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0426

ジーター、ブッシュらのグループがマイアミ・マーリンズ買収のオークション制す  



元ヤンキースのデレク・ジーターとジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事らのグループが、マイアミ・マーリンズ買収のオークションを制したことを複数の米メディアが報じている。

落札額は、これまで報じられてきた16億ドルではなく13億ドル(約1,443億円)程度になる模様。

マーリンズ買収劇に関しては、今年2月にトランプ米大統領の娘婿のジャレッド・クシュナーの一族と基本合意したと伝えられたが、双方が否定していた。

その後は、ヤンキース一筋でメジャー通算3465安打の記録をもつジーター氏や、ブッシュ元米大統領の弟であり、フロリダ州知事を務めたブッシュ氏らのグループが有力候補に挙がっていた。

このほど競売が行われ同グループが落札したと25日(日本時間26日)、地元紙マイアミ・ヘラルド電子版が伝えた。




経済・金融情報サイトのブルームバーグ電子版もこの日、同グループが「オークションに勝った」と報じた。

同サイトによると、マーリンズの現オーナーのジェフリー・ロリア氏は同球団を02年に1億5,800万ドル(約175億円)で買収。経済誌「フォーブス」が算出した資産価値は9億4,000万ドル(約1,043億円)だという。

FOXビジネスが以前に伝えたところでは、少なくとも3つのグループがマイアミ・マーリンズ買収に水面下で動いていたようで、ウォールストリートのベテランで、モーガンスタンリーの証券部門のチーフを務め、現在は自身で投資顧問会社を経営しているDavid Samson氏が交渉の窓口となっていた。

ジーターがマーリンズを買収する対象球団として選んだ理由として

(1)タンパに自宅がありマイアミはそこから近いこと
(2)マーリンズはナショナルリーグで、アメリカンリーグ所属のヤンキースと直接的に競合しないこと

などが理由として挙げられていた。

なお、球団の売却にはメジャーリーグ機構(MLB)などの承認(30球団中75%以上の承認)と落札価格の半額以上の現金調達が必要なため、正式な契約は、早くても数カ月後になる。


■記事参考
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170426/k10010961521000.html
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170426-00000028-dal-spo
http://baseball.information0.com/major-baseball/derek-jeter-trying-to-buy-the-marlins/



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Posted on 2017/04/26 Wed. 08:00 [edit]

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イチロー、セーフコ凱旋GAME3で「エリア51」復活!  




イチローがシアトルに凱旋したGAME3で慣れ親しんだライトのポジションに就いている。

マイアミ・マーリンズ対シアトル・マリナーズのインターリーグ戦は19日(日本時間20日)、セーフコ・フィールドで行われ、マーリンズのイチローは9番・ライトで先発出場している。

イチロー


ここでもすでに紹介したが、イチローが、慣れ親しんだセーフコ・フィールドのライトの守備位置に就くのは、ニューヨーク・ヤンキース時代の2014年6月12日以来。先発出場でいえば、その前日となる11日以来だ。

2回に迎えた第1打席、スタンドの歓声に包まれながらバッターボックスに入ったイチローは、マリナーズ先発のフェリックス・ヘルナンデスに対して、カウント1-2からの外角チェンジアップに手を出したが空振り三振だった。



4回一死から回って来た第2打席は3-2のフルカウントからの6球目、78・9マイルのカーブを捉えてレフト前に抜けるヒットを記録している。

試合はマーリンズ先発のボルケスが捕まり5回表を終了して8-4でシアトル・マリナーズがリードしている。

ただ、マーリンズも反撃を開始。イチローの同僚で主砲のスタントンに第3号ソロ、3番イエリッチに第4号ソロが出ている。イエリッチは7試合連続安打。



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Posted on 2017/04/20 Thu. 06:51 [edit]

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【DL情報】プラド(MIA)、ポージー(SF)は復帰、グレーブマン(OAK)はDL入り  

 

イチローの古巣“凱旋”が話題になったが、同僚のマーティン・プラド(3B)が戦列に復帰している。これに伴いタイラー・ムーア(1B)がDFAになった。

ベネズエラ代表としてWBCに参戦していたプラドは、サンディエゴで行われたWBC2次ラウンド・アメリカ戦の第3打席で、ショートゴロを打って一塁に駆け込む際に右脚ハムストリングに違和感を覚え、途中退場していた。

