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0715

【MLB移籍情報】アスレチックスがロイヤルズから先発右腕H.ベイリー獲得  




アスレチックスとロイヤルズのトレードが成立した。

 ア・リーグ西部地区2位(ワイルドカード2位)のアスレチックスがポストシーズンを見据えた補強に動いた。このトレードでアスレチックスは、ベテラン右腕のホーマー・ベイリーを獲得。ロイヤルズには、23歳のケビン・メレル内野手(SS/2B)が移籍する。



 33歳のベイリーはMLBサービスタイム10.017のベテランでメジャーで23試合に先発して74勝83敗、通算防御率4.58(FIP4.23)。

09年から14年にかけてレッズのローテーションを担ったが、15年にトミー・ジョン手術を受け、17年にも右肘の関節鏡視下手術を受けている。

昨年12月にヤシエル・プイグ、アレックス・ウッド、カイル・ファーマー及び金銭とのトレードで、ジーター・ダウンズ、ジョサイア・グレイと共にドジャースへ移籍したが、翌日に自由契約となった。

 その後、ロイヤルズとマイナー契約。今季は18試合に先発、7勝6敗、防御率4.80、WHIP1.41、奪三振率8.10、与四球率3.80、rWAR0.7。とくに 直近の7試合は防御率3.49と久々にバウンスバックした数字を残している。

 一方のメレル内野手は、アスレチックスのMLBドラフト17年1巡指名(全体33位)選手。AAクラスのマイナーリーガーだ。



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Posted on 2019/07/15 Mon. 07:00 [edit]

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MLB オールスター ゲーム 2019の出場選手【ア・リーグ編】  



 
 90回目を迎える「MLB オールスター ゲーム 2019」の出場メンバーが決まった。ア・リーグでは最多得票を獲得したトラウト(エンゼルス)とバーランダーの8回が最多選出。16人が初選出。チーム別ではアストロズの6人が最多。

 初選出のジェームス・マッキャン捕手(ホワイトソックス)は昨年12月に1年250万ドルでホワイトソックスがFAで獲得。掘り出し物の選手といえるだろう。

 ダニエル・ボーゲルバック一塁手は4年目でrレギュラーを獲得。マイナー時代から長打力には定評があった。ここまで20本塁打。一塁手が長らく不在だったマリナーズでようやく出てきた若手。

 指名打者で選出のハンター・ペンスは13年目のベテラン。ジャイアンツ時代の2014年以来の出場になった。


◆2019年オールスター ゲーム出場選手

【アメリカンリーグ】

▽先発出場選手

捕手:ゲーリー・サンチェス(ヤンキース)2回目
一塁:カルロス・サンタナ(インディアンス)初
二塁:DJルメイヒュー(ヤンキース)3回目
三塁:アレックス・ブレグマン(アストロズ)2回目
遊撃:ホルヘ・ポランコ(ツインズ)初
外野:マイク・トラウト(エンゼルス)8回目
外野:ジョージ・スプリンガー(アストロズ)3回目
外野:マイケル・ブラントリー(アストロズ)4回目
DH:ハンター・ペンス(レンジャーズ)4回目


▽選手間投票による選出

捕手:ジェームス・マッキャン(ホワイトソックス)初
一塁:ホセ・アブレイユ(ホワイトソックス)3回目
二塁:トミー・ラステラ(エンゼルス)初
三塁:マット・チャップマン(アスレチックス)初
遊撃:フランシスコ・リンドーア(インディアンス)
外野:ムーキー・ベッツ(レッドソックス)4回目
外野:ジョーイ・ギャロ(レンジャーズ)初
外野:オースティン・メドウズ(レイズ)初
DH:J.D.マルティネス(レッドソックス)3回目

