メジャーリーグ物語 海を渡った野球人

メジャーリーグMLB アメフトNFL

   

1102

【速報】ダルビッシュ炎上! 2回途中5失点で降板、カーショー登板  



ドジャースとアストロズが3勝3敗のタイで迎えたワールドシリーズ最終第7戦。第3戦で投げ合ったドジャースがダルビッシュ有、アストロズはマカラーズJr.が先発した。

1回表、アストロズは、1番スプリンガーが3球目のスライダーを捉えてレフト線へ二塁打。2番ブレグマンが一ゴロ。一塁手のベリンジャーがベースカバーに入ったダルビッシュに悪送球。このプレイで二塁走者が帰ってアストロズが先制。

ダルビッシュはたった4球で先制点を許した。さらに無死三塁として3番アルトゥーベの一ゴロで、この回2点。

1回裏、ドジャースも1番テイラーの二塁打でチャンスメイクするが、2番シーガーは三振で走者を送ることもできない。

3番ターナーはデッドボール。4番ベリンジャーも4球連続ナックルカーブに手も足も出ず三振。5番プイーグはデッドボールで2死満塁のチャンスだったが、6番好調だったピーダーソンは一ゴロに倒れた。

右投手に対して左打者のシーガーやベリンジャーが第3戦の対戦から工夫するわけでもなく、せっかくのチャンスに虚しく空を切った。


DNlXL-PW0AAmeJy.jpg


2回もダルビッシュが捕まる。1死二三塁のピンチから9番投手マカラーズJr.のボテボテの二ゴロで1点。なお2死三塁で1番スプリンガーが中越えに4試合連続本塁打となる2ランを放ち、この回3点を献上してKOされてしまった。

やはり懸念されたボールへの対応が不十分で、スライダーのキレや制球に影響しているのが分かった。

ダルビッシュは47球、1回2/3イニングスで5失点(自責点4)。10人の打者と対戦して被安打3、四球1。制球も悪かったが、ベリンジャー一塁手の悪送球などもあり序盤のミスがダルビッシュには不運だった。



このあとドジャースはモロー、カーショーと継投。

アストロズ先発マカラーズJr.のナックルカーブに対応できないドジャース打線が相変わらずブンブン振り回して好機を逃し、4番ベリンジャーは連続三振。3回に3番ターナーに2打席連続ボールをぶつけたマカラーズは3回途中無失点で降板。

試合は3回を終了して5対0でアストロズがリードしているが、総力戦になっている。



 にほんブログ村 野球ブログ MLB・メジャーリーグへ



関連記事

Posted on 2017/11/02 Thu. 10:47 [edit]

CM: --
TB: --
   

1102

【WS-G7】運命の最終戦はダルビッシュが先発   

 


ドジャースが1988年以来、29年ぶり7度目のワールドシリーズ制覇なるか。“HOUSTON STRONG”のアストロズに栄冠が輝くのか。運命の第7戦は、ドジャースがダルビッシュ有、アストロズは右腕ランス・マッカラーズJr.が先発する。

DNkqRd9UQAAS_zs.jpg


ドジャースのロバーツ監督は、前日第6戦に先発した左腕ヒルを除く「全員が投げられる状態にある」と宣言。前田健太がいつ出てくるのかも注目。総力戦で、大エースのクレイトン・カーショーを最後の火消し役に使うかもしれない。

先発のダルビッシュは第3戦に先発し、2回途中で4失点だった。

これまでの試合と違い、ポストシーズンに入ってボールに違いがあるという報道も一部にはあり、縫い目が若干低いボールで、スライダーの制球に苦しんだという。

ダルビッシュにとってはスライダーという球種は生命線だけに心配だ。ここまでポストシーズンでは3試合に先発し、2勝1敗、防御率4.15。あまり良くない。

DNlXL-PW0AAmeJy.jpg

アストロズの先発も第3戦と同じ3年目の若手マッカラーズ。6回途中、3失点だった。アストロズのヒンチ監督は「昨日の最後のアウトが記録された時点で、選手たちは第7戦に気持ちを切り替えていた」とコメントを残した。


