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1日で7本のグランドスラムが出た2017年6月3日のメジャーリーグ  




2017年6月3日(日本時間4日)のメジャーリーグは、2000年5月21日に記録された6本を上回る、メジャー新記録が樹立された歴史的な1日になった。

その中には、エンゼルスのアルバート・プホルスのメジャー史上9人目通算600本塁打の大記録も含まれている。




プホルスは、2点リードの4回にツインズ先発右腕アービン・サンタナからレフトポール際へ満塁アーチを運び、メジャーキャリア17年目で大記録を達成した。

マリナーズの捕手マイク・ズニーノは、4点リードの5回にレイズ先発右腕アレックス・コブからレフトへリードを広げるグランドスラムを放った。

ナショナルリーグではブルワーズ対ドジャース戦で、ブルワーズのトラビス・ショウ三塁手が、ドジャース4番手右腕ジョシュ・フィールズから一時は勝ち越しに導く10号満弾を右中間席に運んだ。

しかし、この日の主役は彼ではなかった。ドジャースのクリス・テイラー中堅手が、2点を追う9回にまさかの逆転満塁弾をセンターに叩き込み、ドジャースが乱打戦を制した。




サンディエゴでは、ロッキーズのイアン・デズモンド一塁手が、パドレス3番手左腕ホセ・トーレスから3号グランドスラムを左中間席に叩き込んだ。

今季からブレーブスに移籍したマット・アダムス一塁手が、1点ビハインドの5回、レッズ先発右腕スコット・フェルドマンからセンタースタンドに飛び込む満塁弾を放った。

シカゴではカブスのカイル・シュワーバー右翼手が、2点の追う7回に、カージナルス先発右腕マイク・リークの初球シンカーを振り抜き、センターに逆転満塁弾を叩き込んだ。

ナ・リーグで、1日5本の満塁弾はリーグ新記録。以上両リーグで1日7本のグランドスラムが飛び出す歴史的な1日になった。

なお、この日はマーリンズ右腕のエディソン・ボルケスが自身初&今季メジャー初ノーヒットノーランの快挙を達成している。


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Posted on 2017/06/05 Mon. 13:00 [edit]

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上原浩治、9回無死満塁から登板、シビレる移籍後初セーブ   




指揮官に1001勝目をプレゼント

カブスの上原浩治が、昨年9月18日ヤンキース戦以来のセーブを挙げた。ナショナルリーグでは初セーブになる。

頼れるベテランは18日(日本時間19日)、本拠地でのレッズ戦で5点リードの9回無死満塁の大ピンチで登板した。5点リードした場面とはいえ、絶体絶命のピンチ。最低でも1点から2点の失点は覚悟しなければならない場面だろう。

ただ、さすが名将マッドン監督と言えるのは、四球の少ない上原を起用したところ、大量点は与えたくない。しかも三振がとれる。ブルペン投手を消去法で見回しても、ここは上原しかなかっただろう。



この吐き気がするほど緊張した場面で、上原は、2奪三振、無四球の内容で首脳陣の要求に完璧に応えた。10球全てストライクの圧巻の内容で見事に火消し。カブスは9-5での勝利に導いた。

MLB公式サイトのスタッツでは、一人目の打者デュバルは2球連続空振りで追い込み、1球ファウルの後にスプリットでレフトフライ。俊足ハミルトンがタッチアップして1点が入ったものの、最初のアウトを奪った。

スアレスは87マイル(約140キロ)の内角直球で見逃し三振に仕留めると、ターナーも87マイルの直球を振らせて空振り三振でゲームセット。2者連続3球三振というリグレーのファンがガッツポーズ、ハイタッチしたくなるようなアップテンポなピッチングだった。

10球全部がストライクという真骨頂を見せたマウンドだった。



カブスでは初セーブ。ア・リーグからナ・リーグ所属のチームに移って初のセーブだった。慣れない環境で、ここまで18試合に登板。15回2/3で防御率3.45、奪三振18。三振奪取率K/9は10.34で高い数値。9イニング換算の四球数BB/9は1.72でキャリア通算1.37には及ばないものの評判通りの数字をマークしている。

昨日、監督1000勝をマークしたジョー・マッドンに1001勝目をプレゼントした。


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Posted on 2017/05/19 Fri. 13:00 [edit]

