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【MLB移籍情報】カージナルスがDバックスの主砲ゴールドシュミットを獲得  




 メジャーリーグでは、「サンクスギビング・デー」を過ぎて大物選手の契約が先に決まり、それ以外の選手たちは12月上旬の「ウィンターミーティング」からクリスマス休暇までにバタバタと移籍先が決まっていくパターンが多い。


今季もマリナーズのロビンソン・カノーがメッツへトレード。この移籍劇は、今季57セーブのセーブ王エドウィン・ディアスもパッケージになった大型トレードだった。


 そして5日(日本時間6日)には、カージナルスがダイヤモンドバックスのポール・ゴールドシュミット一塁手をトレードで獲得した。MLB公式サイトが報じている。


 このトレードでカージナルスからダイヤモンドバックスへの交換要員は、今季7勝11敗のルーク・ウィーバー投手、プロスペクトのカーソン・ケリー捕手、今季マイナーで21本塁打のアンディ・ヤング二塁手と2019年ドラフトにおける戦力均衡ラウンドBの指名権。


ルーク・ウィーバー投手は14年のドラフト1巡目(全体27位)でカージナルスが指名した25歳の若手右腕。カーソン・ケリー捕手は12年のドラフト2巡指名(全体86位)の24歳。すでにメジャーデビューしており、将来に期待して来季の開幕ロースターも考えられる。


ゴールドシュミット


 ゴールドシュミットは今季158試合で打率.290、33本塁打、83打点をマーク。出塁率.389、長打率.533、OPS.922でrWAR5.4という高いスタッツを残している。


これまでも2013年にホームラン王、打点王の2冠に輝き、シルバー・スラッガー賞4度受賞。6年連続でオールスターにも選出されているリーグを代表するスラッガーだ。


カージナルスは、昨年のジャンカルロ・スタントン争奪戦にも敗れていたが、念願の右の大砲を手に入れた。


ゴールドシュミットの獲得では1対3プラスドラフト指名権を手放しての獲得になったが、来季の契約は1450万ドルで実績から考えても格安。31歳と脂の乗り切った年齢でもあることから複数年の契約延長も視野に入れての獲得だろう。



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Posted on 2018/12/06 Thu. 17:00 [edit]

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【MLB契約情報】ヤンキース、先発補強のメインはパトリック・コービン!?  




このブログでも10月21日の記事で紹介したが、ヤンキースの今オフの優先事項は先発ローテーションの強化だ。


 メジャーリーグのGM会議は11月6日(日本時間7日)、カリフォルニア州カールスバッドで始まったが、ヤンキースの補強選手として今オフの注目選手ブライス・ハーパーとマニー・マチャドではなくダイヤモンドバックスからフリーエージェント(FA)のパトリック・コービンの名前が挙がっている。


メジャー6年目の29歳左腕は、2013年以来2度目の200投球回を達成。しかも防御率3.15、246奪三振、WHIP1.05はいずれも自己ベストを大幅に更新。


14年のトミー・ジョン手術から完全復活を遂げ、13年に続いて2度目となるオールスター・ゲームにも選出された。


 MLBネットワークの名物記者ジョン・ヘイマン氏は、コービンが、同じくFAとなるJ.A.ハップやCC.サバシアと同様に左腕であることや、彼らよりも若い29歳ということ、データ的にはナ・リーグ3位の246奪三振やスライダーの使い方が改善されている点に言及している。


コービン本人は、ニューヨーク州シラキュース出身で、子供の頃からヤンキースファン。当然、家族もヤンキースファンだという。


コービンに対してダイヤモンドバックスは、今季1790万ドルに設定されているクオリファイングオファー(QO)を提示した。しかし、QO拒否選手を獲得した場合に課せられる犠牲を考えても彼を獲りに行く可能性があるという。


 ヤンキースの先発ローテは、左投手の補強がマスト。田中将大、ルイス・セベリーノは右腕で、先日、38歳のCC.サバシアと200万ドルダウンの800万ドルで契約したが、少なくともあと2人は計算できる先発投手が欲しい。


来季がFA前の最終年となるソニー・グレイは、期待されたほどでもなくトレード放出の可能性が高く、右腕ランス・リンもFAになる。


トミー・ジョン手術を受けた若手のジョーダン・モンゴメリー、3Aのユスタス・シェフィールドらは開幕からめどが立たない。200イニングを投げたコービンの左腕がたくましく感じるのは当然かもしれない。


