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【MLB契約情報】J.ドナルドソン三塁手がブレーブスと1年2300万ドルでサイン  




 今季夏のノンウェーバートレードでインディアンスに移籍し、シーズン終了後にフリーエージェント(FA)になっていたジョシュ・ドナルドソン三塁手がアトランタ・ブレーブスと1年2300万ドルで正式契約した。





ドナルドソンは2007年のMLBドラフト1巡(全体48位)で捕手としてカブスに入団。次の年には、あの阪神タイガースで活躍したマット・マートンらと共に複数トレードでアスレチックスへ移籍。


頭角を現したのは13年シーズンで、打率.301、24本塁打、93打点、出塁率.384、長打率.499、OPS.883をマークしている。


ブルージェイズ移籍1年目の15年には打率.297、41本塁打、123打点、出塁率.371、OPS.939で打点王とア・リーグMVPに輝き、14年から16年までオールスターゲームにも選出されている。


アラバマ州とフロリダ州で育ったドナルドソンにとってジョージア州アトランタがフランチャイズのブレーブスは子供のころからの憧れのチーム。


そして、アスレチックス時代に自分を必要としてブルージェイズに導いてくれたアレックス・アンソポウロス氏がGMを務めている。こういった背景がドナルドソンがブレーブス移籍を決断させた大きな理由だろう。


今季は故障の影響で52試合の出場にとどまったが、ヘルシーならという条件は付くが、昨年(113試合)の打率.270、33本塁打、78打点、OPS.944ぐらいの結果は期待できるだろう。


ブレーブスの内野陣は、これでドナルドソンが三塁、遊撃にダンズビー・スワンソン(15年のドラフト1巡全体1位)、二塁に21歳のオジー・アルビーズ、一塁にフレディ・フリーマンになったが、もうすぐ33歳になるドナルドソンが今季のように故障がちなら若手24歳で内外野を守れるヨハン・カマルゴ(今季三塁手で114試合に出場)が三塁を守ることになるだろう。


また、ブレーブスは捕手で34歳のブライアン・マッキャンとも1年200万ドルで契約。地元アトランタ出身のベテランは13年以来のブレーブス復帰になった。



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Posted on 2018/11/27 Tue. 17:00 [edit]

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【球団人事】NL東部地区優勝のブレーブスがスニッカー監督と契約延長  




アトランタ・ブレーブスは月曜日に、指揮官ブライアン・スニーカーとの新たな2年契約に合意したことを発表した。これには2021年のクラブオプションも含まれている。

10月17日がバースデイで、まもなく63歳になる指揮官は、ブレーブスの第48代監督(前身球団含む)。就任後のは約4年間で計448試合で221勝227敗。





今季は、再建途上のチームを率いて2013年以来の地区優勝(18回目)に導いた。2005年のボビー・コックス監督以来のナ・リーグ「最優秀監督賞」の有力候補の一人だ。


経歴は、1976年のMLBドラフト25巡目でシカゴ・カブスより指名され契約。翌年の77年にアトランタ・ブレーブスに移り、1978年にはAAAまで上がるが、メジャー昇格はかなわなかった。


1980年に引退し、82年からブレーブスの傘下マイナーチームの監督に就任。


85年と88年から90年にはブレーブスのブルペンコーチを務め、2007年から13年は、ブレーブスの3塁コーチを務める。それ以外の期間はブレーブスの下部組織全てのチームの監督を歴任。


16年に再びブレーブスの3塁コーチに就任。シーズン途中の5月17日に成績低迷で解任されたフレディ・ゴンザレスに代わり、監督代行を務め、17年から正式に監督に就任した。1977年から41年間にわたりブレーブスや傘下スタッフとして球団運営に関わっている人物だ。


なお、ブレーブスは投手コーチのチャック・ヘルナンデスは今季限りで退団することが確定。後任については未定。


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Posted on 2018/10/17 Wed. 17:00 [edit]