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ハーパー 満塁弾、ラッセル サヨナラ弾、そしてイチロー、ドラマチックなホームランに注目  




19日(日本時間20日)のMLBは、4本のインパクトあるホームランにフォーカスしたい。

まずは、イチローの今季第1号。すでにお伝えしたが、古巣のシアトル凱旋試合のGAME3で「9番ライト」で先発出場した3000安打クラブのメンバーは、初アーチを含む、4打数2安打、1打点、1得点をマークした。

ビジターの選手に異例ともいえる「イチローバブルヘッド人形」が配られた最終戦は、2万7,147人がセーフコ・フィールドに詰めかけ「イチローコール」を送った。

「あれが最後の打席だったから、当然、最後のチャンスだった。ゲーム展開からもそれをしたかったという思いはありました」。一発を狙ったイチ撃だった。長年、試合前の打撃練習で何発も放り込んだライトスタンドに打球は吸い込まれた。



イチローの前にジャンカルロ・スタントン外野手が3回に4号ソロ、クリスチャン・イエリッチ外野手も5回に4号ソロを相手エース、ヘルナンデスから放っているが、彼らとは違う特別な一発にファンは酔いしれた。

現役最後になるかもしれない古巣で、こんな脚本は誰にも書けない、そしてイチローしか演じることはできないだろう。

こんなセンチメンタルな試合で、古巣への“恩返し”の一発を打てるところが、レジェンドらしい。


ハーパーが満塁弾含む2発5打点

2015年にリーグMVPを22歳353日の若さで満票受賞。しかし、昨季は期待されながら数字を落としたブライス・ハーパー。ナショナルズの若き主砲はこの日、初回の5号ソロでチームに先制点をもたらすと、2死満塁で迎えた2回にも6号グランドスラムを放った。

さらに4打席目の6回にレフト前ヒット、5打席目の8回にライトへ二塁打を弾き返すなど、4打数4安打、5打点、1敬遠四球、3得点と活躍。主砲の奮起で、チームもがっちり首位をキープしている。


9回の逆転サヨナラ弾

昨年の覇者、カブスもここまで7勝7敗。なんとかチームを勢いづかせるための貴重なサヨナラ3ランだった。9回同点に追いついたカブスは、この日4番に入ったアディソン・ラッセルの劇的なホームランで貯金を1にした。


おまけはA.ジャッジの448フィート

2メートルを超える大男、アーロン・ジャッジが5回に放った5号ソロは、田中将大に勝ち星をプレゼントする特大のホームランだった。飛距離448フィート(約136メートル)。MLB.comの「MUST C」でも左中間の2階席に消えていくこのホームランが紹介された。

昨季は95打席で42三振、三振率は驚異の44.2%と粗さが目立ったが、徐々にメジャーの水に慣れたのか、ここまでは打率.277、出塁率.358、長打率.660、OPS1.018をマークしている。

サンチェスがいないのが残念だが、派手なことが好きなニューヨーカー期待のキャラと言えそうだ。


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Posted on 2017/04/21 Fri. 07:00 [edit]

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カブスの上原浩治、昨年から20試合の連続無失点継続中  




カブスに移籍したベテランが踏ん張っている。「コウジタイム」はここでも健在だ。

カブスのリリーバー上原浩治は、現地13日のドジャース戦で4点リードの8回に登板。またも無得点に抑え勝利に貢献している。

スピードガンの数値では計り知れないキレのあるフォーシーム(平均回転数2,410回転/分)は、平均より5パーセント多い18パーセントの空振り率で、低めに沈むスプリットのコンビネーションが冴えている。

上原浩治


全投球を見てるが、危ない打球もあって、バックの好守備に助けられた部分もある。しかし、それはストライク先行の上原の制球力が守備のリズムに好影響を与えていると見たい。

この日は、ドジャーズで昨季の新人王、2番コーリー・シーガーから外に沈むスプリットで空振り三振。

続く昨季27本塁打のジョシュ・ターナーはスプリットで追い込んでセンターフライ。

次のヤシエル・プイーグには安打されたものの、アンドリュー・トーレスをスプリットで二ゴロに打ち取って「コウジタイム」を締めくくった。

連続無失点は開幕から5試合、昨年の7月から数えるとレギュラーシーズン20試合になった。

カブスは先発のブレット・アンダーソンが5回3安打無失点で抑えるとエドワーズ、上原、デービスとつないで完封リレー。この勝利で首位のレッズに0.5差の2位に浮上している。