体力の峠を越えたサバシアやハップよりは、これから脂の乗って来るパトリック・コービンをリストに入れることは十分に考えられる。


コービンとの契約は他球団との争奪戦になる可能性が高く、契約がまとまらなかった場合は、埼玉西武ライオンズからポスティング制度でメジャー移籍を表明する予定の27歳左腕・菊池雄星をリストアップする可能性もある。


また、インディアンスがエース右腕のコリー・クルーバーやカルロス・カラスコに対するトレードのオファーを受け付ける方針を明らかにしており、ヤンキースがこれらの投手の獲得に動く可能性もあるという。



◇記事一部引用
https://baseball.information0.com/major-baseball/yankees-expected-to-target-patrick-corbin/



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Posted on 2018/11/12 Mon. 07:00 [edit]

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【MLB移籍情報】Dバックスが再建モード?主力がFA、ゴールドシュミットも放出!?  




打線の主軸A.J.ポロック、先発投手で左腕パトリック・コービンがフリーエージェント(FA)になるアリゾナ・ダイヤモンドバックス。

ここでも10月21日に紹介しましたが↓
【MLB移籍情報】ヤンキースは先発ローテの強化が優先事項!?


地元メディアの番記者ニック・ピエコロ氏によると終盤に失速し82勝80敗に終わったダイヤモンドバックスは、(チームの方針について)重要な時を迎えているという。


その理由として、A.J.ポロック、パトリック・コービンというチームの軸となる選手2人がFAとなり、1年後にはポール・ゴールドシュミットの契約が終了することをあげています。


ピエコロ氏の憶測では「再建のときが近づいている」という感触があり、「問題は今すぐに始めるのか、それとも来年まで待つのか」という状況だと伝えている。


その場合、再建の資金捻出としてエース右腕ザック・グリンキーの名前をあげ、3100万ドル以上の年俸が3年間残り、その一部を負担してでもトレードが成立するのであれば、見返りとしてプロスペクトを獲得できる可能性があり、削減できた予算を戦略的にFA市場で使うことができるとしている。


それよりも現実的なのが、主砲ポール・ゴールドシュミットだろう。


今季は、後半数字を戻して最終的には打率.290、出塁率.389、長打率.533、OPS.922、33本塁打、83打点。rWAR5.4と高い数値が出ている。これで2019年が年俸1450万ドルは安い。マーケット・バリューは2800万ドルという試算もある。


ここ数年、一塁手が不安定なヤンキースあたりが狙っているという噂もある。ヤンキースならDH兼用としても使える。


ダイヤモンドバックス


パトリック・コービンも先発ローテーションに左腕が欲しいチームにとっては喉から手が出るほど欲しい選手だろう。MLB.comでもその記事が出ていたが、ヤンキースのトップターゲットだ。


29歳、今季2回目の200イニングを達成。rWAR4.8を見ただけでもメジャーファンなら細かい説明はいらないだろう。


ニューヨーク州シラキュース出身で、子供の頃からヤンキースファン。当然、家族も代々ファンだという。チームはクオリファイング・オファーを出す可能性が高い。


QO拒否選手を獲得した場合に課せられる犠牲を考えても彼を獲りに行く可能性があるという。


ヤンキースの先発ローテは、左投手の補強がマスト。田中将大、ルイス・セベリーノは右腕で、36歳のJ.A.ハップ、38歳のCC.サバシアはFAで失う。来季がFA前最終年となるソニー・グレイは、期待されたほどでもなくトレード放出の可能性が高く、シーズンの途中に補強した右腕ランス・リンもFA。


セベリーノ、田中に次ぐ投手がいない。これは、今季の開幕前にも指摘された。トミー・ジョン手術を受けたジョーダン・モンゴメリー、3Aのユスタス・シェフィールドらは来季の開幕から使えない。200イニングを投げたコービンの左腕がたくましく感じるのは当然かもしれない。



◇記事参考
https://www.azcentral.com/story/sports/mlb/diamondbacks/2018/10/09/arizona-diamondbacks-explore-mlb-trade-market-offseason-begins/1581917002/

https://www.spotrac.com/mlb/arizona-diamondbacks/paul-goldschmidt-9144/market-value/



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Posted on 2018/10/30 Tue. 17:00 [edit]

