 マックス・シャーザー 3000万ドル
06位 ヨエニス・セスペデス 2750万ドル
07位 ノーラン・アレナド 2600万ドル
08位 ジョン・レスター 2583万3333ドル
09位 ジャスティン・バーランダー 2571万4286ドル
10位 スティーブン・ストラスバーグ 2500万ドル
10位 ジェイク・アリエッタ 2500万ドル
10位 ジャンカルロ・スタントン 2500万ドル
10位 フェリックス・ヘルナンデス 2500万ドル
ちなみに、この次に来るのがマイク・トラウトの2408万3333ドル。トップ10を見ると先発投手が多く。野手では一塁手のカブレラがトップ。
アレナドの27歳で1年2600万がいかに凄いかがわかるが、ブライス・ハーパーやマニー・マチャドもこのランキングに入ってくるだろう。そして、トラウトあたりが野手ではトップになるかもしれない。


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- エンゼルス、マリナーズなどAL西部地区の戦力補強状況
- MLB2019 ディビジョン別の新戦力補強状況《NL-EAST》
Posted on 2019/02/12 Tue. 17:00 [edit]
TB: --
0211
エンゼルス、マリナーズなどAL西部地区の戦力補強状況 
もうすぐ各球団のスプリングトレーニングがスタートするが、ディビジョン別にどのチームがどの選手を補強したのか?
以前にも紹介したが多少の追加があったので気になる大谷翔平や菊池雄星が所属するアメリカンリーグ西部地区の各チームが、2018年オフにトレード、フリーエージェント(FA)、ウェーバーで獲得した選手たちを紹介したい。

■アストロズ
マイケル・ブラントリー(外野手:FA)
ロビンソン・チリーノス(捕手:FA)
アレドミス・ディアス(遊撃手:トレード)
ウェイド・マイリー(左腕:FA)
17年のワールドシリーズを制したアストロズが103勝を挙げて2連覇したが、ダラス・カイケル、チャーリー・モートンがFA、ランス・マッカラーズJr.がオフにトミー・ジョン手術で今季は全休。コリン・マクヒューを先発に戻しても2枚は足らない。そこで、ウェイド・マイリーを獲得した。
さらに、スプリングトレーニングまでの期間に先発の補強があるかもしれない。バーランダーとコールの両エースも今季限りの契約だが、契約延長の話はしていないらしい。
ファームには先発投手でBPランキングMLB100以内のプロスペクトを3人抱えており、そのうち右腕のジョシュ・ジェームズはすでにメジャーデビュー(6試合、2勝0敗、防御率2.35)している。先発ローテーションに加わる可能性が高い。
■アスレチックス
マルコ・エストラーダ(右腕:ウエーバー)
ジュリクソン・プロファー(遊撃手:トレード)
マイク・ファイアーズ(右腕:FA)
ホアキム・ソリア(右腕:FA)
タナー・アンダーソン(右腕:トレード)
パーカー・ブリッドウェル(右腕:ウエーバー)
クリス・ハーマン(捕手:FA)
ジェリー・ブレビンス(左腕:FA)
オークランドのウォーターフロントエリアに23年オープンの新ボールパークが待ち遠しい。昨年、大谷翔平からメジャー初の本塁打をマークした若手のマット・チャップマン三塁手やマット・オルソン一塁手がゴールドグラブ賞を受賞する活躍。
トレードで獲得したジュリクソン・プロファーを遊撃手として使い、マーカス・セミエンを二塁へコンバートした内野陣は面白くなった。
■マリナーズ
菊池雄星(投手:FA)
イチロー(外野手:FA)
ルーベン・アラニッツ(右腕:FA)
ガーソン・バティースタ(右腕:トレード)
ティム・ベッカム(遊撃手:FA)
ジェイ・ブルース(外野手:トレード)
J.P.クロフォード(遊撃手:トレード)
ジャスティン・ダン(右腕:トレード)
エドウィン・エンカーナシオン(指名打者:トレード)
ジェイク・フレイリー(外野手:トレード)
コリー・ギアリン(右腕:FA)
ジャレッド・ケレニック(外野手:トレード)
シェッド・ロング(二塁手:トレード)
ディラン・ムーア(三塁手:FA)
オマー・ナルバエス(捕手:トレード)
ザック・ロスカップ(左腕:FA)
リカルド・サンチェス(左腕:トレード)
ドミンゴ・サンタナ(右翼手:トレード)
ジャスタス・シェフィールド(左腕:トレード)
マレックス・スミス(外野手:トレード)
ハンター・ストリックランド(右腕:FA)
エリック・スワンソン(右腕:トレード)
アンソニー・スウォーザック(右腕:トレード)
ドム・トンプソン・ウィリアムス(外野手:トレード)
アメリカ4大プロスポーツで最長となる17年連続でプレイオフを逃しているマリナーズ。菊池の活躍に期待したいが、その前にイチローの今シーズンはどうなるのか?日本での2試合を終わって、その後の早い時期に引退発表があるような気がする。
チームは今季も派手に選手を入れ替えた。ジェリー・ディポートGMはメジャーきってのトレーダーだが、彼のルービックキューブはいつになったら揃うのか?
