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WBC オランダ代表はカリブ諸島出身の若手メジャーリーガーが手強い  



韓国で行われていたWBCソウルラウンドでは、オランダ代表が下馬評通りの強さを見せて2次ラウンドへ進出を決めた。

前回のオランダ代表は2次ラウンドでキューバ代表を2回も撃破し、ベスト4入りした。その実績から考えても1次ラウンド通過は予想通りだった。

7日の韓国戦では、エース格のバンデンハーク(ソフトバンク)が4回無失点と好投し5-0の完封勝ち。打線も11安打と好調だった。

多くのメディアで紹介されているが、オランダ代表といっても、実態は欧州ではなく、カリブ海沿岸のオランダ領アルバとキュラソー島の出身選手が中心。

今回は出ていないがロサンゼルス・ドジャースのクローザーとして君臨するケンリー・ジャンセンは筆頭格。

MLBで本塁打王と打点王を1度、ゴールドグラブ賞を10度獲得した後に東北楽天ゴールデンイーグルスに加入したアンドリュー・ジョーンズ。

日本のNPBで年間本塁打記録を達成したウラディミール・バレンティン(東京ヤクルトスワローズ)もキュラソー島出身だ。

今回は、そのカリブ諸島出身の若手メジャーリーガーが名を連ねている。たまたまだが、ショートの選手が多いので守備位置をどう変更してくるのか、そこに注目すると面白い。

WBC

1番アンドレルトン・シモンズ(エンゼルス)はメジャー屈指の強肩で知られるゴールドグラブ賞2度の遊撃手。

2番センターのジュリクソン・プロファー(レンジャーズ)は若手の有望株だが、本職はショート。昨年はメジャーに再昇格してユーティリティーで外野もこなした。

3番サードのザンダー・ボガーツ(レッドソックス)は、レッドソックスの中心選手のひとり。

2015年、16年と2年連続でシルバー・スラッガー賞に輝いた。安打数も196本と192本。昨季は打率.294、OPS.802、21本塁打、89打点をマーク、自身初のオールスターにもファン投票で選出されている。彼も本職はショート。

さらに、ヤンキースのレギュラー、ディディ・グレゴリアスもキュラソー島で育った。

ヤンキースではジータ―の後釜で物足りないものがあったが、昨年打撃面で開眼し、20本塁打をマークしている。彼もヤンキースではショート。

今回のWBCオランダ代表は、こうしたカリブ諸島出身のメジャー組が中心で、4年前にマイナーリーグの有望株だった選手たちがメジャーリーガーに成長してさらに強くなった。

この日のラインナップの1-6番打者のうち5人が現役メジャーリーガーだった。


【オランダ代表】
※イスラエル戦のラインナップ
1(DH)シモンズ
2(中)プロファー
3(三)ボガーツ
4(右)バレンティン
5(二)J・スクープ
6(遊)グリゴリアス
7(一)デカスター
8(捕)リカルド
9(左)Ra・オドュベル


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Posted on 2017/03/12 Sun. 09:49 [edit]

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【WBC2017】WBCの気になる各種ルールは?ポイント解説  




3月に開催の「2017ワールド・ベース・ボールクラシック」の各種ルールがWORLD BASEBALL CLASSIC INC.より 発表された。公式サイトからポイントとなる点を抜粋して紹介する。


延長戦は、ソフトボールで採用されているルールで延長10回を終えて決着がつかない場合、同11回以降は無死一、二塁からタイブレーク制を実施。打順は10回終了時点から引き継ぎ、先頭打者の直前の2人が一、二塁走者となる。

コールドゲームの規定も前回同様に採用されて「7回以降に10点差、5回以降に15点差」がついた場合にはコールドゲームとして試合が終了する。


WBC2017 


その他、気になるポイントは、

①投手の球数制限


1試合につき1次ラウンドでは65球、2次ラウンドでは80球、準決勝と決勝では95球を超えて投げることはできない。ただし、ある打者の打席中に投球数制限に達した場合は、その打席完了まで投球できる。
  • 50球以上投げた場合、次の登板まで中4日をあけなければならない。
  • 30球以上、または2試合連続で投げた場合は、次の登板まで中1日をあけなければならない。