プラドはマーリンズではチームリーダー的存在。メジャー12年目で、通算打率.293。昨シーズンは153試合に出場して打率.305、OBP.359、OPS.775。8本塁打、75打点。




WBCアメリカ代表捕手で、昨年のゴールデングラブ賞捕手でもあるジャイアンツのバスター・ポージーも7日間DLから戦列に復帰。18日(日本時間19日)のロイヤルズとのインターリーグ戦で「4番DH」で復帰している。

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ポージーは10日(同11日)のダイヤモンドバックス戦で頭部に死球を受け、コンカッション(脳震とう)への影響を懸念してDL入りしていた。

アスレチックスは17日(同18日)、右肩を痛めた先発右腕ケンドール・グレーブマンを10日間DLに登録した。なお、DL入りは15日に遡って適用される。

グレーブマンはエンゼルスとの開幕戦で6回2失点と好投するなど、3試合に先発して2勝0敗、防御率2.00の好成績をマーク。しかし、14日のアストロズ戦では5イニング、わずか74球で降板していた。



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Posted on 2017/04/19 Wed. 12:00 [edit]

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0417

【Walk-off】ナッツ、マーリンズなど4試合でサヨナラゲーム  



現地16日のMLBは降雨で中止になった1試合を除き14試合が行われ、そのうち4試合が「Walk-off」(サヨナラゲーム)だった。しかも、全試合が9回裏のドラマだった。

MLB.comの「スコアボード」を見ると4試合は下記のとおり

メッツ 2-4 マーリンズ
フィリーズ 4-6 ナショナルズ
エンゼルス 0-1 ロイヤルズ
レンジャーズ 7-8 マリナーズ



4試合中3試合が、同地区対決で早くもライバル同士の白熱した主導権争いとも言えそうだが、よく見るとブルペンに問題のあるチームが多い。



マーリンズは、終盤に7回ベアクロー投手、8回ジーグラー投手と繋いで本来ならラモスがいくところだが、最近7試合で5試合目の登板になることからフェルプス(昨年25ホールド、防御率2.28)を起用。

これが裏目に出て9回に追いつかれた。結局は勝ったが、クローザーのラモスは休ませたとしても、ここは田澤純一に繋いで欲しかった。




ナッツは、復活が期待されるハーパーが豪快なサヨナラホームランで決着をつけ首位タイに浮上した。フィリーズは地区最下位になった。(始まったばかりで順位はどうでもいいですね...)

ロイヤルズ対エンゼルスは、ロイヤルズ先発ケネディが8回、被安打2、失点0の好投。これが9回裏のエスコバーのこの日3安打目となるサヨナラ安打を呼び込んだ。

レンジャーズは、これまで9勝されている苦手のマリナーズ岩隈久志を3回で引きずり降ろしたが、一時は5点差あったリードをプルペン陣が守りきれず、痛い3連敗。クローザーのダイソンが、これまで5試合で防御率24.75と大不調。それを象徴するかのように9回裏に押し出しで同点のあと、サヨナラを許してしまった。


マリナーズは、8回に、ライトのハニガー外野手が右中間に飛んだホームラン性の当りを好捕するファインプレイもあった。




しかし、9回にクローザーのディアスがホームランを許し一時は1点リードされ、ここでもブルペンの弱さが露呈した。

クルーズのサヨナラ内野安打で、なんとか3連戦をスイープしたマリナーズは、明日からホームにイチローのマーリンズを迎え撃つ。3連勝同士の対戦。イチローとしても3年ぶりのセーフィコフィールドでのゲームになる。


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Posted on 2017/04/17 Mon. 12:55 [edit]

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マーリンズがデグロームに13三振を奪われながらも4発で逆転、田澤また失点  

 


水面下での買収工作が続くマイアミ・マーリンズだが、同地区ライバルのニューヨーク・メッツをホームに迎えた4連戦のGAME3を2度の逆転劇で勝利し、このカードを2勝1敗としている。