■エンゼルス
マット・ハービー(右腕:FA)
トレバー・ケイヒル(右腕:FA)
ジョナサン・ルクロイ(捕手:FA)
コディ・アレン(右腕:FA)
ジャスティン・ボーア(一塁手:FA)
ルイス・ガルシア(右腕:トレード)
トミー・ラステラ(三塁手:トレード)
ディロン・ピータース(左腕:トレード)
ケバン・スミス(捕手:ウエーバー)
タイ・ケリー(内野手:FA)
昨年よりは、大幅に改善された。ここ数年、毎年のように故障者続出だった先発陣は、マット・ハービーとトレバー・ケイヒルの両右腕を獲得したが、ハービーは故障歴があり、かつてのような輝きは期待できない気がする。久しぶりに規定投球回数に達すればプラスぐらいに考えたほうがいいかもしれない。
22歳のプロスペクト右腕グリフィン・カンニング投手が3Aまで上がっており、今季のメジャーデビューがあるかもしれない。いずれにしてもエース格の投手がいない。
■レンジャーズ
アズドゥルバル・カブレラ(内野手:FA)
カイル・バード(左腕:トレード)
ブロック・バーク(左腕:トレード)
デービッド・カーペンター(右腕:FA)
ジェシー・チャベス(右腕:FA)
チェイス・ダーノウ(三塁手:FA)
マット・デービッドソン(内野手兼右腕:FA)
ティム・ディラード(右腕:FA)
ルーク・ファレル(右腕:ウエーバー)
ノーラン・フォンタナ(遊撃手:FA)
ジェンマー・ゴメス(右腕:FA)
テイラー・グリエリ(右腕:FA)
ジェイソン・ハメル(右腕:FA)
アリエル・ヘルナンデス(右腕:FA)
ショーン・ケリー(右腕:FA)
ランス・リン(右腕:FA)
ジェフ・マシス(捕手:FA)
ザック・マカリスター(右腕:FA)
シェルビー・ミラー(右腕:FA)
ラファエル・モンテロ(右腕:FA)
クリス・ナン(左腕:FA)
リカルド・ロドリゲス(右腕:FA)
ジョーダン・ロマノ(右腕:トレード)
トニー・サンチェス(捕手:FA)
ドリュー・スマイリー(左腕:トレード)
ダニー・サンタナ(外野手:FA)
マイケル・トンキン(右腕:FA)
イーライ・ホワイト(二塁手:トレード)
パトリック・ウィズダム(三塁手:トレード)
15年、16年に地区2連覇の後、17年4位、18年最下位に沈んだ再建期のレンジャーズ。
先発右腕ランス・リンをFAで獲得。 トレードで獲得のドリュー・スマイリー、トミー・ジョン手術から完全復活を目指すエディンソン・ボルケスあたりがバウンスバックすれば、面白い存在になるが、現時点では不安要素のほうが多い。
それよりも25歳のクローザー、ホセ・レクラク(12セーブ、防御率1.56)やデビュー以来、3年連続20本塁打の23歳ノマー・マザラ外野手のドミニカンコンビの成長が個人的には楽しみだ。


Posted on 2019/02/11 Mon. 09:00 [edit]
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MLB2019 ディビジョン別の新戦力補強状況《NL-EAST》 
オフシーズンの移籍市場は2018年オフもゆっくりと推移した。ハーパーとマチャドは昨年のJ.D.マルティネスがそうであったようにスプリントレーニング直前まで決まらないだろう。
ディビジョン別にどのチームがどの選手を補強したのか?各球団が、2018年オフにトレード、フリーエージェント(FA)、ウェーバーで獲得した選手たちを紹介したい。

今回は、その最終回、ナショナルリーグの東部地区。(日本時間2月7日時点)
■ブレーブス
ジョシュ・ドナルドソン(三塁手:FA)
ニック・マーケイキス(外野手:FA)
ブライアン・マッキャン(捕手:FA)
オジー・アルビーズ、ロナルド・アクーニャ、ダンズビー・スワンソンなど、若手が順調に伸びてきたブレーブス。そこに、ベテランでクラブハウスでメンター的な役割が期待されるマッキャンや中堅のドナルドソンが加入している。戦力的にっは35歳のマーケイキスとの再契約が大きいと感じる。
■ナショナルズ
マット・アダムス(一塁手:FA)
パトリック・コービン(左腕:FA)
ブライアン・ドージャー(二塁手:FA)
ヤン・ゴームス(捕手:トレード)