②予備登録投手←NEW


今大会から新たに予備登録投手の登録枠が設けられた。最大10名まで登録可能で大会期間中、次のラウンドに進出した際に2名まで入れ替えができる。
  • ・ただし、最終登録メンバー28人の中に予備登録投手を1人~2人登録し、予備登録投手同士での入れ替えに限る。
  • ・予備登録投手は、一度、他の投手と入れ替わった場合、再登録することはできない。


③ビデオ判定


1次、2次ラウンドでは、本塁打のみビデオ判定を行う。決勝ラウンドにおいては、MLB公式戦におけるビデオ判定方式に従う。ただし、チャレンジは行わない。


④順位決定方法


1次、2次ラウンドでは、勝率が並んだチームは、以下の方法で順位を決定する。
(1)1位と2位が同率の場合:直接対決で勝ったチーム

(2)3チームが2勝1敗で同率の場合、1位を下記の優先順位で決定し、2位および3位はプレイオフを戦う。

  • 1 同率チームとの対戦で、守備1イニングあたりの失点数が少ない
  • 2 同率チームとの対戦で、守備1イニングあたりの自責点数が少ない
  • 3 同率チームとの対戦で、打率が高い
  • 4 WBCIによる抽選

(3)3チームが1 勝2 敗で同率の場合、上記優先順位で最下位チームを決定。残り2チームでプレイオフを戦う。


▶MLBpressbox.com
http://www.wbc2017.jp/news/article/20170208_1.html



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Posted on 2017/03/05 Sun. 11:00 [edit]

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【球辞苑】今回のキーワードは「ストレート」伝説の剛腕が語る「ストレート」の極意とは?  




毎回ピンポイントに的を絞ったテーマと豊富なデータで野球の奥深さを探求する検証ドキュメンタリー「球辞苑」。

野球好きが集まって、選手・研究者のVTR証言を基に毎回アツく盛り上がるスポーツバラエティー番組だが、前回は「ストレート」という本命的なキーワードだった。

番組の調べでは2016年プロ野球の投手が投じた球種の割合は、

  • ストレート→45.8%
  • スライダー→19.5%
  • フォーク→9.1%
  • シュート→7.3%
  • カーブ→7.0%
  • チェンジアップ→5.5%
  • カットボール→4.8%
  • シンカー→0.9%

ストレートも多様化してツーシームなど、同じストレートでも球質の違う動く球が増えてきたという。

さらに、2016年でストレートの割合が多かった投手BEST3は、

  • 第1位 藤川球児(阪神)67.9%
  • 第2位 南昌輝(ロッテ)67.0%
  • 第3位 松井裕樹(楽天)65.9%
  • 第4位 ジョーダン(中日)65.7%
  • 第5位 バルデス(中日)65.2%

※総投球数1,000球以上(データスタジアム調べ)


縦回転を意識したボールを生み出す握りや秘訣を解説してくれた藤川のインタビューは興味深かった。

しかし、鳴かず飛ばずだった藤川の運命を変えたのはピッチングコーチに就任した山口高志氏(関西大学野球部コーチ)の存在だった。

山口氏は元阪急のクローザー。ホントに早かった。近鉄ファンだったので山口さんの登場は近鉄ファンからすれば敗戦を意味していた。

この恩師の始動で投球フォームを変えて、具体的には「沈みこまず、右ひざを折らないで角度を出す」フォームで、見違えるようになったと振り返った。球威を生み出す山口氏へのインタビューも貴重だった。

藤川球児 

番組では、元中日の速球王。与田剛氏もVTR出演。ストレートの練習法を紹介。アマの指導者も必見の内容だった。

近年注目されるスピードガンの球速よりスピン量「回転数」の話題では、ダルビッシュ有が第3位の2591.1回転/分も紹介していた。

やっぱりここに触れなくては検証は浅いものになる。ちなみに、メジャーの平均は2261.8回転。第2位はサイ・ヤング賞のマックス・シャーザー、第1位は三振王ジャスティン・バーランダーだった。