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Posted on 2017/04/15 Sat. 00:19 [edit]

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サンチェスとヘンドリクス、最優秀防御率賞から見えてくるメジャー先発投手のトレンド  



ブルージェイズのアーロン・サンチェスとカブスのカイル・ヘンドリクスといえば昨年の両リーグ最優秀防御率投手。

タイトル獲得で一躍有名になったが、ノンウェーバー・トレードの期限にあたる7月末の時点で、この二人を知っている日本のMLBファンも少なかったに違いない。

知っている方がいればよほどのメジャー通だ。筆者もまったくノーマークだった。二人とも先発ローテーションの5番手程度の投手だったからだ。

サンチェスは、夏の時点でアトキンスGMが先発投手の後半戦への負担を減らすために先発6人制にシフトした。その際に5番手、6番手として彼の名前が挙がっていた。



メジャーでは9月からは40人枠になり投手の頭数も増えるが、一番疲れがたまる8月を乗り切るために、GMのこの決断が、功を奏したのかもしれない。

サンチェスは後半戦も好調をキープ。シーズン終盤まで田中将大、マイケル・フルマーらと防御率リーグトップの座を争い、最終登板では、内容次第では防御率トップから陥落の可能性もあったが、7.0イニングを2安打1失点という見事なピッチングでタイトルを手中にした。

平均95マイル(約153km/h)の高速シンカーが中心。奪三振率はメジャー通算7.1とあまり高くなく、シンカーなどでゴロを量産するグラウンドボールピッチャー。キャリアハイの30試合先発で防御率3.00、15勝2敗(勝率.882)、WHIP1.167、FIP3.55をマークした。

4年目の今季はWBCで活躍したストローマン、J.A.ハップと共にブルージェイズ3本柱の一角を担う。


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カブスのカイル・ヘンドリックス。2013年にはマイナーリーグ最優秀選手に輝き、14年7月にメジャーデビュー。和田毅投手と5番手を争った。

昨年もヘンドリックスは先発5番手として開幕を迎えた。ジェイク・アリエッタやジョン・レスターといったビッグネームに隠れた存在だった。

しかし、本拠地リグレー・フィールドで23イニング3分の1連続無失点という記録をマーク。抜群の制球力で、シンカーとチェンジアップを武器に、彼もゴロを打たせるスタイル。

31試合に登板し190イニングを投げ、防御率2.13、16勝8敗、WHIP0.98、FIP3.20を記録。サンチェスと同じメジャー4年目で最優秀防御率のタイトルを獲得した。


この二人を見れば、メジャーの先発投手のトレンドが見えてくる。

スタジアムを沸かせるような100マイル超の剛腕ではない。ボールの下を振らせて三振を奪うような剛速球ではなく、ボールの上をこすらせてゴロに打たせて取るタイプ。

球数管理を徹底しているメジャーで、ボールを動かして、少ない球数でイニング数を稼ぐ。それが防御率のアップにつながるということだ。

そんな視点で今季のメジャーを観戦すれば、また新しい楽しみ方が広がるかも知れない。



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Posted on 2017/04/14 Fri. 05:30 [edit]

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メジャー開幕! 粘るカブスをカージナルスがサヨナラ勝ち、上原は1回無失点  

 


メジャー開幕戦のナイトゲーム、カージナルス対カブス戦は現地2日、カージナルスのホームタウン、ミズーリ―州セントルイスのブッシュ・スタジアムに4万7,566人を集めて行われた。

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同地区ライバルの熾烈な対決を繰り広げてきた両チーム。カージナルスが、オフに契約延長した期待の若手右腕のカルロス・マルティネス、カブスはエース左腕ジョン・レスターの投げ合いで始まった。

カブスは、8回まで6安打無得点に抑えられていたが、3点ビハインドの9回1死一二塁からコントレラスが、カージナルスのクローザー、オ・スンファン(呉昇桓)から3ラン本塁打を叩き込んで土壇場で同点に追いついた。