ジェレミー・ヘリクソン(右腕:FA)
ビダル・ヌーニョ(左腕:FA)
タナー・レイニー(右腕:トレード)
トレバー・ローゼンタール(右腕:FA)
アニバル・サンチェス(右腕:FA)
カート・スズキ(捕手:FA)
先発陣はパトリック・コービン、アニバル・サンチェスを獲得し、、ジェレミー・ヘリクソンとも再契約。リーグでもトップクラスだ。マット・ウィータース捕手とは再契約せず、ヤン・ゴームスとベテラン捕手カート・スズキと契約している。
■フィリーズ
ホゼ・アルバレス(左腕:トレード)
ジェレミー・ブライシュ(左腕:FA)
ロブ・ブラントリー(捕手:FA)
ドリュー・ビュテラ(捕手:FA)
フィル・ゴスリン(二塁手:FA)
ジョシュ・マーティン(右腕:FA)
マット・マクブライド(捕手:FA)
アンドリュー・マカッチェン(外野手:FA)
フアン・ニカシオ(右腕:トレード)
ジェームス・パゾス(左腕:トレード)
グレゴリオ・ペティート(遊撃手:FA)
デービッド・ロバートソン(右腕:FA)
シェーン・ロビンソン(外野手:FA)
ジーン・セグーラ(遊撃手:トレード)
本気の補強に打って出たフィリーズ。ただ、先発投手がコマ不足。外野手もアンドリュー・マカッチェンを追加したが、迫力不足だ。ここにハーパーが加わり、将来的にはマイク・トラウトが入ればフィリーたちがワクワクするような打線になる。
■メッツ
ルイス・アビラン(左腕:FA)
グレガー・ブランコ(外野手:FA)
キーオン・ブロクストン(外野手:トレード)
アルキメデス・カミネロ(右腕:FA)
ロビンソン・カノー(二塁手:トレード)
J.D.デービス(内野手:トレード)
ラジェイ・デービス(外野手:FA)
エドウィン・ディアス(右腕:トレード)
カイル・ダウディ(右腕:ウエーバー)
ジューリス・ファミリア(右腕:FA)
ディルソン・ヘレーラ(二塁手:FA)
ライマー・リリアーノ(外野手:FA)
ジェッド・ラウリー(内野手:FA)
ライアン・オルーク(左腕:FA)
ヘクター・サンティアゴ(左腕:FA)
ウィルソン・ラモス(捕手:FA)
ジャスティン・ウィルソン(左腕:FA)
GMが代わったメッツ。ということでお約束の総テコ入れがあったようだ。先発陣を除く各部門で新戦力を補充した。とくにブルペンは8人中5人が入れ替わる可能性がある。
■マーリンズ
ペドロ・アルバレス(一塁手:FA)
R.J.アルバレス(右腕:FA)
ジョン・バーティ(三塁手:FA)
オースティン・ブライス(右腕:ウエーバー)
サンティアゴ・チャベス(捕手:FA)
フリアン・フェルナンデス(右腕:ウエーバー)
ライリー・フェレル(右腕:ウエーバー)
カーティス・グランダーソン(外野手:FA)
ガブリエル・ゲレーロ(外野手:FA)
ロセル・ヘレーラ(外野手:ウエーバー)
ブライアン・ホラデイ(捕手:FA)
マイク・キックハム(左腕:FA)
ディクソン・マチャド(遊撃手:FA)
デベン・マレーロ(三塁手:FA)
ジョーダン・ミルブレイス(右腕:FA)
ブライアン・モラン(左腕:FA)
ヘクター・ノエシ(右腕:FA)
ハロルド・ラミレス(外野手:FA)
ロドリゴ・ビジル(捕手:FA)
ニール・ウォーカー(内野手:FA)
ここにリアルミュートをトレードして獲得したホルヘ・アルファーロ捕手、シクスト・サンチェス投手らが加わる。


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Posted on 2019/02/09 Sat. 10:00 [edit]
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【MLB移籍情報】フィリーズがトレードでリアルミュート獲得 
マイアミ・マーリーンズからの移籍を希望していたJ.T.リアルミュート捕手がフィラデルフィア・フィリーズへ移籍するというニュースが入ってきた。
MLBネットワークのケン・ローゼンタールの報告では交換要員としてフィリーズからは、正捕手だったホルヘ・アルファーロ。フィリーズ内のトップ・プロスペクト、シクスト・サンチェス投手(AA)、同18位のウィル・スチュワート投手(A+)の3人が移籍する。