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【MLB移籍情報】ブレーブスのアンソポロスGMが精力的に戦力を強化  




5年ぶりにナ・リーグ東部地区制覇が見えてきたアトランタ・ブレーブスが正念場となる9月戦線や10月からのポストシーズンを睨んで2選手を補強している。


先日もブレーブスは、タイラー・フラワーズ捕手と契約を延長したが、3人目の捕手としてベテランのレネ・リベラをエンゼルスからクレームして獲得した。レネ・リベラは17年のWBCプエルトリコ代表。守備面で捕球技術、送球などの評価が高い選手。


ブレーブスのアレックス・アンソポロスGMは重要な9月、10月で守備の要となる捕手をカート・スズキ、タイラー・フラワーズ、レネ・リベラの3人体制で固めた。


正捕手カート・スズキが先日、故障者リストから復帰したが、そういったこともあって着々と弱点を補強してきた。





打撃面では、チーム打率でMLB3位のブレーブスだが、得点で同8位、本塁打数で同17位と迫力不足。


そこで、昨年30本塁打のルーカス・デューダを獲得。デューダはすでにどの球団からもクレームされることなくウェーバーを通過していたため、全球団へのトレードが可能な状況だった。


このトレードは、デューダの年俸の一部をロイヤルズが負担し、交換要員となる選手は、ブレーブスが渡した選手のリストから後日指名するといった内容のものになるという。


ブレーブスは7月末にもレイズからジョニー・ベンタース、オリオールズからブラッド・ブラック、オリオールズから先発投手のケビン・ゴーズマン、リリーフ投手のダレン・オデイを獲得し投手陣を整備している。


ポストシーズンで登録可能な移籍期限が8月末に迫っているため、この数日は移籍市場で動きがありそうだ。



◇記事参考
https://baseball.information0.com/major-baseball/braves-acquire-duda-and-rivera/



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Posted on 2018/08/30 Thu. 17:00 [edit]

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ブライス・ウィルソン(ブレーブス)が20歳243日で史上最年少勝利投手に  




ナ・リーグ東部地区で首位争いを演じているアトランタ・ブレーブスにとっては朗報だろう。20歳の若き右腕ブライス・ウィルソンが初先発で初勝利を飾った。

ウィルソンはピッツバーグ・パイレーツ相手に5回3安打無失点の好投。ブレーブスは、その後の5人の継投策も成功し、1対0で勝利し、同率首位で並んでいたフィラデルフィア・フィリーズが敗れたため、再び地区首位に立った。





チームにとってもウィルソン個人にとっても貴重な勝利だった。20歳243日の勝利はメジャー最年少勝利。

チームにとっては、今季メジャーデビューした4投手が初勝利を飾るという快挙は110年間で2チーム目だという事だ。

ウィルソンは16年のドラフト4巡指名。これがスポット登板だが、チーム内プロスペクトランキングでは、ベースボールアメリカの評価でチーム内8位。


★ウィルソン以外で今季、メジャーデビューで初勝利を飾ったブレーブスの投手たち

マイク・ソロカ
20歳の右腕。2015年ドラフト1巡目(全体28位)。5月1日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした。メジャーデビューとなった同日のニューヨーク・メッツ戦では先発して6回1失点の投球で初登板初勝利を挙げた。(プロスペクトランキング:BP33位/BA27位/MLB31位)


コルビー・アラード
8月13日に21歳になった左腕。7月31日にマイアミ・マーリンズ戦で6回途中まで81球を投げて9安打を浴び、5点を失った(自責点4)が打線の援護に助けられて初勝利。(プロスペクトランキング:BP24位/BA65位/MLB58位)


トゥーキー・トゥーサン
22歳の右腕。ハイチ系アメリカ人。8月13日にダブルヘッダーの26人目としてメジャー昇格。翌日8月14日にマイアミ・マーリンズ戦のダブルヘッダー1戦目でメジャー初登板・初先発。6回を1失点に抑え、メジャー初勝利を挙げた。