メジャーのトレンドは球速よりもスピン量ということだ。ここでも以前に紹介したが、上原浩治の2,400回転を超えるストレートはスピードガン表示以上に威力がある事が良くわかる。



 BS-1  2月25日 午後11時00分~午後11時50分

【ゲスト】今中慎二
【司会】徳井義実
【出演】神事努,キビタキビオ
【リポーター】塙宣之
【語り】土屋伸之




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Posted on 2017/02/27 Mon. 19:14 [edit]

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【球辞苑】次回テーマは「球持ち」上原浩治も登場  

 


毎回ユニークな視点とピンポイントに的を絞ったテーマで野球の奥深さを探求する検証ドキュメント番組「球辞苑」。

野球好きが集まって、選手・研究者のVTR証言を基に毎回アツく盛り上がるスタジオトークが、楽しい。

前回は「ファウル」というキーワードだったが、番組の中で紹介された16年のレギュラーシーズン1年間で25万8,305球投げた投手に対して約19%にあたる4万9,781万本のファウルが発生していたという。

それを調べた竹石健太郎さんに「ご苦労様でした」と言いたい。説得力があるのか、ないのか、よくわからない数字でしたが、よく調べました、と言いたい。

■次回のテーマは「球持ち」

投球時にボールを長く持ち、より打者に近い位置で放すことを“球持ちがいい”という。実際の球速以上に速く見える効果があるという。「球持ち」の秘密と投手の技に迫る。

2016年広島のリーグ優勝をけん引した新井貴浩選手が関心を寄せるテーマ「球持ち」。

苦手とする中日・吉見一起投手の球持ちとは?吉見投手を直撃取材!専門家の球持ちメカニズム解説も。

日本シリーズあの伝説の勝負のカギは球持ちにあったと明かすレジェンドも登場。

一方で「球持ちは重要か?」と異論を放つ名投手も。番組始まって以来の深えんなテーマ?「球持ち」。その神髄と打者に立ち向かうプロ投手たちの高度な技に迫る。

引用:http://www4.nhk.or.jp/kyujien/x/2017-01-28/11/1582/2408008/



 BS-1  1月28日 午後11時00分~午後11時50分

【ゲスト】吉井理人、上原浩治
【司会】徳井義実
【出演】金沢慧,キビタキビオ
【リポーター】塙宣之
【語り】土屋伸之




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Posted on 2017/01/27 Fri. 00:00 [edit]

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侍ジャパン: WBC代表メンバー発表、メジャーリーガーは青木だけが参戦  

 


大谷、菅野、則本、石川を先発で想定
1番か2番に青木
クリーンアップに中田、筒香が入るラインナップ



野球日本代表「侍ジャパン」の小久保裕紀監督が24日、都内で会見を行い、3月に開催される第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の代表メンバーを発表した。

結局、ダルビッシュ有や田中将大、岩隈久志、前田健太、上原浩治、田澤純一らのメジャーリーガーは辞退した。メジャーリーガーの参戦は青木宣親の一人だけになった。

直前に1名が辞退したため27選手の発表になったが、決定次第最後の一人を発表するという。

昨年12月に大谷翔平(北海道日本ハム)、青木宣親(アストロズ)ら19選手が発表されており、今回は投手6名、捕手1名、外野手1名が追加された。


以下、選出メンバー。
※の付いた選手が今回選出された選手。
  • ■投手
  • 松井裕樹(東北楽天)※
  • 菅野智之(巨人)
  • 秋吉亮(東京ヤクルト)
  • 則本昂大(東北楽天)
  • 宮西尚生(北海道日本ハム)
  • 大谷翔平(北海道日本ハム)
  • 藤浪晋太郎(阪神)※
  • 増井浩俊(北海道日本ハム)
  • 石川歩(千葉ロッテ)※
  • 岡田俊哉(中日)※
  • 牧田和久(埼玉西武)
  • 千賀滉大(福岡ソフトバンク)※
  • 平野佳寿(オリックス)※

  • ■捕手
  • 小林誠司(巨人)※
  • 大野奨太(北海道日本ハム) 
  • 嶋基宏(東北楽天) 