先発:ゲリット・コール(アストロズ)3回目
先発:ルーカス・ジオリト(ホワイトソックス)初
先発:チャーリー・モートン(レイズ)2回目
先発:ジェイク・オドリッジ(ツインズ)初
先発:ジャスティン・バーランダー(アストロズ)8回目
救援:アロルディス・チャップマン(ヤンキース)6回目
救援:ブラッド・ハンド(インディアンス)3回目
救援:ライアン・プレスリー(アストロズ)初


▽コミッショナー事務局による選出

一塁:ダニエル・ボーゲルバック(マリナーズ)初
外野:ウィット・メリフィールド(ロイヤルズ)初
先発:ジョン・ミーンズ(オリオールズ)初
先発:マイク・マイナー(レンジャーズ)初
先発:マーカス・ストローマン(ブルージェイズ)初
救援:シェーン・グリーン(タイガース)初



 先発出場選手(ア・リーグ9名、ナ・リーグ8名)、選手間投票33名(ア・リーグ17名、ナ・リーグ16名)、コミッショナー事務局の選考14名(ア・リーグ6名、ナ・リーグ8名)が選出された。

 MLBオールスターゲーム2019は7月9日(日本時間10日)、クリーブランド・インディアンス本拠地のプログレッシブ・フィールドで開催される。


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Posted on 2019/07/01 Mon. 17:00 [edit]

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【ASG2019】エンゼルス大谷翔平、36万2947票で指名打者部門4位「第2回中間発表」  



 MLBオールスターゲーム2019のファン投票中間発表、気になるアメリカンリーグ(AL)「指名打者部門」のエンゼルス大谷翔平は前回と変わらず4位だった。今季からファン投票での選出方法が2段階に変わり各ポジションで上位3名が決選投票に臨む。

最多得票はナショナルリーグ(NL)外野手部門1位にランクインしたコディ・ベリンジャー(ドジャース)で、これを同部門2位のクリスチャン・イェリッチ(ブリュワーズ)が追っている。



チーム別ではALのアストロズが7人、ヤンキース6人がノミネート。いつも人気のレッドソックスからは前半の成績を反映してか2人にとどまった。NLはブレーブスが7人、好調ドジャースは意外と少なく3人。


《アメリカンリーグ》

▽捕手部門

135万7340票 ゲーリー・サンチェス(ヤンキース)
58万0394票 ジェームス・マッキャン(ホワイトソックス)
48万7868票 ロビンソン・チリーノス(アストロズ)

▽一塁手部門

69万6164票 ルーク・ボイト(ヤンキース)
58万6303票 C.J.クロン(ツインズ)
56万0836票 カルロス・サンタナ(インディアンス)

▽二塁手部門

102万0912票 トミー・ラステラ(エンゼルス)
92万3117票 ホゼ・アルトゥーベ(アストロズ)
73万9074票 DJレメイヒュー(ヤンキース)

▽三塁手部門

132万2935票 アレックス・ブレグマン(アストロズ)
50万2614票 ジオ・ウルシェラ(ヤンキース)
42万4028票 ハンター・ドージャー(ロイヤルズ)

▽遊撃手部門

81万8082票 ホルヘ・ポランコ(ツインズ)
65万6995票 カルロス・コレア(アストロズ)
56万5728票 グレイバー・トーレス(ヤンキース)

▽外野手部門

190万4273票 マイク・トラウト(エンゼルス)
149万5817票 ジョージ・スプリンガー(アストロズ)
92万4173票 マイケル・ブラントリー(アストロズ)
88万7946票 オースティン・メドウズ(レイズ)
77万7642票 ムーキー・ベッツ(レッドソックス)
68万7515票 エディ・ロサリオ(ツインズ)
57万7640票 アーロン・ジャッジ(ヤンキース)
53万7934票 ジョーイ・ギャロ(レンジャーズ)
51万1903票 ジョシュ・レディック(アストロズ)

▽指名打者部門

89万3689票 J.D.マルティネス(レッドソックス)
60万2766票 ハンター・ペンス(レンジャーズ)
50万6211票 ネルソン・クルーズ(ツインズ)
※大谷翔平(エンゼルス)は36万2947票で4位