 にほんブログ村 野球ブログ MLB・メジャーリーグへ



関連記事

Posted on 2017/11/02 Thu. 08:00 [edit]

CM: --
TB: --
   

1101

【WS-G6】人種差別行為のY.グリエルにブーイングの嵐と静かな抗議  




スタンドではハロウィンの甘いお菓子が配られたが、この男には厳しいブーイングが浴びせられた。

ワールドシリーズ第6戦。この試合で2回に打席に立ったアストロズの5番打者ユリエスキ・グリエルには、ロサンゼルスのドジャースファンからの痛烈なブーイングが待っていた。

ワールドシリーズ第3戦。グリエルが2回の打席でダルビッシュ有から先制ソロを放った後、ベンチ内で自身の両目尻を釣り上げる仕草をした行為やスペイン語で蔑称を発した行為に対するロサンゼルスのドジャースファンからのバッシングだった。

メジャーリーガーとして、このモラルの低い、品位に欠ける人種差別行為には、MLB裁定が下され、来季の開幕から5試合の出場停止処分になった。

DNhUY-ZV4AE82VF.jpg


グリエルが打席に入った場面で、ドジャース先発左腕リッチ・ヒルも、あえてボールを投げようとせず、プレートを外した。ブーイングの時間を作ったのだ。このマウンド上での態度に地元の番記者だけでなく全米のメディアも指示する論調が目立った。

普通ならボールをぶつけてもおかしくない場面だった。しかし、大ブーイングとベテラン左腕が作った「静かな抗議」は、品位あるメジャーリーガーとしてのプレートさばきのように感じた。大舞台を凄惨なものにしない素晴らしい態度だった。

スポーツサイト「the Score」や「USA TODAY」もこの話題を取り上げていた。





ドジャース対アストロズのワールドシリーズ第6戦は、ドジャース打線が剛腕ジャスティン・バーランダーを攻略し、3対1の逆転勝利で最終第7戦までもつれ込む展開になった。

第7戦は、ドジャースの日本人投手ダルビッシュ有が先発登板する。


 にほんブログ村 野球ブログ MLB・メジャーリーグへ



関連記事

Posted on 2017/11/01 Wed. 20:00 [edit]

CM: --
TB: --
   

1030

【WS-G5】カーショー、カイケル崩壊で乱打戦、前田、ジャンセン打たれサヨナラ負け  



カイケル、カーショーの両先発が打ち込まれ両軍で7本のホームランが乱れ飛ぶ乱打戦になった。

最後は10回裏、昨日もジャンセンからホームランを放っている若手の2番ブレグマンが、2イニング目のジャンセンから初球をレフト前にサヨナラヒットして5時間を超える試合に終止符を打った。13対12でアストロズがワールドシリーズ第5戦を制し3勝2敗で王手をかけた。

WS-G5


カーショーの先発で、1回にカイケルを攻略して3点を先制したドジャースにモメンタムがあるように見えた。

ドジャースは1回、2死満塁から6番フォーサイスのレフト前2点タイムリーで先制。さらに、一三塁で、投手のけん制に一塁走者が飛び出し、これを一塁手グリエルが二塁へ悪送球、この間に三塁走者が生還して3点目をあげた。

ドジャースは4回にも1点を追加して4対0とリード。

ところが大エース、カーショーが4回に捕まる。アストロズは1死一二塁で4番コレアがレフトタイムリー二塁打を打ち、まず1点。なお二三塁から5番グリエルがレフトスタンドに3ランを運ぶ。試合は振出しに戻った。