  • ■内野手
  • 松田宣浩(福岡ソフトバンク)
  • 菊池涼介(広島)
  • 坂本勇人(巨人)
  • 中田翔(北海道日本ハム)
  • 山田哲人(東京ヤクルト)

  • ■外野手
  • 内川聖一(福岡ソフトバンク)
  • 青木宣親(アストロズ)
  • 平田良介(中日)※
  • 筒香嘉智(横浜DeNA)
  • 鈴木誠也(広島)
  • 秋山翔吾(埼玉西武)

  • ■コーチングスタッフ
  • 監督 小久保裕紀
  • ヘッド 奈良原博
  • 投手 権藤博
  • バッテリー 村田善則
  • 打撃 稲葉篤紀
  • 内野守備・走塁 仁志敏久
  • 外野守備・走塁 大西崇之





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Posted on 2017/01/24 Tue. 20:00 [edit]

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【NPB】ソフトバンクが工藤監督と契約延長、長期政権へ  

 


 福岡ソフトバンク・ホークスが20日、工藤公康監督と新たに3年契約で合意した。指揮官は今季が3年契約の最終年、異例のキャンプ直前での契約延長発表になった。これによりホークスは2019年終了まで工藤監督体制になり5年の長期政権になるようだ。

福岡ソフトバンク

 スポーツ紙などの各メディアの情報を総合すると、この16年オフに契約更新を打診し、年明けに合意したという。年俸は1億円(推定)。

「非常に重く受け止めている。この3年を使って勉強して、育成し、強いチームができるように頑張っていきたい。投手出身なので、『日本一のピッチングスタッフ』と5年先、10年先も言われるチームをつくっていきたい」(工藤監督)。投手王国を目標に掲げた。
《日刊スポーツ》



 先を見据えたファーム層の充実による内部育成の方向でチームを編成していく方針。この日は、ヤフオクドームで監督、コーチ会議を開催。その場で、ドラフト1位で期待のプロスペクト、“ジャスティス”田中正義投手や松本、高橋、左腕の笠原ら若手育成組をまとめてA組。

 一方で、元カブスでメジャー帰りの左腕・和田毅。南米ウィンターリーグでも調整し、バウンスバックが期待される元レッドソックスの右腕・松坂大輔らのベテランはB組として組み分けて、レベルに合わせたトレーニングメニューやスケジュールを組むことも確認された。



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Posted on 2017/01/21 Sat. 11:00 [edit]

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大谷翔平、WBCの1次ラウンド初戦キューバ戦に先発  




 日本ハムの大谷翔平投手が、3月7日に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1次ラウンド初戦のキューバ戦に先発することが12月31日、分かった。

 これは日刊スポーツが報じたものだが、小久保監督は、大谷の起用を野手中心でいく方針を固めているが、重要な開幕戦を剛腕で取りに行く。

WBC2017


 強敵キューバとの初戦は、予選ラウンドを優位に進める上ではポイントになることは間違いない。先発投手の65球という球数制限のなかで、大谷がどんなピッチングをするかも注目だ。

「先発候補ではあると思う。いい投手もたくさんいるので初回から飛ばしていける。(キューバ戦を)イメージして合わせていきたい」と大谷はコメントしている。

 大事な短期決戦の初戦、好スタートをきれるのか、メジャーのスカウト陣も大挙して来日するのは間違いない。侍ジャパンは、世界一奪還だが、大谷にとってもメジャーに向けての重要な一戦になる。



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Posted on 2017/01/01 Sun. 09:00 [edit]

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日本ハムファイターズの「ボールパーク構想」が現実味、23年めどに新球場  




5月に報道されたプロ野球・北海道日本ハムファイターズの「ボールパーク構想」。それが現実にスタートする。

ファイターズは、独自に事業展開し収益を伸ばすことができる自前の球場を新たに建設する検討を始めていたが、親会社・日本ハム(本社・大阪市)が19日、球団が掲げる新球場建設構想を正式了承した。

これにより球団が現在の本拠地、札幌ドームから移転することが確実になった。早ければ2023年頃の新球場完成を目指し、札幌市内か隣接の北広島市内で建設候補地を模索している。