《ナショナルリーグ》

▽捕手部門
155万5490票 ウィルソン・コントレラス(カブス)
72万5484票 ブライアン・マッキャン(ブレーブス)
51万3412票 ヤスマニ・グランダル(ブルワーズ)

▽一塁手部門
110万6186票 ジョシュ・ベル(パイレーツ)
102万2535票 フレディ・フリーマン(ブレーブス)
94万8047票 アンソニー・リゾー(カブス)

▽二塁手部門
101万1132票 オジー・アルビーズ(ブレーブス)
96万6391票 マイク・ムスターカス(ブルワーズ)
55万4524票 ケテル・マーテイ(ダイヤモンドバックス)

▽三塁手部門
147万5825票 ノーラン・アレナード(ロッキーズ)
85万0758票 クリス・ブライアント(カブス)
55万0947票 ジョシュ・ドナルドソン(ブレーブス)

▽遊撃手部門
167万2062票 ハビアー・バイエズ(カブス)
76万4663票 ダンズビー・スワンソン(ブレーブス)
49万4546票 コリー・シーガー(ドジャース)

▽外野手部門
218万4251票 コディ・ベリンジャー(ドジャース)
206万5382票 クリスチャン・イェリッチ(ブルワーズ)
122万9200票 ロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)
64万5291票 アルバート・アルモーラJr.(カブス)
61万4823票 ジェイソン・ヘイワード(カブス)
61万4358票 ニック・マーケイキス(ブレーブス)
59万8909票 ジョク・ピーダーソン(ドジャース)
58万5997票 カイル・シュワーバー(カブス)
53万0342票 チャーリー・ブラックモン(ロッキーズ)


ネットでの投票は1日5度まで可能。期限は日本時間の6月22日朝5時まで。

▽MLB公式サイト
https://www.mlb.com/all-star/ballot



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Posted on 2019/06/19 Wed. 14:55 [edit]

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ヤンキースのエンカーナシオンはレッドソックス相手にこれだけ打っている  



 「ESPN」のジェフ・パッサンや「ニューヨークポスト」のジョエル・シャーマンが伝えたように以前から噂のあったマリナーズのエドウィン・エンカーナシオン(一塁手/指名打者)がヤンキースにトレードされた。


 36歳のエンカーナシオンは、マリナーズで今季65試合に出場。打率は.241と低いがア・リーグ最多の21本塁打(OPS.888)をマークしている。


09年から16年までブルージェイズで主軸を打ちキャリア15年間で401本塁打、1205打点。オールスターにも3回選出されている。


 特筆すべきは、エンカーナシオンが14年以降、同地区ライバルのレッドソックス戦で最多の22本塁打を放っていることだろう。「NJ.com」によれば、彼が現在のアメリカンリーグ東部地区の主力投手たちと相性が良いことがわかるが、特にレッドソックス相手に破壊力を見せつけている。




【エンカーナシオンvs.BOS主力投手】

NAME/ 打率/本塁打/打点/三振/四球

クリス・セール .333/3 HR/5 RBI/ 5 K/ 4 BB
デビット・プライス .250 BA/4 HR/9 RBI/10 K/5 BB
リック・ポーセロ .283 BA/3 HR/10 RBI/ 8 K/ 0 BB


宿敵ともいえるレッドソックスの3本柱からは10本塁打、24打点だ。


さらに、西部地区で首位独走中のアストロズ相手でも今季12本塁打、27打点、OPS.926をマークしているところも見逃せない。


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ヤンキースは、アーロン・ジャッジとジャンカルロ・スタントンの右の大砲が離脱中。彼らが戻ってきても結果を出すまでには時間がかかることも予想される。


しかもジャッジもスタントンも外野手。この数年間、ヤンキースが正一塁手に人材を欠いていたことを考えると、インパクトのあるトレードだったことがわかる。


◇関連記事
【MLB移籍情報】E.エンカーナシオンがトレードでヤンキースへ



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Posted on 2019/06/16 Sun. 17:00 [edit]