マリナーズはメッツ先発のデグロームに13三振を奪われたが、8回にイエリッチの同点2ラン、スタントンの逆転ソロで勝ち越した。



マーリンズは、このほかボアとオスーナが2回にデグロームからソロホームランを叩き込んだ。全打点はホームランによるものだった。




気になるイチローは8回に代打で登場したが3球三振。今季はまだ1安打、打率.091にとどまっている。

もう一人の日本人プレイヤー田澤純一は、2-3と1点ビハインドの状況だったが、この日もセットアッパーとしての定位置8回に3番手として登場。

先頭を内野フライで打ち取ったが、つづくカブレラにはライトへのソロを許して失点。後続は三振と外野フライで打ち取ったものの、この日も失点してしまった。田澤は、これで6試合、5イニングで自責点4、防御率7.20。

先発の核だったフェルナンデスを不慮の事故で亡くしたマーリンズの先発陣は、ボルケスとストレイリーを補強したがリーグ13位と低迷。ブルペンは昨季リーグ8位だったが、今季は2位の防御率2.76に改善。リリーバーたちが奮闘し6勝5敗のチームを支えている。

田澤の前に投げたダスティン・マゴワン投手も6イニング自責点0を続けている。カイル・バラクロー、移籍のブラッド・ジーグラー も共に防御率1.50と仕事をしている。

ブルペン全体が好調なので、早期に改善しないと田澤の存在感が無くなり前半戦で敗戦処理か、マイナー降格になる可能性も出てきた。

ニック・ウィットグレン(16年48試合/防御率3.14)、ブライアン・エリントン(同32試合/同2.45)らが田澤と代わる可能性は十分ある。

使われ方を見ると指揮官には信頼されているものの結果を出せていない状態が気になる。


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Posted on 2017/04/16 Sun. 14:38 [edit]

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マーリンズの買収劇に元ヤンキースのジータ―を含む投資家グループが名乗り  



2月にトランプ大統領の娘婿、クシュナー大統領上級顧問の一族による買収に向けた動きが表面化していたマイアミ・マーリンズの買収劇が、違うカタチで再燃しているようだ。

ニュースソースは、経済専門チャンネルのFOXビジネス(電子版)だが、少なくとも三つのグループが買収に名乗りを上げているという。

その一つが前ヤンキースのスタープレイヤーであるデレク・ジーターの投資家グループ。

このグループは、ウォールストリートのベテランで、モーガンスタンリーの証券部門のチーフを務め、現在は自身で投資顧問会社を経営しているDavid Samson氏が交渉の窓口となっている。

もう一つ買収に興味を示しているグループの代表が元フロリダ州知事で、共和党の大統領候補として予備選挙を戦ったことのあるジェフ・ブッシュ氏が率いるグループ。

買収規模になどについて、噂されているのは8億ドル(885億円)から16億ドル(1770億円)と幅があるので、まだまだ交渉は煮詰まっていないという印象だ。

マーリンズパーク

デレク・ジーターは、以前からメジャーリーグの球団経営に関心があることを公にしていた。

今回の動きもFOXビジネスだけでなく、ニューヨーク・ポストがMLB関係者らに確認したところ、交渉に関わっていることは間違いないことが確認されたと報じている。

1995年にはジーターとチームメイトだった現マーリンズのマッティングリー監督は、ジーターが良いオーナーになることは間違いないと太鼓判を押すと、その理由として「彼は挑戦すること全てにおいて成功を収めるタイプに見えるからね」と述べたという。

ジェフ・ローリア球団オーナーは、エクスポズ(現ナショナルズ)のオーナーだったが、2002年に1億5,850万ドル(当時のレートで約200億円)でマ軍を買収。

チームは03年にいきなりヤンキースを破ってワールドシリーズを制覇したものの、直後に主力を放出する“ファイヤーセール”を断行。地元ファンからは大ブーイングを受け、その後、13年間もポストシーズンから見放されている。


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Posted on 2017/04/08 Sat. 11:00 [edit]

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【DL情報】マーリンズのマーティン・プラドがWBCでハムストリング負傷  



マーリンズでイチローの同僚であるマーティン・プラド三塁手が右脚のハムストリングを負傷した。

ベネズエラ代表としてWBCに参戦しているプラドは、サンディエゴで行われているWBC2次ラウンド・アメリカ戦の第3打席で、ショートゴロを打って一塁に駆け込む際に違和感を覚えたようで、途中退場した。