しかしその裏、カブス5人目の左腕モンゴメリーが、2死満塁からグリチャックに左中間サヨナラタイムリーを打たれ開幕戦を落とした。

カージナルスは、先発のマルティネスが7回1/3を散発6安打に抑える好投。カージナルスの8番ランドル・グリチャックは、4打数2安打、1本塁打、3打点と活躍した。

カブスでは上原浩治が1点リードされた7回に登板し、いきなり四球を与えたが1回を無失点に抑え、移籍初登板を何とか切り抜けた。26球(ストライク16)、被安打1、四球1だった。

この試合の9回、カージナルスの5番モリーナの打席で、新ルールの「intentionally walk」(申告敬遠)が初めて適用された。



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Posted on 2017/04/03 Mon. 16:00 [edit]

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【3分でわかるMLB】カブス王朝築けるのか、投手陣は高齢化が懸念  



今回も先発ローテーションを中心に各チームの戦力を分析してみたい。

ジョン・レスターを軸に下記のような先発ローテーションでシーズンに入るカブス。最優秀防御率のヘンドリクスが5番手というぜいたくな布陣だ。

  1. ジョン・レスター(左)
  2. ジェイク・アリエッタ(右)
  3. ジョン・ラッキー(右)
  4. ブレット・アンダーソン(左)
  5. カイル・ヘンドリックス(右)


レスターとラッキー。2015年サイヤング賞のパフォーマンスからは、やや力が落ちたもののジェイク・アリエッタも再びローテに入った。

穴があるとすれば高齢化。上の3人は30代で、ドジャースからFAのブレット・アンダーソンも29歳で故障あがり。昨年シーズン開幕前の3月に背中の手術を受け4試合に投げただけで不安が残る。

166回2/3を投げたジェイソン・ハメルの穴を埋められるのか、ダメな場合は、マイク・モンゴメリー(4勝5敗/ERA2.52)、エディ・バトラー(2勝5敗/ERA7.17)らがバックアップになる予定。マッドン監督のことだからある程度は織り込み済みかもしれない。

【カブス投手陣2016年スタッツ】
  • 防御率 3.15(1位)
  • 先発防御率 2.96(1位)
  • ブルペン防御率 3.56(4位)
  • セーブ数 38(10位)
  • セーブ成功率 71.70%(4位)

ブルペンは、チャップマンをリリースして、クローザーにはウェイド・デービス、セットアップをヘクター・ロンドン、上原浩治が務める予定。

ただ、デービスは肘に不安を抱えていて、ここでも状態が悪ければロンドンが代役を務めることになる。

野手はベン・ゾブリスト以外、全員20代で、若手が台頭した印象のカブスだが、投手陣は先発、ブルペンともに上原の42歳を筆頭にベテランが多いのが懸念材料だ。

今季も100勝ラインに到達するというメディアやブックメーカーの予想もあるが、カージナルスやパイレーツも黙ってないだろう。


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Posted on 2017/04/03 Mon. 08:00 [edit]

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ムネリンが戻ってくる!?川崎宗則が決断、古巣・福岡ソフトバンク復帰か?  



メジャーリーグのシカゴ・カブスからフリーエージェント(FA)となった川﨑宗則の日本球界復帰をメディアが伝えている。

福岡ソフトバンクの地元紙・西日本スポーツによれば川﨑の古巣電撃復帰が決定的となったという。

マイナー契約のノン・ロースター・インバイティとして米アリゾナ州メサでのメジャーキャンプに参加してき川﨑だが、29日(米国時間28日)にカブスから10万ドルの保有ボーナスの支払いを避けるために契約を解除された。

メジャーでは、マイナー契約した選手が40人のメジャー枠へ登録されるのは、毎年1人から2人程度がいいところ。毎週ロッカーが開いていく厳しい春が始まる。

川﨑は毎年、3月末の最終まで40人枠を争っていた。マイナー契約から開幕メジャー入りとなれば特別ボーナスが与えられる契約もあり、それを避けるために昨年もいったん契約を解除して、再契約を結んだ。

今季から川崎には自由にメジャーとマイナーを行き来できる「マイナー・オプション」がない契約だったことも影響している。契約社会ならではのメジャーの複雑なシステムがそこにはあった。

今回もカブスのマッドン監督は「ぜひ戻ってきてほしい」と話していた。しかし、カブスから契約を解除され、日米全球団との交渉が可能となったことで、ソフトバンクが速攻で獲得に動いたとみられる。