5回、この日は4番から5番に変わったベリンジャーが勝ち越し3ラン。ドジャースが7対4とリード。

その裏、2死一二塁でドジャースは先発カーショーを諦めて、第3戦もロングリリーフで好投した前田がマウンドへ。しかし、エースを早めに降板させたこの継投が裏目に出た。

前田は、3番アルトゥーベに、まさかの同点3ランを浴びせられ、7対7の同点。前田はポストシーズン8試合目で初失点。

ドジャースは7回ベリンジャーのタイムリー三塁打で1点を勝ち越し。しかし、ドジャース4人目リリーフのモローも1番スプリンガーにソロを献上して三たび同点。

このあと無死一塁としてアルトゥーベが左中間を破るタイムリー二塁打を放ち、アストロズが、この試合で初めてリードを奪う。さらに無死三塁から4番コレアがレフトに2ランを叩き込んで、この回4点を挙げる大逆転。

8回にも両軍1点ずつを加え、12対9で迎えた9回表。ドジャースは1死から7番プイーグに2ラン、2死から1番テイラーにセンター前にゴロで抜けるタイムリーで同点。この土壇場の一打で延長へ。

ドジャースは守護神ジャンセンを9回から投入。ジャンセンは第2戦、4戦でもホームランを被弾している。とくに高めに浮く140キロ台中盤のカットボールは第2戦に29中27球も投じてアストロズ打線にボールの軌道を見究められている。

それでも1イニングなら球威で何とか凌げるが、イニングを跨ぐと案の定つかまった。

ジャンセンは10回、二死走者なしからマッキャンに死球、スプリンガーに四球を与えて2死一、二塁。ここで昨日もホームランを打たれたブレグマンがレフトへのヒットを放ち、代走フィッシャーが二塁から生還。5時間17分の死闘に終止符を打った。



打たれたジャンセンを責めることはできないだろう。彼はポストシーズン11試合目の登板。レギュラーシーズンと合わせれば76試合目。疲れはピークに来ていてもおかしくない。本来なら勝ちゲームで起用する投手だ。

この試合では前田健太が2/3イニングで降板、モローも4失点するなど、強力だったブルペン陣の誤算が指揮官の継投策を狂わせた。

ミニッツメイドのアストロズは強い。このポストシーズンでホームでは8勝1敗。「ヒューストン・ストロング」というハリケーンで傷ついた市民の願いがチームの背中を押しているのかもしれない。

なお、今日の7本塁打でワールドシーリーズ計22本になり、これまでの7試合で21本塁打のワールドシリーズ歴代最多記録を更新。このポストシーズンでも累計101本が記録され、これも歴代最多になっている。


 にほんブログ村 野球ブログ MLB・メジャーリーグへ


関連記事

Posted on 2017/10/30 Mon. 18:00 [edit]

CM: --
TB: --
   

1030

【WS-G4】若き4番C.ベリンジャーに快音、9回の猛攻で2勝2敗に  

 

ワールドシリーズ第4戦は、1対1の同点から9回にドジャースが猛攻で5点を入れて勝利。シリーズの通算成績を2勝2敗のタイに戻した。

第3戦に右のエース、ダルビッシュ有で落としたドジャースだったが、この日は先発の左腕アレックス・ウッドが好投。6回途中までホームランによる1安打、1失点で、中継ぎの右腕モロー、左腕ワトソンと繋ぎ、最後はクローザーのジャンセンが第2戦に続き本塁打を許したが、強力アストロズ打線を2安打に抑え込んだ。

アストロズも先発モートンが7回途中まで3安打1失点と好投したが、4番手のクローザーのジャイルズがつかまって3失点。ジャイルズは1死も取れずに降板。ポストシーズンのブルペン防御率4.50だったアストロズの欠点がもろに出た結果になった。

DNRr-glW4AAz1Ik.jpg

ドジャースの攻撃陣はWSで14打席ノーヒットだった若き4番ベリンジャーが7回に二塁打を記録。不振だったベリンジャーは試合前の練習で左方向への打球にこだわって練習した。

その効果があって左中間の二塁打につながった。しかし、高く上がった打球は、ミニッツメイドの変形した左中間に上手く飛んだのが良かった。通常のフィールドならフェンス前で取れていたかもしれない打球だった。