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MLB2019 俺たちのエースはこいつだ!《開幕投手一覧》  




 プライドの高いメジャーリーガー。とくに“エリートスターター”と呼ばれる先発ローテーションの1、2番手たちにとっては、開幕戦のマウンドに立つことほどプライドをくすぐられることはないだろう。


ここでも毎年、「俺たちのエースはこいつだ」と題して、その名誉ある開幕戦の先発投手たちを紹介している。


すでに「開幕投手」を指名している球団もある。カージナルスは、元巨人で先日も契約を延長したマイルズ・マイコラスを早々と指名している。


ここでは、先に昨年2018年シーズンの「開幕投手」たちを振り返っておきたい。


昨年は、現地時間3月29日に開幕したメジャーリーグ。全20球団だった1968年以来、全球団が同じ日に開幕戦を行う予定だったが、雪の影響などで天候が悪く順延になったカードもあった。



☆NL
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☆AL
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【MLB2018 開幕投手一覧】 

下がホーム

シカゴ・カブス ジョン・レスター 
@マイアミ・マーリンズ ホセ・ウレーニャ


ピッツバーグ・パイレーツ イバン・ノバ 
@デトロイト・タイガース ジョーダン・ジマーマン
※インターリーグ
※天候が悪く順延



セントルイス・カージナルス  カルロス・マルティネス
@ニューヨーク・メッツ ノア・シンダガード


ミネソタ・ツインズ ジェイク・オドリッジ
@ボルチモア・オリオールズ ディラン・バンディ


ヒューストン・アストロズ ジャスティン・バーランダー
@テキサス・レンジャーズ コール・ハメルズ


ニューヨーク・ヤンキース ルイス・セベリーノ
@トロント・ブルージェイズ J.A.ハップ


ボストン・レッドソックス クリス・セール
@タンパベイ・レイズ クリス・アーチャー


ロサンゼルス・エンゼルス ギャレット・リチャーズ
@オークランド・アスレチックス ケンドール・グレイブマン


ミルウォーキー・ブルワーズ チェイス・アンダーソン 
@サンディエゴ・パドレス クレイトン・リチャード


フィラデルフィア・フィリーズ アーロン・ノラ
@アトランタ・ブレーブス フリオ・テヘラン


ワシントン・ナショナルズ マックス・シャーザー
@シンシナティ・レッズ ホーマー・ベイリー
※天候が悪く順延


シカゴ・ホワイトソックス ジェームズ・シールズ
@カンザスシティ・ロイヤルズ ダニー・ダフィー


サンフランシスコ・ジャイアンツ タイ・ブラッチ
@ロサンゼルス・ドジャース クレイトン・カーショー


クリーブランド・インディアンス コーリー・クルーバー
@シアトル・マリナーズ フェリックス・ヘルナンデス


コロラド・ロッキーズ  ジョン・グレイ
@アリゾナ・ダイヤモンドバックス パトリック・コービン




トピックスとしては、マリナーズの“キング”ことフェリックス・ヘルナンデスが10年連続、通算11回目の開幕投手を務めた。


ジャイアンツは、開幕投手に指名されていたマディソン・バムガーナーが急きょ故障者リスト入り、代役としてメジャー3年目の27歳左腕タイ・ブラッチが登板。ブラッチは5回を被安打3、無失点でドジャースのクレイトン・カーショーと投げ合って勝利を飾った。(しかし、その後は13試合に先発しただけでブルペンに回った。今季は開幕ロースターも微妙な状況)





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Posted on 2019/03/05 Tue. 12:00 [edit]

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MLB “苦労人”に贈る「カムバック賞」はJ.ベンタースとD.プライスが受賞  

 