MLB公式サイトによると、デビュー戦で初勝利のブライス・ウィルソンを含めて21歳未満の投手が同一シーズンで3人先発したのは、1965年のカンザスシティー・アスレッチックス以来、実に53年ぶり。

球団の歴史の中では、ボストン・ドーブズと名乗っていた1910年以来108年ぶりらしい。再建期のチームならではの事かもしれない。

アレックス・アンソポロスGMが16年に就任してからは、チーム方針として、ファーム層の強化を第一に掲げており、大物選手を次々とトレードで放出。有望株の若手を獲得した結果、ファームには、トップ100位以内のプロスペクトたちを多数抱えている。


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Posted on 2018/08/21 Tue. 17:35 [edit]

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【NL-EAST】ブレーブス、フィリーズの優勝争いは今季のサプライズだ  




 いよいよ佳境を迎えたメジャーリーグ。レギュラーシーズンは残り50試合を切り、10月のポストシーズン進出をかけて正念場の戦いが続いている。

ここでは、混戦が続くディビジョンを中心に紹介していきたい。


ナショナルズが16年、17年シーズンを制した東部地区だが、今季は再建モードだったはずのブレーブスが台頭。


ブレーブス


16年に元ブルージェイズGMのアレックス・アンソポロスが就任。17年には新球場がオープンし、新たなチーム作りの段階に入ったチームは、ロナルド・アクーニャ外野手、ダンズビー・スワンソン内野手といったプロスペクトたちが順調に成長してチームのコアプレイヤーになりつつある。

打撃部門でMLB30球団中3位のアベレージ。同5位のOPS、同6位の得点。先発投手が防御率でMLB6位と好調。

ブルペンが防御率でMLB15位とやや不安が残るが、この夏にオリオールズからキャリア8年で398試合に登板、防御率3.16の中堅リリーバーのブラッド・ブラックを補強。先発投手もオリオールズからケビン・ゴーズマン投手を補強している。

さらに、打撃陣ではレッズから大砲アダム・デュバルを3選手と交換で獲得、13年以来の地区優勝を目指して積極的な補強に動いた。


フィリーズ


同じくサプライズで躍進したのはフィリーズ。7月のほぼ1ヶ月間、地区首位を守った。7年ぶりのポストシーズン進出を狙う。

ブレーブスとは対照的に若い先発投手たちが好調フィリーズを支えている。

4年目25歳の右腕アーロン・ノラ(14勝3敗、防御率2.24)を中心に、2年目のニック・ピベッタ。さらに、ベテランのジェイク・アリエッタが加わり、先発投手はMLB7位の防御率。リリーフ陣はMLB15位だがアーロン・ループを補強している。

他にもこの夏に大型補強に動いた。打撃陣がMLB28位と物足りなかったが、7月末までにウィルソン・ラモス捕手、アズドルバル・カブレラ内野手、8月以降に代打要員や指名打者制のある対ア・リーグ要員として控えの一塁手ジャスティン・ボーアを獲得している。

ナショナルズは、首位と8ゲーム差で3連覇は苦しい展開になってきた。


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Posted on 2018/08/20 Mon. 17:00 [edit]

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ナ・リーグは3地区とも大混戦、西部地区は3チームが2ゲーム差に  




今季のメジャーリーグは、ナショナルリーグの各地区で大混戦の首位争いが演じられている。レギュラーシーズンは残り50試合を切り、10月のポストシーズン進出をかけて正念場の戦いが続いている。


ブレーブス


《東部地区》

ナショナルズが16年、17年シーズンを制した東部地区だが、今季は再建途上だと考えられたブレーブスが台頭。

16年に元ブルージェイズGMのアレックス・アンソポロスが就任。17年には新球場がオープンし、新たなチーム作りの段階に入ったチームは、ロナルド・アクーニャ外野手、ダンズビー・スワンソン内野手といったプロスペクトたちが順調に成長してチームのコアプレイヤーになりつつある。

