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【ALCS】アストロズがAL移動後リーグ初制覇!MVPはバーランダー  



メジャーは、両リーグのチャンピオンシップが終わった。GAME7までもつれ込んだアメリカンリーグ(AL)は、ヒューストン・アストロズが4対0で制して4勝3敗で、2005年以来となる12年ぶり2度目のリーグ優勝を決めた。

アストロズは、13年にナ・リーグ中部地区からア・リーグ西部地区に編成が移ってからはリーグ初制覇で、24日(日本時間25日)から始まるワールドシリーズでナ・リーグの覇者ロサンゼルス・ドジャースと世界一を争う。

終わってみれば、レギュラーシーズンで101勝(61敗)を挙げたアストロズが、ワイルドカードから勝ち上がったAL東部地区2位(91勝71敗)のヤンキースを最終戦で突き放した。

MVPはジャスティン・バーランダー投手。彼はこのポストシーズンで4試合に登板、3試合に先発し4勝0敗。防御率1.46、WHIP0.93、24回2/3イニングスで24奪三振と、助っ人としての存在感を示し、南部のテキサス州のファンからすればレッドソックスとヤンキースという東部の名門チームを黙らせたピッチングは、胸のすく思いだったに違いない。

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ヤンキースが敗れ去ったことで、田中将大対ドジャースのダルビッシュ有、前田健太のワールドシリーズでの日本人投手対決は無くなった。

アストロズ、ヤンキースともにホームですべて勝った。

変な詮索かも知れないが、アストロズはホーム6勝で、昨年オフから着手したミニッツメイド・パーク名物の「タルの丘」を撤去した改装費用がペイできたかも知れない。昨年までは、センター深部(約132メートル)に勾配と電柱のようなポールがあった。


がんばろう神戸


以前にも紹介したが、スポーツが勇気を与えることもある。

1995年1月17日、阪神淡路大震災で神戸が被災した年も仰木監督(故人)やイチローが活躍して「がんばろう神戸」を合言葉に地元チームのオリックス・ブルーウェーブが優勝した。11年ぶりだった。(私も大阪で被災したから、あの揺れは今でもトラウマになっている。)

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この8月に大型ハリケーン「ハービー」が直撃して、上から2番目に強い「カテゴリー4」の勢力がヒューストンを襲った。最大風速58メートル、24時間で610ミリの雨が降った。

これによりヒューストンは多大な被害を受けた。

そのヒューストン市民を励ます為に「HOUSTON STRONG」を合言葉にアストロズがチャンピオンシップまで駆け上がる姿は、2013年のボストンマラソンの悲惨なテロから立ち上がってボストン市民を勇気づけたレッドソックスや、あの時のオリックスを思い出す。


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Posted on 2017/10/22 Sun. 15:00 [edit]

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【ALCS】剛腕バーランダーに沈黙のヤンキース打線 無策のジラルディ  



アメリカンリーグのチャンピンシップシリーズ(ALCS)は20日(日本時間21日)、第6戦をヒューストンのミニッツメイド・パークで行い、アストロズがヤンキースに7対1で勝利。対戦成績を3勝3敗の五分に戻して最終の第7戦までもつれ込む展開になった。

アストロズの先発は、8月末にデトロイト・タイガースから移籍して以来の無敗のジャスティン・バーランダー。ヤンキースはルイス・セベリーノの両右腕の先発で始まった試合は、中盤まで両エースの息詰まるような投手戦。

この均衡を破ったのはアストロズ。5回に3番ホセ・アルトゥーベの2点タイムリーなどで3点をリード。8回にもアルトゥーベのソロアーチを皮切りに4得点を挙げ、そのまま逃げ切った。

バーランダーは7回99球、被安打5、8奪三振で無失点に抑える力投。このポストシーズンで先発3試合、中継ぎ1試合で4勝目。防御率1.46、WHIP0.93、24回2/3イニングスで24奪三振と、助っ人としての存在感をいかんなく発揮している。



残念だったのは、ヤンキースのゲーム運び。ポストシーズンの経験のない若い選手がほとんどで、強く振って遠くに飛ばすことはできるが、次の塁に走者を進めて得点を重ねていくスモールベースボールが出来ない。