球団は同日、親会社と新球場構想について協働する協議機関の設置を発表した。新球場構想などについて調査・検討を進め、18年頃に「一定の方向性を出す」という。

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建設候補地は複数あがっており

  • 北海道大学構内(札幌市北区)、
  • 北広島市が整備を検討している「きたひろしま総合運動公園」予定地、
  • 札幌市の真駒内地区(南区)

などが候補に挙がる。

北海道新聞によれば、候補地の北大では北西部の野球場の一帯を想定。札幌駅に近い半面、用地は狭く、歴史ある大学の商業開発には反発も予想されるという。

きたひろしま総合運動公園の予定地は広いが札幌中心部から遠く、JR北広島駅からも離れていて「交通の便」が悪い。

札幌市の真駒内地区は用地が限られ、同市が26年の招致を目指す冬季五輪・パラリンピックの会場整備との調整が必要となる。

そのほか、道立産業共進会場跡地(札幌市豊平区)も候補に含まれているようだ。


球団経営のネックが三セク「札幌ドーム」


日本ハムは04年に北海道に進出し、札幌市が出資する第3セクターが運営する札幌ドームを本拠地としている。

しかし、札幌市が所有し、管理・運営は札幌市などが出資する第三セクターの「札幌ドーム」では実現できない球場と球団の経営を一体化させて収益力を強化する狙いがある。

日本ハムは、現在、札幌市が所有する札幌ドームを本拠地として主催試合を行い、1試合当たり最大で1600万円余りの使用料を払っているという。

さらに、球場内で球団が独自に飲食店や物販などの収益事業を展開することが制限されていて、球団の経営に影響を与えている。

第三セクターは、たびたび指摘されているように、自治体が出資・経営するため、公益性と収益性の微妙なバランスの上に成り立つ大変困難な事業で、経営の責任が不明確な上、効率的な経営を行う意識も弱いことなどが指摘され、事実として全国で破たん事業が相次いでいる。

このため日本ハムでは球場内での事業を展開して収益を伸ばしていきたいとして、三セクの札幌ドームに代わる自前の球場の建設についておよそ2か月前から検討を始めた。


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2003年3月に開場したサンフランシスコ・ジャイアンツの「AT&Tパーク」。にほんブログ村 野球ブログ プロ野球へ


構想によると、新球場は天然芝グラウンドの野球専用で3万人を収容。周辺にフットサルコートなどスポーツ施設を造り、大型商業施設も誘致して「ボールパーク」に発展させる。

野球のペナントレースの場合、優勝チームの勝率が5割5分~6割であるので、半分ほどが負け試合になる。これがスポーツマネジメントの大きな悩みであり、ビジネスモデルの制限要件にもなる。

したがって試合の勝敗以外に、試合を観戦するまでの「過程」に注目してサービス価値を向上させる事が大事で、「ボールパーク」という構想のもと提供するサービスのトータルクオリティの向上を図っていこうとする球団側の意図は良くわかる。

つまり、スタジアムに入るまでのワクワク感、楽しさ、試合中に楽しむエンターテイメント、食事、座席の座り心地、スタッフの対応などを通じて、試合を味わうまでの過程の楽しみが最大になるように戦略的取り組みを強化することは、スポーツの特性上、理にかなっている。

大規模な国際イベントを開く会議場を併設する案もある。そこに音楽アーティストやアイドルグループを呼んで「フェス」を定着させれば、北海道の文化・スポーツの一大拠点になる。

Jリーグ・ガンバ大阪の新スタジアムは「みんなの寄付金でつくる日本初のスタジアム」と銘打ち140億円の寄付金を募集するといった試みから始まり、国際Aマッチも開催できるサッカー専用の4万人収容のスタジアムを完成させた。


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新球場の総工費は、開閉式屋根を用いるかどうかで200億~500億円と幅がでる。

球団では、自己資金のほか日本ハム本社からの借り入れ、計画に賛同する企業、個人からの出資や寄付など幅広い調達方法を検討している。

おそらくメジャーリーグの成功例を研究し、参考にしているともの思われるが、メジャーでは球団経営と球場は一体化しているのが当たり前だ。

プロ野球に限った事ではないかもしれないが日本の場合は、高い球場(施設)使用料が、チーム運営のネックになっている。スポーツの発展は、健康問題にも直結しており、行政や議会は、もっと勉強する必要があるだろう。