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平野佳寿、フル回転のメジャー1年目を振り返る  

 


34歳オールドルーキーの1年目が終わった。


今季、オリックスからダイヤモンドバックスへ移籍した平野佳寿は、同じ腕の振りから繰り出されるフォーシームの制球力とスプリットを武器に、日本投手のシーズン最多登板記録となる75試合に登板した。


これは、メジャーリーグで約800人が登板したリリーバーの中で7位タイの記録だった。


平野佳寿



スタッツは、、66回1/3、4勝3敗、32ホールド、3セーブ、防御率2.44、WHIP1.085、59奪三振(奪三振率8.01)、23四球(与四球率3.12)、FIP3.69。


チームの貴重なセットアッパーとして奮闘した。それを物語るのが、平野が投げる場面だ。


平野は、チームがリードした場面で52試合(セーブ機会でも7試合)、同点の場面で16試合と計75試合中68試合でシビレる場面に登場してメジャーの打者を仕留めていった。


ボールが飛びやすいと言われるこのディビジョンでHR/9も0.81、被打率.207はデータ好きの方なら、どれだけ凄いかお分かりだろう。


平野は「ポストシーズンを戦いたかった。最後に失速したのは残念だった」とチームの終盤の失速を残念がったが、個人的には首脳陣を納得させるものだった。


これまでこのチームに所属した日本人選手は斉藤隆とマイナーに中後悠平、そして平野だけだが、日本人投手の質の高さを納得させたに違いない。


しかし考えてみると、驚くことではないだろう。


オリックスのクローザーとしてWBCの日本代表選手にも選出されている。2011年はパ・リーグ新(当時)の43ホールド・49ホールドポイント、2014年はリーグ新(当時)の40セーブを記録した。


これを称えてリーグ特別表彰を2回 受賞している(2011年、2014年)。その実力をメジャーリーグでも証明しただけかもしれない。


平野佳寿


リリーバーの試合での依存度が増し、その地位が上がる中で、平野の成功はメジャーを目指す日本人選手たちの励みになったにちがいない。いつの日か、メジャー各球団のブルペンには必ず日本の投手たちが名を連ね、躍動する、そんな時代が来ることに期待したい。



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Posted on 2018/10/20 Sat. 07:00 [edit]

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Dバックス平野佳寿がフル回転、75試合は日本選手最多登板の快挙  




34歳オールドルーキーの1年目が終わった。

今季、オリックスからダイヤモンドバックスへ移籍した平野佳寿は、同じ腕の振りから繰り出されるフォーシームの制球力とスプリットを武器に、日本投手のシーズン最多登板記録となる75試合に登板した。

これは、メジャーリーグで約800人が登板したリリーバーの中で7位タイの記録だった。

スタッツは、、66回1/3、4勝3敗、32ホールド、3セーブ、防御率2.44、WHIP1.085、59奪三振(奪三振率8.01)、23四球(与四球率3.12)、FIP3.69。

チームの貴重なセットアッパーとして奮闘した。それを物語るのが、平野が投げる場面だ。

平野は、チームがリードした場面で52試合(セーブ機会でも7試合)、同点の場面で16試合と計75試合中68試合でシビレる場面に登場してメジャーの打者を仕留めていった。

ボールが飛びやすいと言われるこのディビジョンでHR/9も0.81、被打率.207はデータ好きの方なら、どれだけ凄いかお分かりだろう。

平野は「ポストシーズンを戦いたかった。最後に失速したのは残念だった」とチームの終盤の失速を残念がったが、個人的には首脳陣を納得させるものだった。

これまでこのチームに所属した日本選手は斉藤隆と平野だけだが、日本人投手の質の高さを納得させたに違いない。

しかし考えてみると、驚くことではないだろう。

オリックスのクローザーとしてWBCの日本代表選手にも選出され、2011年はパ・リーグ新(当時)の43ホールド・49ホールドポイント、2014年はリーグ新(当時)の40セーブを記録したことを称えてリーグ特別表彰を2回 受賞している(2011年、2014年)。その実力をメジャーリーグでも証明しただけかもしれない。

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Posted on 2018/10/02 Tue. 17:00 [edit]

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MLB 今オフにFAになる主な選手のポジション別一覧《中堅手編》  