その後、マーリンズのキャンプ地、南フロリダに飛んで土曜日にはMRI検査を受けるという。

プラドはマーリンズではチームリーダー的存在。メジャー12年目で、通算打率.293。昨シーズンは153試合に出場して打率.305、OBP.359、OPS.775。8本塁打、75打点。



マーリンズでは、同じように捕手のAJエリスが、2月下旬にハムストリングを痛めた。彼の場合は最初は2、3日間の安静で済むと考えられたが、それ以来、エリスはグレープフルーツリーグの試合に出場していない。

ということで、プラドのハムストリング負傷が長引くようであればマーリンズにとっては大きな戦力ダウンになる。

プラドの穴埋めとしては、ミゲル・ロハスまたはデレク・ディートリッヒが考えられる。


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Posted on 2017/03/18 Sat. 06:56 [edit]

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イチローが守備練習中に交錯して負傷、医務室へ  

 


マーリンズのイチロー外野手が守備練習中に他の選手と交錯し右ひざや腰を痛めるアクシデントがあった。MLBキャリアで初めて医務室を訪れた。

フィールドに緊張が走ったのは外野のギャップへのフライを捕球する練習の時だ。5球目。中堅を守っていたイチローは右中間に上がった打球に声を上げ、自分が捕球することを主張し、落下地点に入ろうとした。しかし、そこへ右翼を守っていたバーンズが突っ込んでいく形で交錯。イチローは苦悶の表情を浮かべて右足を押さえた。

 すぐにバンディ外野守備コーチやスタントンらチームメートが駆け寄り、状態を確認。イチローは右足を上げるなどして説明した後、守備練習に戻ったが、打球を追う動きはぎこちなかった。交錯から8分後、守備練習を最後までやり遂げたイチローは一人、練習を切り上げてクラブハウスへ戻った。(デイリースポーツ)





現地からの報告では、センターのイチローとライトについていたマイナーの招待選手ブランドン・バーンズが、右中間で接触したようで、激突でなく軽い交錯だった。

イチローの右ひざに接触したようだが、そこよりも背中の痛みをイチローが気にしていたので医務室に入ったようだ。



殿堂入り確実なイチローとぶつかったバーンズは、チームメイトに冷やかされてこんな貼り紙をつけられた。(上のツイッター)

マーリンズに移籍後、初めて医務室に行ったイチローもジョークを飛ばすぐらい余裕があったというから、大したことがなかったようだが、こんな事でも米メディアのニュースになるぐらい、イチローのセルフケアは完璧で、関係者も感嘆しているという。


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Posted on 2017/02/22 Wed. 05:38 [edit]

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フォーブス誌のマイアミ・マーリンズ売却報道  




フォーブス誌が報道した事から端を発した今回のマーリンズ売却騒動。「2つのニュースソースから聞いたところによると、マーリンズのデービッド・サムソン球団社長が16億ドル(約1800億円)でチームを売却することで握手をしたそうだ」と報じた。

新しい買い手はニューヨークを拠点とする不動産開発業者だという。

同誌によると、

「問題は、この不動産開発業者の資産が不動産に結びついているので、マーリンズを購入するためのキャッシュを持っていないということだ。この不動産開発業者がチームを購入するために、メジャーリーグが快く思わない程度の借り入れが必要になるだろう」。



買収資金の調達が、交渉への懸案事項になっている事を述べた。

同誌はさらにドジャースの買収時と比較した記事も掲載。

「2012年にドジャースを買収したグッゲンハイム・ベースボール・マネジメントも大きな額の借金によって買収した。しかしグッゲンハイムは、マーリンズの新オーナーよりも有利な点が2つあった。ひとつは数百万ドルのヘッッジファンドと保険会社のお金、もうひとつはケーブルテレビ事業から60億ドル(約6800億円)を得ていた」という。



地元のマイアミニュータイムズでは 「ジェフリー・ローリアオーナーが球団を16億ドルでうまく売却すると報道されている」という見出しで報じた。

「ローリアオーナーはマーリンズを買収してから、マイアミ市民の税金を建設費の一部にあてた新球場を完成させるまでの間、チームには少ない投資しかしなかった。市場の小さいチームは選手獲得に投資することなく、メジャーリーグの利益分配金によって生き残ってきた」