◇記事参考

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160524/k10010533001000.html?utm_int=news-sports_contents_list-items_003

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160524-00010000-doshin-base


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Posted on 2016/12/19 Mon. 18:38 [edit]

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「一本足打法」の名コーチ荒川博さん逝去、「世界の王貞治」の生みの親  




 プロ野球・巨人の元打撃コーチで、王貞治氏(76)の「一本足打法」を指導した荒川博氏が2016年12月4日午後、心不全のため東京都内の病院で逝去された。86歳だった。

 早稲田実業、早大を経て1953年に毎日オリオンズ(現・千葉ロッテ)に入団。巧打の外野手として9年間プレーし、通算503安打、打率2割5分1厘、ホームラン16本の成績を残した。

 現役引退後、1961年オフには故・川上哲治監督(当時)が率いる巨人の打撃コーチに就任した。「荒川道場」と呼ばれる厳しい指導で巨人の若手を鍛え上げ、プロ野球入団後に伸び悩んでいた王貞治氏の才能を、二人三脚の指導で磨き上げたことで知られる。

 片足を大きく上げてタイミングをとる王氏の打撃スタイル「一本足打法」も、荒川氏が指導して身に付けさせたもの。

この独特なフォームの指導をめぐっては、集中力を研ぎ澄ませるために行った日本刀での素振りや、室内練習で遠征先の畳が擦り切れたなど、今や伝説ともいうべき逸話が残っている。


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 荒川氏の指導を受けた王氏は、その才能を開花させ、1962・63年と2年連続で本塁打王を獲得。翌64年には、当時のプロ野球記録となるシーズン55本塁打を達成。73、74年には三冠王のタイトルも手にした。

  王氏の一本足打法の「生みの親」として球史に名前を残した荒川氏の訃報に、ネット上には「世界の王さんの育ての親、お疲れ様でした」との追悼の声が相次いで寄せられている。ご冥福をお祈り申し上げます。



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Posted on 2016/12/05 Mon. 12:00 [edit]

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大谷翔平のベストナインW受賞をMLB公式サイトもヘッドラインで伝える  




海の向こうのビッグリーグでもその受賞を驚嘆している。

 MLBの労使協定(CBA)の方が気になるが、朝、MLB.comを見ると北海道日本ハム・大谷翔平がパ・リーグの投手部門、指名打者部門でダブル受賞のニュースが紹介されていた。

 すでにスポーツ紙や野球専門サイトが紹介しているので、そちらを見ていただきたいが、ジャパンタイムスの記者のツイートをアップしながら紹介している。




 25日に発表されたNPBのセ・パ両リーグのベストナインは、今年9月下旬に、これまで禁止となっていた投手と野手、投手と指名打者の重複投票を認められるようベストナインの投票規定が改定したことで今回のW受賞が実現した。

 MLB公式サイトの記事では、大谷がオールスター戦のホームランダービーで優勝。さらに投手では日本球界最速の165キロを記録したこと、侍ジャパンとして出場した親善試合で東京ドームの天井裏に消える二塁打を放ったことも紹介している。

大谷翔平

 今さら紹介する事でもないが、大谷翔平の今季スタッツは、打者として打率.322、OBP.416、SLG.588でOPSは1.004と驚異の数字。

MLBの規定打席到達者でこれを上回ったのは、今季限りで現役を引退したデビッド・オルティーズ(レッドソックス)の1.021だけ。

 投手としてのスタッツも140イニングと少ないものの防御率1.86、WHIP0.957、174奪三振。この防御率1.86に関しては今季メジャーでこれよりも良い数字をマークした投手はいない。MLBではワールドシリーズなどのプレイオフでも大活躍したカブスの技巧派右腕ヘンドリックスの2.13が最高。


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Posted on 2016/11/26 Sat. 12:32 [edit]

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筋書きのないドラマ《スポーツ》の魅力を発信しています。

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