2018年~19年シーズンオフのフリーエージェント(FA)市場は、ブライス・ハーパー外野手とマニー・マチャド内野手が目玉選手になることは間違いなく、ストーブリーグでは複数球団による争奪戦が繰り広げられる事が予想できる。


そして、もう一人、ドジャースのクレイトン・カーショーが契約をオプトアウトしてFAを選択する可能性もあり、もし、そうなれば、彼も注目選手になることは間違いない。


そんなFA市場のポジション別注目選手をピックアップ。今回は外野のセンターを紹介したい。


このポジションは、たとえば夏にダイヤモンドバックスに移籍したジョン・ジェイのようにセンターとライトを兼任している選手も多いが、とりあえず注目の選手は下記の選手たちだ。


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《中堅手》

レオニス・マーティン(インディアンス)
A.J.ポロック(ダイヤモンドバックス) ※1
アダム・ジョーンズ(オリオールズ) ※2
ラジャイ・デービス(インディアンス)
オースティン・ジャクソン(メッツ)
デナード・スパン(マリナーズ) 


※1 この中で注目はダイヤモンドバックスのA.J.ポロック。2009年 ドラフト1巡ピック(全体17位)の選手で、31歳で迎える来季もチームの構想の中にいる選手だろう。

ダイビングキャッチを試みた際に右肘を負傷(2011年)、2016年にもキャンプ中にスライディングで右肘を負傷し、ほぼ全休。

ハッスルプレイのため故障離脱が多いのが残念だが、複数年で1年775万ドルは確実にアップするだろう。


※2 メジャーキャリア13年のうち11年をオリオールズで過ごしたアダム・ジョーンズ。オリオールズがザック・ブリットン、ブラッド・ブラックらのリリーフ投手をファイヤーセールしたことにより彼がチームのトップ評価。

7月末のトレード期限の時には、右打ちの外野手を探していたフィリーズとの間でトレードが合意に達したものの、ジョーンズが10&5 (メジャー・サービスタイム10年以上で、なおかつ直近の5年間同一チームに所属)による全球団へのトレード拒否権を行使したため破談となった。

外野手だけでなく指名打者としても出場できる可能性があるア・リーグのチームへの移籍であれば検討する様子だという事も伝えられたが実現しなかった。

ジョーンズがボルティモア残留を選んだのは家族、友人、ファン、自身の行うチャリティなどが大きな理由らしいが、フィリーズの起用法も気に入らなかったようだ。

本人はオリオールズとの再契約を望んでいるという事だが、今季の年俸はベースサラリー1700万ドルとサインボーナスが付いて1733万ドルと高く、来年8月に34歳になることから、再契約は抑えられた内容になるものと思われる。


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Posted on 2018/09/21 Fri. 07:00 [edit]

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【NL-WEST】大激戦!1.5ゲーム差にロッキーズ、ドジャース、Dバックス  




残り約20試合になってきたメジャーリーグだが、日本人選手の前田健太や平野佳寿が所属するナショナルリーグ西部地区が首位のロッキーズから3位のダイヤモンドバックスまで1.5ゲーム差という大混戦になっている。


この地区は、ドジャースが5連覇しているが、昨年も3チームがポストシーズンに進出した。


ここへ来てロッキーズが4連勝で首位に立ったが、この先、直接対決が残り、激戦が展開されそうだ。


【今後の直接対決】

ドジャースvs.ロッキーズが6試合
(ドジャース6勝、ロッキーズ7勝)

ドジャースvs.ダイヤモンドバックスが3試合
(ドジャース7勝、ダイヤモンドバックス9勝)

ロッキーズvs.ダイヤモンドバックスが7試合
(ロッキーズ5勝、ダイヤモンドバックス7勝)


3チームの特徴を簡単に紹介するとロッキーズがリーグ4位のチーム打率、本塁打数、得点数と攻撃力が強く、防御率はリーグ13位。ただ、ウェイド・デービスやオ・スンファ(呉昇桓)などを補強してブルペンを強化した。


ドジャースは、チーム打率でリーグ9位、本塁打1位、得点数2位。防御率が同1位。先発陣が同1位だが、ブルペンが同6位と弱く、前田健太を昨年と同様ブルペンに回すパターンで強化したが、前田は日本時間4日の試合で9回に痛恨の逆転3ランを浴びて、チームも首位を陥落した。


ダイヤモンドバックスは、打撃部門で、打率がリーグ13位と低迷。打者有利のボールパークにもかかわらず本塁打数も同8位と低迷。逆に投手陣が踏ん張り、とくに平野らを中心としたブルペン陣はリーグトップの防御率3.14。先発陣も同4位と健闘している。



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Posted on 2018/09/06 Thu. 06:15 [edit]

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MLB2018年 この夏のトレード市場の勝者は?  