さらに、 外国人選手と契約する際の契約金の上限であるインターナショナルボーナス・スロットの25万ドルの譲渡もトレードに含まれるという。
Source confirms: #Phillies acquire Realmuto for Alfaro, Sanchez, Stewart and international bonus slot. First reported: @JimBowdenGM.
— Ken Rosenthal (@Ken_Rosenthal) 2019年2月7日
27歳のリアルミュートは昨季、打率.277、出塁率.340、長打率.484、OPS.825、21本塁打、74打点でオールスターゲームにも初選出、シルバースラッガー賞も初受賞した。
データサイト「ファングラフス」のWAR4.8。捕手で規定打席を超えた選手は6人しかいないが、その中でトップだった。守備では900イニング以上出場した捕手の中で守備防御点8.2(10人中7位)。MLBを代表する若手の攻撃的捕手だ。

メジャーキャリア5年で1月にはマーリンズと年俸調停を回避して1年590万ドルで合意していた。昨年オーナーが代わったマーリンズの「ファイヤーセール」に抗議し、ブルワーズへ移籍したクリスチャン・イエリッチらと共に移籍を要求していた。
チームがコントロールできる保有期間が残っていただけに、マーリンズの要求が高く、そのためトレードは進展していなかったが、フィリーズが用意した選手たちがマーリンズの希望する条件に適ったようだ。
リアルミュート争奪戦にはフィリーズのほかにもレッズ、パドレス、ブレーブス、ドジャース、レイズが参戦していた。
J.T. Realmuto trade possibility to #Phillies is gaining momentum, source says. Here is our latest story: https://t.co/01UYotqokO @MLB @MLBNetwork
— Jon Morosi (@jonmorosi) 2019年2月7日
The @Phillies got their catcher today in J.T. Realmuto! @Ken_Rosenthal breaks down what the @Marlins received in return on #MLBTonight. pic.twitter.com/oeDAEIVnyu
— MLB Network (@MLBNetwork) 2019年2月8日


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Posted on 2019/02/08 Fri. 09:00 [edit]
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MLB2019 ディビジョン別の新戦力補強状況《NL-CENTRAL》 
もうすぐ各球団のスプリングトレーニングがスタートするが、オフの移籍市場は依然としてゆっくりと動き続けている。ディビジョン別にどのチームがどの選手を補強したのか? 各球団が、2018年オフにトレード、フリーエージェント(FA)、ウェーバーで獲得した選手たちを紹介したい。

ディビジョンごとに新戦力を紹介。今回は、その第5弾、ナショナルリーグの中部地区。(日本時間2月4日時点、太字は40人枠)
■ブルワーズ
アレックス・クラウディオ(左腕:トレード)
ベン・ギャメル(外野手:トレード)
ヤスマニ・グランダル(捕手:FA)
デオリス・ゲラ(右腕:FA)
コリー・スパンジェンバーグ(二塁手:FA)
ボビー・ワール(右腕:トレード)
ジェイク・ヘイガー(二塁手:FA)
アンヘル・ペルドモ(左腕:FA)
タフィー・ゴースウィッシュ(捕手:FA)
グランダルの補強は大きい。ほかに二塁手と外野の控えとしてマリナーズからギャメルを加えている。先発ローテーションが弱い気がするがFAになった先発左腕ジオ・ゴンザレスとの再契約はないのだろうか?