 2018年シーズンの最優秀選手(MVP)が発表され、ア・リーグはムーキー・ベッツ(レッドソックス)、ナ・リーグはクリスチャン・イェリッチ(ブリュワーズ)が選出されたが、個人的には「カムバック賞」に注目している。復活を遂げた、いわゆる「苦労人」たちに贈られる賞だからだ。


 この賞は、各球団から1名ずつ、合計30名の候補者が選出され、MLB公式サイトで各球団の番記者を務める30名の記者によって受賞者が決定されるが、その選出方法には違和感がある。というのも同じチームに2人以上の候補がいる場合もあるからだ。


しかし、そんなことよりも受賞者を称えることにする。今季のカムバック賞の受賞者は、ナ・リーグがジョニー・ベンタース(ブレーブス)、ア・リーグはデービッド・プライス(レッドソックス)が受賞した。





 ジョニー・ベンタース(ブレーブス)は、6年ぶりにメジャー復帰。その間、トミー・ジョン手術を2回経験(通算2度目と3度目らしい)。レイズとブレーブスで合計50試合に登板して5勝2敗3セーブ、防御率3.67をマークした。


2003年にブレーブスで指名されレイズを経て6年ぶりに古巣に復帰。ブレーブスで28試合に登板し、チームの東部地区制覇に貢献した。


ブレーブスの受賞者は2010年のティム・ハドソンに続く2人目だが、これぞ「カムバック賞」に値する復活劇で、泣かせてくれる33歳だ。


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 デビッド・プライスは、レッドソックスでは2011年のジャコビー・エルズベリー、2016年のリック・ポーセロに続く3人目の受賞者で、30試合に先発して16勝7敗、防御率3.58。


クオリティ・スタート18度はチーム最多で、とくにホームゲームでの安定感に特筆すべきものがあり、5月17日(日本時間18日)から9月26日(同28日)にかけてはホームでの13先発連続で自責点3以下に抑えた。


MLB.comで紹介されていたが、この記録は、2000~2001年のペドロ・マルティネスが18先発連続を記録して以来で、左腕では1916年のベーブ・ルースの16先発以来らしい。


それだけではなく6イニング以上を無失点に抑えた試合が6度あり、これはサイ・ヤング賞のファイナリストとなったジャスティン・バーランダー(アストロズ)の9度、コリー・クルーバー(インディアンス)の8度に次いでリーグ3位タイの数字だという。


たしかにすごいシーズンだったが、考えて見ればMLBトップクラスの高額でレッドソックスに移籍して2年目の17年が不甲斐なかっただけで、それは16年の35試合230イニングの疲労が出たものだが、プライスは2009年から2桁勝利を続けてきたエリートクラスの先発投手だったから、「カムバック賞」は、個人的には、やや違和感を感じる受賞だった。




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Posted on 2018/11/22 Thu. 08:00 [edit]

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サイ・ヤング賞、ALはブレイク・スネル、NLはジェイコブ・デグロムが受賞  




 全米野球記者協会(BBWAA)の記者投票による今季のサイ・ヤング賞の受賞者が発表され、ア・リーグ(AL)は、タンパベイ・レイズのブレイク・スネル、ナ・リーグ(NL)はニューヨーク・メッツのジェイコブ・デグロムが、それぞれ初受賞した。


詳細は下記のBBWAA公式サイトで確認してほしいが、全部で9人の投手にポイントが入った。

https://bbwaa.com/18-al-cy/


 その中でスネルは30人の投票者から1位票17、2位票11、3位票2を集め、合計169ポイントを獲得して1位に輝いた。2位は154ポイントでジャスティン・バーランダー(アストロズ)。3位はコーリー・クルーバーの71ポイントだった。


 スネルは31試合に先発して21勝5敗、防御率1.89、221奪三振の好成績をマーク。最多勝と最優秀防御率の二冠を獲得したが、投球回数が歴代受賞者の中で最少の180回2/3と少なく、リーグ2位の214回を投げて16勝9敗、防御率2.52、290奪三振をマークしたバーランダーとは僅差だったことがわかる結果になった。