三振の少ない選手を集めて確実性を増したアストロズとは対照的なチーム編成にも問題があるが、この試合でも2回、6回、7回で先頭打者を塁に出したが、結局得点したのはアーロン・ジャッジの第4号ソロホームランの1点のみだった。

とくに3点リードされた直後の6回、先頭の9番チェイス・ヘッドリーがヒットで塁に出て1番ブレッド・ガードナーを迎えたシーンで、左打者のヘッドリーが三塁線にバンドを試みるなり、ヒット・エンドランを仕掛けるなり、剛腕バーランダーを揺さぶるような攻めを見せて欲しかった。

ジラルディ監督からのサインは何もなく、ガードナーは簡単に打ってショートフライ。2番アーロン・ジャッジは、お約束の三振。3番ディディ・グレゴリウスにライト前ヒットが出ただけに、すぐに得点を挙げて追い上げるチャンスを無策で潰してしまった。

狭い球場で、ホームランを打って逃げ切る大味なスタイルが出せなかった。

先発投手やブルペン陣の踏ん張りで、短期決戦を何とか勝ち抜いてきたが、大事な一戦では、総合力の差が露呈してしまった。こういう試合をしていると勝つ確率が減って、地区制覇もできない今季のような結果になってしまう。

ワールドシリーズで田中将大とダルビッシュ有や前田健太の投げ合いを見たいが、こんな試合をするようでは期待できない。

第7戦はヤンキースがCC.サバシア、アストロズはチャーリー・モートンが先発予定。

これは第3戦と同じ顔合わせで、前回はサバシアが6回3安打、無失点。一方、モートンは3回2/3を投げて6安打7失点と打ち込まれ、敗戦投手となった。


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Posted on 2017/10/21 Sat. 17:30 [edit]

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【ALCS】田中将大が雄叫び!ニューヨーク・ポストも「最高傑作」と絶賛  



大試合に力を発揮する田中将大の本領が発揮された試合だった。

打率、出塁率、OPS、得点でMLB30球団中トップ、チーム本塁打数で2位のアストロズ強力打線を相手に7回零封。103球(ストライク68)、被安打3、1四球、8奪三振のマウンドだった。

対アストロズは通算6試合で0勝4敗、防御率7.62だっただけに胸のすく会心の投球だった。



このチャンピオンシップの第1戦でも相手の本拠地ミニッツメイド・パークで負け投手になったものの『FOX SPORTS1』でヤンキース@アストロズ戦の解説を務めたジョン・スモルツも、「田中はこのスタジアムで凄い仕事をしている。スプリットに頼ることなく、速球とスライダーで打者を攻めることができている」と絶賛していた。

90年代に活躍し、通算213勝、154セーブを挙げた名投手スモルツの言葉だけに重みがある。

試合後の記者会見では「率直に今日は自分を褒めてあげたいと思います」と振り返った田中。日本でも大切なゲームの前には抜群の集中力で力を発揮する。10代の頃からあの甲子園の舞台で培ったものは、彼の大きな財産かも知れない。

これで2017年のポストシーズンは、20イニングスで2勝1敗、防御率0.90、WHIP0.65、18奪三振と圧倒的な数字をマーク。

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ミニッツメイド・パークとヤンキースタジアムという典型的な打者有利のボールパークで、心配したシーズン35本も打たれた本塁打を1本も献上していないところが安定感の象徴だと感じる。

ふり返れば、何度も見た被弾のシーン。その度にチャンネルを変えたが、キャリアワーストだったシーズンの掉尾にその存在感を発揮している。

辛口のニューヨークメディアも、たとえばニューヨーク・ポスト紙も「最高傑作」と、そのマウンドを称えた。49,647人の観客もそれを感じたに違いない。


◇記事参考
https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/baseball/mlb/2017/10/15/___split_16/index.php
http://nypost.com/2017/10/18/yankees-game-away-from-world-series-after-tanaka-masterpiece/



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Posted on 2017/10/19 Thu. 17:00 [edit]

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【ALCS】ジャッジが点火 ヤンキースが8回逆転で2勝2敗のタイブレークに  



7回までアストロズの先発ランス・マッカラーズJrに1安打に抑えられていたヤンキース打線だったが、7回にアーロン・ジャッジの本塁打で目を覚ますと、8回に2点ビハインドを逆転。6対4で勝利し、ア・リーグ・チャンピオンシップ(ALCS)の対戦成績を2勝2敗にした。