ここでも速報で紹介したが、ESPNの記者ジェイソン・スターク氏によると、ノン・ウエーバー・トレード・デッドラインとなる現地7月31日に15件、前日の30日の成立が7件で、最後の2日間で合計22件、最後の1週間全体では36件のトレードが成立しているという。

MLB公式サイトでは、トレード期限最終日に18件のトレードが成立としているが、いずれにせよ、現地7月18日に成立したマニー・マチャドのトレード以降に45件のトレードが成立したということだ。

ナ・リーグ所属球団の積極的な補強が目を引いたが、果たしてどの球団が争奪戦に勝利し、勝負のかかった8月、9月から10月のポストシーズンに向けて補強に成功したのか、「2018年夏のトレード市場での勝者」を見ていきたい。


MLB公式サイトのリチャード・ジャスティス氏が選んだ球団は下記だが、個人的な見解を含めて紹介する。


1. ヤンキース

ブリットン

《獲得》
ザック・ブリットン(RP)
J.A.ハップ(SP)
ランス・リン(SP)
ルーク・ボイト(1B)

ア・リーグNO.1のブルペンは、ブリットンの加入で、額面通り活躍すれば強固なものになった。

先発陣も開幕当初は、レッドソックスやインディアンスに比べて見劣りしたが、フェンウェイパークで好投してきた実績があるハップとカージナルス時代にポストシーズンの経験豊富なリンを追加した事で厚みが増した。

ポストシーズンでは4回、5回から始まる早めの継投パターンが多いが、近年ヤンキースほどに備えができているチームは記憶にないと評価している。



2. ブレーブス

《獲得》
アダム・デュバル(OF)
ジョニー・ベンターズ(RP)
ブラッド・ブラック(RP)
ダレン・オデイ(RP)
ケビン・ゴーズマン(SP)

投手を5人、野手を1人獲得したが、アレックス・アンソポロスGMは、チーム内のトップ10プロスペクトは温存して、トップ30から2選手を失っただけだった。中長期的な視野に立って球団の戦略上、重要なファーム層を残したことは大きいだろう。



3. パイレーツ

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《獲得》
クリス・アーチャー(SP)
キーオン・ケラ(RP)

ニール・ハンティントンGMが、クリス・アーチャーを獲得したインパクトは大きく、シーズンを諦めていない姿勢をクラブハウスに明確に伝えるトレードだった。

ただ、オースティン・メドウズ外野手、タイラー・グラスノー投手という、かつてのトッププロスペクトを失うという大きな代償を支払った事は、マイナスポイントかもしれない。



4. フィリーズ

《獲得》
ウィルソン・ラモス(C)
アーロン・ループ(RP)
アズドルバル・カブレラ(IF)

多くの問題を抱えながらも7月のほぼ1ヶ月間、地区首位を守った。ブレーブスと同様に中長期的に重要なファーム層に手をつけることなく、メジャーの戦力アップを試みた。

その結果、マット・クレンタックGMはオールスターの先発捕手を含む、即戦力の3選手を獲得した。



5. ダイヤモンドバックス

《獲得》
エドゥアルド・エスコバー(IF)
ジェイク・ディークマン(RP)
ブラッド・ジーグラー(RP)
マット・アンドリース(SP/RP)

ブルペン陣は、アーチー・ブラッドリー、平野佳寿、ブラッド・ボックスバーガーらが踏ん張っているが、疲れのでる夏場に、下手投げのジーグラーと左腕ディークマンを獲得した事は理にかなった補強だ。



リチャード・ジャスティス氏の記事では、マイク・ムスターカス(3B)、ジョナサン・スクープ(2B)、ホアキム・ソリア(RP)を獲得したブルワーズにも触れている。

ブルワーズは、緊急課題だった先発投手を獲得できず、二塁と三塁で選手が混み合うことにもあり、今後の起用方法においての課題が残るとしている。

ザック・デューク(RP)、アダム・ウォーレン(RP)、サム・トゥイバイララ(RP)というリリーフ投手3人とキャメロン・メイビン(OF)を獲得したマリナーズについても、過剰な負荷がかかり続けているブルペンのアップグレードに成功したと評価している。