 ナ・リーグも興味深い結果が出た。こちらは10勝という歴代受賞者で最少勝利数のデグロムが合計207ポイントで受賞。

ただ、勝利数以外は、申し分のない成績をマークしており、2位のマックスシャーザー(123ポイント)に大差をつけた。3位は防御率2位のアーロン・ノラ(フィリーズ)が86ポイントで受賞。NLも9投手にポイントが付いた。

https://bbwaa.com/18-nl-cy/


 デグロムは、32試合に先発して10勝9敗、防御率1.70、269奪三振。防御率も素晴らしいが、特筆は先発した32試合中31試合で失点(自責点)3点以下という安定感だろう。


この記録は、シーズン第4戦目の4月16日の先発登板から29試合連続。これまでの1985年にメッツのドワイト・グッデンがマークした24試合連続をはるかに上回り、しかも来季へ継続中というストロングフィニッシュで、シーズンを終えている。


どちらの受賞にも言えることは、投球回数や勝利数といった「量」より、投球内容という「質」を30人の記者が今回は選んだと言えるのではないだろうか。



《最近の受賞者一覧》
ア・リーグ ナ・リーグ
選 手 チーム 選 手 チーム
2017 C・クルバー インディアンス 2017 M・シャーザー ナショナルズ
2016 R・ポーセロ レッドソックス 2016 M・シャーザー ナショナルズ
2015 D・カイケル アストロズ 2015 J・アリエッタ カブス
2014 C・クルバー インディアンス 2014 C・カーショー ドジャース
2013 M・シャーザー タイガース 2013 C・カーショー ドジャース
2012 D・プライス レイズ 2012 R・A・ディッキー メッツ
2011 J・バーランダー タイガース 2011 C・カーショー ドジャース
2010 F・ヘルナンデス マリナーズ 2010 R・ハラデー フィリーズ
2009 Z・グリンキー ロイヤルズ 2009 T・リンスカム ジャイアンツ
2008 C・リー インディアンス 2008 T・リンスカム ジャイアンツ
2007 C・C・サバシア インディアンス 2007 J・ピービ パドレス


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Posted on 2018/11/15 Thu. 17:00 [edit]

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【ALCS】 激戦の予感!レッドソックスvs.アストロズ 勝負のカギは...  




 アメリカンリーグの覇者を決めるチャンピオンシップ(ALCS)は、現地13日(日本時間14日)よりレッドソックスの本拠地ボストンで始まる。両者の今季レギュラーシーズンでの直接対戦は4勝3敗でアストロズが勝ち越しているが、ほぼ互角と見ていい。

その対戦を前に両チームのここまでを振り返り、簡単に戦力分析をしてみた。


ALCS2018



 ALCS 
アストロズ vs. レッドソックス


 レッドソックスは、編成最高責任者デーブ・ドンブロウスキーが、アストロズのベンチコーチを務めたアレックス・コーラを監督に招聘。レギュラーシーズンでは108勝(54敗)の球団最多勝をマーク。ここ2シーズン地区シリーズで敗退していたチームをワールドシリーズを制した2013年以来のア・リーグ・チャンピオンシップ(ALCS)に導いた。


100勝以上同士の対決となったヤンキースとの地区シリーズは、第2戦で田中将大の好投の前に1敗したが、第4戦ではヤンキース先発ルイス・セベリーノが試合開始時間を間違える信じられない行動もあり、自滅気味のヤンキース相手に3勝1敗でCSにコマを進めることができた。


 CS第1戦は、左腕クリス・セール。対アストロズ戦は6月1日(同2日)に投げており6回4失点で敗戦投手になっている。第2戦先発予定のデービッド・プライスは9月7日(同8日)に投げて6回1/3を2失点で勝利している。