ヤンキースは今シーズンの躍進の象徴だったジャッジが、この試合の前までポストシーズン34打数5安打、打率.147(OPS.646)と不振を極めていた。

しかし、第3戦の2本目から感触を取り戻したのか、この試合でも7回先頭打者で回って来た第3打席、初球の甘く入ったナックルカーブを捉えて、シーズン中に何度も見たセンター・バックスクリーンに叩き込む反撃の一打を放った。



これでホーム無敗のヤンキースに火がついた。8回裏、ヤンキースは8番トッド・フレイジャーと代打チェイス・ヘッドリーの連打でノーアウト二、三塁のチャンスメイク。

ここでアストロズはクローザー、ケン・ジャイルズを投入。

1番ガードナーの二塁ゴロでまず1点を返し3対4。1死三塁からジャッジが左翼フェンスを直撃するタイムリー二塁打で同点。

押せ押せムードのヤンキースは3番グレゴリウスがヒットで繋いで1死一、三塁とし、4番サンチェスが右中間を破る二塁打を放って2点を勝ち越した。

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今季のアストロズ・リリーフ陣は30球団中、防御率で17位。弱点とされたブルペンがヤンキースの勢いを止められなかった。

明日行われる第5戦は、ホームで強い田中将大と左腕ダラス・カイケルが先発予定。


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Posted on 2017/10/18 Wed. 12:30 [edit]

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【ALCS】ベテラン左腕サバシアが意地の6回無失点 ヤンキースが反撃で1勝2敗に  



ニューヨークに舞台を移したアメリカンリーグのチャンピオンシップ(ALCS=リーグ優勝決定戦)はヤンキースが8対1で勝利して対戦成績を1勝2敗とした。

これで4連敗は無くなったわけで、初戦に登板した田中将大の第5戦が待ち遠しくなった。

ヤンキースの連敗をストップしたのはメジャー17年目、37歳左腕CCサバシア。この数年は膝の故障とアルコール依存症などが伝えられ、かつての輝きは失われていた。

体調が戻った今季は、27試合で148回2/3、14勝5敗、防御率3.69、120奪三振、被本塁打22と復調。メディアによれば今季チームが負けた直後の登板で9勝0敗、防御率1.71と「連敗ストッパー」になっていた。


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今季は契約最終年。オフにはフリーエージェントになるだけに、ダメなら即引退という崖っぷちの1年がベテランに火をつけたのかもしれない。

サバシアは、6回99球(ストライク64)、3安打4四球5奪三振、無失点で連敗のチームを勝利に導いた。

打線もベテランの好投に報いた。2回裏二死走者なしから6番スターリン・カストロ、7番アーロン・ヒックスの連打で一、二塁のチャンスを作り、ここで8番トッド・フレイジャーが外角低めの球を上手くバットに乗せてライトスタンドへ運ぶ先制スリーランを放った。

今季27本塁打で夏に補強したフレイジャーが持ち味を出して、欲しかった先制点を叩き出した。

4回裏には二死一、三塁から9番チェイス・ヘッドリーのタイムリーで1点を追加。1番ブレット・ガードナーが死球を受けて満塁となったところで暴投によりさらに追加点。5対0にすると、2番の悩めるア・リーグ本塁打王アーロン・ジャッジがポストシーズン2本目の3ランをレフトスタンドに突き刺した。

ジラルディ監督は「これ以上ないという投球だった。シーズンでもいいピッチングを続けていたので驚きはないよ」と称えると、守備でも貢献したジャッジが「両サイドを突いて緩急を巧みに操っている。後ろで守っていて楽しい」とコメントしている。





ディビジョンシリーズでは、あの強豪インディアンス相手に2連敗から3連勝しただけに、もしかして?を感じさせる1勝だった。明日の第4戦の先発はヤンキースがソニー・グレイ。アストロズは発表されていないが、右腕ランス・マッカラーズJrが予想される。


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Posted on 2017/10/17 Tue. 16:00 [edit]

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【ALCS】助っ人バーランダーが9回完投13奪三振 アストロズがサヨナラ勝ちで2連勝  

 


アストロズがベテラン右腕ジャスティン・バーランダー、ヤンキースがルイス・セベリーノの先発で始まったア・リーグ・チャンピオンシップ(ALCS)の第2戦は、1対1の同点からアストロズが9回サヨナラ勝ちを収め、2連勝を飾った。