これで感触を取り戻したベリンジャーは9回に勝ち越しの鮮やかなレフト前タイムリーを放った。練習の成果が出たのか、この打球も反対方向への打球だった。



その後に指名打者ピーダーソンの2ランなどが飛び出してドジャースが6対2で勝利した。

第3戦では4三振に終わったベリンジャーは、「ポストシーズンでは力み過ぎてしまうことがある。自分はまさにそれだった」とコメント。「今日は力まないように努めたんだ。そうすると2安打を記録したりする。クレイジーな試合だったよ」と振り返った。

第5戦は29日に引き続きアストロズの本拠地ミニッツメイド・パークで開催。ドジャースはクレイトン・カーショー投手、アストロズはダラス・カイケル投手の両左腕が先発予定となっている。


 にほんブログ村 野球ブログ MLB・メジャーリーグへ




関連記事

Posted on 2017/10/30 Mon. 01:00 [edit]

CM: --
TB: --
   

1026

【WS-G2】両軍の守護神が炎上!延長戦をアストロズが制して歴史的1勝挙げる  



ワールドシリーズ第2戦は、両軍のクローザーが打ち込まれ11回までもつれる死闘になった。

5回2死まで剛腕ジャスティン・バーランダーの前にノーヒットに封じ込まれていたドジャース打線。

初安打は、LCS第5戦のリグレーフィールドで3本塁打を記録したエンリケ・ヘルナンデスに代わって出場した6番ジョク・ピーダーソン。2-1からの88マイルのスライダーを叩いた当りは左中間スタンドに飛び込む同点ソロ。

さらに、6回には、故障明けで起用している2番コーリー・シーガーがバーランダーから2ランを右翼席に叩き込み逆転。

左打者2人が剛腕を攻略してマウンドから引きずり下ろした。ロバーツ監督の起用が当たったように見えた。

ドジャースは先発のリッチ・ヒルを4回1失点で下げて5回から前田健太につなぎ、前田は右打者相手にこの日も1回1/3を無失点。相手は下位打線になり前田を投げさせて欲しかったが、左打者の6番ブライアン・マッキャンとスイッチヒッターの選手が2人続くので、ここはお約束の交代だった。

ただ、結果論で言えば守護神ケンリー・ジャンセンの8回からの起用は早すぎた。レギュラーシーズンでセーブ失敗がわずか1度しかなかった絶対的守護神にアストロズの強力打線が襲い掛かる。



ジャンセンは8回と9回の2イニングスで29球を投じたがその内、スライダーの2球を除いて全てがカッター(カットボール)という単調な配球で、ほとんどの球が高めに浮いているように見えた。

8回は、4番カルロス・コレアに外角高目のカッターを逆らわずにセンター前へ弾き返されて失点。NLDS第3戦から続いていたドジャースの救援投手陣による連続無失点は28イニングでストップした。

9回には先頭のマーウィン・ゴンザレスに、カウント0-2から真ん中高めの甘いコースに入ったカッターを左中間スタンドに運ばれた。

MLBで1位のチーム得点数、打率、安打数、2位の本塁打数を誇るアストロズ打線を球威だけでねじ伏せるのは、1回が限界かも知れない。

2戦目から3戦目は移動日を挟むために2イニングスを任せたのかもしれないが、カッターの球筋をじっくり見たアストロズ打線は、今日以上に手強くなるはずだ。

試合は3対3の同点で延長戦に突入。ドジャースはジャンセンに代えてジョシュ・フィールズを投入したが、アルトゥーベとコレアに史上初のWS延長戦連続ホームランを許し、アストロズが2点を勝ち越し。

アストロズの守護神ケン・ジャイルズも10回にヤシエル・プイーグにホームランを献上して2失点。その後もドジャースは11回にチャーリー・カルバーソンがホームランを放って意地を見せた。

しかし、WSからロースター入りしたドジャースの右腕ブランドン・マッカーシーから11回に1番ジョージ・スプリンガーが右中間への勝ち越し2ランを放って、これが決勝弾になり7対6でアストロズが2戦目を制した。

この試合では両軍合わせて8本の本塁打が飛び交う記録づくめの展開。これはワールドシリーズ史上最多記録。また、延長戦での5本塁打はレギュラーシーズン、ポストシーズンを含めて史上最多だった。