打撃部門でMLB30球団中3位のアベレージ。5位のOPS、6位の得点。先発投手が防御率でMLB6位と好調。

ブルペンが防御率でMLB15位とやや不安が残るが、この夏にオリオールズからキャリア8年で398試合に登板、防御率3.16の中堅リリーバーのブラッド・ブラックを補強。先発投手もオリオールズからケビン・ゴーズマン投手を補強している。

さらに、打撃陣ではレッズから大砲アダム・デュバルを3選手と交換で獲得、13年以来の地区優勝を目指して積極的な補強に動いた。

同じくサプライズで躍進した2位のフィリーズとは1.5ゲーム差の首位争いをこの時期でも演じている。

ナショナルズは、首位と8ゲーム差で3連覇は苦しい展開になってきた。



《中部地区》

カブスが8月に入って9勝5敗、ブルワーズが5勝8敗。ここに来てカブスが3.5ゲーム差で首位に立っている。昨年もこのパターンでカブスが抜け出した。

この両チームの対戦成績は、カブスの9勝4敗。残り6試合の直接対決は9月に組まれている。8月に8連勝した3位のカージナルスとブルワーズの直接対決が、土曜日から3連戦。この結果よっては、2位が入れ替わるかもしれない。


ダイヤモンドバックス

《西部地区》

首位ダイヤモンドバックスが、平野らのリリーフ陣が奮闘(MLB2位の防御率)。先発陣も同9位と健闘して、同27位の打線をカバーしている。

ロッキーズが1.5ゲーム差で2位。2ゲーム差でドジャースが続くが、前半戦で、カーショーやシーガーなどの主力に故障でたドジャースが出遅れたのが混戦の原因だ。ドジャースは7月にマニー・マチャドやブライアン・ドージャーを補強して二遊間を補強したが、6連覇は微妙なラインにある。

昨年1番打者として活躍したクリス・テイラーが出塁率.322で今季は不調。そのため1番が固定できず、ブライアン・ドージャー(OBP.318)やジョク・ピーダーソン(OBP.324)が1番を打っているが、長打力はあるものの起爆剤にはなっていない。

首位を走るダイヤモンドバックスとドジャースの直接対決は、ここまで4勝8敗。8月31日からの直接対決で巻き返したい。


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Posted on 2018/08/17 Fri. 21:00 [edit]

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アクーニャに死球のウレーニャ投手に6試合の出場停止処分  



大リーグ機構は16日、マーリンズのホセ・ウレーニャ投手に対して6試合の出場停止処分を科した。

これは、ウレーニャが先発登板した15日(日本時間16日)のブレーブス戦でロナルド・アクーニャ外野手への死球が故意とみなされたもの。

ウレーニャは退場処分を受けていた。同選手からの異議申し立てがなければ、処分は17日から適用される。




ここでも紹介したがブレーブスの1番打者アクーニャは13日(同14日)からのマーリンズ戦で3試合連続の先頭打者本塁打を含む計4本塁打と活躍。

15日の同カードでは4試合連続の先頭打者本塁打が懸かっていたが、初回の第1打席でウレーニャが投じた97.5マイル(約156.9キロ)のストレートを左肘に受け、一度は試合に復帰したものの、2回の守備から途中交代していた。

ベネズエラ出身の20歳。昨年のベースボール・アメリカ(BP)マイナーリーグ年間最優秀選手賞に選出されたプロスペクト。

今季のスプリングトレーニングでは16試合に出場し、打率.432、4本塁打、11打点、4盗塁、OPSは1.247と圧倒的な結果を残し、4月25日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした。

アクーニャは3試合連続先頭打者本塁打で、これは1996年のブレディ・アンダーソン(オリオールズ)以来、史上2人目の快挙。(アンダーソンは4試合連続)