最多奪三振4回、2011年にはサイ・ヤング賞も受賞している剛腕バーランダーが快投を披露。この夏にタイガースから移籍後は5試合に先発し、5勝無敗、防御率1.06、WHIP0.65と驚異的な好投を見せる右腕が額面通りの活躍を見せた。

5回こそ2連打で1点を失ったが、ヤンキース打線を圧倒、ゲームを支配した。8回までに13奪三振。9回を5安打13奪三振、1四球、1失点だった。





一方、継投策で粘るヤンキースだったが、9回裏、守護神チャプマンがつかまり、最後はまずい中継プレイで一塁走者だったアルトゥーベが一気に生還してサヨナラ勝ちを収めた。

4番カルロス・コレアの右中間のヒットをライトのジャッジ、ショートのグレゴリウスと中継したが、冷静にキャッチャー、サンチェスに返球していれば、十分にアウトにできるタイミングだった。

第1戦に続く2対1の1点差での勝利だが、若いヤンキースの経験の無さ、ワンチャンスをものにしたアストロズの試合巧者ぶりがでた試合だった。

第3戦はヤンキースのホーム、ニューヨークに移ってヤンキースは左腕CC.サバシア、アストロズは右腕チャーリー・モートンが先発予定。




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Posted on 2017/10/15 Sun. 11:00 [edit]

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【ALCS】田中将大、見殺し ヤンキース打線が沈黙10三振  




ヤンキースの田中将大がア・リーグ・チャンピオンシップ(ALCS)の初戦に先発。6回2失点と好投したが、ヤンキース打線が沈黙。2対1でアストロズが7試合制の初戦を制した。

アストロズが左腕ダラス・カイケル。ヤンキース田中の先発で始まったシリーズは、アストロズの強力打線を3回まで無安打に抑えた田中だったが、4回1死からアルトゥーベに初安打を許すと二盗された直後にコレアのレフト前タイムリーで1点を先制された。

その後、2死二塁からも元DeNAグリエルにセンター前に運ばれ、2点目を失った。結局、アストロズは、このワンチャンスをものにして、カイケルは7回を4安打10奪三振の無失点だった。

カイケルは、レギュラーシーズンを含めて対ヤンキース戦6勝2敗と相性の良さをみせた。

残念だったにはヤンキースの5回の攻撃。無死一、二塁とチャンスを作り、2死からジャッジのレフト前ヒットで二塁走者のバードが本塁を狙ったが、レフトのゴンザレスの好返球でタッチアウト。あの1点の攻防は、試合の展開を左右するシーンだった。

田中将大


6回には先頭打者レディックの強烈なライナーが田中の体を直撃するアクシデントもあったが、田中は6回を4安打3奪三振1四球で2失点(自責2)と好投。カイケルと互角の投手戦を展開した。

カイケルに比べ、対アストロズ戦0勝4敗と逆に相性の悪さがあったのかもしれない。負け投手になったが、評価できる内容の投球だった。

このポストシーズンでヤンキースが10本(この日の1本で計11本)、アストロズが8本と本塁打を量産。

得点数でAL1位のアストロズ(896得点)と2位のヤンキース(858得点)。本塁打数でAL1位のヤンキース(241本)と2位のアストロズ(238本)のチーム同士の対戦だったが、両投手の投げ合いで締まった投手戦だった。

この試合を見る限りでは、本塁打でしか点を取れない若いヤンキースと、攻守ともに細かいプレイで得点したアストロズの実力の差がでたような試合だった。


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Posted on 2017/10/14 Sat. 13:00 [edit]

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ドジャースの相手はカブスに決定!全米4大都市が対決するチャンピオンシップに  



クレイトン カーショー、ダルビッシュ有、前田健太の好投でダイヤモンドバックスをスウィープしてチャンピオンシップ(NLCS)への進出を決めたドジャースの対戦相手がカブスに決まった。

カブスが12日(日本時間13日)、ワシントンDCで行われたナショナルズとのNLDS第5戦で9対8と1点差で逃げ切り、3年連続(6回目)でNLCS進出を決めた。

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これにより両リーグのチャンピオンシップを戦う4チームが決定。ナ・リーグは昨年に引き続き、ドジャース対カブスの対戦になった。