この夏は、先発投手に人材が乏しく、質の低い先発投手に、プロスペクトを出すという代償を避け、リリーフ陣を強化するトレードが目立った。

しかし、MLBでは8月以降もトレードが可能で、ウェーバーを経ることで移籍でき、ポストシーズンでの登録が可能。昨年も8月31日に、剛腕ジャスティン・バーランダーがアストロズにトレードしている。


◇記事参考
https://www.mlb.com/news/5-winners-from-mlb-trade-deadline/c-288237354
https://baseball.information0.com/major-baseball/mlb-august-trade-20160804/




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Posted on 2018/08/03 Fri. 17:00 [edit]

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中後悠平がDeNAベイスターズとの契約に合意  




 プロ野球のDeNAベイスターズは4日、ダイヤモンドバックス傘下2Aジャクソンを自由契約となった中後悠平投手と契約に合意したと公式サイトで発表した。

契約内容の詳細は公表されていないが、報道によると5日に横浜市内で入団会見が行われる模様。

 中後は近大から11年ドラフト2位でロッテ入団。15年オフに自由契約となり、16年3月にアリゾナ・ダイヤモンドバックスとマイナー契約。2016年は3Aまで昇格し、9月の40人ロースターに拡大される時期にコールアップも期待されたが届かなかった。


中後悠平


 28歳の今季もメジャーキャンプにNRI(招待選手)として呼ばれたが開幕40人枠には残れず、ダイヤモンドバックス傘下の2Aで24試合34イニングに登板して防御率5.29、36奪三振、16四球だった。

マイナーリーグ通算では、ダイヤモンドバックス傘下で計104試合に登板。ルーキーリーグからメジャーの一歩手前の3Aまで131イニング、防御率2.95、141奪三振。

 6月18日付で自由契約となり帰国後の同29日にDeNAの入団テストを受けていた。球団では左のリリーバーとして起用される可能性が高い。


◇記事参考
http://www.baystars.co.jp/news/2018/07/0704_03.php



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Posted on 2018/07/04 Wed. 18:06 [edit]

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オールドルーキーの逆襲!平野佳寿が23試合連続無失点、球団記録まで「1」  




混戦のナ・リーグ西部地区で首位を走るアリゾナ・ダイヤモンドバックス。その躍進を支えているのはMLB30球団中、防御率で1位のブルペン陣だ。そして、その中核が、今年、日本から海を渡った平野佳寿だろう。

平野は26日(日本時間27日)の敵地マイアミでのマーリンズ戦に8回から登場。

平野佳寿


平野7回(17ホールド)、ブラッドリー8回(20ホールド)、ボックスバーガー9回(18セーブ)というのが勝利の方程式だったが、最近は8回を任される試合も増えた。

この日の平野はピンチの場面を何とかしのいだ。先頭のブリンソンをライトフライに打ち取ると、ホラデーには死球を与え1死一塁。続く代打・メイビンをフルカウントから90.1マイルのフォーシームで見逃し三振。

このまま終わると思えたが、1番ディートリッチにセンター前ヒット、アンダーソンにはセカンドへの内野安打を許し2死満塁のピンチ。しかし、冷静に3番ボーアを83.6マイルのスプリットでセンターフライに抑えた。この日は、1回を21球、被安打2、死球1と荒れた内容だったが、何とか記録を更新した。

これで38試合35イニング、防御率1.29、32奪三振。連続無失点試合を23に伸ばし、2008年にライオン、2012年にはプッツがマークした球団記録まであと1試合に迫った。

ちなみに、日本人リリーバーの記録は、下記の記録があるが、試合数ではなくイニング数では、上原浩治の連続イニング無失点(30回1/3)を既に上回っている。


2013年 上原浩治(レッドソックス)27試合
2003年 長谷川滋利(マリナーズ)24試合
2004年 高津臣吾(Wソックス)23試合


ナ・リーグ西部地区は、ドジャースが4連勝で2位に浮上。ロッキーズが連敗で4位に後退したが、首位から4位までが4.5ゲーム差という混戦状態になっている。


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Posted on 2018/06/27 Wed. 13:00 [edit]

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