打線は1番ムーキー・ベッツ外野手(首位打者)がアストロズ戦11打数7安打と相性がいい。ただ、これも相手の投手が違うので参考程度のデータでしかないだろう。


以前も紹介したが、リーグ優勝12回、ワールドシリーズ制覇8回の世界中にファンを持つ名門チームだが、13年世界制覇のメンバーは監督も含めて一人もいない。主砲のJ.D.マルティネスは、もとはアストロズでデビューしているので古巣対決になる。





 2年連続のワールドシリーズ制覇を目指すアストロズは、地区シリーズで3連勝、強豪インディアンス相手にそつのない試合運びで貫録を見せた。


ポストシーズンのチーム打率は両リーグトップの.327と好調。今季成長したオールスターMVPのアレックス・ブレグマン外野手やマーウィン・ゴンザレス外野手は打率5割を超えている。


コアプレイヤーのジョージ・スプリンガー外野手やホセ・アルトゥーベ二塁手といった右打者が、レッドソックスの強力左腕コールとプライスをどう攻略するかが楽しみだ。


 ただ、打線よりも先発ローテーションの安定感がこのチームの強みで、第1戦のジャスティン・バーランダー、第2戦ゲリット・コール、第3戦は、発表されてないが、おそらくダラス・カイケルになる予定。


MLB全体で防御率1位の先発投手陣と同じくMLB1位のレッドソックス打線の対決が、シリーズのカギを握るかもしれない。


 アストロズは、ブルペンも7月のトレードでロベルト・オスーナらを加えて安定したが、ブルペンの比重が増える短期決戦で、次々に出てくるリリーバー達を、どちらのチームが攻略できるかにも注目したい。


アストロズのヒンチ監督と元ベンチコーチのコーラ監督。師弟とはいかないまでも同僚対決は、どちらに軍配が上がるのか?じっくり楽しみたい。



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Posted on 2018/10/13 Sat. 17:00 [edit]

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MLB 選手の総年俸から見たポストシーズン 10球団のペイロール比較  



MLBは12日(日本時間13日)からチャンピオンシップが始まるが、今季ポストシーズン進出を果たした10球団の選手年俸を単純に比較した。


★アメリカンリーグ

レッドソックス 2億4000万ドル
インディアンス 1億4000万ドル
アストロズ 1億6300万ドル
ヤンキース 1億8100万ドル
アスレチックス 7600万ドル



☆ナショナルリーグ

ブレーブス 1億2300万ドル
ブルワーズ 1億900万ドル
ドジャース 1億9400万ドル
ロッキーズ 1億4400万ドル 
カブス 1億9700万ドル


総年俸はサイトによって算出方法が変わるので、多少違うことをご理解していただきたい。リーグの平均は約1億3900万ドル。


アクティブロースターの25人だけを見ても面白いが、30球団のトップはレッドソックス、2位はジャイアンツ、3位はドジャース、4位がカブス、5位がナショナルズ。


ヤンキースは若手が多いので、以前ほど高くは無いが、それでも全体で6位。大谷所属のエンゼルスが意外と多く支払っていて7位になっている。


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逆に最低はレイズ。アスレチックスも28位で、この両チームは、スモール・バジェットで有名。今季の躍進を見れば費用対効果の良かった球団とも言える。上のリストでは、ブルワーズもそうした球団かもしれない。


上記の総年俸には、レッドソックスのペドロイア内野手のように故障者リストの選手も含まれている。不良債権と言えばかわいそうな気もするが、そうした不良債権額ではジャイアンツがトップで2位がエンゼルス、3位がメッツ。この3チームは当然の事ながらポストシーズンへの進出はならなかった。


多くのMLB球団ではデータを、「戦略・編成」「戦術・作戦」「育成」「故障・非常時」の4つの系統に分けて扱うことを聞いたことがあるが、期待値として戦力分析をして年間計画をつくる球団だが、「故障」の見きわめの難しさが分かる。これを読み違えばジャイアンツやエンゼルス、メッツのようになるのかもしれない。