さらに、5試合連続本塁打を放っており、この試合では、4試合連続の先頭打者本塁打と6試合連続本塁打が期待されていた。

なお、メジャーリーグの規則に従い、次の出場試合で本塁打を放った場合は連続試合本塁打が継続されるはずだったが、16日の試合では4打数1安打で本塁打は記録されなかった。

アクーニャの今季成績は、69試合、打率.287、19本塁打、43打点、出塁率.347、OPS.918。


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Posted on 2018/08/17 Fri. 12:00 [edit]

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20歳のアクーニャが3試合連続の先頭打者アーチ、これで5試合連続の快挙  



ブレーブスの1番打者ロナルド・アクーニャ左翼手が3試合連続となる先頭打者ホームランを放った。

 アクーニャは同じくルーキーのマーリンズ先発、トレバー・リチャーズ投手の速球を捉えて左翼へ運んだ。7回にも19号3ランを放ち、5打数3安打の猛打賞、2得点、4打点。

これで今季は打率.288、19本塁打、46打点、出塁率.346、OPS.922。

 前日のダブルヘッダーで2試合連続先頭打者本塁打を放っており、MLB公式サイトによれば3試合連続先頭打者本塁打は1996年のブレディ・アンダーソン(オリオールズ)以来史上2人目の快挙。(アンダーソンは4試合連続)

 また、20歳239日での5試合連続ホームランは、メジャー史上最年少。ブレーブスの球団記録でも2006年のブライアン・マッキャン捕手(現アストロズ)の連続本塁打記録に並んだ。


アクーニャ


 ベネズエラ出身。昨年にはベースボール・アメリカのマイナーリーグ年間最優秀選手賞に選出された。

今季のスプリングトレーニングでは16試合に出場し、打率.432、4本塁打、11打点、4盗塁、OPSは1.247と圧倒的な成績を残し、4月25日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした。



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Posted on 2018/08/15 Wed. 17:15 [edit]

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MLB2018年 この夏のトレード市場の勝者は?  




ここでも速報で紹介したが、ESPNの記者ジェイソン・スターク氏によると、ノン・ウエーバー・トレード・デッドラインとなる現地7月31日に15件、前日の30日の成立が7件で、最後の2日間で合計22件、最後の1週間全体では36件のトレードが成立しているという。

MLB公式サイトでは、トレード期限最終日に18件のトレードが成立としているが、いずれにせよ、現地7月18日に成立したマニー・マチャドのトレード以降に45件のトレードが成立したということだ。

ナ・リーグ所属球団の積極的な補強が目を引いたが、果たしてどの球団が争奪戦に勝利し、勝負のかかった8月、9月から10月のポストシーズンに向けて補強に成功したのか、「2018年夏のトレード市場での勝者」を見ていきたい。


MLB公式サイトのリチャード・ジャスティス氏が選んだ球団は下記だが、個人的な見解を含めて紹介する。


1. ヤンキース

ブリットン

《獲得》
ザック・ブリットン(RP)
J.A.ハップ(SP)
ランス・リン(SP)
ルーク・ボイト(1B)

ア・リーグNO.1のブルペンは、ブリットンの加入で、額面通り活躍すれば強固なものになった。

先発陣も開幕当初は、レッドソックスやインディアンスに比べて見劣りしたが、フェンウェイパークで好投してきた実績があるハップとカージナルス時代にポストシーズンの経験豊富なリンを追加した事で厚みが増した。

ポストシーズンでは4回、5回から始まる早めの継投パターンが多いが、近年ヤンキースほどに備えができているチームは記憶にないと評価している。



2. ブレーブス

《獲得》
アダム・デュバル(OF)
ジョニー・ベンターズ(RP)
ブラッド・ブラック(RP)
ダレン・オデイ(RP)
ケビン・ゴーズマン(SP)