アストロズは2回目のワールドシリーズ進出だが、前回はホワイトソックスに4連敗。このシリーズでも初戦を落としていただけに、嬉しい球団史に残る歴史的1勝になった。

一方、ドジャースは今季のポストシーズンで本拠地初黒星になった。第3戦はドジャースがダルビッシュ有、アストロズはランス・マカラーズJr.が先発予定となっている。



 にほんブログ村 野球ブログ MLB・メジャーリーグへ


関連記事

Posted on 2017/10/26 Thu. 21:00 [edit]

CM: --
TB: --
   

1026

【WS-G2】史上初、アルトゥーベ、コレアの延長戦での連続ホームラン  



ドジャース対アストロズのワールドシリーズ(WS)第2戦は、中盤から終盤にかけて両軍で8本のホームランが飛び出す劇的な展開になった。

WSG2

アストロズが9回の土壇場で7番ゴンザレスが同点ホームランを放ち3対3の延長にもつれ込むと今度は延長10回に3番アルトゥーベ、4番コレアのWS史上初の延長での連続ホームランを記録。ドジャースを突き放した。


▶アルトゥーベの延長10回のホームラン


試合は、10回裏にドジャースが5番プイーグのソロ、途中出場の9番ヘルナンデスのライト前タイムリーなどで同点に追いつく死闘に。

しかし、勝負を決めたのはここでもホームランだった。11回表にアストロズの1番スプリンガーの2ランが飛び出して、これが決勝打になって7対6でアストロズが勝利した。



WSの延長戦でアストロズの3本のホームランも史上初。両軍合わせて5本のホームランが延長戦で飛び交った。

今季はレギュラーシーズンでMLB史上最多ホームランが出た年だったが、そんな“ホームランイヤー”を象徴するような試合になった。

アストロズは2回目のWSだが、前回はホワイトソックスに4連敗。このシリーズでも初戦を落としていただけに、嬉しい球団史上ワールドシリーズ初勝利になった。

ドジャースは今季のポストシーズンで本拠地初黒星になった。



◇記事参考
Baseball Reference
https://twitter.com/baseball_ref/status/923394068834652160


 にほんブログ村 野球ブログ MLB・メジャーリーグへ


関連記事

Posted on 2017/10/26 Thu. 14:00 [edit]

CM: --
TB: --
   

1025

【WS-G1】カーショー快投、C.テイラー先頭打者アーチ、J.ターナー決勝2ランでドジャース先勝  



104勝のドジャース、101勝のアストロズ。両チームが100勝以上というセンチュリー・シリーズになったアストロズ対ドジャースのワールドシリーズ(WS)が開幕。

ドジャースのカーショーが7回を83球(ストライク57)、被安打3、無四球、11奪三振の快投でアストロズの強力打線をブレグマンの1本塁打に抑えてWS1勝目を飾った。

ドジャースがクレイトン・カーショー、アストロズがダラス・カイケルという両「サイ・ヤング賞」投手の先発で始まった大一番。

MLB1位のチーム得点数、最多安打数、最高打率というアストロズの強力打線をナ・リーグ最多勝の18勝4敗、最高防御率(2.31)で7年連続オールスター選出左腕が圧倒した。つけ加えるとMLB最小チーム三振数だった相手から11三振を奪って黙らせた。

これまでカーショー対アストロズ打線は、今季の夏に移籍してきた控えの外野手キャメロン・メイビンが3打数1安打(通算では30打数4安打)。それ以外に対戦がない。

過去の対戦ではホセ・アルトゥーベ二塁手が15打数6安打(.400)。カルロス・ベルトランが22打数5安打。カルロス・コレア三塁手が3打数1安打など、計7人の打者が81打数19安打(本塁打0、2塁打7)打点2、三振23、打率.235、OPS.605と抑え込まれていた。


WS-G1


カーショーの「12時から6時」と表現されるブレーキングカーブの軌道を初めて体感する打者も多かったに違いない。そのカーブを随所に織り交ぜて緩急自在の投球は見応えがあった。