■カブス
トニー・バーネット(右腕:FA)
ブラッド・ブラック(右腕:FA)
ダニエル・デズカルソ(二塁手:FA)
ケンドール・グレイブマン(右腕:FA)
コリン・レイ(右腕:FA)
田澤純一(右腕:FA)
ローワン・ウィック(右腕:トレード)
10人がFAになったカブス。そのうち2人の救援投手、ブランドン・キンツラーとペドロ・ストロープとは再契約した。
カブスは、絶対的なクローザーがいない。セットアップマンも不安定。昨年13セーブのストロープは実績がない。そうしたこともあって今オフのカブスは、昨今のトレンドを反映してか、救援投手をトレードやFA、ウェーバーで大量補強している。それは、クローザーを含めてバックの3人を不安視している裏返だ。
田澤の昇格はきびしいかもしれない。バーネットは40人枠で開幕ロースターの可能性がある。ブラッド・ブラックを後半のどこで使うのかにも注目だ。
■カージナルス
ポール・ゴールドシュミット(一塁手:トレード)
アンドリュー・ミラー(左腕:FA)
ドリュー・ロビンソン(外野手:トレード)
ハンター・セルベンカ(左腕:FA)
ウィリアムス・ペレス(右腕:FA)
マイク・ハウスチャイルド(右腕:FA)
トミー・レイン(左腕:FA)
MLB全体で20位だったブルペンは、アンドリュー・ミラーを追加したが、剛速球クローザー、22歳のヒックスは不安が残る。ゴールドシュミットの獲得は打線にインパクトを与える。他チームにとっても脅威になる。
■パイレーツ
スティーブン・バロン(捕手:FA)
ロニー・チゼンホール(外野手:FA)
ロベルト・ゴメス(右腕:FA)
エリック・ゴンザレス(二塁手:トレード)
姜正浩(三塁手:FA)
パトリック・キブラハン(外野手:FA)
ジョーダン・ライルズ(右腕:FA)
タイラー・ライオンズ(左腕:FA)
ブランドン・マウアー(右腕:FA)
フランシスコ・リリアーノ(左腕:FA)
二遊間が穴で、4年目のエリック・ゴンザレスをインディアンスからトレードで獲得したが、実績がない。インターナショナル・ドラフトでドミニカ出身の25歳内野手、ベネズエラ出身の26歳内野手を獲得している。ベテラン左腕リリアーノともマイナー契約した。
■レッズ
マット・ボーマン(右腕:ウエーバー)
ザック・デューク(左腕:FA)
カイル・ファーマー(捕手:トレード)
ソニー・グレイ(右腕:トレード)
マット・ケンプ(外野手:トレード)
ヤシエル・プイーグ(外野手:トレード)
タナー・ロアーク(右腕:トレード)
レイベル・サンマーティン(右腕:トレード)
アレックス・ウッド(左腕:トレード)
ケンプとプイーグの両翼はディビジョン全体のパワーバランスに影響するかもしれない。先発陣もマット・ハービーがFAで去ったが、グレイ、ロアーク、ウッドの3枚を獲得している。
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Posted on 2019/02/07 Thu. 08:00 [edit]
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