投手を5人、野手を1人獲得したが、アレックス・アンソポロスGMは、チーム内のトップ10プロスペクトは温存して、トップ30から2選手を失っただけだった。中長期的な視野に立って球団の戦略上、重要なファーム層を残したことは大きいだろう。



3. パイレーツ

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《獲得》
クリス・アーチャー(SP)
キーオン・ケラ(RP)

ニール・ハンティントンGMが、クリス・アーチャーを獲得したインパクトは大きく、シーズンを諦めていない姿勢をクラブハウスに明確に伝えるトレードだった。

ただ、オースティン・メドウズ外野手、タイラー・グラスノー投手という、かつてのトッププロスペクトを失うという大きな代償を支払った事は、マイナスポイントかもしれない。



4. フィリーズ

《獲得》
ウィルソン・ラモス(C)
アーロン・ループ(RP)
アズドルバル・カブレラ(IF)

多くの問題を抱えながらも7月のほぼ1ヶ月間、地区首位を守った。ブレーブスと同様に中長期的に重要なファーム層に手をつけることなく、メジャーの戦力アップを試みた。

その結果、マット・クレンタックGMはオールスターの先発捕手を含む、即戦力の3選手を獲得した。



5. ダイヤモンドバックス

《獲得》
エドゥアルド・エスコバー(IF)
ジェイク・ディークマン(RP)
ブラッド・ジーグラー(RP)
マット・アンドリース(SP/RP)

ブルペン陣は、アーチー・ブラッドリー、平野佳寿、ブラッド・ボックスバーガーらが踏ん張っているが、疲れのでる夏場に、下手投げのジーグラーと左腕ディークマンを獲得した事は理にかなった補強だ。



リチャード・ジャスティス氏の記事では、マイク・ムスターカス(3B)、ジョナサン・スクープ(2B)、ホアキム・ソリア(RP)を獲得したブルワーズにも触れている。

ブルワーズは、緊急課題だった先発投手を獲得できず、二塁と三塁で選手が混み合うことにもあり、今後の起用方法においての課題が残るとしている。

ザック・デューク(RP)、アダム・ウォーレン(RP)、サム・トゥイバイララ(RP)というリリーフ投手3人とキャメロン・メイビン(OF)を獲得したマリナーズについても、過剰な負荷がかかり続けているブルペンのアップグレードに成功したと評価している。


この夏は、先発投手に人材が乏しく、質の低い先発投手に、プロスペクトを出すという代償を避け、リリーフ陣を強化するトレードが目立った。

しかし、MLBでは8月以降もトレードが可能で、ウェーバーを経ることで移籍でき、ポストシーズンでの登録が可能。昨年も8月31日に、剛腕ジャスティン・バーランダーがアストロズにトレードしている。


◇記事参考
https://www.mlb.com/news/5-winners-from-mlb-trade-deadline/c-288237354
https://baseball.information0.com/major-baseball/mlb-august-trade-20160804/




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Posted on 2018/08/03 Fri. 17:00 [edit]

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【MLB移籍情報】2018年夏のトレード市場の有力選手 PART3  

 


 メジャーリーグの大物記者ジョン・ヘイマン氏が「Top 40 MLB trade candidates」というタイトルで、この夏のトレード候補選手たちを紹介している。

そのリストを参考にしながら、この夏の動向を探っていきたい。

 ニーズはチームによって違うが、6月4日~6日のMLBのドラフト会議が終わり、6月後半から徐々に表面化してくるのが例年のパターンだ。

オリオールズ、ロイヤルズ、レイズあたりが「売り手」になると予想され、その放出タイミングによってトレード市場の流れが決まるというのが、2018年夏の移籍市場の動向のようだ。