ミサイルなど追尾する軍事技術を転用したスタットキャストやPITCH FXで集計されたデータによると、カーショーのカーブは、ファーストボールとリリースポイントが同じで、しかもファーストボールと回転数、回転軸がほぼ同じという事から打者が判別しにくいという。

しかも手元では9インチ(約23センチ)の落差があるため打者がスイングしても37.18%が空振り、28.32%がファウルになるなど、フェアゾーンになかなか飛ばないというデータがある。


試合は、カイケルの投げた初球をドジャースの1番打者クリス・テイラーが叩いて先頭打者ホームラン。同シリーズ史上4人目の初戦先頭打者アーチだった。

4回にアストロズの2番アレックス・ブレグマンが同点のソロ。6回にドジャースの2番ジャスティン・ターナーが決勝弾となる2ランを放ち、この2点のリードをカーショーとドジャース・ブルペン陣のブランドン・モロー、9回は守護神ケンリー・ジャンセンが無安打無失点に抑えて完封リレーで初戦を飾った。

2005年にワールドシリーズ進出を果たしたアストロズだが、その時はホワイトソックスに4連敗。これでWS5連敗で、球団初勝利はならなかった。


◇記事参考
http://www.espn.com/mlb/player/batvspitch/_/id/28963/clayton-kershaw
https://baseball.information0.com/major-baseball/why-kershaws-curve-is-almost-unhittable/


 にほんブログ村 野球ブログ MLB・メジャーリーグへ


関連記事

Posted on 2017/10/25 Wed. 18:00 [edit]

CM: --
TB: --
   

1025

【WS2017】ドジャースはC.シーガーがロースターに復帰、G1から起用  



MLBワールドシリーズ2017に臨む両チームのロースターが発表された。

1988年以来29年ぶりのワールドシリーズ(WS)制覇を目指すドジャースは正遊撃手のコーリー・シーガーをロースターに復帰させ、第1戦から6番で起用する。

メジャーリーグ公式サイトによると、デーブ・ロバーツ監督はナ・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS)ではロースターから外したシーガーを再びメンバーに加える意向を示していた。



指揮官はシーガーについて、指名打者制が適用される敵地での3試合ではシーガーをDHで起用する方針。

1週間前はプレー不可能だったシーガーの状態に信頼を置けるのかとのメディアの質問には、「シーガーがバットを振ることには問題がなく、今日には守備練習もこなした」ということで、順調に回復しているようだ。

WS-G1

現地24日に公表されたシリーズに臨むドジャースの25人は、投手が、クレイトン・カーショー、ダルビッシュ有、リッチ・ヒル、アレックス・ウッドなどのスターターとケンリー・ジャンセン、ブランドン・モロー、前田健太などのブルペン陣。右投手が7人、左投手が5人の計12人。

野手は13人で、内野手(IF)登録が、新人コディ・ベリンジャー一塁手、ジャスティン・ターナー三塁手、ベテランのチェイス・アトリー二塁手ら7人。外野手(OF)がヤシエル・プイーグなど4人。これに内外野のユーティリティ選手クリス・テイラーら2人を含む13人となっている。

先発投手はカーショーが第1戦。ヒルが第2戦、ダルビッシュが敵地での第3戦。第4戦はアレックス・ウッドの起用が予想される。

各選手の詳細はMeet the Players: Get to know the Dodgersで。


GAME1
  1. Taylor CF
  2. Turner 3B
  3. Bellinger 1B
  4. Puig RF
  5. Hernández LF
  6. Seager SS
  7. Forsythe 2B
  8. Barnes C
  9. Kershaw P


 にほんブログ村 野球ブログ MLB・メジャーリーグへ

関連記事

Posted on 2017/10/25 Wed. 05:00 [edit]

CM: --
TB: --
   

1104

【WS-Gm7】運命の一戦は、稀に見る歴史的ルーズベルト・ゲームだった  

 