などと書いた。

ジェフリー・ローリア球団オーナーは、選手へ支払う年俸も抑え、更に総年俸が安いためにMLBから支給されるレベニュー・シェアリングや贅沢税の分配金を多く獲得している事など、「ケチなオーナーが私腹を肥やしている」というイメージでマイアミ市民たちの反感を買っている。

メジャーリーグからの収益分配をうまく使い、市民の税金を球場建設費に使って、球団の資産価値を上昇させることに成功した。そこで、16億ドルで買い手を見つけることに成功しつつある。


◇記事参考
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170210-00000002-wordleafs-base


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Posted on 2017/02/11 Sat. 06:00 [edit]

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マーリンズの売却問題は“口約束”の段階、市民は大歓迎!?  

 


オーナー交代にマイアミファンは大歓迎!?

メジャーリーグでイチロー外野手と田澤純一投手が所属するマーリンズの球団売却について、同球団を所有するジェフリー・ローリア氏がニューヨークを拠点とする不動産開発業者と口頭で合意したと、米経済誌フォーブス(電子版)が9日報じた。

フォーブスによると、売却額は16億ドル(約1,800億円)。ただ、記事で「handshake agreement」とあるように、あくまでも口約束の段階だという注釈が付く。

新たなオーナーは現金を全額用意できないという報道もあって、球団購入でメジャーリーグ機構(MLB)が一部負債を抱えることになるため、難色を示す可能性がある。



ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)は、トランプ大統領の娘婿クシュナー氏の弟が率いる一族企業が関与していると報じており、地元紙等も追随したニュースを報じている。

個人的には、反トランプ派のメディアが、「新大統領の一族が関与している」という、平たく言えば「調子にのってメジャーリーグの球団まで買いやがる」というトランプ批評のネタとして、「マーリンズの売却報道」を取り上げたと、最初は思った。

ただ、信ぴょう性があるのは、ローリアなら売却するかもしれないという事。

かつて、カナダのメジャー球団であるモントリオール・エクスポズ(現ワシントン・ナショナルズの前身)を所有したローリア氏は、市や放送局といざこざを起こす一方で、補強のための資金を十分に費やさず、最終的に球団を売却して多額の利益を得たことから、非常に評判の悪かった人物。



一方、マーリンズは、NFLマイアミ・ドルフィンズのオーナーを務めるウェイン・ハイゼンガー(レンタカー・ビデオショップチェーン経営)が「マイアミは野球のキャンプ地にはなるが、ホーム・チームがないのはいかがなものか」として1993年にフロリダ・マーリンズを誕生させた。

1年目は観客動員数300万人を達成。西武ライオンズで5番を打っていたオレステス・デストラーデが加入したことは日本でもニュースになった。

1999年より、投資家として成功していたジョン・W・ヘンリーがチームを買収。しかし、2002年に同球団を売却し、1億5850万ドルで現オーナーのジェフリー・ローリア氏がマーリンズを買収した。

03年にはワイルドカードから勝ち上がってワールドシリーズではニューヨーク・ヤンキースを4勝2敗で破り、2度目の世界一に輝く。

しかし、この直後のオフシーズンでデレク・リーをトレードへ出すなど主力選手を放出する「ファイヤーセール」を断行。その後は13年連続でプレイオフ進出を逃している。

歴代オーナーたちが投資目的のような感覚で球団を保有し、選手へ支払う年俸も抑え、更に総年俸が安いためにMLBから支給されるレベニュー・シェアリングや贅沢税の分配金を多く獲得している事などが、「ケチなオーナーが私腹を肥やしている」というイメージとなって市民たちの反感を買っている。



MLBで6番目の開閉式屋根を持つ新球場は、以前のNFL兼用スタジアムと比べて快適だが、この建設時も、その建設費の7割に相当する約3億6000万ドルを地元の自治体が負担することから、市民に不評なオーナーが経営する万年Bクラスの球団のボールパークに多額の税金が投入されることが物議を醸した。

今回の売却報道にCBSスポーツでは、「ローリアオーナーの下では、マーリンズは年俸総額も観客動員も、メジャーリーグの最下位に近かった。新しいオーナーがチームとファンにお金をつぎ込むことは、よい景気づけとなるかもしれない」といった記事を掲載すると共に、地元ファンが喜んでいるSNSを掲載している。


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Posted on 2017/02/10 Fri. 12:53 [edit]

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