マニー・マチャド(オリオールズ・遊撃手)
J.T.リアルミュート(マーリンズ・捕手)
クリス・アーチャー(レイズ・先発投手)
ホセ・アブレイユ(ホワイトソックス・一塁手)
ケルビン・ヘレーラ(ロイヤルズ・リリーフ投手)
マイケル・フルマー(タイガース・先発投手)
コール・ハメルズ(レンジャーズ・先発投手)
ザック・ブリットン(オリオールズ・リリーフ投手)
ライセル・イグレシアス(レッズ・リリーフ投手)
ブラッド・ハンド(パドレス・リリーフ投手)

アダム・ジョーンズ(オリオールズ・外野手)
ダニー・ダフィー(ロイヤルズ・先発投手)
ブラッド・ブラック(オリオールズ・リリーフ投手)
マイク・ムスターカス(ロイヤルズ・三塁手)
ジェド・ラウリー(アスレチックス・内野手)
ダン・ストレイリー(マーリンズ・先発投手)
アダム・デュバル(レッズ・外野手)
フランシスコ・リリアーノ(タイガース・先発投手)
ライアン・ブッチャー(アスレチックス・リリーフ投手)
スクーター・ジェネット(レッズ・内野手)

アレックス・コロメ(レイズ・リリーフ投手)マリナーズへ移籍
ジョナサン・ルクロイ(アスレチックス・捕手)
ダレン・オデイ(オリオールズ・リリーフ投手)
ウィルソン・ラモス(レイズ・捕手)
ウィット・メリフィールド(ロイヤルズ・二塁手)
アビサイル・ガルシア(ホワイトソックス・外野手)
フレディ・ガルビス(パドレス・遊撃手)
ネイト・ジョーンズ(ホワイトソックス・リリーフ投手)
トレバー・ケーヒル(アスレチックス・先発投手)
イアン・ケネディ(ロイヤルズ・先発投手)

アンドリュー・キャッシュナー(オリオールズ・先発投手)
デナード・スパン(レイズ・外野手)マリナーズへ移籍
スターリン・カストロ(マーリンズ・二塁手)
ビリー・ハミルトン(レッズ・外野手)
ブラッド・ジーグラー(マーリンズ・リリーフ投手)
アデイニー・エチェバリア(レイズ・遊撃手)
ルーカス・デューダ(ロイヤルズ・一塁手)
ジョン・ジェイ(ロイヤルズ・外野手)Dバックスへ移籍
ホセ・イグレシアス(タイガース・遊撃手)
チェン・ウェイン(マーリンズ・先発投手)



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オリオールズがマニー・マチャドを夏に放出する可能性が高まっているという複数の情報がある。

 マチャドは、今季終了後にFAになるが、この夏のトップターゲットになる可能性がある。移籍先としては、優勝争いをしているブレーブス。コーリー・シーガーのいないドジャース。メッツやカブスも名前が挙がっている。

 ブレーブスの新GMアレックス・アンソポロスは、ブルージェイズのGM時代にいくつかの大型トレードを成立させた。2015年はシーズン開幕前にジョシュ・ドナルドソン、シーズン中にはデビッド・プライス、トロイ・トゥロウィツキーを獲得して優勝を狙いに行った。

 カブスは、アベレージの低いアディソン・ラッセルをどう評価するか。ラッセルは今後3年間、サービス価格でコントロールできるが、コーナー・インフィルダーとしてのパンチ力不足。

2016年にアロルディス・チャップマンを補強するため当時NO.1のプロスペクトだったグレイバー・トーレスを手放した経緯がある。

 ドジャースは後半戦の為だけにマチャドを狙いに行くかどうか疑問符が付く。混戦状況の西部地区の状況次第では動く可能性もあるが、ぜいたく税の問題もあり、この中の球団では、可能性が低いと見たい。

マチャドに関しては、他にフィリーズの名前も挙がっている。

メジャーリーグは、これから7月末、または、8月末のトレード期限に向けてフィールド外での駆け引きが続く。


◇記事参考
https://frsbaseball.com/mlb/inside/inside-baseball-top-40-mlb-trade-candidates/



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Posted on 2018/06/17 Sun. 17:00 [edit]

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