 シカゴ・カブス(ナ・リーグ中部地区覇者)とクリーブランド・インディアンス(ア・リーグ中部地区覇者)によるワールドシリーズ(WS)第7戦が現地2日、クリーブランドで行われ、カブスが8-7で勝利し、108年ぶりに世界一の座に輝いた。


カブスが108年ぶりに世界一


  1908年以来の世界一を目指したカブス、1948年以降は世界一から見放されてきたインディアンスが争った歴史的一戦は、雌雄を決する好ゲームになった。

WS2016Gm7

 ベースボールの醍醐味が存分に出た一戦だったといえる。108年ぶり対68年ぶりという歴史的背景もあった。

  1勝3敗の崖っぷちからリグレーフィールドでの71年ぶり勝利で勢いの出てきた打線が、先取逃げ切り型のインディアンスの勝利の方程式を崩したともいえる。


4時間28分の死闘は見どころ満載


  見どころは満載だった。WS先発3試合目の右腕クルーバーは、夏のオールスターゲームの勝ち投手。この第7戦のホームアドバンテージを用意した立役者と言える。

  しかし、カブスは先頭のファウラーがバックスクリーンに飛び込む先頭打者本塁打でモメンタムを引き寄せる。

 カブスの先発ヘンドリクスは、2回に第3戦に次ぐ1塁への絶妙のけん制球を見せるという好プレーでうならせた。

WS2016Gm7


 インディアンスも黙っていない。夏に補強したクリスプが二塁打で気を吐き、1番DHのサンタナがライト前にタイムリーを放ち試合を振り出しに戻す。MLB最優秀防御率の右腕ヘンドリクスを攻略した価値ある一打だった。

 追いつかれたカブスは直後の4回、先頭のブライアントがセンター前ヒット、続くリゾの死球で一、二塁とすると、一死後、ラッセルの犠飛で勝ち越し。なお、二死二塁とチャンスは続き、コントレラスがセンターへのタイムリー二塁打で、この回2点を追加した。

 カブスは続く5回もバイエスのソロ本塁打、リゾのタイムリーで2点を追加し、リードを4点に広げる。

 諦めないインディアンスは5回裏に、リリーフしたカブスのエース左腕レスターから2点を還す。

 カブスは6回に、インディアンスで大車輪の好投を見せてきた左腕ミラーから今季で引退宣言しているロスがセンターへソロを放つ。5回の悪送球を帳消しにするベテランの意地の一発だった。


インディアンスの意地。チャップマン涙の同点弾


 3点を追うインディアンスは8回、簡単に二死となったが、ラミレスが内野安打で出塁すると、続くガイヤーがカブスの守護神チャプマンから右中間を破る二塁打で1点を還す。

さらに、二死二塁から、シリーズ1割台と不振だった盗塁王デービスがレフトへ2ランを放ち同点に追いついた。

WS2016Gm7


 この直後のベンチでの円陣で3点を失点したチャップマンは思わず涙ぐんだという。

 試合は9回で決着がつかず延長戦へ。だが、延長10回が始まる前に雨が降り、17分間の中断。

 10回表、先頭のシュワーバーが、この日3本目のヒットで出塁。2番で起用したマッドン監督の采配が的中した。4番ブライアントの中飛で一塁走者の代走・アルモラが二塁へタッチアップして進塁。リゾの敬遠四球で一、二塁とすると、続くゾブリストが三塁線を破るタイムリーで勝ち越しに成功。さらに、モンテロにもタイムリーが飛び出した。

 2点リードのその裏、カブスはエドワーズJr.が1点を失ったが、最後はモンゴメリーが後続を打ち取り、カブスが108年ぶりに世界一を飾った。

 シリーズのMVPにはベン・ロブリストが選ばれた。ゾブリストは昨年のロイヤルズでもチャンピオンリングを手にしている。



にほんブログ村 野球ブログ MLB・メジャーリーグへ  


関連記事

Posted on 2016/11/04 Fri. 06:36 [edit]

CM: --
TB: 0

筋書きのないドラマ《スポーツ》の魅力を発信しています。

最新記事

TAG LIST タグリスト

Category

カテゴリークラウド