この対戦は、振り返るとカブスがドジャースを4勝2敗で下し、71年ぶりにナ・リーグ制覇。最優秀選手にはエースのジョン レスターとハビアー バエズが選出された。

ア・リーグのチャンピオンシップは13日(同14日)から。ナ・リーグの同カードは14日(同15日)から始まるが、全米を代表するニューヨーク、ロサンゼルス、シカゴ、ヒューストンという4大都市対決になった。

7回戦制で行われ、ア・リーグはヤンキースの田中将大、アストロズがダラス カイケルが第1戦に先発するが、カイケルは5月のヤンキース戦で6回1失点(自責点0)と好投。2年前のワイルドカードも田中に投げ勝っている。

ドジャースやカブスの先発投手は今後発表される。


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Posted on 2017/10/13 Fri. 15:00 [edit]

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【ALDS】田中将大、気迫の92球 最強トライブを7回3安打零封  



崖っぷちに立つヤンキースを田中将大が救った。気迫のマウンドで、ア・リーグ最強で102勝のトライブ(インディアンスの愛称)の前に立ちはだかった。鬼神のような田中将大の形相は見ていても気合が伝わった。若くて経験の浅いヤング・ヤンキースを阿修羅のごとく日本人投手が護った。

今季、13勝12敗、防御率4.74のキャリアワースト。30試合で35本も本塁打を献上した男が、この勝負のかかった一番で存在感を発揮した。

田中とインディアンスは、過去1勝2敗、防御率4.63。今季の対戦は無かったが、けっして得意の相手ではなかった。

若手が多いヤンキースは、インディアンスの先発カラスコに封じ込められていた。初戦もバウアーに7回途中まで2安打。第2戦はクルーバーを攻略したものの5点差を追いつかれて延長逆転負け。

5回戦制で、後がないこの試合は、バードの起死回生の本塁打で1対0で勝ったものの力の差は歴然としている。

シーズン終盤にも22連勝を飾った、勝ち方を知ってるこの強敵を倒すには、1点も相手に得点を許さない圧倒的なパフォーマンスが必要だった。

田中は、7回を92球、ストライク65球。3安打、無失点、7奪三振、1四球。



メディアによると試合後の記者会見では、「こういうゲームに投げて勝つためにここに来たと思っているので。前回(2015年)僕はプレーオフで、ワイルドカードゲームで投げた時は負けてしまいましたけど、今回こういう状況の中でこういうゲームに勝てたということが、こっちに来てから1番大きな勝利なんじゃないかなと思っています」と語った。

ジラルディ監督は「お見事。(田中は)持てる力をすべてを出し切ってくれた。今夜見せた、これ以上の投球は望めない」と勝利を呼び寄せた投球に賛辞を送ったという。


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Posted on 2017/10/09 Mon. 15:00 [edit]

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【ALDS】バウアーのナックルカーブがヤンキース打線を翻弄 ジャッジ4打数4三振  



リーグ最高勝率のクリーブランド・インディアンスとワイルドカードから勝ち上がったニューヨーク・ヤンキースが対戦するア・リーグ・ディビジョンシリーズ(ALDS)の第1戦はインディアンスの先発右腕バウアーが6回2/3を2安打、8奪三振、無失点に抑える好投でインディアンスが4対0で勝利した。

今季ヤンキース戦に2試合の先発で2勝0敗、防御率1.38というデータどおりのピッチングだったが、そんなデータがあるにもかかわらず何の策もなかったヤンキースとの経験や力量の差を見せつけた初戦だった。

ヤンキース打線は、インディアンスの強力ブルペン陣にも歯が立たず、結局、3安打に抑え込まれる完敗だった。2番ジャッジは4打数で無安打4三振、3番サンチェスも4打数無安打1三振、4番グレゴリウスも4打数無安打2三振だった。



バウアーの94~95マイル台のフォーシームと76~77マイル台のナックルカーブの緩急に翻弄された。シーズン中は約29%のナックルカーブをこの日は98球中35球(約36%)と、少し多目の配球だった。



バックもバウアーを攻守で支えた。センターに入ったキプニスのダイビングキャッチや夏にメッツから補強したブルースの本塁打など3打点を叩き出す活躍で、インディアンスが危なげない勝利を挙げた。



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Posted on 2017/10/07 Sat. 00:00 [edit]

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