もともと「日本に帰るならホークス」と言い切っていた川崎。ソフトバンクも川崎の背番号52を空けたままにし、日本復帰の際は獲得に動く姿勢を貫いてきた。複数の関係者の取材から古巣復帰の可能性が極めて高くなったようだ。

川﨑の今季オープン戦スタッツは17試合で打率2割8分2厘、出塁率3割7分8厘。カブス同様、ソフトバンクも内野手の顔ぶれは固定されているが、川﨑が復帰すれば戦力アップは間違いない。


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Posted on 2017/03/30 Thu. 06:00 [edit]

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WBC:モリーナ中心に一体感のプエルトリコ有利、オランダ揺さぶる機動力も  



打線が爆発し、今大会元気のなかったベネズエラを13-2で下してベスト4入りを決めたプエルトリコ。

1番アンヘル・パガンから始まり、メキシコ戦でも2本の本塁打を叩き込んだフランシスコ・リンドア(インディアンス)、15年のMLB新人王の3番カルロス・コレア(アストロズ)、メジャー通算421本塁打で今季は青木宣親と同僚になる4番カルロス・ベルトラン(アストロズ)など、ほぼ不動のオーダーで臨んだ今大会。

しかし、ここまで勝ち上がった強さはオフェンスというよりは、このチームの精神的支柱ヤディエル・モリーナ捕手(カージナルス)を中心としたディフェンス面に注目したい。



チーム防御率2.25は全チーム中トップ。8度のゴールドグラブ賞受賞の捕手モリーナに全幅の信頼をおいて投げ込んでいる。

さらに、野球センス抜群のハビエル・バエス(カブス)は16年ナ・リーグのチャンピオンシップ(リーグ優勝決定戦)MVPで、カブス世界一の一員だ。リンドアと組む二遊間はMLBの未来を見ているようなスター候補生だ。

アメリカ戦では、モリーナの連続受賞を阻止した昨年のゴールドグラブ賞捕手であるバスター・ポージー(ジャイアンツ)から5盗塁を奪った。その機動力も見逃せないパワーポイントといえる。

あの2次ラウンドのドミニカ戦の1回。ノーアウト満塁からゼロに抑えたシーンはシビレルものがあった。右翼手エディ・ロサリオのバックホームでタッチアップを阻止した捕殺はこのチームの一体感を象徴しているプレイだと言える。

2次ラウンドではドミニカ、アメリカを1点差で倒した自信も大きいだろう。

プエルトリコのエドウィン・ロドリゲス監督は「2013年にやり残した仕事を終わらせる必要がある」と、決勝まで進んだ前回大会に果たせなかった優勝への想いを口にしたが、チームの仕上がり具合は前大会を凌ぐものがある。


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Posted on 2017/03/21 Tue. 02:00 [edit]

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カブスのムネリン、侍ジャパン相手にスタメン1番で登場!  



WBC2017の準決勝をドジャースタジアムで戦う侍ジャパンが決戦を前にメジャーリーグのシカゴ・カブスと強化試合を行う。

この一戦についてカブスの川﨑宗則は「ジョー(マッドン監督)のことだから機転を利かせて『1番・遊撃』で使ってくれるでしょう。実は侍ジャパンのいちファンとして特等席から見られるというのもうれしい」と心待ちにしていた。


川﨑宗則


その言葉通り川﨑宗則が「1番・遊撃」で出場する。川﨑のオープン戦の成績は26打数7安打、打率.269、6打点、1盗塁。出塁率は.387と高い。

余談になるが、先日はマッドン監督が主催する小児がん患者のためのチャリティーに参加。その一環で長男の逸将君と一緒に丸刈りとなり「いい思い出になった。ほのぼのする」と満面の笑顔を見せていた。

先発投手は藤浪(阪神)、19日(同20日)のドジャース戦は武田(ソフトバンク)と発表された。

侍ジャパンはは21日午後6時(同22日午前10時)からロサンゼルスで行われる準決勝で、2次リーグF組で18日に行われるドミニカ共和国―米国の勝者と対戦する。

20日に行われる準決勝のもう1試合は同組1位のプエルトリコ―オランダに決まった。


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Posted on 2017/03/19 Sun. 04:55 [edit]

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