◇参考資料
https://www.rosterresource.com/mlb-depth-charts/
https://www.spotrac.com/mlb/payroll/



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Posted on 2018/10/11 Thu. 07:00 [edit]

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MLB2018 チャンピオンシップ進出4チームの歴史を簡単に紹介  



メジャーリーグは9日(日本時間10日)、ア・リーグの地区シリーズ(DS)第4戦がニューヨークで行われ、レッドソックスが4対3でヤンキースに競り勝ち、3勝1敗で、5年ぶりのチャンピオンシップ(リーグ優勝決定シリーズ=LCS)進出を決めた。


レッドソックスの進出が決定したことで、両リーグのLCSに進出するチームが出そろった。それぞれ第1シードと第2シードの対戦になった。


12日(日本時間13日)から始まるナ・リーグのLCSは、ブルワーズとドジャースが対戦。第1シードのブルワーズにホームアドバンテージがある。


ア・リーグのLCSは13日(日本時間14日)からレッドソックスのホーム、ボストンのフェンウェイパークで始まる。


★ナショナルリーグ

ミルウォーキー・ブルワーズ
ロサンゼルス・ドジャース



明年で球団創設50周年を迎えるブルワーズは2011年以来、7年ぶりのLCS進出。


前回の2011年は、カージナルスの前に2勝4敗で涙をのんだ。ブルワーズは、1998年に球団拡張に伴ってア・リーグ東部地区からナ・リーグ中部地区に編入しているため、LCSを突破すれば初の両リーグでワールドシリーズに進出チームになる。


個人的に注目は、日系3世のクリスチャン・イエリッチ外野手とジョシュ・ヘイダー投手。


イエリッチ 


ドジャースは、地区6連覇。2008年から実に6回目のチャンピオンシップ進出と近年の歴史を見れば王朝のように感じるが、ライバルのジャイアンツが2010年、12年、14年とワールドシリーズを制しただけに、常にナンバー2のイメージが付きまとう。


昨年ようやく突破してワールドシリーズに進出したがアストロズに敗退。1988年以来、30年ぶりのワールドシリーズ制覇のために勝ち上がりたいところだ。シーズン中の対戦成績ではドジャースが4勝3敗とリードしている。



★アメリカンリーグ

ボストン・レッドソックス
ヒューストン・アストロズ



レッドソックスは、2007年に松坂大輔、岡島秀樹の両日本人投手が活躍してワールドシリーズ制覇。今回は、上原浩治、田澤純一がブルペンの中心となって活躍した2013年以来のチャンピオンシップ進出。


上原浩治


リーグ優勝12回、ワールドシリーズ制覇8回の世界中にファンを持つ名門チームだが、13年世界制覇のメンバーは監督も含めて一人もいない。主砲のJ.D.マルティネスはもとはアストロズでデビューしている。


アストロズは、リーグ再編で2013年にナ・リーグ中部地区からア・リーグ西部地区へ編入。長い低迷期があって弱小球団イメージがあったが、昨年、ドジャースを制して1962年の球団創設以来、初のワールドシリーズを制覇した。


タラの丘


名物といえば世界初のドーム球場アストロ・ドームだった。2000年には開閉式屋根のミニッツメイド・パークが完成。かつてはセンター泣かせの「タルの丘」と呼ばれる勾配のついた丘がセンター奥にあって、フィールド内に(電信柱のようなポール)もあった(笑)。テレビ中継の時はいつも紹介されたが2016年のオフに撤去された。


タラの丘


今季は、強力先発陣が健在で、LCSを突破して2年連続ワールドチャンピオンの可能性もある。主軸は昨年と同じメンバーで、ここにパイレーツのエース、ゲリット・コールが加入してアップグレードした。

昨年まで不安定だったブルペンもMLB全体で1位の防御率、奪三振率で同2位、与四球率で同1位と安定感を増した。



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Posted on 2018/10/10 Wed. 17:00 [edit]

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